キーGで登場するギターコード42個を一覧でご紹介!

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こんにちは、ギター講師のAngler Ogiです。

楽曲に登場するコードにはそれぞれある程度の規則性があり、その中心にいるのがキーと呼ばれるメインコード。

今回の記事では、Gをキーとして展開していくコード達を、コードフォーム付きで詳しくご紹介していきます!

今回の記事はこんな内容です!↓

  • キーGでよく見かけるコードから、稀に登場するコードまでを完全網羅!
  • ここに登場しているコードを組み合わせるだけで、簡単に作曲が可能!
  • キーGに関連するオンコードやdimも掲載!
  • 組み合わせ次第で黄金進行が完成!?これから作曲をしたい方にピッタリ!

キーGで登場するコードの法則

通常1つのキーで登場するコードは、ダイアトニックスケールコードと呼ばれる7種類のコードと、その親戚が大半を占めています。

ダイアトニックとは、メジャースケール(所謂ドレミファソラシドの音の並び)を基に組み上げられた、4声の和音たちのこと。

キーGの場合は、ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#の7音がメジャースケールの音で、これらの7つの音を構成音とするコードが登場します。

今回はあくまでコードの記事なので、ダイアトニックの説明はざっくり書いております。
ダイアトニックについての記事も検討中です!

この7音を使用するキーGのダイアトニックスケールコードは、以下の7個

G△7(Ⅰ)、Am7(Ⅱ)、Bm7(Ⅲ)、C△7(Ⅳ)、D7(Ⅴ)、Em7(Ⅵ)、F#m7(♭5)(Ⅶ)

そして、ダイアトニックの親戚としてよく見かけるのは以下の12個

G、Gsus4、G6、Gadd9、Am、Bm、C、Cadd9、D、Dsus4、D7sus4、Em

さらに、様々なコード理論の応用によって使用できるのが10と、各コードの間に登場する事があるdim(ディミニッシュ)3個。

G7、A、A7、B7、Cm、Dm、E♭、E、E7、F
G♯dim、C#dim、D#dim、

最後に、上記のコードのベース音が変化したオン/分数コード10個登場します!
(今回はよく見かけるものだけ、オンコード表記で記載)

GonB、GonD、AonC♯、Bm onF♯、B7onD#、ConG(Am7onGと同じ)、DonF♯、D7onF♯、DonC、EonG♯

さぁ、ここまでに登場したコードを、一覧表にしてると・・・??↓
(赤字は特殊な理論によるコード)

  • G、Gsus4、G6、G△7、G7、Gadd9、GonB、GonD
  • Am、Am7、AA7AonC♯
  • Bm、Bm7、B7、Bm onF♯、B7onD#
  • C、C△7、Cadd9、Cm、ConG
  • D、Dsus4、D7sus4、D7、Dm、DonC、DonF♯、D7onF♯
  • Em、Em7、EE7EonG♯
  • F#m7(♭5)
  • E♭F
  • G♯dim、C#dim、D#dim

なんと合計数は42個!!

ポップスの楽譜を見た事がある方は、1曲に登場するコードの数は意外と多いという事をご存知だと思いますが、一つのキーでもこれだけのコードを使用することが出来るんです!

そしてこれらのコードはどの順番で鳴らしても(理論的には)問題なく、組み合わせ次第でカッコイイ楽曲を産み出すことが出来る、というわけですね。

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キーGで使用するコードの押さえ方

こちらの項目では、42個のギターコードフォームを実際にご紹介!

1つのコードでも複数のコードフォームが存在しますが、今回は代表的な物に絞ってご紹介していきますね。

それでは早速いってみましょう!

G関連(Ⅰ度)

基礎理論であるダイアトニックではG△7が基本コード。

その他、ノーマルなGを含む8つのコードをご紹介します!

Gに関するコードのみを集めた記事はこちら!

G(Gメジャー)

こちらが最もオーソドックスなGのコードフォーム。
押さえ方は2パターンあり、

  • 6弦=中、5弦=人、2弦=薬
  • 6弦=薬、5弦=中、2弦=小

このようになります。

バリエーションが非常に豊富なコードなので、気になる方はG関連コードフォームの記事も覗いてみてくださいね。

Gsus4(Gサスフォー)

楽曲の〆にGとセットで登場する事が多いコード。

6弦=薬、2弦=人1弦=小で押さえればコードは成立。
5弦は2フレットを中指で押さえるか、ミュートでもOKです。

G6(Gシックス)

メジャーであるGコードの響きを若干薄暗くしたこちらのG6は、押さえ方が2パターンあり、

  • 6弦=薬、5弦=中
  • 6弦=中、4弦=人

このどちらかがオススメ。
前後のコードの流れを加味して、押さえやすい方を選びましょう!

G△7(Gメジャーセブンス)

ダイアトニックの基本であるG△7。
押さえる指は2パターンあり、

  • 6弦=薬、4弦=中もしくは人
  • 6弦=薬、4弦=中もしくは人

このようになります。

また、弾き語りではこちらのフォームの方が使い勝手が良くオススメ!↓

6弦=人、4弦=薬、3弦=小、2弦=中となり、 5弦と1弦を人さし指でミュートします。

Bmのコードフォームを作り、人さし指を6弦3フレットに移動、と覚えることも出来ます!

G7(Gセブンス)

キーGにおいて、稀に登場するのがこのG7。

6弦=薬、5弦=中、1弦=人さし指で押さえますが、私が初心者の頃はかなり苦労しました。

セカンダリードミナントという理論を用いることで登場するコードで、この後にはCやC△7がよく出てきます。

Gadd9(Gアドナインス)

非常によく見かけるのが、このGadd9。
押さえ方は2パターンあり、

  • 6弦=中、3弦=人、2弦=薬
  • 6弦=薬、3弦=中、2弦=小

このようになりますが、6弦中指のフォームの方が、押さえやすい可能性が高いです。

Gコードの人さし指を3弦に下げるだけ、と覚えましょう!

GonB(G/B)(GオンB)

非常によく見かける分数コードです。

GonBは、Gの6弦ミュートと覚えると解りやすいのではないでしょうか。

2弦は押弦でも開放弦でも使用できますが、押さえたい場合は5弦=人、2弦=薬、1弦=小というフォームがオススメ。

オンコードの中でもトップクラスに見かける機会が多いため、是非とも覚えて頂きたいコードです。

GonD(G/D)(GオンD)

メインとなるGの響きを軽くしたような雰囲気のコードで、1弦は薬指で押さえるのが一般的。

5・6弦はミュートするのですが、余った指であれば、どの指を使用しても構いません。

Am関連(Ⅱ度)

ダイアトニックではAm7が基本コード。
その他、ノーマルなAmだけでなく、AメジャーやA7も稀に登場します。

順に見ていきましょう!

Aに関するコードばかりを集めた記事はこちら!

Am(Aマイナー)

非常によく見かけるのが、このAm。
押さえ方は、4弦=中、3弦=薬、2弦=人となり、6弦は親指でミュートしましょう。

Am7(Aマイナーセブンス)

こちらが、一般的なAm7のコードフォーム。

4弦=中、2弦=人さし指で押さえ、6弦は親指(もしくは薬指)でミュート 。
1弦3フレットは、押弦(小指)でも開放弦でも使用できます。

Am7はバリエーションが非常に豊富なので、気になる方はA関連コードの記事も覗いてみてくださいね。

A(Aメジャー)

最もオーソドックスなAがこちらのフォーム。
押さえ方は2パターンあり、

  • 4~2弦までを人さし指でセーハ
  • 4弦=中、3弦=薬、2弦=小指

このようになり、どちらも5・6弦を親指(もしくは中指)でミュートします。

キーGにおいては、この後登場するA7と共に、セカンダリードミナントという理論を用いて使用されます。

特殊な形の中では比較的よく見かけるので、覚えておいて損はありません!

A7(Aセブンス)

一般的にA7と言えばこのローポジションフォーム。
4弦=中、2弦=薬で押さえ、6弦は親指でミュートします。

AonC♯(A/C#)(AオンC#)

よく見かけますが少し難しい分数コードです。

このAonC♯も、キーGにおいて比較的よく見かけるオンコードです。
5弦=薬、2~4弦=人さし指でセーハしつつ、 さらに6弦を親指か薬指の先端でミュト。

1弦はおそらく自動的にミュートになると思うのですが、開放弦なら鳴らしても構いません。

Superflyの代表曲「愛をこめて花束を」のBメロにも登場するこのコードは、かなり押さえにくいフォームなので、難しければ代用としてA7をオススメします。

Bm関連(Ⅲ度)

ダイアトニックではBm7が基本コード。

また、ダイアトニックをマイナー目線で考えた時に登場するB7も、使用頻度は高めです。

Bm(Bマイナー)

Bmと言えばこちらのバレーコードフォーム。

  • 2フレット1~5弦=人セーハ、4弦=薬、3弦=小、2弦=中

このように押さえるとBmになり、この中から3弦小指を外すと、Bm7のフォームとなります。

Bm7は比較的鳴らしにくいフォームなので、弾き語りの時やバレーコードが苦手な方は、次に登場するオープンフォームの方がオススメ!!

Bm7(Bマイナーセブンス)

こちら、開放弦を利用したBm7のフォームです。

  • 5弦=中、3弦=薬、1弦=小
    (6弦=親指か中指でミュート)

このように押さえるこちらのフォームは、バレーのBm7に比べて圧倒的に押さえやすい上、響きも綺麗なので、是非使ってみてくださいね。

B7(Bセブンス)

B7はバレーコードフォームもありますが、こちらの方がシンプルで押さえやすいはず。

  • 5弦=中、4弦=人、3弦=薬、1弦=小
    (6弦=親指か中指でミュート)

先ほど登場したBm7のオープンフォーム+4弦人さし指、と覚えてみてくださいね。

楽曲をドラマチックに演出してくれるコードで、B7の次にはEmがよく出てきます。

Bm onF♯(Bm/F#)(BmオンF#)

Bmの代わりに時々登場するこちらのフォームは、Bmの人さし指を6弦まで到達させるだけ。

使用頻度は高くないですが、マイナー系の曲で時折登場するので、覚えておきましょう!

B7onD#(B7/D#)(B7オンD#)

B7の代わりに、Emの前によく登場するのがこちらのB7onD#コード。

  • 4弦=人、3弦=中、1弦=小指

このように押さえ、5弦は人さし指の先端で、6弦は親指でミュートします。

ミュートが比較的難しいコードなので、一度B7のフォームを作り、そこから中指を少し浮かせてミュートするというフォームもオススメです!

C関連(Ⅳ度)

ダイアトニックではC△7が基本コード。

その他、ノーマルなCやCadd9は使用頻度が高いですし、楽曲によってはCmも登場します。

Cに関するコードばかりを集めた記事はこちら!

C(Cメジャー)

最もオーソドックスなCがこちらのフォーム。

5弦=薬、4弦=中、2弦=人さし指で押さえ、6弦は親指か薬指の先端でミュートします。

C△7(Cメジャーセブンス)

キーGのダイアトニックで基本となるのが、このC△7。
押さえ方は2パターンあり、

押さえる指は2パターンあり、

  • 5弦=薬、4弦=中
    (6弦は親指でミュート)
  • 5弦=中、4弦=人
    (6弦は親指か中指でミュート)

このどちらか押さえやすい方を選んでみてください、
Cメジャーの人さし指(2弦)を外す、と覚えてみてくださいね。

Cm(Cマイナー)

キーGでも時々見かけるのが、こちらのCm。

  • 3フレット1弦~5弦=人さし指セーハ4弦=薬、3弦=小、2弦=中
    (6弦=人さし指の先端でミュート)

このように押さえますが、3フレットの人さし指セーハで押さえるのは厳密には1・5弦のみ

キーGにおいてはサブドミナントマイナーという理論を用いて使用されます。

ConG(C/G)(CオンG)

よく使われる分数コードです。

Cのノーマルなフォームから、薬指を6弦に上げただけというシンプルなフォームです。

よく見かけるAm7onGはコードの構成音がほぼ同じなので、どちらのコードでもこのフォームを利用しましょう。

キーGにおいて、使い勝手がよく登場頻度も高めなので、是非覚えておきたいコ-ドです。

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D関連(Ⅴ度)

基礎理論であるダイアトニックではD7が基本コード。

Ⅰ度であるGメジャーに戻りたい!という特殊な性質を持っており、非常に重要な役割を担っています。

見かけるコードも8つと多めですが、頑張って覚えましょう!

Dに関するコードばかりを集めた記事はこちら!

D(Dメジャー)

キーGに限らず、使用頻度が高いDコード。
押さえ方は2パターンあり、

  • 3弦=人、2弦=薬、1弦=中
  • 3弦&1弦=人セーハ、2弦=中or薬指

どちらも5・6弦を親指でミュート。
5弦ミュートが難しい場合は、6弦のみでも構いません。

Dsus4(Dサスフォー)

Dsus4→D(もしくはD7)→Gが黄金進行の一つのため、とてもよく見かけます。

  • 3弦=人、2弦=薬、1弦=小
    (5・6弦
    親指でミュート)

このように押さえますが、余裕がある方は、中指で1弦2フレットを押弦しておけば、小指を離すだけでDにコードチェンジできます。

D7sus4(Dセブンサスフォー)

Dsus4の代わりや、D7の前に出てくることが多いコードで、

  • 3弦=中、2弦=人、1弦=小指
    (5・6弦=親指でミュート)

このように押さえます。

Dmとフォームがよく似ているので、間違えないように気を付けましょう!

D7(Dセブンス)

キーGにおけるダイアトニックのⅤ度として、非常によく見かけるのがこちらのD7。

  • 3弦=中、2弦=人、1弦=薬
    (5・6弦=親指でミュート)

このように押さえます。

Dm(Dマイナー)

キーGで稀に見かけるDm。
押さえ方は、以下のようにしてみてください。

  • 3弦=中、2弦=薬or小、1弦=人(5・6弦は親指でミュート)

手が小さい方は2弦を小指にした方が指の幅を稼げるため、小指がオススメです。

キーGにおいては、ドミナントマイナーという理論を用いて使用されます。

使いどころは少々難しいですが、作曲で上手く楽曲に組み込めばグッとカッコ良くなるので、頑張ってみてくださいね。

DonC(D/C)(DオンC)

バンプの曲でよく見かける分数コードです。

D7の代わりに使用することが出来る、非常にオシャレな響きのコード。

2フレットの3本を人さし指でセーハし、2弦=薬、5弦=中指で押さえます。

最悪、1弦が鳴らなくてもコードは成立しますが、6弦のミュート(中指の先端)に気を付けましょう!

DonF♯(D/F#)(DオンF#)

こちらもかなりよく見かける分数コードです。

ギタリストなら必ず目にするレベルの、代表的な分数コードです。

Dのフォームを作り、親指で6弦2フレットを押さえればコードは成立し、5弦は鳴らしてもミュートでも大丈夫です。

D7onF♯(D7/F#)(D7オンF#)

先ほど登場したDonF♯よりは登場頻度が低めですが、こちらも時折D7の代わりに見かけます。

D7のフォームを作り、2フレット6弦を親指で押さえるだけですが、こちらは5弦を鳴らすと少し濁った感じになるので、5弦は頑張って親指の先でミュートしましょう!

Em関連(Ⅵ度)

基礎理論であるダイアトニックではEm7が基本コード。

メジャーダイアトニックのⅠ度であるGメジャーに対し、マイナーダイアトニックの主役としての役割も持っているため、キーGの楽曲では必ずと言っていいほど登場します。

EmやEm7はバリエーションが非常に豊富なため、変わった響きが欲しいという方はE関連コードをまとめた記事を読んでみてくださいね!

Em(Eマイナー)

Emといえば、このフォーム。
5弦=中、4弦=薬で押さえます。

Em7(Eマイナーセブンス)

コードフォームが非常に多いEm7ですが、やはりこのフォームが一番シンプルで使用頻度が高め。

他のフォームへ移動することを加味し、5弦2フレットは中指で押さえましょう。

E(Eメジャー)

キーGではあまり見かけませんが、それでも時々登場する事があります。
押さえ方は、

  • 5弦=中、4弦=薬、3弦=人さし指

この形が一般的。

キーGにおいては、次に出てくるE7やEonG♯と同じくセカンダリードミナントという理論を用いて使用されます。

E7(Eセブンス)

一般的にE7と言えばこのローポジションフォーム。

  • 5弦=中、3弦=人

この形で押さえるのが一般的です。

キーGにおいては使用頻度は低めですが、突然登場する事があるので、念のため覚えておきましょう!

EonG♯(E/G♯)(EオンG♯)

こちらも非常によく見かける、覚えにくい分数コードです。

キーGでも稀に見かける事があるオンコード。

  • 6弦=薬、4弦=人、3弦=小指
    (5弦=薬指でミュート)

このように押さえますが、何故かやたら覚えにくいコードなので、頑張って覚えてみてくださいね。

F#m7(♭5)(Ⅶ度)

Ⅶ度であるマイナーセブン(ス)フラットファイブは、ダイアトニックにおいて少々異質ともいえるコード。

F#m7(-5)と表記することもありますが、カッコ内はどちらの場合もフラットファイブ(フィフス)と読みます。

特殊な理論を応用しない限り、キーGにおけるF#関連はF#m7(♭5)以外ほぼ登場しません。(F#をベース音とするオンコードを除く)

響きが非常に特殊なため省略することも出来ないので、頑張って覚えてみてくださいね!

フォームは以下のようになります。↓

一見すると覚えにくそうなフォームですが、Amを押さえて6弦2フレットに親指を足す、と覚えましょう!

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E♭とF

この2つはキーGでちょくちょく見かけるコードですが、実は少々特殊な理論を応用して登場させているコード

楽曲のサビ終わりやエンディング等で、

E♭→F→G

このようなコード進行で登場したり、曲の途中で、

Em→F→D7→G

こういった形で登場する事があります。

基本的にどちらもバレーコードになるので、頑張って押さえましょう!

E♭(Eフラットメジャー)

曲中、唐突に登場する事があるこちらのE♭。
Bのバレーコード等と同じで、

  • 2フレット1~5弦=人セーハ、4弦=中、3弦=薬、2弦=小
    (6弦=人指し指の先端でミュート)

このように押さえますが、4~2弦は薬指や小指でセーハしても構いません(かなりキツイですが・・・)。

「キーGなら弾ける!」という初心者の方の自信を打ち砕くコードなので(苦笑)、登場した場合は頑張って押さえましょう・・・!

F(Fメジャー)

こちら、多くの方が挫折すると言われるFのバレーコード。

  • 1フレット1~6弦=人セーハ、5弦=薬、4弦=小、3弦=中

このように押さえます。

キーGは本来F(ファ)に#が付くキーなので、Fの登場頻度はかなり低め。

ただ、キーGで突如登場するFのコードは非常にカッコイイ響きとなるので、是非使いこなしたいところです。

Ogi
Ogi

スピッツの名曲「楓」はカポ1のGキーで演奏しますが、非常にカッコイイ2番サビ後(ブリッジ)の最初のコードも、こちらのFです。

もしコードチェンジが上手くいかない!という方は、こちらの動画を見てみてくださいね。↓

ディミニッシュ(dim)

dimは、コードとコードをスムーズかつ美しく繋ぐために使用するコードで、響きが非常に特殊です。

単体で鳴らすと実に不安定な響きですが、楽曲中に登場すると、とてもカッコ良く聴こえるのではないでしょうか。

作曲で使いこなすことが出来れば、曲のグレードアップは間違いなし!!
少々押さえにくいフォームですが、頑張って覚えましょう!

G♯dim(G♯ディミニッシュ)

こちらがG♯dimのフォーム。

  • 3フレット2弦~4弦=人セーハ、6弦=中、3弦=薬

このように押さえ、5弦は中指で、1弦は人さし指でミュートします。

C#dim(C#ディミニッシュ)

こちらがC#dimのフォーム。

  • 3フレット1~3弦=人セーハ、5弦=中、4弦=薬、2弦=小

このように押さえて6弦をミュートするのですが、人さし指を6弦までペタっと到達させた方が、楽にミュート出来ます。

D#dim(D#ディミニッシュ)(2種類)

先ほど登場したC#dimのフォームをそのままフレット2つ分ずらすと、D#dimとなります。

キーGにおけるdimの中では最もよく登場するこちらのD#dim、実はローコードフォームも存在するので、そちらも是非使ってみてください。↓

こちらがD#dimのローコードフォーム。

  • 1フレット2弦~4弦=人セーハ、3弦=中、1弦=薬

このように押さえるこちらのフォームは、5・6弦のミュートが比較的厄介。
5弦は人さし指の先端で、6弦は親指でミュートします。

先ほど登場したB7onD#はこのコードとほぼ同じ働きをするため、どうしても押さえにくい場合はB7onD#で代用しましょう。

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キーGコード、まとめ

今回はキーGに関わるコードに絞ってご紹介してみましたが、その数は合計で42個。
非常に多彩なコードが登場しました。

どのコードを組み合わせてもカッコイイ響きが出来上がる上、バレーコードが比較的少ないキーGは、ギタリストが作曲するにあたって最も簡単なキーと言われています。

頑張って全てのコードを覚えて、作曲や楽曲演奏に役立ててみてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

「G」が入るコードのみを集めた記事はこちら↓

Gと関りが深いC・Dが入るコードも要チェック!↓

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