こんにちは、Angler Ogiです。
2月20日、お世話になっている美容師のTさんと共に、小柿渓谷放流釣り場へ行ってきました。
3月1日に揖保川での渓流釣りが解禁となるので、毎年この時期に訪れる恒例行事となっているのですが、今回は強風・アラレ→雨という悪天候に大苦戦。
しかも予想外の事態もあり、午前中は僅か3匹というド貧果だったのですが、最終的になんとか13匹のアマゴを確保!
詳しく書いていきますが、その前に少し告知を。
この度、
WebマガジンであるTSURINEWSにて、Webライターデビューが決まりました!(^^)
私が子供のころから読んでいた週刊つりニュース(新聞)のWeb媒体で、私のハウツー記事や釣行記事が掲載されます。
当Angler’s Soundの記事は1記事で全て解るをモットーに、詳しい長文(時に1万文字越え)と写真多数で構成しておりますが、TSURINEWSの記事は短時間でサクっと理解できるをメインに書いています。
今後は当ブログだけでなく、TSURINEWSでの活躍もご期待ください!
私の初回記事は2月24日に掲載されます!!
抗原検査キットでコロナ陰性チェック
話を戻し、今回の釣行は美容師Tさんの車に同乗して釣り場へ向かうスタイル。
1月末に持病の喘息から気管支炎になっていた事もあり、念のためという事でコロナ抗原検査キット を購入。
Amazonで1つ当たり200円程度で購入できるこちらの簡易検査抗原検査キット での結果は、
勿論陰性でした。
症状も何も出ていないので、これなら安心して釣行できます。
当日の天候(三田市)/最低気温:2℃、最高気温:7度、最大風速4m、曇り時々晴れ予報(降水確率20%)
小柿渓谷放流釣り場の事務所で受け付け
当日は午前7時半過ぎに到着。
幸いどこにも雪は積もっておらず、天候的には大丈夫かと思っていたのですが、道中に何度も雨がパラつく不穏な天気。
とはいえ到着時は止んでいたので、一先ず受付へ。
遊漁料3800円、河川清掃協力費200円、ブドウムシ600円(計4600円)を支払い釣り場へ向かいます。
相変わらずスタッフの方は本当に丁寧で、とても気分良くお話が出来ます!
私がブロガー兼TURINEWSのライターである事をお伝えすると、気兼ねなく書いてくださいとの言葉を頂きました。
3/1から清掃協力費が400円になるのでご注意くださいね!
小柿渓谷はこの様に自然河川を区切ってあるスタイル。
この日は前日までの雨の影響で少々水かさが増しており、且つ濁りが入っていました。
後にこれが悪夢に繋がる事を、この時の私はまだ理解していません。(苦笑)
つどい橋を渡り、前回より少し上の釣り場へ入る事にします。
正にスミイチ。
今回私は新しく購入した3WAY渓蘭 630に慣れるのが最大の目的。
よほどの事が無い限りこの長竿でのチャレンジです。
私の通し仕掛け↓
- ロッド・・・宇崎日清・3WAY渓蘭6.3m(トリプルズーム)
- 天井糸・・・1.2号2m
- ライン・・・0.2号通し4.3m+糸目印3つ
- オモリ・・・ジンタン4号~1号を使い分け
- 針・・・ナノヤマメ4号
- エサ・・・自作塩イクラ・ブドウムシ
一方小柿に来るのが3回目のTさんは、針を呑まれる事を想定してハリスが別になった仕掛けを用意しました。↓
- ロッド・・・ダイワ・清瀬4.3m
- 天井糸・・・1.2号1.3m
- ライン・・・道糸0.3号+糸目印3つ
- ハリス・・・0.25号25センチ(チチワで連結)
- オモリ・・・ジンタン2号
- 針・・・カッパ極4号
- エサ・・・事務所購入の生イクラ
とりあえず仕掛けを仕度し、放流前に何度か仕掛けを流してみますが・・・とにかく竿が重い。
学生の頃7mの竿でメバルを釣っていたので解ってはいましたが、5.3mと4.5mが長年メインの竿だった私には、6.3mの竿はかなり重たく感じます。
さらに、予報とは違って風が結構強く、時折煽られて腕がツライ状態に。
なんとか本流で使用する5月までには慣れたいところですが、開始直後からすでに厳しさを実感・・・。
そうこうしていると、8時15分頃にスタッフの方が来てくれました。
2つのバケツにはアマゴが沢山!!
スタッフの方曰く、今年のアマゴは少し大きいそうで、最大23㎝程の物が数匹混ざっているとの事。
昨年のものより大分大きく感じます。
放流の時も、快く撮影に応じてくださいました。(ありがとうございます!)
私とTさんの所に放流が済み、アマゴが落ち着くまで5分程待ってから釣りを開始!
するとなんと1投目で目印がストップ!
まだ完全に馴染んでいないせいか、弱々しい引きで上がってきたのは・・・
18㎝程のアマゴです!
すぐに1匹釣れたので、ホッと一安心。
これならどんどん釣れるか・・・と思っていたのですが、ここからなんと5回連続で素針。
しかもうち1回はライン切れ・・・。
自作してきたイクラの水分量を誤っていたようで、カタすぎるものか柔らかすぎるものしかない状態なのです。
さらには竿が重すぎる上に反発具合が5.3mの竿と違うため、アワセが1テンポ遅れてしまい後手後手に回る悪循環。
これはヤバイ・・・と思っていましたが、同行したTさんが順調にアマゴを釣り上げていくのをみて少し安心しつつ、0.25号の仕掛けに変えることを決断。
しかしここで場が荒れてしまったのか、アタリが完全にストップ。
流れの緩い場所からヨレ、流心に至るまで全て探りましたが、反応が無いのです。
それならばとジンタンを調整して、タナを水面~底まで幅広く探ったり、足元で掘ったキジを使ってみたり、ブドウムシも使ってみましたが・・・音沙汰無し。
間が悪いことにアラレが吹き荒び、最早最悪に近い状態です。
Tさんの所なら釣れるのだが・・・
時刻は11時前、この時点で既に8匹釣っていたTさんの方もアタリが遠のいてしまったとの事で、釣れていない私が狙うべき場所をレクチャー。(苦笑)
すると、
レクチャー中に1投目で釣れてしまいました。(苦笑)
ただこの1匹でTさんも釣り方が判ったとの事で、この後に2匹程追加することが出来ました。
が、またしてもアタリが完全に止まったとの事で、アタリが全く出ていない私が再度Tさんの場所でレクチャー。
すると、
またしてもすぐに釣れてしまいました。
流石にこの辺りで、私も「何かおかしい」と感じ始めます。
Tさんも、「ひょっとして、(下流側にあたる)私の所にOgiさんのアマゴ、流れてきてませんか・・・?」と心配してくれます。
そうこうしていると、折角落ち着いていたアラレが結構強い雨に変わって降り注ぎ、集中力が切れてしまいました。
雨が落ち着いたタイミングで、一度昼休憩を挟むことにします。
まさかの事態。
13時頃、既に腕が疲れてしまっていた私は6.3mの竿を諦めて5.3mのシマノ社の天平 へ持ち替え、天井糸の長さだけ変更して釣りを再開。
長年の相棒だけにすぐ手に馴染んでくれ、これならなんとかなるかもと思えます。
しかし相変わらずのアタリの無さに嫌気がさした私は、自分の釣り場の正面側の区画を見て、なんとなく「釣れそう」と感じました。
幸い私の右隣りにあたる6つ分の区画は誰もおらず、さらには正面・斜向かいにも誰もいません。
そこで、ウェーダーを活用して浅場から川へ入り、正面区画に竿が届くところまで移動して釣りを再開。
流れの緩やかになっている場所からカケアガリ付近で仕掛けを止めると、なんと一発でアタリが!!
中々の引き味で、
ようやく4匹目のアマゴをゲット!
釣れ方があまりにスレていない感じだったため、このアマゴをクーラーに入れた後に再度同じ釣り方をしてみると・・・また目印に反応が!
すぐに釣れたため、流石にこの段階で私の中には
「・・・正面の区画に全部移動してんじゃね・・・?」
という疑念が。
さらに次の1投でも、
あっさりアマゴを確保。
この1匹で「正面の区画に移動している」と確信を持った私は、自分の区画を放棄して正面の区画への移動を決断!
この決断が大成功し、
アタるわアタるわ、まるで放流直後であるかのようにアタリが連発するではありませんか!!
少しアタリが遠のけば探るタナを浅くするだけで飛びついてきたり、すこし下流側から反転流に乗せるだけでもヒット。
さすがにこの状況はおかしいと思い、よくよく釣り場を観察してみます。
事務所下にあたるこの場所から、自分の区画を見てみると・・・!!
隙間空いてるやん!!(゜Д゜)
区画同士に水が流れるよう、小柿の釣り場は岩の間に水が流れるようになっているのですが。
この日は水かさが増していたせいで、2つの区画が完全に繋がっていたのです!!
仮に繋がっていても流れがキツければアマゴは移動できませんが、
緩やか~な流れで30㎝程の水深をたたえ、何の問題も無く移動できる状況になっていたのです。
流石にこれは予想していませんでした。
正面の区画に人が入っていなくて良かった・・・!!
そんな中、一際良い引き味で、
22㎝の良型も登場!こちらはカケアガリに当たる反転流の中にいました。
偏光サングラス があるとカケアガリが良く見えます。
結局、自分の放流区画の正面に当たる場所で、13:38~14:35の間に9匹を追加。
小柿渓谷には何度もお世話になっていますが、流石にこれは完っっ全に想定外でした。(苦笑)
この後少しアタリは遠のきましたが、それでも川の中には時折アマゴが見えるので、手を変え品を変え探っていると、
15:17にこの日13匹目となるアマゴがブドウムシにヒット!
この後は見えているアマゴ達の反応が薄くなり、Tさんも仕掛けが切れてしまった事もあって、16時前に納竿としました。
纏め:区画選びは慎重に。
この日の最終釣果は、16㎝~22㎝のアマゴが13匹。
Tさんも同サイズを11匹確保することが出来ました。
放流前にバケツの中にいたアマゴは17~18匹程度だったので、おそらく結構な数が釣り残しとして残った事になります。
今回初めて6.3mの延べ竿を使用しましたが、正直使用感うんぬんの前に自分の区画に魚がほぼいなかったという前代未聞の状態。
どの竿を使用していても苦戦していたと思われます。
放流釣り場では自分の釣り場から離れる=その区画を放棄することに繋がる為、別のアングラーが入ってきても文句は言えません。
なんせ自分がその行動をとっているわけですから、放流釣り場では一般的なルールとなっています。
その為今回も、移動する際には若干の躊躇があったものの、結果的にはこれが大正解だったので、心中はかなり複雑・・・。
皆様も放流釣り場で楽しむ際は、
区画は慎重に選びましょう。(゜∀゜。)
さて、揖保川の解禁日まで、この記事を書いている時点で残りあと6日!!
準備は既に万端、解禁日を最高に楽しみたいと思います!(^^)
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