釣り餌用塩漬けイクラの作り方!

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こんにちは、Angler Ogiです。

2019年シーズンも大いに楽しむことが出来た、揖保川のアマゴ釣り
川虫で釣ることも多かったものの、解禁当初はやはりイクラに勝る餌はありませんでした。

そこで、2020年のアマゴ釣りシーズンに向けて、生筋子がスーパーで入手出来るうちに釣り用塩イクラを作っておこうと思い立ちました。

初めての為、きちんと作れたかどうかは来年の3月まで判りませんが、見た目はそこそこ良い感じに仕上がりました!

半額の筋子を購入!釣り用塩イクラ作りにトライ。

通常釣りで使用される生イクラは、釣り具屋で購入すると30~40gで600円程度と高価。

また、各メーカーから販売されている瓶詰のイクラはかなり硬く、生イクラと比べると遥かに食いが劣ります。

かといって釣りに行くたびに生イクラを購入していると、10回の釣行で6000円程度。安価な竿やウェーダーが買えてしまう額になるのです。

その点、自作しておけば大幅にコストを削減できるため、今回自作してみようと思い立ちました。

姫路市のゆめタウンでは、10月頭頃から生筋子がパックで売られています。

夕方以降になると2割引き~半額となるため、そのタイミングを狙って半額で購入。
この量だとおそらく10回分くらいの釣り用イクラが作れそうです。

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1、お湯につけてイクラをほぐす

まずは筋子をほぐします。

テニスラケットや焼き肉用焼き網でほぐす方法もあるようですが、今回は手っ取り早くお湯でほぐす方法を選択。

お風呂よりやや温めのお湯(40度程度)を1リットル程度用意し、塩を小さじ山もり1杯投入海水程度の濃さにします。

Angler Ogi
Angler Ogi

途中でお湯替えが必要なため、お湯は多めに用意しておきましょう!ケトルに熱湯を沸かしておき、お湯を取り換える際に、水で割って温度調整を行うと便利です。

そして躊躇することなく筋子をダイブ!!

この程度の温度なら、イクラが白くなることはありません。
薄皮の部分をしごくようにすると、ポロポロと簡単にイクラが取れていきます。

ある程度ほぐしたら一度ざるに出し、目に見える細かめの薄皮を取っておきます。
(下にはボウルを設置してきましょう!)

2、再度お湯で洗い、ザルで水気を切っておく

再度40度程度のお湯に投入して、殻だけになってしまったものや、粒同士をくっつけている筋等を取り除いていきます。

多少荒めにやってもイクラが潰れることはありませんでしたが、少し注意しながら行うと良さそうです。

こちらが2度のお湯洗いを終えた状態。
こちらをさらにザルに出しておき、

10分程度水気を切ったものがこちら。

食用にする場合は、この後に醤油ダレに付け込んだり、グラム数に応じた塩(5%程度)を加えることで、醤油漬けや塩漬けを作ることが出来ます。

Angler Ogi
Angler Ogi

食用の際は、醤油漬けなら6時間~半日程度塩イクラなら半日程度寝かせると良いようです。ここまでは作業工程が同じであるため、食用と釣り餌用、同時に作るのもアリかもしれませんね。(笑)

2020年9月、食用の醤油漬けも作っちゃいました↓

3、水気を切ったイクラに塩を加える

今回は釣り餌用なので、ある程度皮を硬くしておく必要があります。

食用イクラ程度の硬さだと、針に刺したときにすぐ潰れてしまったり、エサもちが悪くなったり。
出来れば、何度か仕掛けを投入しても外れない程度が理想です。

という事で、適当に塩を振りかけて満遍なくまぶし、数分経つと・・・

このように、イクラから水分と油分が混ざったドリップが出てきました。

まだまだ簡単に潰れてしまう程度の硬さだったため、塩を追加。

ドバっと入ってしまった。(哀)

正直、塩が多すぎる気がしますが(苦笑)、とりあえずこの塩を満遍なくまぶしておきます。

2月17日、管理釣り場でテストしたところ、やはりこの工程の塩が少々多すぎたようです。
この工程での塩は、軽めにしてくださいね。

30分ほど放置すると、

大分水分が抜け、良い感じの硬さになっていました。

ザルの下に設置したボウルには、かなりの量のドリップが溜まっていたため、しっかり水分が抜けたようです。

4、冷蔵庫で一晩寝かせる

しっかり水気を切ったイクラをタッパーに敷き詰めていくのですが、この時タッパーの底に新聞紙か厚紙を敷くと、後が楽なのでオススメです!(油でベトベトになります)

今回私は厚手のカレンダーを敷いておき、その上にさらにクッキングペーパーを敷きました。

やはり塩が多かったのか、溶け残っていました。

おそらく二度目に足す塩の量は、溶け残りが出ないであろう1/4程度で良かったのでしょう・・・。(苦笑)

ともあれ、まだ針に刺すと潰れそうな硬さなので、冷蔵庫で一晩寝かせることに。

翌日の晩、イクラを見てみると。

大分硬くなったイクラの塩漬けが出来上がっていました。試しに針に刺してみると・・・

メバル針に刺してみたところ。

ちょっと硬い気はするものの、しっかりと針に刺すことができました。
右側のイクラが若干白くなっているのは、塩が浸透しすぎたためのようです・・・。

5、小分けにして完成

このイクラを小分けにして冷凍しておくのですが、便利なのはこちらのプラカップ。

釣り具屋のイクラが入っている容器に酷似したこの容器。丁度いい大きさで蓋つき、10セット入り。
ダイソーで購入出来ます。

この容器に、イクラの重さが均等になるように入れてみました。

もとは340グラムの筋子が、38グラムずつで9パック分。

水分が抜けた分軽くなり、塩が追加された分重たくなったため、小分けした1パックはちょうどいい分量となりました。

このイクラはそのまま冷凍庫に保存しておき、来年の解禁と同時に解凍して使用してみようと思います!

2020年3月1日、解禁初日に実際に使用して、良い釣果が出ました!!

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まとめ

丸1日冷凍したものを確認する限り、見た目はかなり良い感じでした。
また、流水をかけてみると丁度いい硬さになっていたことが発覚!

ただ、使用するのは4カ月先
仮に管理釣り場に行くとしても1月か2月になるため、この時に解凍して使用してみて、その後レビューを書く予定です。

2020年2月17日、テストした際の様子はこちら↓

もしこのイクラで普通に釣ることが出来れば、1パック130円程度(容器代込み)なので、およそ470円もコストカット!!

さらに、釣り場に直行できるというのも大きなメリットとなります。

来シーズンも解禁初日からアマゴ釣りに行く予定なので、自作した塩イクラで爆釣することを期待したいと思います!

2020年3月4日追記!

2020年3月3日の釣行の前に、冷凍庫から取り出した塩イクラがこちら。↓

かなり硬い状態でしたが、釣行前日に数回水で洗い流し、翌日釣り場で確認すると・・・

このように、完全元通りの生イクラに!!完璧な状態です。
実釣テストでも問題なく釣れていますので、皆さまも是非塩イクラを作ってみてくださいね。

2022年版解禁前の準備について↓

渓流釣りで便利な小物の紹介です↓

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