バレーコードフォーム17種&基礎フォーム9種を一挙紹介!

この記事は約14分で読めます。

こんにちは、Angler Ogiです。

皆さまは、バレーコードは難しい!!という事で、どうしても避けてしまっていませんか??

これまで当サイトでは、バレーコードの省略法や、オンコード一覧等の記事をご紹介してきましたが、今回は真っ向からバレーコードフォームの攻略をしていこうと思います!!

その理由はこちら!

  • 基礎フォームと言われるコードフォームを覚えれば、移動させるだけで別キーに応用できる
  • 5弦ルート6弦ルートと言われるフォームが存在し、似たようなフォームが多いので覚えやすい
  • 理屈を覚えてしまえば、譜面上のほぼ全てのコードを鳴らすことが出来る

極端な話をしますと、オンコードとバレーコードの基礎フォームを覚えてしまえば、ポップスのほぼ全ての曲が演奏出来てしまうのです!

さらに、バレーコードとは呼びにくいものの(理由は後述)、開放弦を利用しない基礎フォームという物も存在します。

今回の記事では、バレーコード9種と、開放弦を使用しない基礎フォーム4種を、6弦パターン・5弦パターンに分けてご紹介!

早速見ていきましょう!!

【今回の記事に登場するコードフォーム】

  • メジャー、マイナー(m)
  • マイナーセブンス(m7)、メジャーセブンス(△7)、セブンス(7)、マイナーメジャーセブンス(m△7)
  • サスフォー(sus4)、セブンサスフォー(7sus4)
  • アドナインス(add9)、シックス(6)、マイナーシックス(m6)
  • ディミニッシュ(dim)、マイナーセブンフラットファイブ(m7♭5)
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そもそもバレーコードって?

バレーコードとは、左手の人さし指を使い、1弦~5弦(5弦ルート)、もしくは1弦~6弦(6弦ルート)までを覆うように押さえた状態で、コードを組み上げたもの。

実際に人さし指が担当するのは、覆っている弦のうちの約半分だったりするのですが(Fなら1・2・6弦といった具合)、どうしても全ての弦を押さえるといったイメージが付きまといます。

しかし!それは裏を返せば、

開放弦を使わないことになる→フォームをずらす(移動させる)だけでコードが変わる

ということなのです!

基本的なフォームさえ覚えてしまえば、とにかく応用が利きやすく譜面上で押さえられないコードが無くなる可能性が高いのが、バレーコードの素晴らしいところ。

5弦ルートのバレーコードの場合、親指での6弦ミュートが出来ないことが殆どなので、左手人さし指の先端で6弦に軽く触れてミュートします。

開放弦を使わない基礎フォームはバレーコードなの?

m7(♭5)dim(ディミニッシュ)のように、開放弦を使わずにフォームを作るコードも多数存在します。

しかし、バレーコードの一般的な定義というのは、人さし指で複数(4本以上)の弦を覆うこと。

そのため、開放弦を使っていないもの=バレーコード、というわけではない事を覚えておきたいところです。

バレーコードの押さえ方を攻略するには?

実際にバレーコードを鳴らすには様々なやり方がありますので、少しご紹介しましょう!

①左手でギターのネックを持たない

基本的に、ギターのネックは左手で持ちません。あくまで左手は、コードを押さえるだけなのです。

そのためには姿勢を安定させ、右腕をギターのボディに乗せたときに脇で抱え込むようにし、テコの原理で左手がネックに押し付けられるような体制を作るのです。

左手でネックを持ってしまうと、支えようとして余分な力を使って疲れてしまうため、気を付けてくださいね!

②左手は人さし指ではなく、親指に力を加える

初心者の方にありがちなのが、人さし指に力を加えて押さえようとしてしまうこと。

これだと、中・薬・小といった他の指にも無駄な力が入ってしまい結果的に指が開かなくなってしまうのです。

そこで、親指をネックの裏(中心よりやや下側)から押すように力を加え、かつ親指の内側(人差し指側)をあてがう事により、力が逃げず、しっかりと押さえる事が出来ます。

③コードを押さえるときはグーを握るイメージ

こちらも初心者の方に多いのですが、左手でコードを握る時に、指1本1本に力を籠めようとすると、全ての指にバランスよく力が入らなくなってしまいます。

そこで、以下の方法をお試しください!

  1. コードフォームを作るときは力を入れず、まず指を置くだけ
  2. 手首がキツく曲がると指が届かないので、ギターを立てて手首も出来るだけ真っすぐに近づける。
  3. 指の配置が終わったら、 キュッ!っとタイトに力を(親指に)加える。

3の時に、グーを握るような感覚で押さえてみてください。

もし指先が(練習によって)ある程度の硬さになっていれば、案外簡単に鳴ってくれるかもしれません!

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バレーコードの為に覚えたい指板の音

そもそもコードというのは、3つ以上の音を組み合わせることによって成立します。

そしてギタリストの方は、C=コードのイメージをお持ちかと思うのですが、実はCというのはドの音のこと

このローマ字と、実際の音の関係性は以下のようになっています。

C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ

そして、これらの音を一番低い音にして(3つ以上の音で)組み上げる事により、コードが成立するのです。

例えば、コードC=ミソDm=ファラ、といった具合です。

バレーコードを組み上げる場合、メジャーやマイナーという響き全て指の配置が決まっているので、後はどのベース音の場所に人さし指を持ってくるか、という事だけ考えればいいのです!

そこで、以下の音だけ頑張って覚えましょう!!

  • 6弦・・・F(1フレット)、G(3フレット)、A(5フレット)
  • 5弦・・・B(2フレット)、C(3フレット)、D(5フレット)
  • 6弦の開放弦はE、5弦の開放弦はA
  • ♯は一つ右に、♭は一つ左にずれる

1日2つずつ覚えれば、3日で覚え終えることも可能なのです。

そして、この配置さえ覚えておけば・・・

  • A♭→Aが6弦5フレットなので、6弦4フレット
  • C♯→Cが5弦3フレットなので、5弦4フレット

このように応用が利くため、結果として12音階分全てを推察することが出来るようになるのです!

さあ、これらを基に、実際のバレーコードフォームを見ていきましょう!!

バレーコードの基礎フォーム、実践

ポップスでよく使われるバレーコードは、以下のようになります。

【一番左が読み方、カッコ内が実際の表記(Cの場合の表記)。実音の並び例→説明文となっています。】

  • メジャー(C)・・・いわゆるドミソ。明るい響き。
  • マイナー(Cm)・・・ドミ♭ソ。暗い響き。
  • メジャーセブンス(C△7)・・・ドミソシ。明るい中に少し薄暗さがある。
  • マイナーセブンス(Cm7)・・・ドミ♭ソ シ♭。暗くかつ不安定な響き。
  • セブンス(C7)・・・ ドミソ シ♭ 。明るく感じたり暗く感じたり、不安定な響き。
  • マイナーメジャーセブンス(Cm△7)・・・ドミ♭ソ シ。濁った不安定な響き。
  • サスフォー(Csus4)・・・ドファソ。メジャーに戻る為の、留まった感のある響き。
  • セブンサスフォー (C7sus4) ・・・ドファソシ♭。不安定な状態かつ、留まった感のある響き。
  • アドナインス(add9)・・・ドレソ(ドミソレ)。明るく爽やかな響き。
  • シックス(C6)・・・ドミラ(ドミソラ)。暗いのに明るい、不思議な響き。

一つずつ、実際のコードフォームをご紹介していきます!

メジャーコード

メジャーコードは、6弦ルートと5弦ルートがあります。FやA♭、B♭辺りをよく見かけます。

6弦ルートのメジャーコード

もし1フレットに人さし指が来ていれば4フレットに来ていればA♭/G♯となります。

5弦ルートのメジャーコード

もし1フレットに人さし指が来ていればB♭/A♯4フレットに来ていればC♯/D♭となります。

右側に3つ並んでいる黒丸は、中・薬・小の指3本を使っても良いですし、薬指や小指でセーハしてしまっても構いません。

マイナーコード(m)

マイナーコードにも、6弦ルートと5弦ルートがあります。Fm、Gm、Bm、C♯mなど、どれもよく見かけます。

6弦ルートのマイナーコード

1フレットのFmから4フレットのA♭m(時にG♯)まで、さらにはローコードが存在するAmも、カッティングの為に5フレットでこのフォームを使う事があります。

頻出するため、特にマスターしたいフォームです。

5弦ルートのマイナーコード

こちらも、1フレットのB♭m(稀にA♯)~4フレットのC♯mまでよく使用します。

メジャーセブンス(△7)

メジャーセブンスの6弦ルートは、人さし指で弦を覆っていない為、バレーコードではありません。

5弦ルートのみがバレーコードですが、両方ご紹介します。

6弦ルートのメジャーセブンス

6弦=人、4弦=薬、3弦=小、2弦=中という、やや変則的なフォーム。G△7として使用することが多いかと思います。

5弦は人さし指の腹、1弦は人か中指の腹でミュートしますが、あまり意識しなくても勝手にミュートになるのではないでしょうか。

5弦ルートのメジャーセブンス

3弦=中、4弦=薬、2弦=小、となります。

B△7やC△7でよく使用しますが、C△7はオープンコードでも大丈夫であれば、そちらを使用した方がラクかもしれません(ノーマルなCのフォームから人さし指(2弦)を離すだけ)。

マイナーセブンス(m7)

マイナーセブンスにも、6弦ルートと5弦ルートがあります。F♯m7、Bm7、C♯m7は省略フォームがありますが、それ以外は頑張りましょう!

6弦ルートのマイナーセブンス

マイナーのフォームから、4弦の小指を離すだけなのですが、この4弦が非常に鳴らしにくいので、人さし指を反らすようなイメージで押さえると良いかもしれません。

5弦ルートのマイナーセブンス

こちらもマイナーフォームから3弦の小指を離すだけではありますが、やはりその3弦が鳴りにくくなります。

最悪、マイナーコードで代用してもなんとかなりますし、Bm7等は省略フォームを利用しても良いかと思います。

セブンス(7)

セブンスにも、6弦ルートと5弦ルートがあります。

6弦ルートのセブンス

メジャーのコードから、小指を離すだけです(またしても4弦がなりにくくなります・・・)。

5弦のマイナーセブンスフォームを、全て1本ずつ上げたフォーム、と覚えましょう。

5弦ルートのセブンス

こちらは、メジャーコードの5弦ルートと比べて、3弦が空白になっています。

B7、C7、C♯7はいずれもバレーではないフォームがあるため、B♭7が出てきた時だけ頑張りたいところですね。

マイナーメジャーセブンス(m△7)

あまり見かけないコードかもしれませんが、上手くコードの流れの中に組み込むと、非常にカッコイイ響きになるコードです。

ポルノグラフィティの曲中によく出てくるように、ラテン系の曲には欠かせないコードでもありますね。

6弦ルート、5弦ルート、どちらも存在します。

6弦ルートのマイナーメジャーセブンス

4弦=中、5弦=薬で押さえます。

5弦ルートのマイナーメジャーセブンス

非常にややこしい押さえ方になります。

4弦=小、3弦=中、2弦=薬で押さえるのが一般的ですが、3弦と2弦はそれぞれ逆の指でも構いません。

サスフォー(sus4)

こちらも、6弦ルートと5弦ルート、両方が存在します。

6弦ルートのサスフォー

5弦ルートのメジャーフォームを、そのまま1本ずつ上げたもの、と覚えましょう!

5弦ルートのサスフォー

多くの方が挫折する、通称「難易度がFの比じゃない地獄コードその①」です。

2弦が4フレット分離れており、かつ小指で押さえる為、かなりしんどいかと思いますが、頑張って覚えたいところ・・・。

もしB♭sus4が出てきた場合、6弦ルート(6フレットに人さし指)で押さえる方がラクかもしれません。

Bsus4は省略コードを用い、Csus4はオープンコードを利用して、C♯sus4が出てきてしまったら・・・頑張りましょう!(苦笑)

セブンサスフォー(7sus4)

こちらも6弦ルートと5弦ルート、両方が存在します。

6弦ルートのセブンサスフォー

5弦ルートのセブンスフォームを、 全て1本ずつ上げたフォーム、と覚えましょう。

5弦ルートのセブンサスフォー

難易度がFの比じゃない地獄コードその②です。

省略フォームも存在しない為、初心者の方はこのコードが出てこない曲を選びたいところ。

ある程度指が開くようになれば押さえられるようになりますので、指のストレッチを入念に行ってから、トライしてみましょう!

アドナインス(add9)

アドナインスのバレーコードは、5弦ルートしかありません。

6弦ルートのフォーム(F~A♭)はオープンコードで存在するのですが、今回は対象外のため除外しています。

5弦ルートのアドナインス

メジャーの5弦ルートフォームから、2弦が無くなったフォームです。

マイナーの6弦ルートフォームを1本ずつ下げたフォーム、と覚えましょう。

こちらはバレーコードのなかでは比較的押さえやすいフォームなので、トライしやすいかもしれません。

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シックス(6)

見かける頻度は多くないものの、通常のコードの流れを1ランク上に導いてくれるのがシックスです。

6弦ルートと5弦ルートの両方が存在しており、6弦ルートはバレーコードではありません。

6弦ルートのシックス

6弦=人、4弦=薬、3弦=中、2弦=小と、5弦ルートのメジャーセブンスそっくりなフォームとなっています。

5弦と1弦をミュートする為に、人さし指は弦の上を覆っているように見える為、パッと見はほぼバレーコードですね。

こちらもバレーコードと同じように、コードネームを決めるベース音は人さし指となります。

5弦ルートのシックス

5弦ルートのメジャーコードに、さらに1弦を追加したフォーム。

その性質上、指二本(人+薬or小)で押さえなければならず、かなり押さえにくいコードフォームです。

左腕全体を体に引き付けるようにして、指だけでなく腕全体の力を使いましょう。

バレーコードではない基礎フォームコード

最初の方でご紹介したように、バレーコードではない基礎フォームを用いたコードも、比較的よく見かけます。

この機会に頑張って覚えましょう!こちらをクリアすれば、オンコードと併せて、ポップスのほぼ全てのコード(テンションコード系を除く)をマスターできます!

ディミニッシュ(dim)

音の響きがどこまでも不安定なコード。名前のややこしい感も相まって、中々覚えにくいコードではないでしょうか。

6弦ルートと5弦ルートの両方があり、5弦ルートはバレーコードっぽいフォームになります。

6弦ルートのディミニッシュ

左端の2~4弦を人さし指でセーハし、6弦=中、3弦=薬となります。

ポイントは、コードネームを決めるベース音は中指である、ということ。即ち、6弦3フレットに中指が来ていればGdim、といった具合になります。

5弦ルートのディミニッシュ

左端の1~3弦を人さし指でセーハし、5弦=中、4弦=薬、2弦=小指となります。

6弦のミュートに関してですが、中指の先端で6弦に触れるか、人さし指を5弦までベッタリバレーコードのようにしてしまい、人さし指の先端でミュート、という方法もあります。

こちらも、コードネームを決めるベース音は中指となるのでご注意くださいね。

マイナーセブンフラットファイブ( m7(♭5) )

ディミニッシュとやや近い響きで不安定ではありますが、ディミニッシュよりもマイナーに近く、少しだけ安定感を感じるコードでもあります。

6弦ルートと5弦ルートの両方が存在します。

6弦ルートのマイナーセブンフラットファイブ

6弦=中、4弦=薬、3弦=小、2弦=人で押さえ、5弦は中指の腹、1弦は人さし指の腹でミュートするのが一般的な押さえ方です。

手の大きな方は、6弦=親、4弦=中、3弦=薬、2弦=人で押さえる方が良いかもしれません。

こちらもコードネームを決めるベース音は中指となりますので、ご注意くださいね。

5弦ルートのマイナーセブンフラットファイブ

5弦=人、4弦=薬、3弦=中、2弦=小で押さえるのが一般的ですが、5~3弦を人さし指でセーハしてしまうのもアリです。

こちらはバレーコードと同じように、コードネームを決めるベース音は人さし指となります。

マイナーシックス(m6)

あまり見かけることはありませんが、たまーに出てきます。少々覚えにくいですが、押さえにくいわけではないので、頑張りましょう!

6弦ルートと5弦ルートの両方があり、5弦ルートは2種類あります。

シックスの音をどこに配置するかによって印象が変わるので、使い分けたいところです。

6弦ルートのマイナーシックス

6弦=中、4弦=人、3弦=薬、2弦=小指で押さえます。

5弦は中指の腹、1弦は小指の腹でミュートするのですが、おそらく勝手にミュートになるかと思います。

コードネームを決めるベース音は中指となりますので、ご注意くださいね。

5弦ルートのマイナーシックスその1

5弦=人、3弦=薬、2弦=中、1弦=小指で押さえます。6弦と4弦は共に人さし指の先端と腹でミュートします。

コードネームを決めるベース音は人さし指となります。

5弦ルートのマイナーシックスその2

5弦=薬、3弦=中、1弦=小に、2~4弦(左端の縦長の黒丸部)の人さし指セーハを加えます。6弦は人さし指の先端でミュートします。

コードネームを決めるベース音は薬指となりますので、気を付けましょう!

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最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、ポップス演奏でよく使用するコード達の、バレーコードフォームについてフォーカスしてみました。

25種もの押さえ方が登場していますが、こちらも1日2つずつ、例えばメジャーの6弦ルート&5弦ルート、という風に覚えていけば、2週間程度でコンプリートすることが可能です!

バレーコードを克服することが出来れば、ギターの世界は一気に広がります!!

頑張ってトライしてみてくださいね。

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