こんにちは、Angler Ogiです。
2022年9月1日をもってシーズン終了となり、禁漁期を迎えた揖保川のアマゴ釣り。
昨年も2021年アマゴ釣り総括の記事を書きながら振り返りを行いつつ、様々な考察を行った結果なのか、2022年は数よりも20㎝を超す良型がよく釣れました。
こういった経験を2023年以降にも活かすため、まだ記憶が新しいうちに自分自身への忘備録として、今シーズンの釣行総括を行います。
また、私の2022年の釣り方やオススメ道具なども併せてご紹介!
2022年シーズンに良い釣果を得られなかった方、2023年シーズンに渓流釣りにチャレンジしたい方への参考となれば幸いです。
今回の記事はこんな内容です↓
- 2022年シーズンで印象に残った釣行をピックアップ!
- 4月末からは本流がメインとなった、今シーズンの釣り方をご紹介!
- 私Ogiオススメのアマゴ釣り道具をご紹介!
2022年の揖保川釣行回数、19回。
2022年シーズンは休むことなくアマゴ釣りに通い、揖保川水系へは合計19回釣行。
8月5日には実家帰省のついでに天川村でもアマゴ釣りを楽しみました。
まずは揖保川水系への釣行19回+天川への釣行1回の日程と、月ごとの匹数(アマゴのみ)をピックアップしてみます。
ちなみに、昨年に引き続き今年もボーズ無し、釣ったチビアマゴ・良型アマゴの合計数は195匹でした。
2023年以降はこれが全て良型アマゴだといいなぁ・・・。(苦笑)
日付をクリックするとその日の釣行記事へ飛びます↓
●3月/4回、月合計20匹
3月1日(解禁日)、3月3日、3月16日、3月24日
●5月/4回、月合計34匹
5月1日、5月5日、5月11日、5月19日
●7月/3回、月合計43匹
7月6日、7月13日、7月17日
●8月/3回、月合計48匹
8月5日(天川)、8月18日、8月24日、8月30日
思い返せば2022年は記録的な大雪から始まりました。
その影響もあり、解禁直後は悲惨な目に逢った方が多いのではないでしょうか。(苦笑)
2021年は成魚放流もあったため、私は解禁日と二回目釣行で合計50匹の爆釣を経験することが出来ましたが、2022年は雪に埋もれながら1匹という貧果で始まったのです。
こういう事がありえるので、2023年は是非とも成魚放流を行ってもらいたいものですね・・・。(結構切実)
そして5月半ば以降は全く雨が降ってくれず、それどころか梅雨も観測史上最短(6/14~6/28)で明けてしまう始末。
結果的に揖保川・引原川は記録的な渇水となりました。
釣りができる場所は自ずと水量が多いエリアに限られてしまい、そのポイントにアングラーが集中→釣り荒れ&良型が抜かれてしまう→魚影が薄くなるという悪循環に陥ったのです。
私事では、4月は本業の発表会準備が忙しく、また6月末には身内の不幸があり、7月末もライブがあって多忙と、中々思うようにいきませんでした。
ですが、渓流釣りの最盛期である5月~6月頭に纏まって釣行できた結果、この期間に23㎝を超す良型を多数ゲット。
特に、4月末から7月までは本流が主戦場になった影響が大きく、この期間にかなり上達したような気がしています。
気がしているだけかもしれませんが。(苦笑)
2022年、印象に残った釣行
ではここから、印象に残った釣行をピックアップしていきます。
2022年3回目の釣行である3月16日
2021年は鮭が不漁の年だった事もあり、スーパーに筋子が出回らず、オリジナルの塩イクラを用意することが出来ませんでした。
また、
解禁日と3月3日に大雪で悲惨な目にあったため、2回の釣行で2匹という悲惨な滑り出しに。
その為、3回目の釣行は2週間程度明けて、3月16日に釣行。
採集した川虫と高井釣具店さんで購入したイクラを用いて、お気に入りの支流にて・・・
17㎝までのアマゴを16匹ゲット出来ました。
しかし、それ以上に印象に残ったのが、
雪が残る橋の上で立ち往生してしまった事。(゜∀゜;)
3月頭に一気に気温が上がったため、解禁日に道中にあった雪は全て溶けていました。
が、源流部へと続く橋には雪がしっかりと残っていたのです。
橋の上のみという狭い区間だったため、ノーマルタイヤでも通り抜けられるだろうと考えたのが運の尽き、見事にスタック。(苦笑)
結果、狭い道で冷や汗をかきながらギア切り替えを繰り返して脱出、30分程の時間を無駄にするという苦い経験をしたので、この釣行は記憶に残ってしまったのです。
6回目の釣行となった4月27日
この日はエサ捕りにやってきた支流で全く川虫が採れず、購入したキジのみで釣る羽目に。
釣果を得ることに重きを置かず、本流のポイント開拓をメインに行った結果、この後幾度となく好釣果を得るポイントを発見できたのが大きな収穫。
数こそ僅か3匹に終わりましたが、本流で20㎝のアマゴをゲット出来た事もあり、今後へ期待を抱かせてもらえる釣行となったのです。
GWの釣行2回(5月1日/5月5日)
5月1日は生徒のIさんと釣行し、午前中は揖保川の支流、午後からは引原川の本流へ。
前半の支流ではずっとキジを使っていたのですが、やはり本流ではキジよりも川虫を使ってみたくなり、探してみたものの・・・採れるのは大きなオニチョロのみ。
そこで、渓流釣り人生で初めて2㎝を超す大きめのオニチョロを使用してみたら、
幅広な21.5㎝のアマゴが飛び出してきたのです。
これに味を占めた私は、これ以降本流オニチョロ信者(笑)となりました。
2022年の分岐点はここだったのかもしれません。
5月5日はGW真っ只中という事もあり、どこもかしこも人だらけ。
釣果こそ1匹のみでしたが、
今年一番かもしれない体高をもつ24㎝のアマゴに出会うことが出来ました。
また、このアマゴが釣れたポイントはこの後何度も良い釣りができたため、この場を見つけただけでも価値があったかもしれません。
そしてこの日、かの有名な赤西渓谷も訪れていました。
この時は増水状態で手も足も出ないという惨めな結果となったのですが、実は2022年のこの後の釣行で、ちょくちょく赤西渓谷周辺を訪れています。
本流初心者だった私には本当に難易度の高いポイントでしたが、上手く攻略すれば良いサイズのアマゴがいるので、また来年も訪れたいところ。
5月11日の釣行では良型ばかり7匹
この日はブドウムシと川虫を使用し、良型が連発。
ブドウムシやオニチョロで良型が釣れるのは過去の経験で判っていましたが、これまで全く良い思いをしていなかったクロカワムシでも釣果を得たのが大きな収穫です。
また、軽いエサであるブドウムシで表層・中層を流すことでヒットさせたアマゴもおり、今までの「良型=底流れ」という常識が変わった釣行でもありました。
チビアマゴがアタックしてくることは無く、来ればデカイという状態。
釣れる場所も、大きな淵から瀬まで幅広いポイントを攻めることで、良型を仕留めることが出来ました。
ただこの日0.25号の仕掛けで歯が立たないサイズにラインをブチ切られたので、来年の5月は0.4号を使用することを検討中です・・・。
10度目の釣行となった5月20日
この日は2022年釣行の中でも一番の渇水と言える日でした。
なんせ川の幅が1/3近くまで細くなり、水量が激減。
流れは滞り、落ち込みは池のようになっているという有様だったのです。
当然、通常釣れる場所では一切アタリは無く、序盤は本当に苦戦しました。
しかし、固まっている場所を見つけ、オニチョロで連発!
さらに、初めてやってきたポイントで、
実に強烈な引き味、24.3㎝の良型をゲット!
この1匹はオモリの使い方・仕掛けの流し方・竿の扱い方・アワセから取り込みに至るまで、自分が想定していた通りに出来たので、会心の1匹でした。
24㎝オーバーが2匹釣れた6月1日
5月の大渇水と比べると、幾分か水量が戻ったこの日。
割と釣り荒れるであろう人気ポイントに入ったところ、
実績が少なかったクロカワムシで23.6㎝をゲットしただけでなく、
24.6㎝と、
24.3㎝をブドウムシでゲット!
この日の釣りでは「底流れを意識して、しっかりと餌を沈ませる」釣り方ではなく、「軽いオモリで流れに巻き込ませ、エサ先行で自然に流す」を心がけました。
その結果が見事に現れ、底ではなく中層で良型を掛けた事に価値を感じます。
また、帰宅後ウェーダーの中からヒルが出てきたのもこの日。(苦笑)
完全防備でもやられる当たり、よりきちんとした対策が求められますね・・・。
天川村デビュー!8月5日
嫁さんの実家に帰省した際、お義母さんにアマゴを食べてもらいたい一心でアマゴ釣りへ。
揖保川との違いに若干戸惑いつつも、天川村の魚影の濃さはまさにパラダイスと呼べるレベルでした。
この24㎝のアマゴを筆頭に、厳しいと言われる真夏の渇水期に26匹もの釣果を得ることが出来たのです。
7月はイマイチな釣行が続いていただけに、この爆釣と魚影の濃さは思い出深いものとなりました。
なんせ、こんな流れの無いところでアマゴが多数泳いでいるのが見える上に、良型含めて連発するのです。
また来シーズンも必ず訪れたいと思います。
今シーズンイチの27㎝をゲットした8月24日
数こそ2匹に終わったものの、このサイズが釣れれば大満足!と呼べる1尾に出会えたのが8月24日。
いつもとは違う立ち位置から狙い、頭を徹底的に使いながら、持てる技術全て駆使して仕掛けを流し、想定通りの場所でアタリが出ました。
強烈な引き味を存分に楽しんだ後、ネットインした姿を見て思わず叫んだのも、今となってはいい思い出です。
自己記録(27・5㎝)にはわずかに及びませんでしたが、十分に満足できる1尾でした。
そしてこのアマゴ、食味もとんでもないレベルで、今まで食べてきたアマゴの中でダントツの一位!!
丁寧に処理して2日間熟成させた後に嫁さんが塩焼きにしてくれたのですが、もう腰が抜けるんじゃないかというほどの美味さ。
今まで様々な魚の塩焼きを食べてきましたが、正直3指に入るレベルの味だったので、来年も是非同サイズ(もしくは自己記録サイズ)を釣りたいですね・・・・!!
シーズン最終釣行、8月30日
序盤は苦戦し、あぁこれで今シーズンも終わるのか・・・なんて思っていたのですが、通い慣れた支流にて・・・
24.7㎝の立派な雄アマゴを釣ることが出来ました。
睡眠不足の中、今年培った技術をフル稼働。
久しぶりに入るポイントで、想定通りに掛けたのです。
そしてやりとりが過去一番ともいえるほどスリリングで、0.25号が切れないかとヒヤヒヤしながらゲット。
この1匹があったからこそ、「今年は大満足!!」と竿を納めることが出来ました。
ちなみに、
同じ支流で8月18日にも23.7㎝の良型を仕留めているので、支流でも良型に出会えるチャンスはあるようです。
実際自己記録サイズはこの支流の源流部近くで釣っているので、来年は支流でも25㎝を超すサイズが釣れたらいいな・・・なんて考えています。
昨年よりも良型が増えたワケ
さて、昨年の総括記事では「私の釣果が飛躍的に伸びたワケ」を分析して皆様にご紹介しましたが、今年もあります!
昨年は小型が多かった中での総釣果200匹越えでしたが、2022年は20㎝を超す良型の数が倍以上に増加。
特に24㎝前後のアマゴの数が一気に伸びたポイント、
- 仕掛けに関する要因3つ
- 外的要因2つ
こちらをご紹介してきます。
私より釣果をあげておられる名手の方は、どうか温かい目で見守ってやってください。(笑)
仕掛けに関する要因3つ
まずは仕掛けに関する理由から。
今年も昨年に引き続き、天上糸を付けた通し仕掛けを使用しています。
その中でポイントとなったのはこちら。
- オモリサイズを軽めメインに変えた
- 針を忍ヤマメのみに統一
- エサとオモリの距離調整を頻繁に行った
順に見ていきます。
オモリは軽めメインで
まずはオモリのサイズ。
昨年までは出来るだけ「底流れを意識」するため、重めのオモリで底近くをハワセるように流すことに重きを置いていました。
しかし今年は底取りに拘らず、仕掛けを自然な状態で流すことを心がけ、時に表層近くで良型を掛けた事も。
エサ先行で流すことは勿論、流れに仕掛けを(わざと)巻き込ませるようにしてみたり、緩みで仕掛けを沈めてから流れの方に仕掛けを引っ張ってから流すといった事も、効果がありました。
昨年までは深い=重いオモリ一択だったので、随分幅が広がったなぁと感じます。
どんな事でもそうだと思いますが、今までの成功を疑った時こそ上達が見込めると考えます。
忍ヤマメ、最強説。
続いて針ですが、今シーズンはほぼずっと忍ヤマメ 1本で通しました。
様々な針を試しましたが、とにかく針掛かりが抜群!!
やや高いのが難点ですが、川虫・ブドウムシ・キジとエサを選ばず、どのエサでも大丈夫です。
5月以降は本流がメインだったこともあり、基本サイズは6号。
解禁直後は4号を使ったりもしました。
ですが、ベビーアマゴでも6号の針に普通にフッキングするので、針サイズは魚のサイズに合わせるよりもエサのサイズに合わせる方が良い結果となりました。
なので、キンパクがメインであれば春先でも5号、オニチョロやブドウムシを使うなら6号がベターだと考えます。
針の考察についてはこちら↓
オモリの位置は大事
今年一番悩んだ(かもしれない)のが、オモリと針の距離。
通常針からオモリの距離は20㎝以上で、オモリが重くなればなるほど距離を開ける(時に40~50㎝)のが一般的とされています。
しかしこのオモリ距離というのは非常に曖昧な物で、一般的にはこのように言われています。↓
- 仕掛けを流す場所の水深(深ければ離す)
- 流れの強さ(弱ければ離す)
- 使う餌の重さ(重ければ離す)
- アマゴのスレ具合(スレていれば離す)
- どのようにエサを流したいか(臨機応変)
これらの要素によって、針とオモリの距離を考えるのですが、これが思いの外複雑。
例えば、急流の瀬で水深が30㎝なのにオモリ距離を30㎝取ると非常に流しにくくなりますが、流れが緩やかな水深30㎝なら、オモリ距離30㎝で上手く流せたりします。
また、ブドウムシのような浮力のあるエサを急流(やや水深深め)で巻き込ませて流すなら、軽いオモリでオモリ距離15㎝にすると、驚くほど簡単に流れに巻き込まれたりもします。
ヒラタやオニチョロなんかは、大きくなれば水圧をモロに受けながら流れていくので、エサそのものが重めの割に、軽いオモリで底流れまで到達したりもします。
アマゴは時期や天候によって定位する場所が変わる魚なので、私が考える定義がこちら。↓
名手の方々は頻繁にオモリを変えますが、それは「ここで食わす」というイメージが出来ている為、狙うべきタナ・流れを把握した上で、オモリ号数を決めています。
そしてオモリの位置を微調整することで、より自分のイメージに近い形でエサを流す工夫をしているのです。
この分野は私もまだまだ勉強中なので、来シーズンはより巧く仕掛けを流すことを心がけたいと思います!
外的要因2つ
続いては外的要因について。
- エサは序盤から川虫メイン、後はブドウムシとキジ
- 釣行場所が本流メインとなった
こちらも1つずつ見ていきます。
やはり川虫が最強
昨年は鮭が不漁の年で生の筋子がスーパーに殆ど出回らず、塩イクラを漬けることが出来ませんでした。
そこで、川虫が多数採れるポイントを支流で3カ所、本流で2か所ほど見つけて、出来る限り川虫で釣行してみたのです。
解禁日が大雪だった影響もあるのか、今年は釣具店で購入したイクラよりも川虫への反応が圧倒的に良かったことから、徹底して川虫を使いました。
5月以降はクロカワムシやオニチョロ(大)等も採集して使用してみたところ、本流ではオニチョロの独壇場。
勿論、木がオーバーハングしていたり渇水期にはブドウムシも効果を発揮しましたし、今シーズンイチの27㎝はキジで釣っています。
しかしやはり採集できるなら川虫!多くの名手が番組で語ったり、専門書・サイトに書かれている通り、これに勝るエサは無いと断言できます。
川虫の釣れ具合の体感ランキングとしては、一概には言えないものの・・・
エサについての考察はこちら↓
本流は掛かればデカイ
良型釣果アップ一番の理由と言えるのが、引原川本流メインで釣行した事。
確かに水量も多く広い釣り場なので、攻めるべき場所が判らず最初は四苦八苦しましたが、今シーズン支流で23㎝オーバーが2匹だったのに対し本流では・・・何本なのか覚えていません。(苦笑)
やはり攻略するのが難しいだけに、ヒットするサイズは必然的に大きくなるようです。
勿論、6月19日の釣行がそうだったように、チビアマゴばかりが入れ食いになってしまう事もありました。
ですがやはり水量豊富な本流エリアを攻略することこそ、良型を仕留める一番の近道のようですね。
来シーズンは、今年釣っていた引原本流だけでなく、揖保川と引原川の合流点よりも下流にあたるガチガチのザ・本流も攻めてみたいと考えています。
今シーズン、あって良かった釣具5選
続いては、今シーズン大活躍した渓流釣り道具を5つご紹介していきます!
※竿は評価に含めず書きました。
フォーセッププライヤー
今シーズンから導入したのが、こちらのフォーセップ 。
ジンタンをセットするだけでなく、針を呑みこまれた際に使用するのですが、その使用感は抜群!!
これのおかげで、海釣り用のプライヤー&フックリリーサー の2つがお役御免となりました。(苦笑)
渓流釣りを始めたい方、快適に釣りたい方には、是非用意して頂きたい逸品です。
ゼクーの偏光サングラス
何をおいても欠かせない。そんな逸品と言えば、間違いなくゼクーの偏光サングラス になります。
実に高価な品ですが、私の釣りはこの偏光サングラス 無しでは語れないと言っても過言ではありません。
そもそも先述したオモリ距離の考察やタナの考え方が変わったのは、この偏光サングラス で仕掛けの流れ方をはっきりと目視できるようになったから。
時に岩の影から飛び出してくるアマゴの姿を捉えたり、エサを追いかけてくるチビサイズを避けて良型を掛ける・・・なんて事も可能となるのです。
私は目の周囲をしっかり覆えるタイプであるVanq X F-1763 のイーズグリーンレンズをチョイス。
来年も、これ無しでは怖くて釣りに行けません・・・。(苦笑)
シマノ製フィッシングベルト
ブログ内でうっかり紹介するのを忘れてしまっていたのですが、5月19日からシマノ社のフィッシングベルト を導入。
長年ただの衣類用ベルトを使用していたのですが、ランディングネット の着脱時にウェーダーの腰調整ベルトが引っかかる為、専用の物を用意したのです。
使用感としては中々良く、腰回りをサポートしてくれたり、ドリンクホルダーやシマノ社のエンドロープ をセットできる辺りが気に入っています。
唯一難点を挙げるとすれば、私はかなり細身体型(体重54Kg前後)なので、ウェーダーの上から使用してベルトを限界まで引き絞ってもまだ緩いため、もう少し絞れると更に良かったんですがね・・・。(苦笑)
ダイワ製パワーウェーダー
2020年4月に購入した、DAIWA社のパワーウェーダーPW-4206R 。
今年も全釣りで着用していましたが、未だに小さな穴一つ空いていません。
3シーズン(50回程度)渓流釣りの遡行に使ってもなお穴が開かない丈夫さだけでなく、ある程度ストレッチ素材となっているので、とても動きやすく快適です。
ただ、ソール(特にかかと)がかなりすり減ってきている為、場合によっては来シーズンが開幕する前にソールだけ補修しようかなと考えています。
ライフジャケット
なぜこのタイミングでライフジャケットが出てきたのか?
それは、今年も何度か渓流で転倒した際、このライフジャケットを着用していたおかげで体が浮き、大事にならずに済んだからです。
こちらはかれこれ20年近く前、今は無きレジャックス書写店にて親父に買ってもらった海用のライフジャケット。
大きめのポケットが4つあるだけでなく、背中面がメッシュになっているため快適・・・という理由で渓流釣りに使い始めたのですが、最早私にとって必需品。
確かにオシャレな渓流用フィッシングベスト も良いなとは思うのですが、私はこの海用ライフジャケットを今後も愛用するつもりです。
ただ流石に超がつくほど長年使っている事もあり(驚異的な耐久力!)、ファスナー部が若干やられてきているので、来シーズン中に買い替えることになるかもしれません・・・。
道具は釣果に直結する
昨年も同じこと書きましたが、やはり良い道具を持つと釣果に直結するように感じます。
そもそもが大自然の中で思う存分釣りを楽しみに来ているので、小さなストレスが積み重なっていく事はなんとしても避けたいところ。
そして良い道具であれば釣り方まで変化するので、やはりある程度良い道具を揃えるというのは、ステップアップには欠かせないものですね。
とはいえ、渓流釣りを手軽に始めたい場合は最低限の道具さえ購入すれば始めることが出来るので、徐々にステップアップしていくのがオススメです。
2022年は目標を達成できたのか!?
さて、2021年の総括記事にて、私は以下の目標を立てました。
- 20㎝オーバーを2桁
- よく通う支流での記録(23㎝)更新
- 25㎝以上を(シーズン通して)3匹以上
- 28㎝以上を釣って自己記録更新
こちらの目標の達成具合は・・・。
20㎝オーバー2桁→7匹がマックス
1回の釣行で20㎝オーバー7匹という目標は、残念ながら未達に終わりました。
5月11日に7匹、5月19日に6匹、8月5日に天川で6匹(全体26匹)という釣行こそありましたが、やはり16~18㎝のアマゴがよく釣れるので、20㎝二桁は中々に難しい目標です。
小型も含めれば20匹越えという釣行は何度かあったので、来シーズンこそこの目標を達成したいと思います!
支流での記録更新→24.7㎝で達成!
元々よく通う支流での記録は23㎝でしたが、今年はお盆明けの釣行で23.7㎝、最終釣行で24.7㎝を釣り、見事目標達成!
25㎝クラスにラインを切られる事もあったので、支流でも良型が釣れる事が判りました。
25㎝以上を3匹以上→1匹に終わる・・・。
今シーズンを通して25㎝以上をひたすら追い求めてきましたが、24㎝~24.7㎝は6匹釣ったものの、25㎝以上は1匹だけ。
やはり25㎝の壁は相当に厚く、このサイズを数釣れる人こそ上手い渓流師と考えているので、来年こそは目標を突破したいと思います・・・!
自己記録更新→達成ならず
2020年の4月末、支流で釣った27.5㎝が私のアマゴの自己記録。
このサイズを超えることを目標に1シーズンやってきましたが、中々釣れないからこそ自己記録たりえるんですよね・・・。
ただ、一度尺近いサイズにラインをブチ切られているので、あれを釣っていればおそらく自己記録だったはず。
来シーズンこそ、この目標を達成できるように頑張りたいと思います。
2023年シーズンの目標
これらを踏まえて、来シーズンの目標はこちらにしました。↓
- 1回の釣行で20㎝オーバー10匹、総数20匹の同時達成
- 24㎝以上をシーズン通して7匹
- 25㎝以上をシーズン通して3匹
- 自己記録更新(27・6㎝以上)
本流のポイントを攻め続けた結果、今年一年で膨大な量のデータが取れたので、1つ目と2つ目はおそらく達成できると感じています。
ただ、3つ目と4つ目は私にとってかなり厳しい条件。
ですが、こういった条件を設けてクリアするために努力した方が間違いなく上達するので、頑張りたいところ。
そのためには、来年も足繫く通う必要がありますね!!(笑)
渓流釣りで心がけてほしいこと
昨年の総括でも書きましたが、大事な事なのであえてもう一度書こうと思います。
1シーズン渓流に通い続けて感じるのは、ゴミの量が多いこと。
そして、マナー/モラルの無い方を見かけるようになったこと。
2020年から続いているコロナの影響もあり、渓流釣り師だけでなく、揖保川流域で釣りをしながらデイキャンプを楽しんだりする一般の方が一気に増えたためと思われます。
渓流の魅力を知って頂けるのは喜ばしい事ですが、ゴミが増え、マナーが悪い方が増えるのは一切歓迎できません。
本来渓流釣りで出るゴミというのは、糸くずや飲み物のボトル程度であり、それすらも通常装備で持ち帰ることが可能なはずです。
私が全渓流釣り師にお勧めしたいこの糸くずワインダー は、糸くずを手軽に巻き取って収納できるスグレモノ。
嵩張らず、大量の糸くずを回収してポケットに収納できる上、500円程度と非常に安価。
これは本当に買ってよかったと思える商品です。
飲み物のボトルは、ドリンクが入っていた時になんらかの方法で携帯していたはず。
そのまま同じようにして車まで戻れば、川に捨てる必要など絶対にありません!
たったこれだけの意識で美しい渓流を保てるわけですから、自然を楽しむ皆様には、是非こういったゴミを持ち帰る意識をお持ちいただきたいと切に願います。
そして渓流釣りは、入渓ポイントから500m~1キロ程度釣り上がって(遡行して)いくもの。
ベテランの方は皆それを知っており、仮に入渓予定場所の近くに車があった場合はそこから数百m程度間隔をあけて入渓していくのですが、これがとても大事なマナーになります。
釣り上がった先で先行者を見つけることは多々ありますが(その場合は見つけた時点で下流側から脱渓する)、先行者を追い越したり、先行者のすぐ近く(100m程度)から入渓するのは明らかなマナー違反。
自分がされてイヤだと感じることは、出来る限り避けて頂きたいものです。
景色だけでなく、マナーも美しい釣り人を目指し、環境に優しい渓流釣り師を目指していきましょう!
2022年の渓流釣り、まとめ
2022年の渓流シーズンを振り返ってみると、5月~6月のいわゆる「アマゴ最盛期」に良い釣りが出来ていたように思います。
水温の低い解禁当初や、今年のような渇水に見舞われたときにどう釣るのか、また川虫が入手できないときにどうするか。
ここを攻略する糸口がつかめれば、来シーズン以降の釣果はさらに伸びると思われます。
また、私と同じポイントで尺近いサイズや27cm前後をバンバン釣っておられる方もおられるので、きっと何かやり方があるはず!!
つい先日禁漁になったばかりですが、今から来シーズンのプランを練りつつ2023年3月1日を待とうと思います。
最後まで読んでくださり、また、私の半年にわたる2022年渓流釣り記事にお付き合いくださり、ありがとうございました!
今年の釣行はこちらから↓
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