こんにちは、Angler Ogiです。
6月1日、更なる良型を求めて、引原川へと釣行したのですが・・・今回はトラブルが続出し、まともな釣りになりませんでした。
なんとか良型の顔は見れたので、さっと書いていきます。
考えもしませんでした。まさか・・・
前回の釣行でブドウムシが抜群の効果を発揮したため、この日はブドウムシをメインエサにしようと、早朝から高井釣具さんへ。
交差点を過ぎて、駐車場に入ろうとしたら・・・
シャッター、閉まってる。(゜∀゜;)
確かにこの日は少々早めに家を出たため、時刻は早めの5時5分。
とはいえこれまで閉まっていた事が無かったため、完っっ全に油断していました。
最初からプランがひっくり返ってしまうほどの大誤算。
正直めちゃくちゃ痛いですが、高井釣具さん以外でエサを購入できる場所を知らなかったため、仕方なく川虫を採りに行く事にしました。
キンパクやオニチョロはもうほぼ採れない時期なので、狙いをクロカワムシに定め、支流のエサ採りポイントへ。
少々苦戦したものの、40分程で40匹程のクロカワムシと3匹のオニチョロ(中)をゲット出来たので、最初のポイントへと向かう事にしました。
帰宅する12時過ぎにお店の前を通過すると、普通に開いていました。
純粋に来る時間が早すぎたのでしょうか・・・。
最初のポイントがこの日のハイライト
現地に到着したのは6時10分頃。
いつもより15分程早く出たのに、到着時間はいつもより遅めになってしまいました。
既に日は登っているので、急いで仕度します。
今回のタックル↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭5.2-6.3m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・0.3号通し、4.3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン1号~ガン玉4B
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・川虫(クロカワムシ、オニチョロ)
事前にライブカメラで確認した水量を鑑みて、やや水量が多いという予想で入渓してみると、川は意外と平水状態。
これなら釣りやすいだろうという事で、ジンタン1号とクロカワムシをセットし、前回良型がヒットしたポイントへ仕掛けを投入します。
予報に反して少々風が強い為、仕掛けの投入に少々苦戦しつつ、3投目にようやく狙いのスポットへと仕掛けが到達すると、綺麗に目印がストップ!
アワセを入れると、中々の引き味!元気いっぱいで楽しませてくれます。
最後はタモでフィニッシュ!
実に状態が良く美しいこのアマゴ、21cmありました。
家族で食べる分のキープを考えていましたが、この感じなら更なる良型が連発するかもしれないと思い、この子はリリースします。
後に後悔することになりましたが・・・。(苦笑)
雰囲気的にまだヒットしそうだったので、先ほどヒットした場所よりもやや下流側に仕掛けを誘導すると・・・ピッと目印が走ります!
アワセを入れると、先のアマゴほどではないものの、元気いっぱいに川の中を走り回ります!
場荒れしないうちに素早く引き抜いて、タモでキャッチ!
こちらのアマゴはジャスト20cm。
狙い通り連発したことに気を良くしつつリリースします。
少々暴れさせすぎたせいもあり、この場でアタリがストップしたので、遡行を開始。
途中、流れ込みがぶつかる場所でアタリが連発しましたが、どうやら小さいアマゴがクロカワムシの端っこを引っ張っているだけの様です。
そしてこの頃から、風が一気に爆風に。
予報では2mに満たないはずですが、体感では6mほどの風が吹き、仕掛けが横に流れてしまうレベル。
おかげで根掛かりが連発したり、木に引っかかってしまったりとトラブルが多発・・・。
中々思うようにいきません。
それでも、前回良型をバラした本命ポイント、大きな流れ込みに到着。
仕掛けをしっかり操れるよう、ガン玉を2Bにチェンジして投入します。
が、流れが強い上に風で押されてしまい、2Bでも仕掛けが吹き上がってしまうので、4Bへとチェンジすると、ようやく仕掛けが馴染みました。
すると馴染んだ直後に良い感じのアタリが出ましたが、強風によりアワセが決まりません!
それならばと、エサをとっておきのオニチョロ(中)に変えて、再度同じ辺りを流していくと・・・ギュン!と目印が引っ張り込まれました!!
今度は逃すまじ!と、斜め向きにシャープにアワセを入れると、ズンッ!という良い感触!!
竿を立てますが、流れに乗って暴れまわり、すぐには浮いてきません。
ようやく浮いてきても、水面をバチャバチャと暴れて楽しませてくれます!
さぁ、後は取り込み・・・というタイミングで竿を立てたら、頭上の木に竿先がぶつかってしまいました。
前回の竿は5.3mだったので大丈夫だったのですが、この日は6.3m・・・完全に長さを勘違いしていました・・・!
そのままアマゴが暴れたため、天井糸が木に引っかかってしまい、すぐには取れそうにありません。
このままモタモタしているとラインブレイクの恐れがあったため、深みに足を突っ込んでアマゴへと突進し、左手を伸ばして一気にタモで掬い取りました。(苦笑)
なんとか無事にゲットしたこちらのアマゴ。
サイズは24.3cmと中々の良型!
手で持ってみると、
こんな感じで、立派なサイズ。
美味しくいただくためにキープしました。
ちなみに絡まった仕掛けですが、針を外した後、幸いにも回収できた・・・と思いきや、目印を動かしたらプチッという音と共に切れてしまいました。
まぁ木に仕掛けを残さなかっただけマシですね・・・。
ここからは絶不調。
取り込みの際に盛大に暴れさせてしまった上、バシャバシャと音を立ててしまった事もあり、このポイントは終了。
次の大きな淵も期待したのですが、こちらは残念ながら反応がありません。
それならば一気に移動しようと、いつもの実績ポイントへ移動して、再度入渓しますが・・・どこを流しても反応がありません。
以前良型を仕留めた大きな淵を丹念に攻めてみても反応が無く、時間だけが過ぎていきます。
じゃあいっそ大きく移動してみたらどうかと来た道を引き返し、車に乗り込んで更に移動。
5月25日の釣行で良型が多数でたポイントへ向かいます。
幸い入渓場所付近に車は無かったので、まだ先行者が来ていないことを期待しつつ入渓。
早速仕掛けを通していきますが・・・やはり反応がありません。
平水だし普通に遡行できるだろう・・・と思っていたのですが、どういう訳かこのポイントは水嵩が10cm程高く、慎重に進まざるをえない状況です。
その中で丁寧に仕掛けを投入して狙ってみるも、実績のある一か所でアタリが一度出たのみ。
厳しいものの、きっとこの先の本命ポイントが連なる場所で良型が釣れるはず・・・!と信じていたのですが。
雨天前にはダムの放流がある
本命ポイント1か所目に到着し、高めの水量に苦戦しながらもなんとか仕掛けを馴染ませて流していると・・・選挙カーのような音声が突如耳に入りました。
とはいえ水音が非常に大きいのでよく聴こえず、どうせ何かの宣伝だろう・・・と思っていたのですが、どういう訳か音声が繰り返し流れているように聞こえます。
さすがにこれは変だと思い、仕掛けを回収して辺りを見回してみると・・・少し離れた下流側の道路からメガホンを持って歩いてくる男性の姿が目に入りました。
なんとなくこちらに向かっているように見えたので、仕掛けを回収して道路の方に近付くと、やはりメガホンを使用して話しかけられました。
よく聴こえなかったので、さらに近づいて確認してみてビックリ。
「この後10時から、ダムの放流するから危ないよ。数十センチ水位が上がるから、川から上がってもらった方が。今日は三方方面の方がええかもね。」
との事。
なんとその男性は引原川管理事務局の方で、私が停めていた車を発見し、わざわざ声をかけに来てくださったのです。
ダムの放流前はてっきりサイレンか何かが大音量で鳴るものだと思っていたので、これには心底驚きました。
今の状況から数十センチ水位が上がると、最早まともに動ける気がしなかったので、急いで仕掛けを片付け、手近なところから脱渓して事なきを得ました。
とはいえダムの放流があるという事は、この後の時間引原川では釣りにならないことを意味しています。
仕方なく三方方面に行ってみたのですが、どの場所も水深が浅い場所が続いていて釣れそうな雰囲気はありません。
一度入渓してみた場所も狙うべきポイントが少なかったので、やむなく通い慣れた支流へと入ったのですが、この日のエサは支流と相性の悪いクロカワムシ。
さらに、あちこち足跡だらけで釣り荒れているような感じだったので、特に何もないまま11時に納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、20cm、21cm、24.3cmのアマゴ(計3匹)。
まともな釣りになったのは1か所目だけで、二か所目は無反応、三カ所目は無念の途中退渓、四カ所目は釣りにならず、五カ所目は途中で切り上げ・・・という釣行になってしまいました。
やはりエサを入手する段階でつまずいてしまうと、その後何もかもが上手くいかないように感じます。
ただ、ダムの放流がある際に音声が流れることが知れたのは大きな収穫でした。
実際釣行の翌日から大雨が降ったので、今後も「大雨予報の前にはダムの放流がある」事を念頭において釣りをするべきたと思われます。
思えば昨年の空梅雨(ダム放流遭遇無し)が異常事態で、これが本来の引原川の姿なのかもしれません。
とはいえ、大雨が降った後は水量が増えてリセットされますし、あちこちをドロドロにしていたカワシオグサ(青緑色のコケ)も減ったはず!
来週の釣行に期待したいと思います!
2023年の揖保川釣行、随時更新中↓
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