こんにちは、ギター講師のAngler Ogiです。
楽曲に登場するコードにはそれぞれある程度の規則性があり、その中心にいるのがキーと呼ばれるメインコード。
今回の記事では、Gをキーとして展開していくコード達を、コードフォーム付きで詳しくご紹介していきます!
今回の記事はこんな内容です!↓
- キーGでよく見かけるコードから、稀に登場するコードまでを完全網羅!
- ここに登場しているコードを組み合わせるだけで、簡単に作曲が可能!
- キーGに関連するオンコードやdimも掲載!
- 組み合わせ次第で黄金進行が完成!?これから作曲をしたい方にピッタリ!
キーGで登場するコードの法則
通常1つのキーで登場するコードは、ダイアトニックスケールコードと呼ばれる7種類のコードと、その親戚が大半を占めています。
ダイアトニックとは、メジャースケール(所謂ドレミファソラシドの音の並び)を基に組み上げられた、4声の和音たちのこと。
キーGの場合は、ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#の7音がメジャースケールの音で、これらの7つの音を構成音とするコードが登場します。
この7音を使用するキーGのダイアトニックスケールコードは、以下の7個。
そして、ダイアトニックの親戚としてよく見かけるのは以下の12個。
さらに、様々なコード理論の応用によって使用できるのが10個と、各コードの間に登場する事があるdim(ディミニッシュ)が3個。
G♯dim、C#dim、D#dim、
最後に、上記のコードのベース音が変化したオン/分数コードも10個登場します!
(今回はよく見かけるものだけ、オンコード表記で記載)
さぁ、ここまでに登場したコードを、一覧表にしてると・・・??↓
(赤字は特殊な理論によるコード)
- G、Gsus4、G6、G△7、G7、Gadd9、GonB、GonD
- Am、Am7、A、A7、AonC♯
- Bm、Bm7、B7、Bm onF♯、B7onD#
- C、C△7、Cadd9、Cm、ConG
- D、Dsus4、D7sus4、D7、Dm、DonC、DonF♯、D7onF♯
- Em、Em7、E、E7、EonG♯
- F#m7(♭5)
- E♭、F
- G♯dim、C#dim、D#dim
なんと合計数は42個!!
ポップスの楽譜を見た事がある方は、1曲に登場するコードの数は意外と多いという事をご存知だと思いますが、一つのキーでもこれだけのコードを使用することが出来るんです!
そしてこれらのコードはどの順番で鳴らしても(理論的には)問題なく、組み合わせ次第でカッコイイ楽曲を産み出すことが出来る、というわけですね。
キーGで使用するコードの押さえ方
こちらの項目では、42個のギターコードフォームを実際にご紹介!
1つのコードでも複数のコードフォームが存在しますが、今回は代表的な物に絞ってご紹介していきますね。
それでは早速いってみましょう!
G関連(Ⅰ度)
基礎理論であるダイアトニックではG△7が基本コード。
その他、ノーマルなGを含む8つのコードをご紹介します!
G(Gメジャー)
こちらが最もオーソドックスなGのコードフォーム。
押さえ方は2パターンあり、
- 6弦=中、5弦=人、2弦=薬
- 6弦=薬、5弦=中、2弦=小
このようになります。
バリエーションが非常に豊富なコードなので、気になる方はG関連コードフォームの記事も覗いてみてくださいね。
Gsus4(Gサスフォー)
楽曲の〆にGとセットで登場する事が多いコード。
6弦=薬、2弦=人、1弦=小で押さえればコードは成立。
5弦は2フレットを中指で押さえるか、ミュートでもOKです。
G6(Gシックス)
メジャーであるGコードの響きを若干薄暗くしたこちらのG6は、押さえ方が2パターンあり、
- 6弦=薬、5弦=中
- 6弦=中、4弦=人
このどちらかがオススメ。
前後のコードの流れを加味して、押さえやすい方を選びましょう!
G△7(Gメジャーセブンス)
ダイアトニックの基本であるG△7。
押さえる指は2パターンあり、
- 6弦=薬、4弦=中(もしくは人)
- 6弦=薬、4弦=中(もしくは人)
このようになります。
また、弾き語りではこちらのフォームの方が使い勝手が良くオススメ!↓
6弦=人、4弦=薬、3弦=小、2弦=中となり、 5弦と1弦を人さし指でミュートします。
Bmのコードフォームを作り、人さし指を6弦3フレットに移動、と覚えることも出来ます!
G7(Gセブンス)
キーGにおいて、稀に登場するのがこのG7。
6弦=薬、5弦=中、1弦=人さし指で押さえますが、私が初心者の頃はかなり苦労しました。
セカンダリードミナントという理論を用いることで登場するコードで、この後にはCやC△7がよく出てきます。
Gadd9(Gアドナインス)
非常によく見かけるのが、このGadd9。
押さえ方は2パターンあり、
- 6弦=中、3弦=人、2弦=薬
- 6弦=薬、3弦=中、2弦=小
このようになりますが、6弦中指のフォームの方が、押さえやすい可能性が高いです。
Gコードの人さし指を3弦に下げるだけ、と覚えましょう!
GonB(G/B)(GオンB)
GonBは、Gの6弦ミュートと覚えると解りやすいのではないでしょうか。
2弦は押弦でも開放弦でも使用できますが、押さえたい場合は5弦=人、2弦=薬、1弦=小というフォームがオススメ。
オンコードの中でもトップクラスに見かける機会が多いため、是非とも覚えて頂きたいコードです。
GonD(G/D)(GオンD)
メインとなるGの響きを軽くしたような雰囲気のコードで、1弦は薬指で押さえるのが一般的。
5・6弦はミュートするのですが、余った指であれば、どの指を使用しても構いません。
Am関連(Ⅱ度)
ダイアトニックではAm7が基本コード。
その他、ノーマルなAmだけでなく、AメジャーやA7も稀に登場します。
順に見ていきましょう!
Am(Aマイナー)
非常によく見かけるのが、このAm。
押さえ方は、4弦=中、3弦=薬、2弦=人となり、6弦は親指でミュートしましょう。
Am7(Aマイナーセブンス)
こちらが、一般的なAm7のコードフォーム。
4弦=中、2弦=人さし指で押さえ、6弦は親指(もしくは薬指)でミュート 。
1弦3フレットは、押弦(小指)でも開放弦でも使用できます。
Am7はバリエーションが非常に豊富なので、気になる方はA関連コードの記事も覗いてみてくださいね。
A(Aメジャー)
最もオーソドックスなAがこちらのフォーム。
押さえ方は2パターンあり、
- 4~2弦までを人さし指でセーハ
- 4弦=中、3弦=薬、2弦=小指
このようになり、どちらも5・6弦を親指(もしくは中指)でミュートします。
キーGにおいては、この後登場するA7と共に、セカンダリードミナントという理論を用いて使用されます。
特殊な形の中では比較的よく見かけるので、覚えておいて損はありません!
A7(Aセブンス)
一般的にA7と言えばこのローポジションフォーム。
4弦=中、2弦=薬で押さえ、6弦は親指でミュートします。
AonC♯(A/C#)(AオンC#)
このAonC♯も、キーGにおいて比較的よく見かけるオンコードです。
5弦=薬、2~4弦=人さし指でセーハしつつ、 さらに6弦を親指か薬指の先端でミュート。
1弦はおそらく自動的にミュートになると思うのですが、開放弦なら鳴らしても構いません。
Superflyの代表曲「愛をこめて花束を」のBメロにも登場するこのコードは、かなり押さえにくいフォームなので、難しければ代用としてA7をオススメします。
Bm関連(Ⅲ度)
ダイアトニックではBm7が基本コード。
また、ダイアトニックをマイナー目線で考えた時に登場するB7も、使用頻度は高めです。
Bm(Bマイナー)
Bmと言えばこちらのバレーコードフォーム。
- 2フレット1~5弦=人セーハ、4弦=薬、3弦=小、2弦=中
このように押さえるとBmになり、この中から3弦小指を外すと、Bm7のフォームとなります。
Bm7は比較的鳴らしにくいフォームなので、弾き語りの時やバレーコードが苦手な方は、次に登場するオープンフォームの方がオススメ!!
Bm7(Bマイナーセブンス)
こちら、開放弦を利用したBm7のフォームです。
- 5弦=中、3弦=薬、1弦=小
(6弦=親指か中指でミュート)
このように押さえるこちらのフォームは、バレーのBm7に比べて圧倒的に押さえやすい上、響きも綺麗なので、是非使ってみてくださいね。
B7(Bセブンス)
B7はバレーコードフォームもありますが、こちらの方がシンプルで押さえやすいはず。
- 5弦=中、4弦=人、3弦=薬、1弦=小
(6弦=親指か中指でミュート)
先ほど登場したBm7のオープンフォーム+4弦人さし指、と覚えてみてくださいね。
楽曲をドラマチックに演出してくれるコードで、B7の次にはEmがよく出てきます。
Bm onF♯(Bm/F#)(BmオンF#)
Bmの代わりに時々登場するこちらのフォームは、Bmの人さし指を6弦まで到達させるだけ。
使用頻度は高くないですが、マイナー系の曲で時折登場するので、覚えておきましょう!
B7onD#(B7/D#)(B7オンD#)
B7の代わりに、Emの前によく登場するのがこちらのB7onD#コード。
- 4弦=人、3弦=中、1弦=小指
このように押さえ、5弦は人さし指の先端で、6弦は親指でミュートします。
ミュートが比較的難しいコードなので、一度B7のフォームを作り、そこから中指を少し浮かせてミュートするというフォームもオススメです!
C関連(Ⅳ度)
ダイアトニックではC△7が基本コード。
その他、ノーマルなCやCadd9は使用頻度が高いですし、楽曲によってはCmも登場します。
C(Cメジャー)
最もオーソドックスなCがこちらのフォーム。
5弦=薬、4弦=中、2弦=人さし指で押さえ、6弦は親指か薬指の先端でミュートします。
C△7(Cメジャーセブンス)
キーGのダイアトニックで基本となるのが、このC△7。
押さえ方は2パターンあり、
押さえる指は2パターンあり、
- 5弦=薬、4弦=中
(6弦は親指でミュート) - 5弦=中、4弦=人
(6弦は親指か中指でミュート)
このどちらか押さえやすい方を選んでみてください、
Cメジャーの人さし指(2弦)を外す、と覚えてみてくださいね。
Cm(Cマイナー)
キーGでも時々見かけるのが、こちらのCm。
- 3フレット1弦~5弦=人さし指セーハ、4弦=薬、3弦=小、2弦=中
(6弦=人さし指の先端でミュート)
このように押さえますが、3フレットの人さし指セーハで押さえるのは厳密には1・5弦のみ。
キーGにおいてはサブドミナントマイナーという理論を用いて使用されます。
ConG(C/G)(CオンG)
Cのノーマルなフォームから、薬指を6弦に上げただけというシンプルなフォームです。
よく見かけるAm7onGはコードの構成音がほぼ同じなので、どちらのコードでもこのフォームを利用しましょう。
キーGにおいて、使い勝手がよく登場頻度も高めなので、是非覚えておきたいコ-ドです。
D関連(Ⅴ度)
基礎理論であるダイアトニックではD7が基本コード。
Ⅰ度であるGメジャーに戻りたい!という特殊な性質を持っており、非常に重要な役割を担っています。
見かけるコードも8つと多めですが、頑張って覚えましょう!
D(Dメジャー)
キーGに限らず、使用頻度が高いDコード。
押さえ方は2パターンあり、
- 3弦=人、2弦=薬、1弦=中
- 3弦&1弦=人セーハ、2弦=中or薬指
どちらも5・6弦を親指でミュート。
5弦ミュートが難しい場合は、6弦のみでも構いません。
Dsus4(Dサスフォー)
Dsus4→D(もしくはD7)→Gが黄金進行の一つのため、とてもよく見かけます。
- 3弦=人、2弦=薬、1弦=小
(5・6弦=親指でミュート)
このように押さえますが、余裕がある方は、中指で1弦2フレットを押弦しておけば、小指を離すだけでDにコードチェンジできます。
D7sus4(Dセブンサスフォー)
Dsus4の代わりや、D7の前に出てくることが多いコードで、
- 3弦=中、2弦=人、1弦=小指
(5・6弦=親指でミュート)
このように押さえます。
Dmとフォームがよく似ているので、間違えないように気を付けましょう!
D7(Dセブンス)
キーGにおけるダイアトニックのⅤ度として、非常によく見かけるのがこちらのD7。
- 3弦=中、2弦=人、1弦=薬
(5・6弦=親指でミュート)
このように押さえます。
Dm(Dマイナー)
キーGで稀に見かけるDm。
押さえ方は、以下のようにしてみてください。
- 3弦=中、2弦=薬or小、1弦=人(5・6弦は親指でミュート)
手が小さい方は2弦を小指にした方が指の幅を稼げるため、小指がオススメです。
キーGにおいては、ドミナントマイナーという理論を用いて使用されます。
使いどころは少々難しいですが、作曲で上手く楽曲に組み込めばグッとカッコ良くなるので、頑張ってみてくださいね。
DonC(D/C)(DオンC)
D7の代わりに使用することが出来る、非常にオシャレな響きのコード。
2フレットの3本を人さし指でセーハし、2弦=薬、5弦=中指で押さえます。
最悪、1弦が鳴らなくてもコードは成立しますが、6弦のミュート(中指の先端)に気を付けましょう!
DonF♯(D/F#)(DオンF#)
ギタリストなら必ず目にするレベルの、代表的な分数コードです。
Dのフォームを作り、親指で6弦2フレットを押さえればコードは成立し、5弦は鳴らしてもミュートでも大丈夫です。
D7onF♯(D7/F#)(D7オンF#)
先ほど登場したDonF♯よりは登場頻度が低めですが、こちらも時折D7の代わりに見かけます。
D7のフォームを作り、2フレット6弦を親指で押さえるだけですが、こちらは5弦を鳴らすと少し濁った感じになるので、5弦は頑張って親指の先でミュートしましょう!
Em関連(Ⅵ度)
基礎理論であるダイアトニックではEm7が基本コード。
メジャーダイアトニックのⅠ度であるGメジャーに対し、マイナーダイアトニックの主役としての役割も持っているため、キーGの楽曲では必ずと言っていいほど登場します。
EmやEm7はバリエーションが非常に豊富なため、変わった響きが欲しいという方はE関連コードをまとめた記事を読んでみてくださいね!
Em(Eマイナー)
Emといえば、このフォーム。
5弦=中、4弦=薬で押さえます。
Em7(Eマイナーセブンス)
コードフォームが非常に多いEm7ですが、やはりこのフォームが一番シンプルで使用頻度が高め。
他のフォームへ移動することを加味し、5弦2フレットは中指で押さえましょう。
E(Eメジャー)
キーGではあまり見かけませんが、それでも時々登場する事があります。
押さえ方は、
- 5弦=中、4弦=薬、3弦=人さし指
この形が一般的。
キーGにおいては、次に出てくるE7やEonG♯と同じくセカンダリードミナントという理論を用いて使用されます。
E7(Eセブンス)
一般的にE7と言えばこのローポジションフォーム。
- 5弦=中、3弦=人
この形で押さえるのが一般的です。
キーGにおいては使用頻度は低めですが、突然登場する事があるので、念のため覚えておきましょう!
EonG♯(E/G♯)(EオンG♯)
キーGでも稀に見かける事があるオンコード。
- 6弦=薬、4弦=人、3弦=小指
(5弦=薬指でミュート)
このように押さえますが、何故かやたら覚えにくいコードなので、頑張って覚えてみてくださいね。
F#m7(♭5)(Ⅶ度)
Ⅶ度であるマイナーセブン(ス)フラットファイブは、ダイアトニックにおいて少々異質ともいえるコード。
F#m7(-5)と表記することもありますが、カッコ内はどちらの場合もフラットファイブ(フィフス)と読みます。
特殊な理論を応用しない限り、キーGにおけるF#関連はF#m7(♭5)以外ほぼ登場しません。(F#をベース音とするオンコードを除く)
響きが非常に特殊なため省略することも出来ないので、頑張って覚えてみてくださいね!
フォームは以下のようになります。↓
一見すると覚えにくそうなフォームですが、Amを押さえて6弦2フレットに親指を足す、と覚えましょう!
E♭とF
この2つはキーGでちょくちょく見かけるコードですが、実は少々特殊な理論を応用して登場させているコード。
楽曲のサビ終わりやエンディング等で、
E♭→F→G
このようなコード進行で登場したり、曲の途中で、
Em→F→D7→G
こういった形で登場する事があります。
基本的にどちらもバレーコードになるので、頑張って押さえましょう!
E♭(Eフラットメジャー)
曲中、唐突に登場する事があるこちらのE♭。
Bのバレーコード等と同じで、
- 2フレット1~5弦=人セーハ、4弦=中、3弦=薬、2弦=小
(6弦=人指し指の先端でミュート)
このように押さえますが、4~2弦は薬指や小指でセーハしても構いません(かなりキツイですが・・・)。
「キーGなら弾ける!」という初心者の方の自信を打ち砕くコードなので(苦笑)、登場した場合は頑張って押さえましょう・・・!
F(Fメジャー)
こちら、多くの方が挫折すると言われるFのバレーコード。
- 1フレット1~6弦=人セーハ、5弦=薬、4弦=小、3弦=中
このように押さえます。
キーGは本来F(ファ)に#が付くキーなので、Fの登場頻度はかなり低め。
ただ、キーGで突如登場するFのコードは非常にカッコイイ響きとなるので、是非使いこなしたいところです。
スピッツの名曲「楓」はカポ1のGキーで演奏しますが、非常にカッコイイ2番サビ後(ブリッジ)の最初のコードも、こちらのFです。
もしコードチェンジが上手くいかない!という方は、こちらの動画を見てみてくださいね。↓
ディミニッシュ(dim)
dimは、コードとコードをスムーズかつ美しく繋ぐために使用するコードで、響きが非常に特殊です。
単体で鳴らすと実に不安定な響きですが、楽曲中に登場すると、とてもカッコ良く聴こえるのではないでしょうか。
作曲で使いこなすことが出来れば、曲のグレードアップは間違いなし!!
少々押さえにくいフォームですが、頑張って覚えましょう!
G♯dim(G♯ディミニッシュ)
こちらがG♯dimのフォーム。
- 3フレット2弦~4弦=人セーハ、6弦=中、3弦=薬
このように押さえ、5弦は中指で、1弦は人さし指でミュートします。
C#dim(C#ディミニッシュ)
こちらがC#dimのフォーム。
- 3フレット1~3弦=人セーハ、5弦=中、4弦=薬、2弦=小
このように押さえて6弦をミュートするのですが、人さし指を6弦までペタっと到達させた方が、楽にミュート出来ます。
D#dim(D#ディミニッシュ)(2種類)
先ほど登場したC#dimのフォームをそのままフレット2つ分ずらすと、D#dimとなります。
キーGにおけるdimの中では最もよく登場するこちらのD#dim、実はローコードフォームも存在するので、そちらも是非使ってみてください。↓
こちらがD#dimのローコードフォーム。
- 1フレット2弦~4弦=人セーハ、3弦=中、1弦=薬
このように押さえるこちらのフォームは、5・6弦のミュートが比較的厄介。
5弦は人さし指の先端で、6弦は親指でミュートします。
先ほど登場したB7onD#はこのコードとほぼ同じ働きをするため、どうしても押さえにくい場合はB7onD#で代用しましょう。
キーGコード、まとめ
今回はキーGに関わるコードに絞ってご紹介してみましたが、その数は合計で42個。
非常に多彩なコードが登場しました。
どのコードを組み合わせてもカッコイイ響きが出来上がる上、バレーコードが比較的少ないキーGは、ギタリストが作曲するにあたって最も簡単なキーと言われています。
頑張って全てのコードを覚えて、作曲や楽曲演奏に役立ててみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
「G」が入るコードのみを集めた記事はこちら↓
Gと関りが深いC・Dが入るコードも要チェック!↓
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