こんにちは、最近TSURINEWSのライターを始めたAngler Ogiです。
3月8日、実に後味の悪い釣行となった解禁日のリベンジを果たすべく、前回反応が良かった支流へと釣行したところ、小型中心とはいえ過去最高数を更新する33匹ものアマゴをゲット!
さっと書いていきます。
川虫が採れない・・・!?
高井釣り具さんでイクラを購入した後、まずはお気に入りのエサ採り場へ。
まだまだ解禁直後という事でイクラが良い時期ではありますが、やはり川虫あってこそのアマゴ釣り。
ある程度の数は確保しようと川へ入りますが・・・殆ど網に入りません。
ここ最近は随分川虫(特にキンパク)の数が減ったように感じます。
手堅い場所のはずのこのポイントでもワッサワッサと採れることは無く、60匹程の川虫を確保するのに30分近くかかってしまいました。
キンパクは15匹程しか採れず、殆どがヒラタやギンパク(皮が硬めのカワゲラの仲間)ですが、こればかりは仕方ありません。
2℃を示す気温計を横目に、ポイントとなる支流へと向かいます。
小型ながらアタリが連発!
現地に到着したのは7時10分頃。
解禁日の釣行でお気に入りの竿である3WAY 渓蘭 の先端をポッキリやってしまった私ですが、
3月3日にフィッシングカンパイ姫路店に持ち込んだところ、爆速で修理してくれ、翌日の昼には「直りましたよ!」のお電話が!!
この日の釣行に間に合う流れとなりました・・・感謝感激です。
という事で、いつも通りのタックルを準備してから、レッツ入渓!!
この川は川幅が狭いので、3WAY 渓蘭 を3.4mにして釣っていきます。
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.2号通し、2m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン4号~3号
- 針・・・忍ヤマメ4号、カッパ極4号
- エサ・・・イクラ・川虫
とりあえず目立つ場所から仕掛けを投入してみますが、解禁初日のようにバンバン食ってくるという感じではありません。
それでも、ここぞといった場所ではちょこっと小さなアタリが出たりはするので、後はいかにフッキングさせるかの勝負。
ようやくパターンが判ってきたところで、
1匹目のアマゴをゲット!12cmほどなので即リリースです。
このなんてことはない小さな落ち込み、偏光サングラス を装着してみてみると・・・
このように案外深く抉れているのが判ります。
地形を把握してから、手前のカケアガリを攻めてみると・・・目印が止まりました!
やはり流れや地形を把握すると、狙うべき場所が判りやすくて釣りやすいですね。
この後もう1匹を追加してさらに釣り上がって行くと、大岩の影から・・・
随分サビサビなベビーアマゴがヒット。
さらに、その手前の流れから・・・
15cm程、状態の良いアマゴがヒット!
やはり天然のアマゴの美しさは別格です。
この次の1投でも、
12cmほどのアマゴがヒット!
リリースサイズばかりとはいえ、これだけ釣れると楽しいもんです。
次の場所はこちら。
2つの流れ込みがぶつかって、その真下だけが少し深くなっているのですが、仕掛けを投入すると・・・カケアガリで仕掛けがストップ!
小さいわりにイカツ目の顔をした12cm程のアマゴがヒット。
実に良いペース、小場所狙いで順調に数を伸ばしていきます。
そして、昨年までならスルーしていたであろうこちらの場所。↓
流れ込みの深くなっている部分には草がオーバーハングしており、ちょっとでもミスすれば即植物に引っかかるか、根掛かりしそうな雰囲気。
しかし!昨年あらゆる場所でトレーニングを積んだので、若干ビビりながらも白泡の辺りめがけてキャストすると、最高の場所に一発で仕掛けが入りました!
そのまま竿の角度をキープして止めて、目印に流れを当ててカケアガリへと流していくと・・・クルッと目印が反転!
アワセもバッチリ決まり、見事に14cm程のアマゴをゲットできました。
難易度の高い場所を狙い通り攻められると嬉しいもんです。
次の場所は、この小場所が多い支流における本命ポイントの一つ。
比較的大きめのカケアガリがある落ち込みで、流れに乗せて仕掛けを流していくと・・・目印がス~ッっと入りました!
アワセを入れると、これまでとは違う重量感!
それなりのサイズである事に期待しつつやり取りし、最後はタモでフィニッシュ!
サイズは19㎝、この時期にしては中々のサイズ!
この日の10匹目にして、ようやく2023年初のキープサイズです。
少し送り込み気味にアワセを入れましたが、針も良い位置に掛かっていました。
先行者がいても釣れる!!
この調子ならまだまだいけるぞと思ったのですが、このポイントのすぐ上にある深い落ち込みでは、どういう訳かアタリすら出ません。
オモリを重くしたり、餌を川虫に変えたりもしましたが、結局根掛かりで仕掛けをロストしただけ・・・。
ちょっと変だなと思いつつ、仕方なく次のポイントで仕掛けを流すと・・・メインの筋ではアタリが出ません。
ちょっと外した巻き返しの辺りで1度小型がヒットしましたが、これは残念ながらフックアウト。
食い方も変な感じで嫌~な予感がしたので、少し高いところに登って辺りを見回すと・・・ありました、先行者の車・・・。(苦笑)
とはいえ、私の車からは500m程度離れていましたし、そもそも停車向きが私の車と逆。
という事は、お互い気づかずの状態で私は下流側から、この車の方は上流側からやってきたと考えるのが自然。
幸い私はマナー通り下流から入渓しており、この付近にアングラーの姿も無かったので、このまま釣り上がる事にしました。
もし仮に追いついてしまったら、一声かけてから静かに脱渓するのがマナーです。
しかしそこはやはり先行者の後、中々アタリが出ません。
これはやっぱりダメかなと思っていたら、ガッツリ足跡があった付近でチビアマゴが2連発!!
この場所の反応はスレていなかったので、どうやらスルーされた竿抜けポイントだったようです。
一度頭上の木に仕掛けが絡んでしまい、警戒されるかと思いつつ無事に仕掛けを回収してから流すと、まさかの3連発!(苦笑)
サイズは11㎝~14㎝ほどと小ぶりなアマゴばかりですが、先行者の後にヒットするだけラッキーですね・・・。
が、やはりこの先の大場所はどこも全く反応が無く、明らかにスレている様子。
それならばと、竿抜けになりそうなところを丹念に攻めていくと・・・
小型ながら顔を見せてくれます。
そして驚いたのは、太陽がガッツリ顔を出して暖かくなってきたら、結構な流芯でもヒット。
16㎝あったこちらのアマゴ、割と普通にキツイ流れの中で飛びついてくるのが見えました。
どうやら思った以上に活性は高いようです。
この後、やはり大場所ではアタリが出ませんでしたが、ほんの2m四方ほどの場所ではちょくちょくアタリが出て、
9時半過ぎには遂に20匹に到達!!
予定していた脱渓ポイントまで来たので、一度車まで戻る事にしました。
本流はまだダメだった。
まだまだ釣りをする時間もあったので、別の谷に移動しようと思ったのですが、この時点で車内の気温計は16度。
これだけ暖かいなら、本流でも食ってくるんじゃね?と考えた私は、無謀にも本流へと向かいます。
昨年の5月頃に幾度となく良い思いをしたポイントへと入って見ると・・・
水、冷っめてぇ!!!(゜Д゜;)
そう、やはり支流の方は随分と水温が上がっていたようで、本流の水はドン引きするくらい冷たかったのです。
体感で3~4度は違うんじゃないか・・・と思えるレベルで、膝上まで水に浸かってるとウェーダー越しでも強烈な冷たさが伝わってきます。
この感じ、おそらく水温は1~2度程度しかありません。(苦笑)
こりゃ流石に厳しいか・・・と思って引き返そうとした瞬間、ふと熊鈴 の音が聞こえないことに気づきます。
「あ、ON状態にしてなかったんだ」と思って確認したら、
カラビナだけ付いてました。(゜Д゜)
どこで外れてしまったのか、カラビナが少々バカになっているではありませんか!
えらいこっちゃと来た道を引き返してみると・・・
入渓してすぐの場所に普通に落ちていました・・・気づいてよかった・・・!
無事に回収し、移動。
実績のあった場所二か所を2時間ほどしっかりと攻めてみましたが、アタリはゼロでした。
今年は本流で釣れるのが早そうだなぁとは思いつつ、流石に3月は無謀だったよう。
桜が散ってしばらくしてから、本格化してくることを期待しましょう!
ポイント開拓でまさかの入れ食い!?
時間的にもまだ少し余裕があったので、初めて訪れる引原川の支流へ。
以前から気になっていたその支流ですが、予想していたよりも遥かに川幅が狭く、水深はペッタペタ。
こんなんで釣れるんかなぁと思いつつ進んでみると、堰堤の下に深くなっている場所を発見!
仕度をしてそっと近づいてみると・・・ハヤに混じってアマゴが泳いでいます!
これはいける!と、仕掛けを流してみたら・・・アマゴが反応する前に、ハヤがバンバン食ってくるではありませんか・・・。(苦笑)
仕掛けを重くしたり、川虫に変えたり、白泡に放り込んでみたりと試しましたが、悉くハヤにやられます。
そうこうしているうちに警戒されてしまい、アマゴの姿はいつしかゼロに。
それでもなんとか、
1匹だけチビアマゴをゲットする事に成功しました。
この後この川を少し登ってみましたが、川の様相は全く変わらず。
どころか護岸化されて悪化していく一方だったので、諦めることにしました。
中途半端に時間が残ってしまい、どうするか考え抜いた結果、先ほどの支流の下流部で釣ってみることにしました。
昨年から気にはなっていたのですが、物は試しと車を走らせてみると・・・こちらも水深がペッタペタの激浅。
これはチョイスをミスったか・・・!とガッカリしていると、良い感じの堰堤と落ち込みが連なっている場所を発見!
この場所で最後と決め、素早く仕度を整えてやや下から入渓してみると、里川の割に水は綺麗です。
この時点で残り時間は40分だったので、素早く狙いの場所へと来てみると・・・想定していたよりもかなり深く、ものすごくいい雰囲気!
これは連発したりして~等と思いつつ仕掛けを投入すると、いきなり目印がギュンッと反転!
時間がない時に嬉しい一発回答、小型ながらアマゴです!
そしてこの場所はここからが凄まじく、
固まっていたのか、11㎝~15cm程のアマゴがバンバン当たるではありませんか!!
調子に乗って、息子に見せる為の動画撮影もやってみたところ、2回チャレンジして2回ともヒットシーンを撮影することも出来ました。
最高のポイントを発見したことに興奮していると、カケアガリの手前で目印がスっと止まる良い感じのアタリが。
これはひょっとしてと思い、素早くアワセを入れると・・・良い感じの重量感が手元に伝わってきました!
しっかり引きを楽しんだ後、タモでフィニッシュ!
こちらのアマゴは18.5㎝!本日2番目のサイズです。
結局この場所では30分ほどの間に11匹ものアマゴがヒットするという大フィーバー!
正直管理釣り場でもこれほど連発した事はありません。(苦笑)
アタリが止まったタイミングで、すぐ上に見えていたドン深になっている場所も訪れてみたのですが、なぜかこちらでは一度もアタリは無し。
最後の堰堤の手前の浅瀬で、
この日33匹目となる16㎝のアマゴをゲット!
ですが、狙いのポイントだった小さな堰堤ではアタリは出ず。
14時にタイムアップ、納竿としました。
この日の釣行の纏め
最終的な釣果は、19㎝までのアマゴが33匹。(うちキープは家族で食べる分の6匹)
解禁2日目にして、アマゴ釣りの最高匹数記録を更新してしまいました・・・!!
正直、解禁直後は渋いものだと思っていた為、この釣果は完全に予想外。
昨年上達したと感じていたのは、どうやら勘違いではなかったようです。
ちなみに、いつも私は針に忍ヤマメ をチョイスしていますが、今回は(在庫が多数あった)カッパ極 4号をメインに使用してみました。
2年前までメインだったこの針、忍ヤマメ に比べるとフッキング率で大きく劣っていた為、試験的に針先を徹底的に研いだものを使用してみたのですが、これが良かったのかもしれません。
忍ヤマメ と同等とはいかないまでも、十分及第点レベルで仕事をしてくれたように思います。
忍ヤマメは高いのでこれはありがたい・・・!
さて、2回の釣行で計43匹と上々の滑り出しとなった2023年の揖保川のアマゴ釣り。
あちこち新規開拓もしつつ、多くのアマゴに出会えることを期待したいと思います!!
2023年3月15日も28匹の釣果!↓
2023年解禁日の様子はこちら↓
コメント
初めまして、揖保川で渓流&鮎をしてる者です。
この渋い揖保川水系で良く釣れてますね。おみごとですね。
負けじと頑張ってみます。
これからも楽しみにしております。
>けんはむ様
当ブログへのご訪問&ご質問、ありがとうございます!
毎年解禁日前後は渋いはずなんですが、今年は気温も高いせいかよく釣れています。
私の好調ぶりはいつまで続くかは分かりませんが・・・。(苦笑)
けんはむさんも頑張ってくださいね!
応援しております。(^^)
Angler Ogi