ド渇水の引原本流。良型はいずこ?2024年15度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです、

6月12日、ある程度渇水である事を覚悟して、引原川本流へと釣行したのですが・・・想定よりも厳しい渇水状態でした。

一応チビアマゴを含めた数だけは二桁釣れたのですが、飛びぬけた大物はいなかったので、今回はさっと書いていきます。

6月なのに雨が降らない

前週の土曜~日曜にかけての深夜、宍粟では割と纏まった雨が降ったようですが、そこまで大幅な増水にはならず。

月曜日は水量的に良い感じだったのに、そこからみるみる水量は減っていき・・・釣行当日は杉田橋ライブカメラで0.34という水量。

これは厳しいだろうなと要しながら早朝からエサ採り場に着くと、幸いまだ先客はいません。
手早く支度をしてエサ採りを開始すると、ヒラタはパラパラ採れます。

サイズにはかなりバラつきがあり、中型の物がメイン。
時折良いサイズも混じりますが、中々纏まっては採れてくれません・・・。

それならばとクロカワムシを探しますが、こちらは既に羽化シーズンに入っているため、かなり数が減っている様子。

必死に採りまわって、なんとかヒラタを三桁、クロカワムシを25匹捕獲してポイントへと向かいました。

エサ採りに1時間近くかかってしまったのでお気に入りポイントは入れないかなと思ったのですが、幸い今回は空いています!

手早く支度を整えて、いざ入渓!!

この日のタックル①↓

  • ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.6m
  • ライン・・・0.3号ナイロンor0.4号フロロ通し、3.5m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉3号~3B
  • 針・・・忍ヤマメ5・6号
  • エサ・・・ヒラタ・クロカワムシ・ブドウムシ(前回の残り)

河原に降り立ってみると、あちこちに無数の足跡。
やはりここ最近、釣り荒れが目立つようになってきたなと感じます。

とりあえず目の前の流れを、(水量を考慮して)0.3号ナイロン+2号オモリ+ヒラタのセッティングで攻めてみたのですが、ウンともスンとも反応は無し。

ならばどんどん釣り上がるのみ!という事で、川の中を遡行していきますが・・・やはり渇水のようで、いつもより15㎝くらい水位が低く感じます。

これだけ低いといつもとは違う場所にいるだろうなと思い、岸沿いの僅かなエグレや瀬を攻めてみると、チビアマゴのアタリがチラホラ出るだけ。

良型の実績があるポイントも、水位が低いせいでなんだかイマイチな雰囲気になっており、

7:05にヒットした12cmくらいのアマゴ。

ヒットするのはこのサイズ・・・。
ベビーアマゴじゃないだけマシかもしれませんが、釣果としてはカウントできないサイズです。

こういった時は少々流れが強い場所=流れのやや前方に定位していると考え、いつもは仕掛けが飛ばされてしまう場所に仕掛けをコントロールすると、目印がストップ!

7:08にヒット。

サイズは17cmほどでリリースサイズですが、ようやうアマゴらしいアマゴに出会えました。

ところがこの後は、ヒットするアマゴ全てがリリースサイズ。
時折16cmくらいのものも掛かりますが、良型が出てくれません。

実績のある場所は0.4号仕掛けに変えてじっくり攻めてみたりもしましたが、反応無し。

これが渇水によるものなのか、釣り荒れによるものなのかは判りませんが、非常に厳しい状況です。

結局、良型がヒットしないまま期待のポイントに到着・・・したのですが、

8:23にヒットした15cm。

この大淵でもこの1匹だけ!

さらに、前回はマナーの悪い人がいたために釣りが出来なかった場所もやってみたのですが、如何せん渇水状態の為、ポイントが丸見え状態。

そんな中でも17cmくらいの太った個体が釣れたので、写真を3枚撮った・・・はずなのですが、帰宅後に確認したら、

一体我々は何を見ているのだろうか。(違)

この写真しか残っていませんでした。(笑)
この所スマホの不具合(主にカメラとスピーカー)がヒドイので、買い替えを検討中です・・・。

この後も目ぼしい釣果が出なかった為、この場所はダメだと見切りをつけて移動することにしました。

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移動先はさらに渇水!

どうせどこに入っても渇水だろうなと思いつつ、竿を持ち替えて再入渓。

この日のタックル②↓

  • ロッド・・・ シマノ・弧渓ZM M61
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
  • ライン・・・フロロ0.4号通し、4.1m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉3号~2B
  • 針・・・忍ヤマメ5・6号
  • エサ・・・ヒラタ・クロカワムシ・ブドウムシ

渇水ではありますが、以前尺サイズにラインをブチ切られたエリアのため、念のため0.4号でいきます。

河原に降りてみると・・・それはもう悲惨な渇水状態!
普段流れがある場所は瀞(トロ)場と化し、川底だった場所を歩けるレベル・・・。

さらに、春先に猛威をふるったカワシオグサがあちこちに再発生しており、中々に悲惨な状態です。

それでも、元々実績がある場所ならいるだろう・・・と、底がハッキリ見えるレベルにまで減水した段々瀬に、3号のオモリを使って仕掛けを流し込むと、チビアマゴが釣れました。

この感じならまだいると考え、クロカワムシをセット。
水深が30cmもない場所を一気に流してみると、目印がストップ!

軽めにアワセを入れると、ゴゴン!という感触!
手早く抜き上げようとしたところ、思っていたよりサイズが大きく、川の中を走り回ります!

考えを改めて水際まで移動し、暴れまわるアマゴを浮かせてからタモでキャッチ!!

9:33にヒット。

ようやくマトモなサイズ、22.5cmある良型でした!!
こんな厳しい状況でもこのサイズが釣れたことに感謝です。

この後しばらく釣り上がってみましたが、やはりヒットしてくるのはチビアマゴばかりで、時々15㎝くらいのものが混じるといった程度。

期待していた淵は予想通りトロ場になっており反応は無く、竿抜けになりやすい期待の場所でもチビアマゴだけ。

既に太陽はギラギラしており、気温も高くなってバテバテ。

正直、もうこの上の区画は止めて帰ろうか・・・なんて考えもよぎりましたが、持ち帰りアマゴが1匹では家族で取り合いになってしまいます。(苦笑)

せめて良型をもう1匹・・・と思いながら遡行していくものの、普段川底になっている岩場を歩くのが虚しくなってくるのも事実。

普段は水量が多いエリアも軒並みアウトで、アブラハヤやカワムツが釣れる始末・・・。

これはもうダメだと思っていたのですが、過去に何度も良いサイズが釣れた期待の場所にくると、(小川レベルですがなんだかいい雰囲気。

ここで釣れなきゃもう諦めようと、残り僅かになったクロカワムシ+2号のオモリで、流心から流していきます。

途中で流心の「芯」が無くなり、ベチャ~っとした流れに変化。
この後ろにあるエグレで食うはずと、全神経を集中させていたら・・・目印が震えました!

気合一閃、頭上に鋭くアワセを入れると、ゴン!という良型の感触!!
状況が厳しかっただけに、思わず「うぉっしゃあ!!」と叫んでしまいました。(笑)

渇水とはいえ、ヒットしたアマゴは元気いっぱいに川の中を暴れまわりますが、十分に引きを楽しんだ後に無事ネットイン!!

10:38にヒット。

なんだかまたサイズが小さく見える写真になってしまいましたが、このアマゴは23.7㎝ありました。
実に価値のある1匹です。

釣れた場所ですが、

こんなとこで食ってきた。ド渇水でもはや小川。

こんな感じで、周囲より少し深くなっていて、多少流れを感じるようなエグレです。
というか、「本流」なのにこの状態ですから、渇水おそるべし・・・。

この後もう少し釣り上がってみたものの、良いポイントは渇水のせいで軒並みペタペタの流れになっており、アタリはゼロ。

少々早いですが、暑さに負けて11時頃に納竿としました。

釣り場で読者様(お互い)に遭遇!

車を停めている場所に戻ってくると、柔和な笑みを浮かべた方に話しかけられました。

この方、このブログをいつも見てくださっている読者様・・・との事だったのですが、よくよく話を伺うと、驚いたことに私がいつも見ているブログを書いておられる方だったのです。(笑)

お互い読者様ですね、ありがとうございます、等としばし談笑した後、過去に同じ場所で一度挨拶していた事も教えてくださりつつ、情報交換をさせて頂きました。

私がギタリストである事も知ってくださっており、大変嬉しく思いました。
逆流さん、また揖保川流域でお会いしましょう!!

というか、いつか逆流さんのお店で演奏もしてみたいなと思っておりましたので、ご縁がありましたら是非お願いいたします!

ありがとうございました!!(^^)

逆流さんのブログこちら

先日は別の方からメールも頂きました。

実は前回釣行時、私の前に入渓しておられた先行者の方がわざわざメールをくださったのですが、その方も当ブログの読者様でした!

状況を含めて情報交換をさせて頂いたのですが、こうした渓流師同士の繋がりというのはとても嬉しいものですね!

Yさん、メールくださりありがとうございました!
どこかのタイミングでご一緒しましょう!(^^)

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この日の釣行の纏め

この日の最終釣果は、23.7cmまでのアマゴが7匹、チビアマゴは11匹でした。

良型は僅か2匹のため釣果としては不満が残りますが、大変厳しい渇水状態だった事、入渓する場所全てに多くの足跡があって釣り荒れていた事等を考えて、良しとします。

実際釣りを終えた後、野生のアサツキを採りにダム上まで行ったのですが、エサ師・ルアーマン・フライマンの方があちこちにおられ、平日である事を忘れる程でした。

一先ず雨が降って水量が増えるまではどうしようもない気がするので、次の釣行は天気や水量を見てから決めたいと思います・・・!

くだらない余談。

実は釣行を終えて帰宅後、荷物を干そうとしたら・・・

ウェーダーが無い事に気づきました。(゜∀゜;)

よくよく考えると、釣りを終わった後開けたスペースへと移動し、ウェーダーを干しながら片づけをしたのですが、その時にそのまま置きっぱなしにしていたよう。

翌日(13日)改めてその場所を見に行ったところ、

なんとも間の抜けた絵面・・・。

無事発見!回収出来ました。(苦笑)

もしかしたら、多くのアングラーに私が忘れたウェーダーが目撃されていたかもしれませんね・・・!
大変失礼いたしました。

皆さんも忘れ物にはご注意を!!

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