こんにちは、渓流釣りをこよなく愛するAngler Ogiです。
待ちに待った2023年の渓流釣り解禁日、3月1日!!早速釣行してきました。
想定していたよりも気温が高く、アタリもそれなりにある中で、まさかの愛用竿を折ってしまうという最悪の事態が。
昼前に強制終了となった今回の釣行、さっと書いていきます。
2023年はやはり暖冬だった?現地の雪は僅か
1月24日に超強い寒波が来て一面雪景色となった兵庫県ですが、意外にも強烈な寒さはその前後だけ。
揖保川のライブカメラを定期的にチェックしていましたが、その他の日にドカ雪が降った形跡はなく、そのまま解禁日を迎えました。
意気揚々と現地へ向かい、まだ薄暗い6時過ぎからヘッドライトを装着し、お気に入りの餌採り場で頑張ったものの、残念ながら採れるのは小粒なキンパクばかり。
これは少々想定外でしたが、昨年の秋に作った自作イクラが今回のメインなので早々に切り上げました。
やはり解禁日はイクラが強いように思います。
車で走る最中すらも「どこから始めるか」で悩みましたが、やはりここは慣れ親しんだ場所から始めるべきだという事で、通い慣れた支流へ。
道中の気温計は2度となっていたので、この時期の揖保川周辺にしては随分温かく感じます。
(例年なら氷点下2~3度が多いですよね・・・)
7時前、周辺に先行者の車が無いことを入念に確認して入渓。
心配していた雪も日陰に僅かに残る程度なので、一安心です。
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.2号通し、3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン4号~3号
- 針・・・忍ヤマメ4・5号、カッパ極4号
- エサ・・・イクラ・川虫
昨年はずっと忍ヤマメ を愛用してきた私ですが、昔使っていたカッパ極 が大量に残っていたので、フックシャープナーで研ぎ直して試してみるのを今回のテーマとしています。
逸る気持ちを抑えつつ1投目をキャストすると・・・なんといきなり目印がストップ!!・・・したものの、素針を引いてしまいました。
1投目からアタリが出るとは思っていなかったので期待しましたが、流石にそれほど甘くはありません。
この後はしばらくアタリが無い区間が続きます。
本命ポイントでヒット!
30分ほどアタリが無い状態が続きましたが、本命1か所目のポイントに到着。
ここならいるだろうと、イクラを丁寧に流していくと・・・綺麗に目印が走りました!
小気味良い引き味で、
2023年1匹目のアマゴをゲット!
12㎝程ですが、やはり最高にうれしい瞬間です!
久しぶりの天然アマゴに感激しつつ写真を数点撮ってリリース。
この周辺を探っていきますが、やはり1匹釣れるとアタリが出ません。
それならばと、少し移動した先にある深みの底流れに乗せるようにして流すと・・・また目印が走ります!
13㎝程と小ぶりですが、2匹目をゲット!勿論リリースですが・・・。
やはり小さくても本命の顔が見られると嬉しいもの。
2022年の解禁日が1匹だった事を考えると雲泥の差です。
さらに、この先にある深みでは、アマゴが泳いでいる姿が見えるではありませんか!
これぞ解禁日、全くスレている様子がありません。
しかし運悪く、次の1投で18㎝程の物をバラしてしまい、アタリがストップ・・・。
ですが、少し流す筋を変えることで、小さなアマゴが飛びついてきました!
10㎝ほどの小さなアマゴですが、それでも立派な顔つきをしています。
解禁日はマナーが・・・。
さぁまだまだこれから!と思ったのですが、どういう訳かこの後の本命ポイントではアマゴが見えるものの、反応してくれません。
あちこち目ぼしい場所を流してみても、川虫に変えてみても結果は同じ。
これはちょっと変だな・・・と思っていると、なんと先行者の方に追いついてしまいました!
いくら私の遡行スピードが速かったとはいえ(私は入釣者の中で最下流部から入渓)、私が入渓する時は上流側300m以上先まで車はいなかったはず。
仮にその上に車があったとしても、追いつくのは変だな・・・と思いつつ、先行者の方に一声かけてから脱渓・・・。
殆どありませんが、先行者に追いついてしまった時はこのように脱渓して、先行者に先のポイントを譲るのがマナーです。
まぁ私も結構なスピードで500~600mくらい上がってきたしな・・・と思いその場から出てみると、そこから100mほど先に車が停まっています。
あーなるほど、この車の方なら距離的に納得・・・と思って、自分の車の所まで戻ってきたら・・・私の車から100mほど上流に車があるではありませんか!!
そしてこれだけに留まりません。
一気に離れて上流側から再入渓しようと車を走らせてみたら、私が最初に車を停めていた場所から1Kほどの間に、車が5台も停まっていたのです。
いくらなんでもこれはちょっと・・・ブログに書かざるをえませんでした。
渓流釣りでは先行者がいた場合、数百m以上(500m~1キロ程度)空けて入渓するか、それより下流側に入渓するのがマナー。
ましてや、公共物の前や通行禁止区間など、明らかに停めてはいけないだろうという場所に車を停めるのは、最早違反です。
私は2012年から揖保川に来ていますが、ここ最近は一気にマナーが悪い人が増えたように思います。
安全に楽しく釣りをする為にも、マナーは守りましょう・・・!
仕方なくこの支流を諦めて、大移動する事にしました。
引原川の支流でアタリ連発!
続いてやってきたのは、昨年何度か訪れた引原川の支流。
ここは川幅が狭めなので、竿を3.4mまで縮めて対応します。
軽く川虫を採った後、早速小さな落ち込みの辺りに仕掛けを入れると、なんと速攻で目印が飛びました!
が、これは素針。
どうも自作イクラの水分量が安定せず、すぐに潰れてしまうのが原因のようです。
なんとか2回目のアタリを捉え、
16㎝ほどのアマゴをゲット!
この後もひっきりなしにアタリが出て、
調子よくポンポンと釣りあげていきますが、それ以上に掛けバラシが多いのが気になります・・・。
シャープナーで磨き直したカッパ極 も悪くないように感じるので、これは針のせいというよりエサのせいだと思われます・・・多分。(腕のせいではないと思いたい私)
それでも、この調子ならあっという間に20匹くらい行くんじゃないか?と思ってたら、
上流側から降りてくる車が。(--;)
来た時間も遅かったので、どうやら先行者がこの先におられたようです。
事実、入渓しやすそうな場所から急にアタリが減りました。
それでも、
小場所を攻め続けることで、遂に10匹目に到達!
解禁日にツ抜け出来ると嬉しいものですね!
足元には気を付けましょう。
なんとか目標の二桁を達成したものの、この後は目に見えてアタリが止まります。
時折アマゴが泳いでいるのが見えますが、エサを見つけると逃げ帰る始末・・・。
これは先行者の影響だろうと考えつつ、対岸に渡ってどんどん遡行していこう!と、水中の平たい石に左足を乗せた瞬間、
ツルンッ!!
という感触。
そして左斜め前に急激に傾く視界!!
間延びする一瞬の時間の中、「左手はヤバイ!!」とギタリスト(私の本職)としての血が警鐘を鳴らしたので、右肩を無理やりひねった結果、まさかの
顔面から転倒。(゜∀゜。)
バッチャーン!!という音と共に、水深20㎝程の場所で盛大にコケてしまいました。
その影響で右足を打撲、全身はずぶ濡れ。
これは痛ぇ・・・と思っていたら、
目の前を通過していく私の天上糸。←???
我に返って、慌てて掴んだら・・・天井糸の先には、
愛竿の穂先が・・・!!!!!(T∀T。)
そう、着地の際身体を捻ったために左手は無傷で済みましたが、全身ずぶ濡れと打撲だけではなく、竿を思いっきり叩きつけてしまったよう。
その結果、私の愛用竿である3WAY 渓蘭 450が犠牲になってしまったのです。
あまりの出来事に呆然自失。
気温がそれなりに高かった事もあり寒さは大丈夫ですが、ショックが大きすぎました。
仕方なく予備の竿を取りに戻る為車まで歩いてみましたが、どうやら転んだショックで右ひざを強打しただけでなく、左足首も捻ってしまったよう。
正直結構な痛みだったので、このまま遡行を続けるのは危険と判断。
本当に苦渋の決断でしたが、11時半に納竿としました。
帰り際、揖保川漁協の方とお会いしてお話する機会があったのですが、なんと当ブログをいつも見てくださっているとの事!!
揖保川漁協の方に認知されているという事に驚きましたが、色々お話が聞けて良かったです。
竿が折れたショックからほんの少し立ち直れました。
ありがとうございました!m(_ _)m
この日の釣行の纏め
この日の最終釣果は、16㎝までのアマゴが10匹。
おそらくこのまま続けていればもう少し数は伸びたでしょうし、アマゴの活性は昨年に比べてはるかに高いように感じました。
一先ずは愛竿を修理しなければいけませんが、予備の竿でも充分に釣りは楽しめるので(苦笑)、今後も足繁く揖保川流域へと通い詰めようと思います!!
改めて今年は、
- 1回の回の釣行で20㎝オーバー10匹、総数20匹の同時達成
- 24㎝以上をシーズン通して7匹
- 25㎝以上をシーズン通して3匹
- 自己記録更新(27・6㎝以上)
これらを目標に頑張っていきますので、今シーズンも応援よろしくお願いいたします!(^^)
2023年2度目の釣行は爆釣!↓
2023年3度目も爆釣!↓
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