こんにちは、渓流釣りをこよなく愛するTSURINEWSのライター兼ブロガー、Angler Ogiです。
前回の釣行では33匹という自己最高数を更新しましたが、「また同じ支流を攻めれば数を伸ばせるんじゃね?」という安易な考えの元、前回と同じ支流へ。
序盤は予定が狂って大苦戦しましたが、途中からはアマゴ達が固まっている場所を幾つか発見。
結果、またしても小型中心ではありますが、28匹ものアマゴをゲットすることが出来ました。
さっと書いていきます。
イクラのみで勝負。序盤は大苦戦
前回は嫁さんの協力もあり早朝から出撃しましたが、この日は息子の送迎の関係もあり、現地周辺に到着したのは10時頃。
釣り時間も15時頃までとそれほど長くないこと、前回イクラにしか反応しなかったことを踏まえて、高井釣り具さんでイクラを1パック購入。
川虫に関しては、釣り歩きながら気が向いたら採る、というスタイルで行く事にします。
この日の入渓場所は、前回大フィーバーがあった場所。
時間の関係で奥の方まで進めなかったので、探索しながら釣る事にしました。
この日のタックル↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.2号通し、2m~2.5m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン4号~3号
- 針・・・忍ヤマメ4号、カッパ極4号
- エサ・・・イクラ
川幅が狭い場所では3WAY 渓蘭 の長さを3.4m、仕掛けを2mに。
それなりに広い場所では竿4m・仕掛け2.5mにして狙っていきます。
一先ずボーズを逃れようと、前回の入れ食いポイントへと到着。
期待に胸を膨らませて仕掛けを流していき・・・
流して・・・
流・・・
・・・・・
まさかのアタリゼロ。(゜∀゜。)
2日前に纏まった雨が降ったので、ちょうどリセットされているのでは・・・と期待したのですが、同じ場所とは思えないほどアタリがありません。
オモリを変えたり流す筋を変えたりもしましたが、結果は同じ。
ここでボーズ逃れを・・・と考えていた甘い考えは、見事に打ち砕かれました。(泣)
それならばと、この少し上にある深みや、前回ヒットした場所も流していきますが・・・やはりアタリはありません。
さらに、この少し上にある小さな淵、落ち込み、堰堤の下など丹念に探っていきますが、全てアタリが無いのです。
さすがにこれはイクラのせいかと思い、網を突っ込んで捕獲したキンパクも流してみますが、やはり無反応。
もしかしたら、こんなマイナーな感じの場所にも土日にアングラーが入っていたのかもしれません・・・。
こればかりは仕方がないので、とりあえずは目標としている所まで遡行しようと決め、目立つ場所を流していくものの、「正直入る場所を間違えたか」と思うほどの状況。
見た目は随分いい雰囲気なのに、なんだか裏切られた気分です。(苦笑)
それでも、「きっとどこかに溜まっているはず」と信じて遡行を続けることにしました。
やはり入渓しにくい場所が狙い目!!
入渓場所から結構な距離を登ってきて、気が付くと随分道路から離れた場所に到達。
薄暗い場所に、良い雰囲気の落ち込みがありました。
倒木がかなり邪魔な角度に倒れていましたが、その倒木の上から忍者のように糸を垂らす、「リアル・釣りキチ三平」のような恰好で仕掛けを流してみると、プンッっと目印を弾くようなアタリ!
頭上に気を付けながら引き抜いたのは、
実に美しい天然アマゴ!11㎝ほどと小ぶりですが、1時間半ほど釣り上がってようやく1匹目と対面できました。
しかし、この先に合ったのは小さなゴルジュ帯のような場所。
川幅は狭くて流れが強く、仕掛けを流す場所がありません。
時折見える流心脇のヨレも丁寧に探っていきますが、やはりこういった急流にはまだ出ていないようです。
険しい場所をひたすら遡行していくと、ちょっと開けた場所に到着。
ここならいるだろうと仕掛けを投入すると、馴染む前に目印が弾けました!
ちょっとサビが残る12㎝ほどのアマゴです。
そしてこの後、
20分ほどの間に3か所で5匹のアマゴを追加!
やはり人が入りにくそうな場所なら釣れるので、先ほどまでの場所は入渓者がいたのかもしれません。
しかし、この後徐々に道路が近づいてきて、入渓しやすい雰囲気の場所になるとピタっとアタリがストップ・・・中々上手くいきません。
それでも、
日光がよく当たる開けた場所で、8匹目のアマゴを追加!
時折掛けバラシもあったので、魚影はそれなりに濃くなってきたように感じます。
固まっている場所を発見!プチ入れ食いに
続いてやってきたのは、
落ち込みの下が大きく抉れた場所。
随分と雰囲気が良い上に、辺りには羽化したヒラタが一杯います。
釣れそうな雰囲気をしっかりと感じながら、流心脇のヨレに仕掛けを放り込むと・・・
一発回答!チビアマゴが飛び出してきました。
そしてこの場所、ここからが素晴らしく、
なんとアマゴのアタリが9連発!
うちゲット出来たのは6匹・・・。(苦笑)
どれも小型ではありますが、シーズン初期にこれだけ連発すると嬉しいもんです。
息子に見せる為の動画もたくさん撮れました。
これに気を良くして遡行していくと、しばらくは釣りにならないような場所ばかり。
だからこそ1か所に固まっていたのかもしれません。
しばらく登っていくと、また結構な広さの落ち込みを発見!
狙いを定めて仕掛けを投入すると、すぐに目印がぶっ飛びます!
ヒットするのは小型が多いですが、アタリはバンバンあります。
ある程度流してアタリが遠のいても、仕掛けを重くして底近くに落とし込めばまたアタる、という事を繰り返し、
結局この場所で8回アタリを拾い、5匹のアマゴを追加!
実に順調です。
活性が高いように感じたので、
ものは試しと、こんな感じの浅いヒラキでも仕掛けを流してみると・・・綺麗に仕掛けがストップ!!
ある程度のエグレがあれば、普通に食ってくるようです。
とはいえ、やはりある程度の水量があった方が多くのアマゴが溜まるようで、
この場所では、
5回のアタリで3匹のアマゴをゲット。
それなりのサイズを1匹バラしてしまったのが悔やまれます・・・。
この後は大場所と呼べるような場所はありませんでしたが、それなりの広さの落ち込みが点在していて、
流すたびにアタリが出て、順調に数を伸ばしていきます。
しかし、気が付くと時刻は15時前。
エサのイクラも残りわずかとなっていました。
なんとか30匹に乗せたいなぁと思っていたのですが、
このアマゴの口から針を外す際に針がポッキリ折れてしまいました。
エサのイクラも残り5粒となっていた上、ふと周囲を見渡すと、過去に入渓した場所まで遡行していたようです。
車までかなり遠くなってしまった事もあり、この日はこれにて終了としました。
この日の釣行の纏め
この日の最終釣果は、17cmまでのアマゴが28匹。
うちキープしたのは、針の掛かりどころが悪かった15cmクラス3匹と16㎝、17㎝の計5匹です。
お昼を挟む5時間程度の釣行で、まさかこれほどの数のアマゴが釣れるとは正直思っていませんでした。
面白かったのは、日陰になっている場所よりも、太陽が当たる場所の方が圧倒的にアタリが多かったということ。
やはりまだまだ水が冷たいのか、日光が当たる場所の方が水温が高くなるので、定位しやすいのかもしれません。
そして驚いたのが、流芯で食ってきたり、瀬のヒラキでもアタリが出始めたということ。
こういった場所で食うのは例年なら4月中頃からですが、この日の気温は(帰宅時で)19度。
支流の水温も結構高め(体感で6~7度くらい)だったことが関係していると思われます。
この感じであれば、各支流での食いも今後どんどん活発になっていきそうですし、良型が釣れ始めるのも例年より早いかもしれません!
3回の釣行で計71匹となった2023年のアマゴ釣り、今後も頑張っていこうと思います!
前回は33匹の爆釣でした↓
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