こんにちは、Angler Ogiです。
6月4日、今度こそ特大アマゴを仕留めるべく、引原川本流へ釣行。
二桁のアマゴに出会うことが出来たものの、良型と呼べるサイズはおらず、頭ハネまで喰らう始末。
少々不満の残る釣行となりましたが、さっと書いていきます。
記録的な低温・・・すぎんか?
6月に入り、季節はいよいよ梅雨か・・・というタイミングなのに、道中の気温計はなんと14度~17度。
正直6月でこの気温というのは、渓流釣りを始めてから一度も記憶にありませんが・・・こればかりはどうしようもない事なので、一先ずエサ採り場へ。
前日に纏まった雨が降った為、杉田橋ライブカメラの水量が0.49となっていた事を考えて、支流の餌採り場へと向かいました。
今年のこの支流はどういう訳か川虫が少ないので、最近はずっと本流でエサ採りを行っていましたが、幸いオコシムシがそれなりに網に入ります。
ただ、ヒラタはナデムシとオコシムシの二種がおり、私が好んで使用しているのは主にナデムシ。

本音を言えばナデムシが欲しいなぁと思いつつ、増水しているので採れるだけマシだと言い聞かせ、二種を併せて100匹程確保。
割合としてはナデムシ2:オコシムシ8くらいで、大型は少なく中型がメインです。
その他、最近のアマゴの胃の中からはよくクロカワムシが出てくるので、こちらも25匹程確保しておきました。
平日早朝なのに先客・・・
早目の時間に自宅を出発していたものの、エサ採りを終えた時点で1時間程度が経過。
少々微妙な時間なので、第一希望ポイントに入れるかどうか・・・と車を走らせていると、道中の第三希望ポイントに車が!
この調子だとマズイかと思っていたら、案の定第一希望ポイントにも先客の車がありました・・・それなりに早い時間だというのに、一体何時から来られているのでしょうか。(苦笑)
こればかりは仕方ないので、当初から予定していた(?)下流にある第二希望ポイントへ。
幸いこの周辺にはアングラーの姿も見えないので、手早く支度して入渓します。
この日のタックル↓
- ロッド・・・ シマノ・ 渓峰 尖 硬調57
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.6m、2m
- ライン・・・ナイロン0.3号or0.4号通し、3.6m、4.1m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉Bメイン/1号~3B
- 針・・・忍ヤマメ5号
- エサ・・・ヒラタ
パーツ注文中の弧渓 ZM はまだ使用できないので、この日もロッドは渓峰 尖
を使用。
ただ、弧渓 ZM 用に制作した仕掛けが余っていたので、古くなる前に使用してしまおうと、天井糸の長さを調整して使い切る事にしました。
入渓してみると、思っていたほど増水はしておらず、平水+10cm程度。
これなら良い釣りが出来るかもと期待しながら流していくと、3投目で目印が震えました!

幸先よく1匹目をゲットした事で、ひょっとすると今日も二桁はカタイんじゃね?と安易な考えが頭をよぎります。
とはいえ、増水しているという事もあり、アマゴが居着く場所はいつもと少々違う様子。
最近よく訪れるこの場所ですが、いつも平水だった事もあり、ポイントを探しながらになります。
ただ、退屈しない程度にアタリは出てくれて、

小型中心ですがそれなりに楽しめます。

流れの中で食ってくるというよりはやはりウケ周辺で待ち構えているようで、底がエグレた先に岩が沈んでいるような場所はほぼ百発百中!

一応クロカワムシも流してみたものの、アマゴのサイズが小さい事もあり、エサを引っ張るだけで食い込まない事が殆ど。
やはりヒラタの方が圧倒的に食い込みが良いので、おそろしい勢いでヒラタが無くなっていきます・・・。(苦笑)


8時40分、こちらの1匹で目標のツ抜け達成!となったのですが、最大サイズは17cmと小型ばかりでキープはゼロ・・・。
今年の揖保川流域の事を考えると釣れるだけマシなのかもしれませんが、探しているのはこのサイズではありません!
しかも、

なんかだんだん小さくなっていく気が・・・。(苦笑)
もうそろそろいつも釣れなくなるゾーンに差し掛かるのですが、その手前に良型がヒットする事が多いポイントがあるので、そこで釣れなきゃ移動と決めて仕掛けを打っていきます。
そして件の場所に到着すると、いつもより水量が多いせいで流れはかなり強め。
水深は40cm程ですが、オモリサイズを2Bに変更し、流れの中に投入して流していくと・・・綺麗に目印がストップ!
これは良型のアタリだと確信をもってアワセを入れると、ガツッ!!と強めの手応え!!
そして水中で反転したアマゴは、目測で23~24cmほど!
やっぱり良型がいた!と喜んだのも束の間、
プンッ
という感触と共に掛けバラシてしまいました・・・無念。(泣)
そして予想通り、この先は雰囲気が良いのに全くアタリ無し。
別の場所に移動する事にしました。
また先客・・・そして頭ハネ。
次にやってきたのは、早朝に車があった第三希望ポイント。
おそらく下流側なら釣れるだろうと思って訪れてみたら、なんと先ほどとは違う先客の車が!
そしてそのすぐ傍でテンカラ釣りをしておられました・・・残念!
すぐさま退いて、別のポイントへ。
増水している際に良い感じになる、昨年までの実績場です。
幸い周囲に車も無いので、手早く身支度を整えて下流側から入渓したものの、どういう訳かこの場所は完全な平水状態。
一応目ぼしい場所に仕掛けを流していきますが・・・反応がありません。
それでも、木がオーバーハングしている場所の前方にある流れ込みで、目印がストップすると同時に、水中でギラッと反転するアマゴ!
これも結構な良型のようなので、勢いよくアワセを入れたのですが、残念ながら素針。
しかもこのアタリのみで再度食ってくることはありませんでした。
ならばと、今度は上流側へと遡行し、実績のある段々瀬を流すと・・・

一発でこちらの18cm程のアマゴがヒット!
が、このすぐ先に真新しい足跡を発見。
早朝に先客がいたのかなぁと思いながら目ぼしい場所を打っていきますが、全く反応がありません。
なんだか嫌な予感がしつつ、本命となる淵でもしっかりと探ってみたものの、水量が少なすぎて瀞場になっていてまさかの無反応。
仕方なく退渓し、車に戻ろうとしたら・・・なんと私の車の50m程度前方に車があるではありませんか。(゜∀゜♯)
先ほどは無かったこちらの車、そしてつい今しがた釣り場にあった真新しい足跡。
間違いなく頭ハネです。
こういうことをブログで書きたくはありませんが、
マナーが理解できない方は渓流に来ないでください。
先日TSURINEWSにて公開された、私が執筆した記事を貼っておきます・・・!
イヤな気持ちになりながら、車へと戻りました。
言い方は良くないですが、こういう事を続けていると確実にトラブルの元になりますので、心当たりがある方は早いうちにやめて頂けることを切に願います。
良型が・・・いない?
最後にやってきたのは、今シーズン一番実績があるエリア。
水量は+10cm程度で、濁りは無いものの良い雰囲気です。
エサのストックがクロカワムシだけになっていたので、ヒラタを探すべく網を突っ込むと・・・良いサイズのヒラタ(しかもナデムシ!)が採れます!
25匹程度確保してから、今年アタリが連発している本命ポイントへ到着。
早速新品の0.4号仕掛けをセットし、丹念に探っていきますが・・・アタリがありません!
今回の一番本命となるポイントだっただけに、ショックを隠せません・・・。
さらに、増水に苦労しながらもう一か所の本命ポイントも丹念に流してみたのですが、こちらもまさかのアタリ無し!!
オモリサイズや流し方を変えたり、定位場所が変わっているかもと周囲もしっかり探ってみたのですが、完全なる無反応。
しかも徐々に爆風になり、水流も相まってヘロヘロ状態です。
正直もうしんどいなぁと思いながら、もう一度先ほどのポイントへ。
今度は立ち位置を下流側にし、先ほどとは違う角度で流していきます。
さらに、いつもは水深が浅くスルーする場所に、僅かなヨレがある事を発見!
ここにいなけりゃもう片付け!と割り切って、2B+1号で流してみました。
すると、ヨレに到達した瞬間、目印が僅かに震えるアタリが!!
やっぱりいた!と喜びながらアワセを入れると、ゴンッという感触!
ただ残念ながら、それほど大きなアマゴではないようです。
それでも、流れの中で掛けたアマゴの引き味は流石のもの。
じっくり堪能しながら、最後はタモでフィニッシュ!

サイズはジャスト20cmと小ぶりではありますが、体高はパツパツ!
実に良い引き味を見せてくれたアマゴでした。
この後もしばし仕掛けを流してみましたが、残念ながらアタリはゼロ。
これにて納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、20cmまでのアマゴが15匹。
本来最盛期であるはずのこの時期に、マックス20cmというのは非常に不本意な釣果です。
というか今年の引原川は良型アマゴの絶対数が圧倒的に少ないようで、アベレージサイズも17cm程度と小ぶり。
シーズン初期に全く釣れなかったことも併せて、魚影が薄くなっているだけでなく、完全なハズレ年なのかもしれません。
とはいえどこかに特大サイズがいるはずなので(多分・・・)、何とか仕留められるよう、頑張っていきたいと思います!
コメント