引原本流で大アマゴ!自己記録更新!!2024年8度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

いきなりですが、4月18日の釣行で、

自己新記録のアマゴをゲットしてました!!(^^)

それだけでなく、ナイスサイズのアマゴが連発し、二桁釣果となった今回の引原川本流釣行。
その様子を詳しく書いていきます。

Angler Ogi
Angler Ogi

今回は自己新が釣れたという事で、結構な大ボリュームになってしまいました。
お時間がある時にお楽しみください!

また、ポイントに関する質問にはお答えできませんので、悪しからず。

私のこれまでの自己記録は27.5cm

私は(足掛け)10年ほど揖保川でアマゴを狙っていますが、本格的にやり始めたのはこのブログを立ち上げた2019年から。

これまでの自己記録は、2020年4月27日に支流でゲットした27.5cmでした。

支流のかなり上流でゲット。

その後は、2021年6月23日に27cm。↓

2021年の大物。引原川本流にて。

2022年8月24日にも27cmをゲットしていますが、27cm以上はこの3匹のみ。↓

2022年禁漁直前。こちらも引原川本流。

2023年は26cm以上すら釣れていないのですが、今回の記事はこの内容を踏まえてご覧ください。(^^;)

今回のメインエサはヒラタ!

この日は予定時刻より早い4時25分に目が覚めたものの、疲れのせいかやや頭痛がしたため、二度寝をして5時に再度起床。

幸い大分マシになっていたので、手早く身支度を整えて出発します。

いつもの餌採り場に着く頃にはいつも通りの体調に戻っていたので、意気揚々と川へ入ってみると・・・2日前の釣行時にドロッドロだったカワシオグサが、ややマシになっています!

2日前の晩(釣行後)に、各所で被害が出るレベルのヒョウが降ったからなのか、はたまた全く関係ないのか・・・よく判りませんが、多少歩きやすくなっています。

今回メインエサとして選んだのはヒラタ

前回釣行時にヒラタに対する食い込みの良さを目の当たりにしたのと、名手・井上聡さんのYou tubeチャンネルを見返していたら、4月下旬はヒラタが良いと推しておられたのです。

さらに、別の動画で詳しい採り方をご友人の名手が解説しておられたので、参考にさせていただきました。

私にとってヒラタは、食い込みが抜群の餌であるものの・・・

  • 採るのがやや面倒(いちいち川底の岩を取り出してチェック)
  • エサ箱内ですぐ弱ってしまう(高温に弱い)
  • 軽すぎて流すのがやや難しい

これらの事からやや敬遠していましたが、これも上達のため。

自宅から使い古したタオルを持参して、思いっきりぬぐってみると・・・思っていたよりも沢山採れます!!

タオルから餌箱に移すのがやや面倒ではありますが、これくらいなら許容範囲。
さらに、流れの淀みでキンパクを数匹、スナムシを20匹程度確保できました。

これくらい採れたらもう大丈夫だろう、あとヒラタを一拭い分採って・・・なんて考えていたら、

エサ箱がパカッ!!(゜Д゜;)

そしてミズゴケごと流れていく餌達。(泣)

幸い流出は半分程度で済みましたが、もう一度採りなおす羽目に。(苦笑)
なんとか80匹程のヒラタを確保して、本流のポイントへと向かうことにしました。

ちなみにスナムシは7~8匹、キンパクは4匹しか残っていませんでした。(白目)

入渓場所は水量重視

餌採り場は平水-10cmくらいだったことと、2日前の河川状況を考えると、同じ場所に入るのは少々気が引けます。

ボーズは嫌だし、渇水はしんどいし、支流に入って釣るか・・・と一瞬甘い考えが頭をよぎりますが、それでは意味がありません!

やはり「本流でデカイアマゴを追い求めてこそ」と考えた私は、元の水量が多いエリアへ入ることを選択。

そしてもう一つ、私の中で大きな条件があったのですが、それを書くとポイントが荒れてしまうため、伏せさせていただきます・・・!

この辺りは長年トンボ観察で培った経験がモノを言っている気がしますが、予想通り普通に釣りになりそうなので、手早く支度を整えます。

今回のタックル↓

  • ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
  • ライン・・・0.3号通し、3.7
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉3号~2B(3号とB号メイン)
  • 針・・・忍ヤマメ5
  • エサ・・・川虫ヒラタメイン

河原に降りてみると、まだ比較的新しい感じの足跡がチラホラ。
おそらく前の週の土日辺りに人が入ったのかもしれません。

とりあえず目につく場所を一通り流してみましたが、この辺りはそもそもあまり期待していなかったので、アタリゼロでもなんのその。

川に入って遡行していくと、水量が多いはずのこの場所でも普通に歩けたので、やはりやや渇水気味の様です。

そうして辿り着いたのは、個人的に期待度が高い場所その①である、流れ込み同士がぶつかってできるエグレ。

過去に24cmクラスが出ている場所なので、1号のオモリをセットしつつ、期待しながら流心に沿ってヒラタを流しますが・・・反応がありません。

さすがにまだ流心は早かったかと思いなおし、岩の裏辺りで仕掛けを馴染ませようと投入して、流すために糸を張ったら・・・手元にゴゴンという衝撃が!

慌ててアワセを入れましたが、時すでに遅し・・・素針を引いてしまいました。
どうやら「落ちパク」だったようです。

いる場所が判れば話は早いので、大きめのヒラタを再度セットし、オモリを3号へとチェンジ。

アタリが出た場所よりさらに奥にキャストし、流れに巻き込ませながら先ほどの岩の裏へと誘導して・・・アタリは出ません。(?)

ならば少し下にいるはずだと、そのまま仕掛けを流していき、2つの流れがぶつかってできるヨレへと仕掛けを通すと、予想通り目印を引き込みました!!

アワセを入れると、ゴンッ!という良型特有の手応え!
そしてすぐさま流心へと突っ込みます!!

アタる場所が予想出来ていたため、予定通り一歩後ろへ下がってから一度魚を下流へと誘導し、そこから流れの緩やかなところでファイト。

何度も締めこんで楽しませてくれましたが、最後は水面を滑らせてタモでフィニッシュ!

8:27にヒット。

この写真だとなんだか小さく見えますが、サイズは23cm
初っ端から良型が釣れてくれたことで、一気に気分が楽になりました。

まだ釣れそうな感じがしたので、奥の流れや流れ込みそのものも探ってみましたが、無反応。
この場所は諦めて遡行を再開します。

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事前の予習はやっぱり大事!

次のポイントは、木がややせり出してきているエリア。

下流側から攻めるべく、サイドハンドキャストで仕掛けを投入しますが、流れが強くて上手く操作できません。

どうするかと考えた時に、ふと前日に観た渓流釣りの動画で名手・千島克也さんが、

目印の位置を変えると馴染む(事がある)」
立ち位置を変えると仕掛けの流れ方も変わってくる」
「むやみに重くするというのも良くない(自然に流れなくなる)」

このように言っていたことを思い出し、オモリを2号に付け替えた上で目印の位置を上へとずらし、立ち位置もやや上流部へ変更。

同じような場所へキャストすると、やはり予想通り上手く馴染んでくれました!

後は通すラインを考えるだけなので、過去に良型の実績がある大岩の正面のエグレ付近にヒラタを誘導すると・・・根掛かりのような感じで目印がストップ。

どっちか判らずに仕掛けを上げると・・・エサがありません。

ますます判らん!という事で、今度はスナムシをセットして同じように流すと、今度は目印が動きました!

手首で返すように、素早く横向きにアワセを入れると、ゴンッ!という感触!
そしてすぐに大岩に巻き付くようにグワっと泳ぎ始めました!

慌てて立ち位置を前へとずらし、竿を前に突き出して対応。
一旦流れに出してから、落ち着いて流れの弱い場所を通すようにして、タモでキャッチ!

8:49にヒット。

ずんぐりむっくりしたこちらのアマゴのサイズは20cm!
さすが本流、ヒットすれば良いサイズです!

ただ、この後なんとな~く良型が釣れそうな気がしたので、こちらはリリースしました。

次のポイントは、流れ込みの下に大きく広がったエグレ。
丁度空間がぽっかり空いたようになっている絶好のポイントです。

今度はヒラタの小さめのものを2匹掛けにして流してみると、どうもバランスよく流れてくれません。

先ほどとは逆にオモリを3号に戻し、立ち位置を下流側へとずらして、エグレの縁辺りにキャスト。
そこから流れに巻き込ませつつ仕掛けを流していくと、判りやすく目印がストップ!

アワセを入れると、勢いよくポーン!とアマゴが飛び出してきます。
「ヒットすれば良型」の図式が崩れた瞬間ですね・・・。(苦笑)

軽くいなしつつ、そのままブッコ抜いてキャッチしたのは、

9:04にヒット。

18cmほどのアマゴでした。
まぁ小さくはないので良しとしようと言い聞かせ、手早くリリース。

次のポイントも似たようなエグレなのですが、やや流速があるため、オモリを1号にチェンジ。
スナムシを流して反応を見ますが、ヒットしたのは17cmほどのアマゴ

チビアマゴではないとはいえ、このサイズもいるのか~と思いつつ、今度はヒラタを付けて別の筋を流していきます。

すると、岩と岩の間の辺りで目印がストップ!
アワセを入れると、ゴン!という手応え!

流れの強い中引き味を堪能しつつ浮いてきたアマゴを、タモで掬い取りにいってキャッチ!

9:21にヒット。

こちらのアマゴは22.5cm!順調です。

次のポイントは、あちこち飛び出た岩により流れが複雑化したエリア。
ここは複数のアマゴがいるはずだと、まず手前の方の筋を攻めて、17cmほどのアマゴをキャッチ!

さらに、メインとなる筋がぶつかった場所を通していくと、目印が綺麗にストップ!

9:40にヒット。

ジャスト20cmのアマゴでした。
さらなる良型が釣れそうな気がしていたため、このサイズなら別に良いかと優しくリリースします。

何か月後かにまた釣れてくれ・・・!(笑)

さらに、奥の流れと合流するところを攻めているとアタリが出るのですが、どうもアタリが出るタイミングが悪く素針2連発。

ならばとオモリを2号へ付け替え、目印の位置を思いきって浅めに調整して流してみると・・・今度は目印を引き込むアタリが出て、

9:50にヒット。

18cm程のアマゴがヒット!
この子はこの写真の後、元気よく飛び跳ねてオートリリースです。

さらにこの後、同じ場所で15cmほどのアマゴが釣れて、この場所は打ち止め。
一か所で4匹のアマゴが釣れたことに満足しつつ、さらに遡行していきます。

さらなる良型連発!!

この後の2か所ではアタリが無かったので、早々に見切りをつけてより上流へ。

この時点で9匹の釣果を得ていたので、早くツ抜けしたいなと思いながら辿り着いたのは、昨年5月の釣行時良型に針の軸を折られて逃げられた場所

以前よりも大きな岩の数が増えているように感じますが、それでもいい感じでエグレが見えます。

まずは目の前のエグレ部分にいるであろうアマゴをゲットするため、大きめのヒラタを付けて流れのヨレへ投入・・・した直後、目印がぶっ飛びました!!

慌ててアワセを入れたのですが、残念ながら素針を引いてしまいました。
水中で反転した魚体はかなりの良型だっただけに悔やまれます。

しかし!まだ針に掛かった感触が無かったので、きっとまたヒットするはずだと信じ、あえて3号の軽いオモリにチェンジ。

そして立ち位置をやや上流側へとずらし、目印の位置を上へと移動させてから、先ほどの場所より上流部へキャスト。

流れの強い場所から流れ込んでくるイメージで先ほどの場所へと仕掛けを流し込みますが、反応がありません。

これは1匹目を釣った時と同じパターンだと確信し、そのまま流し続けると・・・当初予定していた場所で、また目印が上流へとズレました!

すかさずアワセを入れると、ゴンッ!!という感触!そして水中で反転する魚体は、先ほどと同サイズに見えます!

次の瞬間、飛び出している大岩に巻き付こうとしたので、「これもどっかで見た光景!」等と一人呟きながら、立ち位置を下流側へ変更。

やや流れの緩い場所まで誘導してから寄せようとしますが、グングン潜って中々浮いてきません!

それでも、竿を目いっぱい持ち上げることでアマゴが浮上。
そのまま水面を滑らせて、タモでキャッチ!

10:16にヒット。

一目で今シーズンイチと判ったこちらのアマゴ。
ヒレの色、顔つき、模様、どれをとっても最高に美しい!

25cmくらいあるように思えましたが、昨年まで「25cmの壁」を感じていた私にはわかります。
僅かに25cmに届かないサイズであると。(笑)

これでツ抜け!

検寸してみると、サイズはやっぱり・・・

24.7cm。(゜∀゜;)

なんでこう、微妙に届かないんでしょうね・・・!
良型なので全然いいんですが・・・。

ちなみに、このアマゴが最初に食ってきた場所がこちら。

釣った後に撮影。

写真右上部の白泡が立っている場所の後ろ(写真左側やや下)にヨレがあるのですが、この場所に定位していたようです。

さらにこの少し下流まで流した場所で16cm程のアマゴを追加した後、やってきたのは・・・昨年25.8cmを仕留めた思い出の場所。

大きな流れ込みが幾つか連なっているような場所で、以前は真ん中の流れ込みで良型がヒットしたのです。

流れが強い為、時期的にはまだ早いかと思いつつもヒラタをセットし、オモリは3号に2Bを追加。
目印を1m程に設定して、流れ込みの辺りからダイレクトに狙っていくも、反応がありません。

ならばと、昨年良型がヒットしたヨレに流れ込むように操作してみると、根掛かりが連発。

流石に深すぎか?重すぎか?等と考えつつ、何度目かの根掛かりらしき反応で竿を持ち上げたら・・・動き出すではありませんか!!

慌ててアワセを入れたものの、当然フッキングせず素針。
感触的に相当な良型だったので悔やまれます。

ただこれもフッキングには至ってないので、まだ来ると判断。
今度はスナムシをセットして同じように流していくと、予定と全く違う場所で目印がズレました!

また慌ててアワセを入れたら素針を引いたばかりか、勢い余って仕掛けがグチャグチャに・・・。
まぁ丁度新しくしようと思っていたとこだ!なんて開き直りながら仕掛けを再セット。(苦笑)

そしてオモリを2Bのみへ変更し、元気で大ぶりなヒラタを針にセット。
絶対にもう一度来ると信じて、同じように仕掛けを流していきます。

先ほどと比べて全く根掛かりせず、予定通りの場所へ仕掛けが流れ込むと・・・また印がスッと静かに止まりました!

これはアタリだと確信を持ってアワセを入れると、

ズンッ!!

という強烈な感触!それと同時に、一気に竿をのすような強烈な引きが右腕に伝わります!!

どうしても良型のファイトシーンを動画に収めたかったので、しっかりとフッキングしていることを確認した後、ターポリンポーチ に入ったスマホの動画のスイッチをなんとかON。

そしてファイトに移るのですが、この場所は頭上に木が連なっているエリアなので、竿を上手く立てられません。

そこで一度竿を4.5mまで縮めて、流れの強いエリアにいたアマゴを下流の緩やかなエリアへ落とそうとしたのですが・・・何を思ったのかこのアマゴ、すごい勢いで上流に向かって泳ぎ始めたではありませんか!

流石に虚を突かれた私は、急いで竿を伸ばして対応しようとしたら、頭上の木に竿先がぶつかってしまいました!

冷や汗をかきましたが、幸い絡むまでは至らなかったので、体勢を立て直して魚の位置を確認すると、ほぼ正面にある大岩の右サイドまで遡上しています。

なんとか竿を倒して動かそうとしたものの全く浮いてこなかったので、一度ラインを緩めてみると、狙い通りに下流へ走り始めます!

ここぞとばかりに竿を反対方向に倒して勢いを止めると、水面に浮上して空気を吸いました!
が、まだ潜って暴れまわります・・・!

それでも、竿を全部伸ばした後に魚へと近づき、下流側へ網を回し込んでからラインを緩めて、ようやくのキャッチ!!

流れの強いエリアから急いで脱出した瞬間、冷や汗が噴出してきました。(苦笑)

10:43にヒット。

見事な体高を持つこちらのアマゴ。
25cmのタモ枠より大きいので、確実に25cmを超えています!

顔つきも見事。もう満足。笑

とはいえ、流石に自己記録サイズは超えていなさそうだなと思ってメジャーを当てると、26.7cm!

昨年一度も釣ることが出来なかった26cmオーバーをゲット出来たのです。
これは本当に嬉しい1匹!!

デカイ!そして美しい!!

え?

この流れが自己記録サイズだと思った、ですか??

そうなんです。

この日のハイライトは間違いなくここだ!!と、私自身も確信していました、この時は。

ですが、実はこの後にもう1本、デカイのが来るんです。

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遂に登場した自己新記録!!

この時点で釣果は12匹、キープは4匹。
さらに大アマゴが2本釣れたという事もあって、既にこの釣行は大満足となっていた私。

このエリアの後はしばし追加の釣果は無く(20cmクラスのバラシが1度あっただけ)、迎えたのは脱渓場所近くの大場所。

2022年8月24日に27cmの良型を釣り上げたポイントです。

良型は実績場に着くのがセオリーな上、この日のこのポイントも実に良い雰囲気。
流れ込みの方では小さなアマゴがジャンプしており、気配はMAXです。

またデカイのが釣れたりして~、等と気楽に構えつつ、水深のある底付近を探るべく、オモリは2Bをセット。

そして在庫がわずかとなったヒラタをセットし、流れの筋の脇へと投入してから馴染ませ、ゆっくり餌を見せることを心がけながら餌先行で流していきます

これも前日に視聴した井上聡さんの釣り方をマネたものですが、丁度カケアガリ付近に仕掛けが到達した時、目印が上下に震えました!

すかさずアワセを入れると、

もんっ

という謎の感触と共に、底の方で一瞬だけ反転する良型アマゴ。
そして針掛かりせずに、素針で上がってきました・・・。

掛かったのか掛からなかったのかよく判らない状態でしたが、一つ判っているのは、反転したアマゴが相当にデカかったということ。

先ほど釣ったアマゴと同サイズくらいに見えました。(少なくともこの時は)

きっとまた来るはずだと信じて、再度同じ場所に投入。

目印を1つ完全に水没させながらゆっくり流していくと、今度はポイントに到達する前に目印が引っ張られてしまいました!

急いでアワセを入れますが、どうやらこれは20cmほどのアマゴが目印に飛びついたよう。
当然フッキングはしません。

これでは本末転倒なので、目印の位置をさらに思い切って上まで上げておき、ヒラタを再度セット。

そしてオモリを思い切ってB号へと落とし、仕掛けを馴染ませる時間を長めに取ります。

そうしてラインを流れへと引き込んでいき、先ほどよりはやや早く、それでもゆっくりと仕掛けが流れていくと・・・カケアガリの前で目印が上下に震えました!

幸いこの場所は頭上が開けているので、竿の柔らかさも考量してやや強めのアワセを入れると、

ドンッ!!

という根掛かりのような衝撃!!

バッチリフッキングした確信を得る事が出来たのも束の間、ヒットしたアマゴはぐんぐん潜ろうとしてきます!

ただこの場所は先ほど26.7cmを釣った場所と違い、周囲にあまり障害物がありません。
これなら安心してやりとり出来ると、竿を立てようとしたのですが・・・

竿が立ちません。(゜Д゜;)

とにかくグングン潜り続け、全然浮いてきません
竿は満月のようにしなっています。

これは最高に楽しい!と思いつつ、はたして0.3号で獲れるのか!?と心配が湧いてきますが、なんとか竿でためていると、アマゴが反転して下流側へ!

そして一気に突っ込んでいくではありませんか!!
この場所から外れると、この下にあるのは段々瀬なので、持っていかれると大変なことになります。

竿を逆方向へ倒しながら勢いを止めると、丁度浅瀬に差し掛かったアマゴがクルン!と反転して、一気に水面に浮上しました!!

それでもなお水面で大暴れするそのアマゴは・・・でかい、でかすぎます!!
明らかに自己記録サイズを超えているのです!!

竿は大きくしなっている上、魚に水の抵抗もかかっているため、一向に寄って来ません。
このままではラチがあかないので、また思い切って下流側へと移動・・・

するとその隙に、相手も下流へと移動するではありませんか!!

これ以上走られると不味い!!と、竿を進行方向とは反対方向へ倒しながら、自分自身は前へ進むと、一気にアマゴは足元へ!

うおおおあおあおあ!!!!等と意味不明な事を口走りながら(苦笑)、目いっぱい腕を伸ばしつつ、過去一番素早かったんじゃないかというタモワークでアマゴを掬い取ろうとしたら、

やべえ入らねぇ。(゜Д゜)

25cmのタモ枠で横たわったアマゴを掬おうとしたのですが、はみ出てしまい入らないのです。
そしてやっぱり、驚いたアマゴが最後の抵抗とばかりに、正面方向へプチテールウォーク!!

これで逃すともう待ち受けるのは下流の段々瀬なので、再度竿を反対方向に倒し、アマゴをこちらに向かせて・・・尻尾側へタモを回し込み、水の流れを利用して・・・遂にキャッチ!!!

なんじゃこりゃ。

いや、納まってねぇ!!と呟きつつ、改めて魚体を見ると・・・本当にデカい、そして重たいのです!!

角度を変えてもやっぱりでかい。

これはまず間違いなく自己新記録!
尺に届かないというのはすぐに判りましたが、気になるのはやっぱりサイズ。

安全な場所まで移動し、タモから出すために掴んでみたら・・・

ヒットタイムは11:38だった。

指が回りません。(笑)
本職(ギタリストです)のギターのネックよりはるかに太いアマゴです。

思わず、タチウオのように指をあててみたら、

指4本分ありました。(笑)
そして改めて眺めてみます。

タモ枠からガッツリはみ出すほどの巨体。
これは一体何cmあるのかと、震える手でメジャーを出して計測します。

すると、

上の写真をズーム。

28cmは超えていそうな感じですが、よくよく考えると、平坦な場所で計測しないと意味がありません。

そこで、出来る限り平らな岩の上で改めて計測してみたら、サイズは・・・

28.8cmでした!!(^^)

ぶっちゃけ29cmでもええやん・・・!と思ったのですが、それはまた次回以降への記録更新の楽しみとしておきたいと思います!!

最高の1匹をゲットしたことで、この日の釣行はこれまでで一番良いものになったのは間違いありませんが、このポイントは結構広い為、念のためまたヒラタを流してみると・・・目印がストップ!

アワセを入れると、ゴンッ!という感触!そして暴れまわりながら上がってきたのは、

11:57にヒット。

23cmある良型のアマゴでした!!

・・・が、先ほどのアマゴがあまりにも大きすぎて、少々小さく見えてしまったのはご愛敬・・・!

この後、この上流にある場所で17cm程のアマゴを追加した他、22cmクラスを1回掛けバラシしていまったものの、釣果は上々!

という事で、12時40分に納竿としました。

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この日の纏め

最終釣果は、28.8cmまでのアマゴが15匹
28.8cm、26.7cm、24.7cm、23cm2匹、22.5cmをキープしました。

体高がヤバイ。

20cm以上がバンバンヒットして、実に素晴らしい釣行となった今回ですが、正直ヒラタの食いの良さには脱帽しました。

問題は管理面で、途中何度も渓流の水で冷やしながら釣りをしたにもかかわらず、後半はどんどん死んでいき、おそらく20~30匹程度は死んだと思われます。

ただ、死に餌状態であっても鮮度が良ければ普通にアタリが出たので、小分けしてクーラーで保管するなど、工夫すれば何とかなるのかもしれません。

普段キンパクやクロカワムシの時はタッパーで小分けし、クーラーにストックしているので、次回からはそのようにやってみる予定です。

そして、事前に数多くの渓流釣り映像を見返して(何度も同じ動画を見て)勉強していることも、釣果に繋がっている理由かもしれません。

ふとした拍子に「あの時こう言ってたな」というのが出てくるので、なんだか以前よりも引き出しが増えたように思いますし、流し方も随分変わってきたように感じられます。

やはり日々精進ですね!

さて、今年の揖保川は厳しいと思っていたら、4月にもかかわらずまさかの自己新記録が釣れたり、23cmクラスがバンバン掛かっているので、(私的には)非常に良い感じです。

まだまだ最盛期は続くので、さらなる良型・尺サイズを目指して頑張っていきます!!(^^)

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