カポタストとは?使い方と理論を徹底解説!

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こんにちは、ギター講師のAngler Ogiです。

皆様は、FやBm7といったバレーコードが多数出てくる曲を見た時、どのようにコードを押さえていきますか??

省略コードを利用するバレーコード克服のためにフォームを覚える、といった方法が考えられますが、こんな時はカポタストを使えると超便利!!

音の響きも大きく変化するため、楽曲の伴奏にバリエーションを付けることが出来ます。

今回は、そんな超便利ツール・カポタストについて、詳しく解説していこうと思います!

↓今回の記事はこんな内容です↓

  • カポタストの使い方を詳しく解説!
  • カポタストが絡む移調の理屈や方法も解説!
  • 上級テクニック、二重移調についても詳しく解説!
  • オススメのカポタストもご紹介!

そもそもカポタストって?

カポタストカイザー

カポタストとは、ギターを演奏する際に使用する小道具の一つ。

各メーカーから様々なタイプが発売されているため、用途や予算に応じて使い分けるのがいいかと思います。

基本的な使い方は、ギターの弦をラバーの部分で圧迫できるように、ネック部に取り付けるだけ(取り付け方はタイプによって異なる)。

これだけでカポタストがバレーコード時の左手人差し指と同じ働きをしてくれるため、バレーコードの数を大幅に減らすことが出来ます。

また、カポタストがギターのナットと同じ役割を果たしつつ、音の高さを底上げすることにもなるため、結果的に簡単にキーを上げる事も出来るのです。

キーとは、曲中の中心となる働き/主役(トニックといいます)を担うコードがどれなのかを理論的に定めたもの。
カラオケで、曲の高さを+1や-1にしたりするのは、キーを1つ上げる(+1)1つ下げる(-1)という言い方になります。
このようにキーの変更を行う事を移調と呼びます。

カポタストの基本的な考え方は移調

楽曲のキーやコードはあらかじめ決まっていますが、

弾き語りや伴奏をしようとしたら、音の高さが合いませんでした!

という事がしばしばおこります。

こういった時にカポタストを使用すると、楽譜に書いてあるコードはそのままで、その人にあった高さまで(ワンアクションで)キーを上げられるのが、カポタストの便利なところ。

しかし、

  • 押さえているコードCカポタストなしの音(ドミソ
  • 押さえているコードCカポタスト2フレット=の音(レファ♯ラ
  • 押さえているコードBカポタスト1フレット=の音(ドミソ

このようにカポタストを付ける位置によって、実際に鳴っている音は全て別の響きになるので、少しだけ移調の理論を学ばないとややこしいことになってしまうのです。

そこで、ギターにおける簡単な移調の理論とカポタストの理屈を、この機会にあわせて覚えてしまいましょう!

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カポタストを使ってコードを移動(移調)してみよう

先述した通り、カポタストを使用するという事は、元のチューニングから音を底上げする(高くなる)ということ。

そして、実際に鳴る音が高くなるという事は、押さえるべきコードフォーム(音)は全て(カポタスト分)低くしなければならない、という風に言い換えることも出来ます。

Cフォームで押さえたときの指板の音。

上の図は、黒字がカポ無し赤字がカポタスト2で、Cのコードフォームを押さえたときに実際に鳴る音を表したものです。

カポタスト2でCのコードフォームを押さえると、通常のCの時よりもハイフレットで押さえる事になる為、音が高くなることが判ります。

カポタスト2のCフォーム。音の並びはこのようになるので、実際にはDの響きとなる。

鳴らしたい音はDですが、カポタストが2フレットに来るので、実際に押さえるのはCのコードフォーム(フレット2つ分底上げ)、という形になるわけですね。

通常のCは、このような音の配置になっている。3・1弦は開放弦が鳴る。

これらを応用し、楽譜に出てくる全てのコードを移動(移調)していくことで、カポタストをマスターすることが出来ます。

移調のためのギター理論(初級~中級)

では早速コードを移動して移調!!

・・・と行きたいところですが、そのためにはまず、以下のドレミの関係を知っておく必要があります。

C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ
Low← C、C♯/D♭、D、D♯/E♭、E、F、F♯/G♭、G、G♯/A♭、A、A♯/B♭、B、C →Hi

実はギターの世界では、ドの事をC、レの事をDという様に、音をローマ字表記で表すのです!

これに加え、ギターのチューニングについてもきちんと知っておく必要があります。

ギターのノーマルなチューニングは・・・

6弦E(ミ)、5弦A(ラ)、4弦D(レ)、3弦G(ソ)、2弦B(シ)、1弦E(ミ)

このようになっています。

さらにもう一つのギターの前提として、

  • フレットが1つ分ボディ側にずれると、音は半音高くなる
  • フレットが1つ分ヘッド側にずれると、音は半音低くなる

これらを踏まえた上で、カポタストを2フレットにセットすると、チューニング自体が↓このように底上げされます。

↓カポ2の時↓

6弦F♯(ファ♯)、5弦B(シ)、4弦E(ミ)、3弦A(ラ)、2弦C♯(ド♯)、1弦F♯(ファ♯)

このように、全ての音が全音分(フレット2つ分)高くなった状態になるのです。

通常、 カポタストを使用しないで押さえるCのコードの構成音は、ドミソ。

これをカポタスト2で演奏する場合は、全ての音が全音分底上げされているため、押さえているのがCのフォームでも、実際になっているのはD(レファ♯ラ)の響きという事になるわけですね!

次の項目で、実際にコードの流れを見ながら確認していきましょう。

カポタストの実践的な使い方

例えば↓のようなコード進行が出てきた時、どのようにギターを弾いていけばいいのでしょうか。

A→D→Bm7→E →C♯7→F ♯m7

このコード進行であれば、ギタリストは様々なケースを想定。

その結果、ざっと以下の選択肢が生まれます。

  1. そのまま通常のコードを押さえていく。
    バレーコードになりえるのは、Bm7・
    C♯7・F♯m7の3つ。
  2. バレーコードは省略コードを用い、全てオープンコードとして弾いていく。
  3. エレキギターのカッティングなどであれば、あえてバレーコードばかりで弾いていく。
  4. カポタストを2フレットにセットする事により、移調してキーGとして弾いていく。

1に関しては、そのまま弾いていくだけなので今回は割愛。

最も多いであろう2を選択する場合は、Bm7・F♯m7をオープンコードとして、C♯7は基礎フォームとして弾いていけば、バレーコードなしで演奏することが可能です。

バンド内でエレキギターのカッティングを演奏したり、2本のアコギを重ねたりする場合は、あえて全てバレーコードとして押さえる事も考えられます。

バレーコードの基礎フォームを理解しておけば応用が利くため、是非覚えたいところですね。

そして本題の4番。
こちらを今から解説していきます!

実践ではどんな感じに??

もう一度コードの並びを確認して、考えてみましょう!

A→D→Bm7→E →C♯7→F ♯m7

こちらをカポタスト2で弾く時は、全ての音を全音分(フレット2つ分)下げたコードを弾くことになります。

どのようになるかというと・・・!?

G→C→Am7→D→B7→Em7

押さえるコードはこのようになり(実際に鳴る音はそのまま)、バレーコードはB7以外消滅

そのB7も、バレーコードフォームよりオープンコードフォーム(下記参照)の方がよく使用されるため、実質的にバレーコードのないコード進行が出来上がります。

B7のオープンフォームです。
B7のオープンコードフォーム。

カポタストを使用した場合とそうでない場合を比べると、コード内の音の構成(ボイシングと言います)が変化するため、響きも大きく変わります。

ケースによって使い分けられると最高ですね!!

Ogi
Ogi

ライブ等で長時間(20曲等)ギターを弾く場合、ずっとバレーコードが続く曲を演奏していると、プロでも腕が持ちません。
また、開放弦特有の響きを楽しむためにもカポタストは有用なので、是非マスターを目指しましょう!

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カポタスト使用時のバレーコードの考え方

バレーコードフォームを基準に考える場合は、考え方が少々特殊な形になります。

  1. 曲のキーは変えず、バレーコード省略のためにカポを使用
  2. 曲のキーを高くするためにカポを使用(バレーコードは残る)

このように2タイプに分かれるので、1つずつ順に見ていきましょう。

キー変更無し・バレーコード省略のためのケース

6弦からF♯、C♯、E、A、C♯、F♯という音の並びになる。

こちらは、通常のF♯m7のコードフォーム。

ご覧のように、2フレット全てに人さし指を用いることで成立するバレーコードです。

キーを変えるためでなく、このコードを省略するために、2フレットにカポタストを使用すると・・・。

青い楕円はカポタスト、黒丸が押さえるところ。

押さえる場所は4フレット5弦の一か所のみとなり、結果的にEm7のコードフォームとなります。

バレーコードは解除され、曲の響き(実際に鳴っている音)はそのまま保たれますが、演奏するキー自体は2つ下がることになります。

即ち、楽譜に書かれているコードを全て2つ下のキーに移調しておくことで、バレーコードを減らし、そのままの音の高さで演奏することが出来るのです。

例として、

  • F♯m7・・・Em7に変更
  • A・・・Gに変更
  • Bm7・・・Am7に変更

このように考えていきます。

楽譜を開いたときに、「カポタスト3」等と表記してある曲の場合、この事を基準に譜面が掛かれているケースが多いです(コブクロの曲などは、特に)。

ただキーを高くするだけの場合

自分が歌ったり伴奏する時等に、バレーコードは省略せず(コードを一切変更せず)、曲のキーを上げるためだけにカポタストを使用する場合は、元のコードフォームをそのまま用います。

青はカポタスト。黒丸の所は6弦からG♯、D♯、F♯、B、D♯、G♯となる。

ご覧のように、本来2フレットにあった人さし指が4フレットに移動するため、音は当然高くなります。

見た目上はF♯m7のフォームではあるものの、響きはG ♯m7となるわけですね(事実上G♯m7と同じフォームになるため)。

同じように、全てのコードが底上げされた状態になるため、

  • F♯m7・・・実際にはG♯m7の音が鳴る。
  • A・・・ Bの音が鳴る。
  • Bm7・・・C♯m7の音が鳴る。

このようになります。

このケースの場合はコード的な理屈は無くてもよく、ただ音が高くなるための便利なツール、として捉えられることが多いですね!

Ogi
Ogi

男性アーティストの曲を女性が歌う時など、元がカポ無しの曲を3カポや4カポにすることが多いのですが、その時はこの理屈を用いることになります。

カポタスト装着時の分数コードの考え方

多くの方が、分数コード(オンコード)=難しい、と考えておられますが、理屈が判ってしまうとそんなに難しくはありません。

分数コードについては、詳しくはこちらの記事に書いておりますので、是非ご覧ください。↓

今回の内容に関連する部分のみを抜粋すると、

  • D/F♯・・・エフシャープぶんのディーと読む
  • D(onF♯)、DonF♯・・・ディーオンエフシャープと読む

こういった表記のコードの事を、オンコード分数コードと読むということ(どちらも同じ意味を表す)。

Dがメインのコード、onが付いている(分母の方)F♯がベース音となっている、ということ。この2点です。

カポタストで移調する場合は、onが付いてる方(分母の方)もメインのコードも、両方同じだけ移動(移調)することになります。

つまり、カポタスト2で、D/F♯ の音が鳴るようにしたい場合は・・・

  1. DとF♯、まず両方の音を2つ(全音分)下げて、D→C、F♯→E、とする
  2. 分数コードとして組み直し、C/Eのコードを鳴らす

このようにすれば解決!!

また、元の楽譜のコードにカポタスト2を付けてそのまま演奏した場合は、実際に鳴っている音は+2となる(全音高くなる)ため、

  • Dの全音上=Eであり、F♯の全音上=G♯・・・実際に鳴っている音はE/G♯

このようになります。

慣れるまでは少々手間がかかり大変ですが、慣れてしまえば自分で移調した楽譜を作成することも出来るので、頑張ってみてくださいね!

上級編:二重移調

この項目の内容はかなり複雑な移調になっているため、初心者の方はスキップしてくださいね。

カポタストの理屈を完璧に理解すると、自分独自の伴奏の為に、曲のキーをあえて変更しつつ、実際に鳴らす音は原曲と同じ、というような高度なことが出来るようになります。

例えば、元のキーがB♭の曲で、このようなコード進行が出てきた時にどうするか。

B♭→F/A→E♭→B♭→F/A→Gm7→Dm7→E♭

通常であれば、カポタストを3フレットにセットして、キー=Gとして捉えることで・・・

G→D/F♯→C→G→D/F♯→Em7→Bm7→C

このような並びとなり、バレーコードが消滅して非常に弾きやすくなります(Bm7は省略フォーム使用)。

しかし、もしもこの曲のキーを4つ上げたい、等と歌い手さんに言われたとき、伴奏者はどうするのが正解なのでしょうか。

そのままカポタストを4つハイフレット側にずらすとカポタスト7となり、低音がごっそりいなくなる薄い伴奏になってしまいます。

バンド内での演奏であればカッコよく仕上がりますが(イーグルスホテルカリフォルニアのように)、もしアコギ1本の伴奏であれば、かなり薄くなってしまうのです。

そこで、伴奏として安定しやすいカポタスト4以下で演奏できるように、以下のようにします。

  1. 元キーはB♭、まずこちらを4つ上げにして、キーDとする
  2. カポタストを2に付け、Cのキーで伴奏する

キーDであればそれほど苦も無く伴奏できますが、よりバレーコードの少ないキーCであれば、ハンマリングやプリングといった小技も使いやすいはず。

楽譜上では、このような形になります。↓

B♭→F/A→E♭→B♭→F/A→Gm7→Dm7→E♭
↓一度目の移調(B♭から+4、Dのキーへ(実際に鳴らす響き))↓
D→A/C♯→G→D→A/C♯→Bm7→F♯m7→G
↓二度目の移調(Dから2つ下げ、Cのキーへ)↓
C→G/B→F→C→G/B→Am7→Em7→F
(ここにカポ2を装着すると、Dの響きとなる)

いかがでしょうか。

オンコードの中では特に押さえにくいA/C♯やバレーを使いたくなるF♯m7を回避しつつ、響きを多用しやすいG/Bや、ナチュラルハーモニクスを使用できるEm7が仲間入り。

さらに、CやAm7といった開放弦の良さを活かすことが出来るコードがメインになったため、Fが登場するデメリットを補って余りあるアレンジとなりました。

主役である頭のコードがDであれば、低音は4弦からとなりますが、キーがCであれば、低音は5弦を使用することが出来るのも大きなポイント。

勿論、伴奏者だけでなく歌い手さんの好みも反映しなければいけない為、どちらの響きが良いかは一概には言えません。

しかし、伴奏の幅が広がるという意味で、この方法を使わない手はありません!

是非、二重移調の理屈もマスターして頂ければと思います。

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おすすめのカポタストについて

この項目では、私Ogiがプロ講師目線で選ぶオススメのカポタストをご紹介していきます!

●画像をクリックすると、外部サイト(サウンドハウス様)へ飛び、そのまま購入できます。

G7th Newport Capo

私が長年愛用していたカポタストがこちら。

見た目が銀色でシャープでカッコイイ、ということで購入しましたが、非常に便利な逸品でした。

テコの原理でのワンタッチ装着による手軽さと、ギターそれぞれの弦圧に合わせる為の調整ノブが付いているため、セットした後の圧力調整が簡単に行えます。

挟み込むために力を加えなくていい分、女性でも扱いやすいため、レッスンにお越しになる女性の方にはこちらをよくオススメしています。

ただ、ラバーの部分が比較的弱めなため、交換時期が他の物よりも早かったのが少しマイナスポイント。

と言っても、ほぼ毎日使用して2~3年程度は問題なかったので、通常使用であればそれほど問題にならないと思われます。

PLANET WAVES / NS CAPO(PW-CP-02 Black)

今現在、私が主力として使用しているタイプです。

とにかく見た目がシンプル、機能も最低限。カラーも目立たないブラックと、完全に黒子に徹してくれるカポタストです。

付けはずしは取り付けられているノブのみで行うタイプで、圧力を微調整できるため、最もチューニングの狂いが少ないように感じ買い替えて

価格も2000円を切るため買い求めやすいですが、当たり外れがあるのか、時折1年程度でダメになる個体があります

基本的には仕事使いで2年に一度程度買い換えていますが、価格が安い為、特に気になっていません。

JIM DUNLOP / TRIGGER CAPO ACOUSTIC FLAT BLACK

非常に丈夫なトリガータイプのカポタストで、学生時代から使用しています。

取り付けるのに結構な力が必要で、圧力調整は出来ないタイプですが、取り付けは挟むだけなので非常にスピーディー

大サビで転調する曲の間奏などでも一瞬で取り付け可能なので、一つは用意しておいて損はありません。

ラバー部も丈夫なのか、はたまた使用頻度が他に比べて高くないからか、非常に長持ちしています。

ただ圧力調整が出来ない分、弦の音が高くなりがちなので、使いどころは考えなければなりません。

KYSER / KG6 BLACK

最近見かけることが多くなった、カイザーのカポタスト。

見た目が非常にオシャレで、ワンタッチで取り付けが可能なトリガータイプですが、JIM DUNLOPの物よりは力が軽くて済むので、女性にもオススメできる逸品です。

ただ、セットしたときに思いの外大きく(柄が長く)感じるので、演奏時に邪魔にならないかどうかは、個人の判断によるかと思います。

カラーバリエーションも豊富なので、オシャレな小物を使いたい方にもオススメです。

高級品:G7th Performance 3 ART Capo Black

本体価格が5千円を超える、高級品のカポタスト。

取り付けはテコの原理で簡単ワンタッチ、なのに全く力はいらず、かつ弦の圧力はギター毎に最適なバランスになるように設計された、素晴らしい逸品です。

いかんせん高級品、紛失した時のダメージが大きかったりするので、こだわり派の方は使用してみるといいのではないでしょうか。

番外編: GLIDER / THE ROLLING CAPO

俗にグライダーカポと呼ばれる、簡単にカポタスト本体の移動(移調)が行えるタイプのカポタストです。

大サビで転調する時などに、セットした状態のまま左手親指を使ってグリグリと移動出来る為、弾き語りアーティストには重宝されそうな逸品です。

ただ、セットしている場所を変えるとチューニングがズレることも多い為、よっぽどの時だけ使用するようにした方が無難です。

価格はサウンドハウスで3000円程度のため、持っていて損はないかもしれません。

カポタスト使用時に注意すること

↑グライダーカポの欄でも記載しましたが、カポタストはセットするとチューニングが狂います。

これは、通常のチューニング状態と弦の張力が変わるため。

セットしたり外したりする毎に、必ずチューニングを行ってくださいね。

また、物自体が結構小さくて地味な物が多い為、うっかりステージの上に置き忘れたり、レッスン教室に置き忘れたり、なんて事もしばしば。

実際私の教室では、ピックに次いで多い忘れ物となっています。その他はイヤフォンやチューナーなどなど・・・。(苦笑)

さらに、どうしても人気のアイテムは他の方と被ることも多いので、多くのギタリストが出入りする場所では、どれが自分のカポか判らなくなる、なんて事もあります。

折角の小道具ですので、紛失などしないように気を付けてくださいね!!

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終わりに

いかがでしたでしょうか。

今回はカポタストについて、私個人の見解を徹底的に書いてみました。

カポタストを使用できると伴奏や弾き語りの幅が大きく広がりますので、是非、頑張ってマスターしてみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

カポタストとかかわりが深いバレーコードについて↓

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