真夏の炎天下、本流&支流調査!2025年20度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

7月9日、熱中症対策を万全にした上で、引原川本流と支流へ釣行。

今年頭に購入した渓峰 尖 が折れた上に良型を2連発でバラすというトラブルこそありましたが、無事に16匹(+チビ)アマゴと出会うことが出来ましたので、さっと書いていきます。

まずは本流へ

宍粟市は前日の夕方に纏まった雨が降ったようで、杉田橋ライブカメラを確認すると釣行前の段階で0.43という数値。

一時は0.55まで水位が上昇し、その後下がってきたという事を考えると、今シーズンの釣行で一番いいコンディションかもしれません。

目覚ましよりも10分早くに目が覚めたので、いつもより早い時間に本流の餌採り場へと向かうと、やはり濁りが入っている上に水位がやや高い状態です。

一応本流の大きな岩でヒラタを探してみましたが、やはりパラパラといった程度でかなり厳しい状況・・・!

ならばと少し移動し、目を付けていたなんでもない支流でヒラタを探してみると、特大サイズこそ掬いないものの、場所によってはワッサワッサと入るではありませんか!

これ幸いと気合を入れ、120匹程度のヒラタを確保して車を走らせると、やはりどのポイントも空いている状態!

予定通り第一希望ポイントに入渓します。

今回のタックル↓

  • ロッド・・・ シマノ・ 弧渓ZM M61/渓峰 尖 硬調57
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
  • ライン・・・ナイロン0.3号通し、3.3m/3.6m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉1号メイン/2号~2B(2個付けあり)
  • 針・・・忍ヤマメ5号
  • エサ・・・ヒラタ

期待していた水量はどういう訳かほぼ平水といった雰囲気ですが、やや濁りが入って+5cmあるかないかという状況。

前回1投目で良型がヒットしたので、期待しながら早速目の前の流れ込みを丹念に攻めてみますが・・・アタリはありません。

立ち位置・タナ・狙う場所を変え・・・とやってみたのですが、結果は同じ。

これはいないのか・・・と思っていたら、なんと流れの尻の辺りで良型のアマゴがライズ!!

やっぱりおるんかい!!と内心ツッコミを入れながら、出来る限りその周辺へと仕掛けを誘導しますが、仕掛けが届きません・・・!

そろっと対岸へと渡って狙ってみたのですが、結局ヒットすることはありませんでした。
いっそバッタ等の昆虫を採集して水面を流す方が釣れるのかもしれませんね・・・。

ちなみに水温は19度で、道中の気温は24度を示していたため、太ももの辺りまで浸かりながら釣りをしていると少々寒いレベルでした。

気を取り直して遡行を再開し、前回アタリが出たところを中心に探っていくと、流れ込みのエグレで良い感じのアタリが!

が、残念ながらこれは素針。
再度流し直しをしたところ、ヒットしたのは15cm程のリリースサイズでした。

今度は流れ同士がぶつかる場所を探ると、目印を引っ手繰るアタリで、

先ほどよりもやや大きい16cm程のアマゴがヒット!
この個体はとても元気がよく、大変良く引いてくれました。

絶望のフラグ3連発回収。

この後は何故かしばらくアタリが出ず、本命と目していた流れ込み+エグレでも反応は無し。

ですがこの所はこういった釣行が多いので、焦ることなく今回最も期待していた段々瀬に到着。

オモリを2Bにチェンジし、岩の裏で仕掛けを馴染ませてから流していきますが・・・反応が出ません。
それでも焦ることなく、流す筋やタナを微妙に変えながらネチネチ狙っていきます。

が、やはり反応は無し。

残る場所は、「ここで掛かっちゃったら獲れないんじゃね?」と感じていた、下の段に落ちる直前にあるウケのみです。(←フラグその①)

念のため掛けた瞬間の事をシミュレートし、一旦流れの下に落として・・・等と考えながら、底流れに巻き込まれるように流していきます。

すると、巻き込まれた仕掛けが僅かに前方へズレていき、ここ!!という場所で目印がストップ!!

アワセを入れると、ゴンッ!!という強烈な感触!!

うわっやっぱりデカイのおった!!と、急いで体勢を立て直そうとした瞬間、アマゴは猛烈な勢いで水面から飛び出して、瀬の下へ突っ込んだのです!!

竿で止めることもままならないまま、一瞬で流れがラインに乗ってしまい、

プツッ!

という無情な感触・・・!

本当にフラグを回収してしまった事にショックを受けつつも、仮にラインが0.4号であっても獲れなさそうな場所だったため、これは自分のウデが悪かったと諦めるしかありません。

一瞬飛び出したサイズは25cm~26cmくらいの良型だったのが実に悔やまれます。

ただあまりに一瞬だったので、もしかしたらもう1匹いるかもしれないと思い、今度は即仕掛けを緩めれば・・・等と考えながらオモリを2B+1号の2個付けにチェンジ。

さらに立ち位置をやや前方へずらし、準備は万全です!(←フラグその②)

先ほどよりもゆっくりとした速度で、先ほどよりもほんの少し下流側に到達するように仕掛けを誘導すると・・・なんとまた目印がストップ!

アワセを入れると、またしてもゴンッ!!という強烈な感触!!
今度こそと思っていたら、運悪く頭上の木に竿の先端がぶつかってしまいました!(←フラグその③)

やべぇと思った瞬間、またしても25cmクラスの良型のアマゴが水面から飛び出してきて、先ほどと全く同じ流れで下の段へ。

そして無情にも、成す術もなくフックアウトし、仕掛けは勢いよく頭上の木に引っかかってしまいました・・・。(泣)

あまりの出来事に呆然としながら、一先ず頭上の仕掛けを回収。

天井糸の手前でラインをカットして糸くずワインダー へと収納し、一度陸地に戻ろうとしたら・・・右手にパキッという変な感触が。

なんだろうと思って確認したら、

渓峰 尖 ♯2が折れました。(T∀T;)

そして激流に落下し、先端はあっという間に流れて行ってしまったのです・・・!

まさかこの数分の間に良型2本を連続でバラし、さらには竿を折るとは・・・あまりのショックにしばし立ち直れず、このまま納竿しようかとまで考えました。

しかし時刻はまだ7時40分、流石に納竿はないかと思い直して一度車へと戻り、弧渓 ZM を持って再入渓します。

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いつもと違う場所で良型が!

弧渓 ZM 5.7mで使用すればなんとか渓峰 尖 と同じ感覚で扱えるので、気合を入れ直して遡行を再開します。

途中、普段は水位の関係で仕掛けが届かない場所が良い雰囲気になっているのを発見。
川の中を慎重に進み、竿を6.1mにして投入すると、ギリギリで届きました!

これはもしかしたらと思っていたら、流れが緩やかになる辺りで目印が引き込まれます!

アワセを入れると、ゴンッ!という良い感触、先ほどまでのサイズには及びませんが、明らかな良型です!

が、足場はかなり悪い状態で動けません。
アワセもしっかり決まっていたので、焦らず一度下段へとアマゴを誘導します。

何度も流れの中に突っ込まれてヒヤヒヤしましたが、最後は竿の反発で一気に寄せてタモでフィニッシュ!

8:03にヒット。

こちらのアマゴは23cm、中々の良型です!
納竿しなくて良かった・・・。

そして次のポイントは、良型の期待度が高い大きな淵・・・だったのですが、何故か15cmくらいのアマゴが1匹だけ。

かなり粘ったものの反応が無かったので、さらに上流にある大きな流れ込みも期待したものの・・・ここでも16cmくらいのリリースサイズが1匹だけでした。

なんかおかしいなと思いながら、退渓前最後の流れで仕掛けを通していくと、流心に近い場所で目印が震えました!

アワセを入れるとゴンッ!という良型特有の感触!

この場所では20cmくらいまでのアマゴばかりだったので少々驚きつつも、開けた場所のため安心して引きを楽しみます。

最後は緩やかな場所に誘導して、タモでフィニッシュ!

8:42にヒット。

こちらのアマゴは23.5cm!実に楽しい1匹でした。

そして、このすぐ上にある流れ込みのウケでも目印が飛び、

17cm程のアマゴがヒット。
この場所はこれで終了です。

暑すぎるので支流へ

時刻は9時を過ぎて太陽が顔を出し、開けた場所では既にかなりの暑さ。

ですがこの水量ならどのポイントでも釣れるだろうと、今シーズン実績が高い開けた場所に来てみたたものの・・・ヒットするのはカワムツとチビアマゴばかり。

というか水量が完全に平水状態なので、期待しているような釣りにはなりません。

それでも、今シーズン幾度となく良型が出ている場所で、

やや小マシな18cm程のアマゴがヒット。

ですが日差しがあまりにも強烈なので、一度本流での釣りを止めて、久しぶりに支流へ入ってみることにしました。

一応他の本流のポイントにアングラーがいないか見ながら移動したのですが、この日はまさかのゼロ。
あまりの暑さのせいなのか、それともアユ釣りシーズンに突入したからなのでしょうか・・・。

支流のポイントも幸い空いていたので、そのまま弧渓 ZM を持って入渓。
早速脇の流れに投入してみると、

いきなりチビアマゴがヒット!
実は今シーズン、この支流では1匹もアマゴの顔を見ていなかったので、少しホっとしました。

が、ここぞという場所では一切アタリが出てくれず、一番期待していた大きな流れ込みでも無反応。

だとすると、超一級ポイントから少し外れたところにいるのではと考え、その下にある流れ込みのエグレに2号オモリで何気なく通すと・・・目印がスライドしました!

アワセを入れると、ゴンッ!という感触!
先ほどまでの2本の良型と遜色ない手応えです!

周囲に障害物は無い上に、ヒットした場所も安全圏。
十二分に引きを楽しんで、最後はタモでフィニッシュ!

10:22にヒット。

こちらのアマゴは23cm
支流での釣りも普通に成立するようで、一安心です。

が、このアマゴ以外は・・・

チビアマゴとリリースサイズばかりで、良いサイズがヒットしてくれません。

結局キープサイズの追加が無いままこの区画は終了とし、毎年夏頃に良い釣果を得ている区画へ。
あまりの暑さのせいか、やはりどこにも車はありません!

安心して入渓します。

ここからのタックル↓

  • ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.2m
  • ライン・・・0.3号通し、3.3m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉2号メイン/2号~2B(2個付けあり)
  • 針・・・忍ヤマメ5号
  • エサ・・・ヒラタ

久しぶりに持つ3WAY 渓蘭 の軽さにウキウキしつつ、まずは目の前のエグレへ。

早速アタリが出て、

小ぶりながらも、この区画にも無事アマゴがいることを確認!

そして、強烈な流れがある流れ込みのウケでも目印が引き込まれ、

同じようなサイズを追加!
さらにこの次の場所でも同サイズがヒットするなど、活性は高いようです。

しかし、これまで幾度となく良い思いをしてきた淵ではノーヒット。
そしてしばしアタリのない場所が続きます。

期待していた小さめの淵でも反応が無かったので、

足元を盛んに飛び交うオジロサナエ♂をタモで捕獲し癒されます。(笑)

というか、涼を求めてやってきたこの支流。
思っていたより日向のエリアばかりで、汗が滝のように流れます・・・。(苦笑)

時折腰近くまで川に浸りながら飲み物を飲んで休憩し、塩分タブレットを齧りながら遡行しますが、これは中々の苦行・・・。

そろそろ集中力が怪しくなってきた中、流れ込みが連続するエリアへ到着。
頭上には木があって仕掛けの投入がかなり難しく、いかにも竿抜けになりそうな雰囲気です。

立ち位置を川下側の岩の上へと変更し、上流の岩の脇に向かってキャスト。
1号のオモリで沈み込ませ、そこからゆっくり流心へと引き込みます。

そして一気に流れに飲み込まれ、結構な勢いで手前のカケアガリに到達・・・しません、目印が止まったのです!!

これはと思ってアワセを入れると、ガツッ!!と引っかかるような手応えと共に、底へと突っ込もうとする感触が伝わってきました!

幸い下流側へ逃げる気配はないので、そのまま流心から外れるように竿で溜め、勢いが落ち着いたところで一気に水面へ。

浮上したサイズは中々の良型・・・ですが、頭上に木があるためにこれ以上竿を持ち上げることが出来ません!

かといって足場は岩の上、タモは当然届かない距離。
抜き上げるにはサイズが良すぎます・・・。

ちょっとアマゴには申し訳ないのですが、そのまま河原の方へと誘導し思い切って陸地へとずり上げ、素早く岩から飛び降りて、ネットを被せて無理やりイン!(苦笑)

12:21にヒット。

取り込みに少々手間取りましたが、こちらのアマゴは22.5cm!
このサイズを4.5mの3WAY 渓蘭 で掛けると楽しいものです。

そしてこのすぐ上にある同じような場所でも、

この支流のレギュラーサイズ?

リリースサイズがヒット。
やはり釣りにくい場所には魚がいるイメージです。

幸いこのすぐ上流からは日陰エリアに突入。
頭がクラクラするような暑さだったので、これ幸いと水温21度の川に腰の辺りまで浸かりながら、

美しくて癒される・・・。

流れ込みの脇で16cm程のアマゴを追加!

この調子なら、このすぐ上流にある超一級と呼べる実績場も期待できると思っていたのですが、その場所ではアタリが1回あっただけ。

さらに、ここまでの遡行で既にヘロヘロだった事もあり、次の流れ込みではアワセのタイミングが遅すぎて素針を引いてしまいました。

残りエサも僅か数匹の中、以前とは流れが変化した退渓場所近くの流れ込みで、

なんとかリリースサイズを追加!

これで無事終われるかと思っていたら、このすぐ上にある流れの中で、複数の魚影が見えるではありませんか!

これは魚影が回復したのかと勘違いし、勢い勇んで仕掛けを投入したら・・・カワムツが連発しました。(苦笑)

この支流ではカワムツを釣ったことが無かった上、この場所は結構な上流域のはず。
その事実に驚きつつ、エサ切れで13:40に納竿としました。

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この日の纏め

最終釣果は、23.5cmまでのアマゴが16匹
チビアマゴは(多分)8匹でした。

持ち帰りは22.5cm~23.5cmのアマゴが4匹なので、型は揃っています。

下処理後1日寝かせたアマゴ。

正直、竿が折れていなければ、さらに良型を2連発でバラしていなければ、間違いなく今シーズンイチの釣行になっていたはず。

とはいえ、あの場所で掛かってしまった場合、まだ私のウデでは正直どうする事も出来ないのも事実です。

竿が折れたのは完全に私の不注意ですが・・・(苦笑)

やはり考えられる全てを想定し、例えどの場所で魚がヒットしてもきちんと取り込めてこそ、本当の渓流師というもの。

きちんと釣った場合は毎回ツ抜け釣果を得ることが出来ているので、釣り方自体は間違えていないようですし、また次回にリベンジしたいと思います!

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