こんにちは、Angler Ogiです。
2020年3月1日、待ちに待ったこの日がやってきました!!そう、
2020年の揖保川アマゴ釣り、解禁日です!!
という事で、早速揖保川支流にて解禁初日を堪能してきました!
2021年揖保川アマゴ釣り最新情報はこちら↓
今年の揖保川は解禁前日の成魚放流無し
昨年までの揖保川は、漁協の方が解禁の前日に良型のアマゴやニジマスを放流していたのですが、なんと今年は無し。
このニュースに驚かれた方も多かったのではないでしょうか(私も気落ちした一人です)。
とはいえ、2月初旬にはそれなりの数の成魚をあちこちに放流したそうですし、発眼卵放流も3年目に入ったとの事で、魚影の濃さは大丈夫のはず。
特にやる事は変わらず、数日前にフィッシングカンパイにて年券を購入し、解禁初日に備えました。
今年メインで使用するエサは、昨年の秋に自作した塩イクラです。
先日小柿渓谷でテストした際は明らかに硬すぎて厳しかった為に、前日のうちに水に漬けて戻しておいたところ、理想的な硬さに!!
これなら爆釣間違いなし(!?)という事で、今回は釣り具屋さんでイクラを買わず、自作イクラのみを持ち込みます。
揖保川には7時前に到着
いつもの解禁日は、まず最初に成魚放流ポイントに向かいますが、今年は放流が無いため、まっすぐにお気に入りの支流へ。
道中の気温系は0度と例年よりやや高い程度ですが、雪も無く快適に走ることが出来ます。
一先ずポイントの少し下流部で川虫を採集してみると、3回ほど網を入れただけで、キンパク30匹弱・ヒラタが10匹程度採れました。
川虫の数が多い年はよく釣れるイメージなので、意気揚々と第一入渓地点へ向かい、仕掛けをセッティング。
揖保川でのアマゴ釣りの仕掛け
今回の私のタックルは、こんな感じ。↓
- ロッド・・・ダイワ/清瀬3.8m-4.3mのWズーム
- 天上糸・・・0.8号ヨリ糸1m(イエロー)
- ライン・・・0.25号通し、3.3m~2m(ポイントに応じて)
- 目印・・・糸タイプ目印(黄色→ピンク→黄色の3点)
- オモリ・・・ジンタン3号メイン(2号~4号を使い分け)
- 針・・・ナノアマゴ5号
- エサ・・・イクラメイン+川虫
基本的に支流は、上流に行くにつれてどんどん川幅が狭くなり、頭上に木がせり出してくるため、短い竿と短い仕掛けの方が有利になります。
そのため私は、ダイワ社の清瀬43M をメインロッドとして使用し、
- 開けた場所→4.3m+長めの仕掛け、
- 狭い場所→3.8mで竿の上の方を持つ+短めの仕掛け
このようにして対応しています。
エサですが、念のため川虫も採集したものの、基本的に解禁日=イクラがよく釣れるので、ほぼずっとイクラを使用しました。
また、天気が曇りのち晴れだったため、見やすさを重視して目印は3点に。
逆光の時はピンク の目印が目立つのでオススメです。
第一入渓ポイントでいきなりヒット!
7時15分、お気に入りの支流の中でも比較的水深のある場所からそ~~っと入渓。
・・・したのですが、浅瀬で泳いでいた小さなアマゴ達が、猛スピードで流心の中に逃げ込むのが見えました。
思いのほか水が澄んでおり、竿の影が水面に映ってしまったようです。
これでこの場所はダメかな~と思いつつも、角度を変えて一流ししてみると・・・いきなり引き込まれる目印!
が、久しぶりの天然渓流のアタリについていけず、見事に素針を引いてしまいました。
めげずに様々な方向から流してみると・・・流心からややズレた場所で、目印がストップ!
急いで合わせを入れたところ、フッキングしたのはそこそこのサイズ!
・・・だったのですが、今度は痛恨の掛けバラシ・・・。
毎年解禁初日はアタリの素早さ・小ささに対応するまでが大変なので、もっと腕を磨かなければなりません・・・!!
掛けバラシをしてしまったところ、予想通りアタリがストップ。
少し先の方に進んで、
過去に実績のあるこの場所で、大岩に隠れて仕掛けを流してみると・・・ツッ!という感じで素早く仕掛けが動きました!!
が、なんとここから3回連続素針。
いくらなんでもヘタクソすぎるーーー!!っとヤキモキしていたのですが、4回目でようやく無事にフッキングしてくれました!!
引きを楽しみつつ、引き抜いてネットイン!!
2020年の初天然アマゴは、17㎝。
超小型が多いこの支流において、このサイズが一発目に釣れてくれたのは嬉しいものです。
このヒットでこの場所のアタリは無くなったものの、釣り上がっていく最中、流心から少しずれた所でよくアタリが出ました(素針ばかり・・・)。
やはりまだ水温が低いために流心には出てきていませんが、かといって例年の様に、流れが緩い場所に溜まっているわけではありません。
イメージ的には3月半ばくらいのような感じなので、やはり暖冬なのかもしれません。
そしてこの後、釣り上がるごとにちょくちょくアタリは出るのですが、中々フッキングさせることが出来ず、どんどんポイントがダメになっていきます。
8時過ぎ、ようやくヒットしたのは20cm近い良型だったのですが、なんと抜き上げ時に針外れ。
それでもめげずに打ち返し続け、
なんとか15㎝程の1匹をゲット。
しかし、この後この支流では特にアタリが出る事も無かったので、一度少し下流まで降りてみる事にしました。
入り直したポイントは渋かった。
この支流の200mくらい下流まで歩き、再入渓。
そこからどんどん釣り上がっていきますが、本来ヒットするであろうポイントで、全く持って反応がありません。
昨年も解禁直後はこの辺りで釣れず、3月下旬~4月になって釣れたイメージなので、まだ早かったのかも・・・そう考えていた矢先、また流心から少し外れた所で、グイっと目印が引き込まれました!
ちょっと小ぶりな14㎝、 実に綺麗なこの個体はリリース。
この後は全くアタリが続かず、結局この1回だけ。
ようやくアタリを取る感覚にも慣れてきたので、今回本命としていた別の支流へ向かいました。
ドマイナーな支流にまさかの先行者が・・・!
一度食事休憩を挟み、10時ごろに別の支流へ。
今まで平日に来ていたという事もあり、誰一人見た事が無かったこの場所ですが、いつも車を停める場所には別の車が。
ひょっとして~~と思いつつ入渓してみると、頭上の木に真新しい仕掛けが引っかかっているではありませんか!
基本的に渓流釣りでは、先行者の後は釣り荒れているというのが常識。
思わずポイントを変えようかとも思いましたが、
「先行者が引き返したその先ならきっと釣れるはず!」
と考え、かなり上流まで登る決心の元、入渓!
しばらくは予想通り全く釣れず、いつもアタリがある淵などでも一切反応無し。
なんとか1度だけアタリを拾い、
アワセと同時にすぽーん!と飛び出てくる極小サイズ(8㎝)を追加して即リリース・・・。
それでもめげずに登り続けると・・・なんと今度はファミリーが楽しそうに水を汲んでいるではありませんか!!(苦笑)
これが日曜日か・・・!等と謎な事を考えつつ、その場所を思い切って一気に素通りすることにしました。
昨年見つけたポイントで自己記録更新!
普通なら引き返すであろう高さの岩場を懸命によじ登って到達したのは、昨年4月に見つけた好ポイント!
ここまでは先行者の方も来ていないだろうという判断です。
こちらが昨年4月の写真。
かなり水深があって流れが蛇行しており、実にいい感じです。
若干地形は変わっていましたが、この手前の岩に隠れて、仕掛けを流すと・・・やはりアタリが頻繁に出ます!掛けられないヘタクソ加減は別として・・・。
何度か流しているうちに溜まっている場所が判明したので、その場所で全神経を集中していると、凄まじい勢いで目印が引き込まれました!!
アワセが決まると、強烈な引き!!水際まで行き、無事ネットインしたのは・・・!
22㎝ある、立派なアマゴでした!!
ヒレの上部が欠けているので、放流個体が遡上してきたのかもしれません。
とはいえ、自然河川でアマゴで20cmを超えるものは、(お恥ずかしながら)今回が初めて。
2020年の目標でもあった20cm越えを解禁初日に達成できてしまったのは素直に嬉しいところ。
この後も、この場所ではまだまだアタリが続き、
5度アタリが拾えて、アマゴ3匹、アブラハヤ2匹(リリース)をゲットしました。
掛けバラシも2回(1回は良型)あった事を考えると、この場所のストック量は相当なものだと思われます。
やはり流心や緩みよりも、
- 落ち込みの深く抉れているところのカケアガリ沿い
- 大岩で流れが緩やかに蛇行しているところ
こういった場所がカギになっているようで、少し重めのオモリ(今回はジンタン2号)でしっかり底の流れを捉えてから、アタリ連発となりました。
これより上流には(現装備では)行けないため、来た道を引き返します。
が、渓流釣りの怖いところは、
登るのが大変だった場所は、降りるのも大変という事を忘れてはなりません。(笑)
なんとか退路を確保して撤収しましたが、左腕とウエーダーの下半分はずぶ濡れでした。
皆さんも気を付けてくださいね。(苦笑)
下流側&元のポイントで追加
一度車まで引き返した後、今度は釣り下り。
大岩に張り付くようにして、大きな縁を丹念に探っていくと、
よく太った15㎝ほどのアマゴがヒット!
しかし、釣り下って出たアタリはこの1回のみ。
ひょっとしたら、先行者の方も同じように釣り下っていたのかもしれません。
夕方から仕事がある為、残り時間はわずか。
一度最初の支流の入渓地点に戻り、もう一度仕掛けを流してみる事にしました。
そこで事件は起きます。
13時過ぎ、入渓時の反省点を活かしつつ、地面を這うように移動しながら再入渓。
底の方の流れを捉えるため、この場所ではジンタンを2号にし、さらにはイクラを3粒掛けにして重さをプラス。
ここまでの経験から、流れ込みから仕掛けを流し、底の流れを捉えてから流心を外すようにすればアタリが出やすいと考察していたので、その通り流すと・・・凄まじい勢いで目印が引き込まれました!!
それだけに留まらず、なんと竿先まで一気に引っ手繰っていくではありませんか!!!
慌ててアワセを入れると、強烈な引き!思わず竿をのされるような、感じたことのない重量感!!
仕掛けは0.25号、針は5号と小さめ、さらに岩陰に隠れていたため、水面までは結構な高さ。
様々なことが頭を巡りつつも、なんとか浮かせた魚は・・・
デカい。デカいんです。(゜Д゜)
そのサイズ、目測で尺近く。
いや、尺あるんじゃないか、という大きさで、初めて掛けるサイズに頭はパニック!!
とにかく水面まで行って、ネットで掬わねば・・・!!
そう考えた矢先、獲物がまさかの大ジャンプ!!!
その瞬間、
まさかのフックアウト。
・・・したものの、なんと陸地に着地したではありませんか!!
急いで水面まで行かねば!!と思ったときには・・・すでに遅し。
バッタンバッタン暴れるオオアマゴは、そのまま・・・ボチャン!!と、大きな音を立てて、川の中へお帰りになられました・・・。(TДT)
あまりのショックに呆然自失。
管理釣り場を含めても、一度も見た事が無いサイズだったので、ショックが大きすぎます・・・。
気落ちしたその後、1匹目を釣ったのとほぼ同じ場所で、
16㎝を1匹追加したところで時間が来たので、これにて納竿としました。
解禁初日のまとめ
この日の最終釣果は、15㎝~22㎝までのアマゴが5匹、リリースが5匹の計10匹でした。
アタリの数は倍以上あり、20cmクラスを2回、尺?クラスを1回バラしてしまった事を考えると、もっと腕が良ければ素晴らしい釣果になっていたのではないでしょうか・・・!
解禁初日とはいえ、水温や気温は例年より少し高い印象で(雪も少ないようです)、多少流れのある場所でよくアタリが出ていたように思います。
また、自作の塩イクラで普通に釣果が得られたので、これからは秋に塩イクラを仕込むのが日課になりそうです!
さあ、大好きなアマゴ釣りが解禁したという事で、しばらくは揖保川支流に通うことになる私Ogi。
揖保川のアマゴ釣り記事はどんどんアップしていく予定ですので、今シーズンも是非お付き合いください!(^^)
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