こんにちは、Angler Ogiです。
本日は朝から的形遊漁センターにてカワハギを狙ってきました。
早朝に起きるまで淡路島の西浦に行くかどうか迷っていたのですが、結果的に的形を選んで大正解!
近場で良い思いが出来ました。
的形遊漁センターってどんなところ?
的形遊漁センターは、私が子供のころから通いなれている釣り場。
沖合に150mほど伸びた桟橋の上で自由に釣りができるのですが、昔(20年近く前)は禁止だったルアーも今はOKとなっているそうです。
無料の駐車場があるので、釣行の際は車が便利。手前に写っている自販機周辺にハチの巣があるのでくれぐれもご注意を!!(2019年11月1日現在)
今現在は、大人一人830円で丸一日釣りができます。
足場が網目になっているので、小物類を落とさないよう注意が必要なものの、足場は良好。
ただ、柵がない上に、海面までの高さは(桟橋先端付近で)6mほどあるので、小さなお子様は注意が必要です。
あちこちに釣り座としてゴムマットが設置されている他、 ゴミ箱や(本数は少ないものの)木製のタモ網(かなり重い)があったりと、何かと便利ですね。
この日は8時過ぎに到着しました。
8時過ぎに釣り開始!
事務所の方に「カワハギはどの辺りで釣れているか」と尋ねたところ、中央~先端近くとの情報が。
先端付近は人がおられたものの、東向きはガラガラ。どうやら満ち潮で流れが東→西のため、サヨリ釣りやフカセ釣り(グレ狙い)の方は西向きに陣取っておられるようです。
撒き餌が溜まる為に西向きに行きたいものの、スペースが無かった為に、とりあえず東向きのやや先端付近に陣取ります。
今回使用するタックル
今回の私のタックルは、少し沖まで探れるエギングロッドと、足元用のテトラ竿という2セットを用意。
↓タックル1↓
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・ナスキー1000番+PE1.2号
- 仕掛け・・・市販の胴付き仕掛け(ショートハリス)+ナスオモリ5号
- 針&ハリス・・・ハゲ針3・4号のもの+ハリス2号(1cmのタイプ)
↓タックル2(足元用)↓
- ロッド・・・テトラ穴釣り竿1.1m
- リール・・・シマノ・クラブデミ+PE1.5号
- 仕掛け・・・市販の胴付き仕掛け(ショートハリス)+ナスオモリ4号
- 針&ハリス・・・キツネ針2号+ハリス2号(1cmのタイプ)
エサはアサリの剥き身1パック半と、青虫を300円分。この2種を適宜使用します。
開始直後はアタリ無し。移動後に連発!
8時15分頃、まずはエギングタックルを使用して釣り開始!・・・したのですが、やはり潮の流れがかなり速く、足元の方へあっという間に流されてしまいます。
実績のある鉄柱付近(貝が付着している)を中心に丹念に攻めていきますが、特にアタリはありません。
東側はガラガラの為、あちこち歩いて探っていったりもしてみたものの、何も反応が無いままおよそ1時間が経過。
やはり淡路島に遠征するべきだったか・・・と悔やんでいると、西向きのやや先端寄りが空きました!これ幸いと移動します。
この場所でアタリが無ければ、今日はボーズか・・・そんなことを考えつつ仕掛けを着底させ、軽く誘いを入れた後に仕掛けを止めると・・・カツカツッ!という待望のアタリ!!
まだ警戒心が薄いのか、比較的判りやすいアタリが出たので、思い切ってアワセを入れると・・・ガツンとヒット!!
フッキングの後に一瞬軽くなった後に、強烈に竿先を叩きます。さらに、水面近くになると一気に横走り!この引きはカワハギに間違いありません!!
それにしても、1匹目から相当な引きの強さ。上がってきたのは…
でかっっ!!(゜Д゜;)
なんといきなりの20cm!これにはテンションが一気に上がります!!
愛用のペンチとサイズを比較するとこんな感じ。カワハギは体高があるので、長さ以上に大きく見えます。
カワハギは1枚釣れたら3枚程度は立て続けに釣れる魚なので、とりあえずバッカンの支度をして生かしておきつつ、次の1投を投入。
が、落とした場所が悪かったのか、すぐに根掛かりでハリス切れ。手早く手持ちの針(ハゲ針4号)に結び直し、潮が速い為にハリスを長め(7cmくらい)に取ります。
急いで再投入すると、すぐにアタリが来ました!カツカツッという反応があった時に、少し竿先を持ち上げると、僅かな重みが。
すかさず思いっきりアワセると、これまた強烈なカワハギの引き!!
こちらも18cm程の良型!いきなりの連チャンヒットに、数分前とは打って変わって「来てよかった~~~」と手のひら返し。(苦笑)
時合いかもしれないので、手早くバッカンに放り込んだ後の次の1投にもアタリが!
今度は少し弱めの引き味で、
15cm程のカワハギが釣れました。このサイズがアベレージだと思っていたのですが、先ほどの良型と比べると、随分小さく見えます・・・。
この1匹の後、さすがにカワハギたちも警戒し始めたのか、急にアタリが小さくなります。
2度ほど素針を引いてしまったので、今度は針に付けるアサリを小さくハサミでカット。アサリの内臓部を突っつきに来るため、その辺りに針先を仕込みます。
この作戦が功を奏し、
見事に取り替えた針&仕込んだ餌にヒット!作戦がハマると実に楽しいものです。
調子に乗ってどんどん釣るぞー!と意気込んで投入したところ、今度はなんだかノッシリした重みが。上がってきたのは・・・
18cm程のガシラでした。
昔はよくこのガシラを釣りにこの場所を訪れたものですが、生憎今日はカワハギ狙い。リリースします。
潮が緩むと遠のくアタリ。
ガシラを釣った後くらいから急に潮が緩み始め、フグの猛攻が始まりました。
時折でるカワハギのアタリも恐ろしく小さく、エギングロッドでは太刀打ちできません。
お隣ではお兄さんがフカセ釣りでグレを連発しており、既にスカリの中は釣果でいっぱい。羨ましいなぁ~と眺めつつ、タックルを穴釣りロッドに持ち替えます。
何の変哲もない1500円程度の穴釣り竿に、中学生の頃2500円程度で購入したリール・クラブデミをセットし、エサを吸い込ませて掛ける為にキツネ針の仕掛けをチョイス。
さらに、アタリが持続しやすい様に青虫を上下2針にセットし、真ん中の針には小さく切ったアサリ。
これで流石にアタリが出やすくなるだろうと、足元に落として探ってみると・・・やはりコッコッココココッ!!と、竿先にアタリが出ました!
手早くアワセると、中々の引き!上がってきたのは・・・
16㎝ほどのカワハギです。想定通り、キツネ針がしっかり上あごにフッキングしていました。
この後は、パラパラガシラがヒットしたり、
14cm程のチャリコがヒットしたり。さらには、またしてもフグの猛攻が・・・。やはり潮が緩むと状況は厳しくなるようです。
気分転換に、何気なく空いていた反対側(西向き)に仕掛けを落としてみると、ガツガツッ!と大きなアタリが出るではありませんか!
そのままグッと判りやすく竿先を抑え込んだためそのままアワセを決めると、ガッチリとフッキング!
強烈な突っ込みと横走りを見せつつ上がってきたのは、
21cmの良型カワハギです!肝もかなり膨らんでおり、実に食べ応えがありそうです。
しかし。東向きはこの1匹だけだったのか、この後はフグの嵐。途中25cm近くあるデカイフグに竿を持っていかれそうになったり、
20cm近い良いガシラが釣れたり。
退屈こそしないものの、完全に時合いが終わって本命のアタリは遠のいてしまいました。
昼過ぎに再度時合い到来!
昼ご飯休憩を挟み、あの手この手で狙っていると、13時を過ぎたあたりから潮が変わり、沖から岸に向かって真横に流れ始めました。
これはチャンス到来か、と思った矢先、竿先が引っ手繰られるようなアタリ!
16㎝ほどの、肝がパンパンに膨らんだカワハギをゲット!アタリの出方や潮の流れの変化を考えると、再びの時合い到来です。
すぐにエサを付け直して投入するも、やはりそこはエサ盗り名人。フグのアタリも混ざりつつ、何度か素針を引かされました。
そこで、気分を変える為にまた西向きに。フグのガジガジガジガジッというアタリとは明確に違う小さなアタリを拾い、見事フッキング!
先ほどよりもさらに肝がパンパンのカワハギをゲットです!この後、
立て続けに2枚のカワハギを追加。さらに、小さくなっていくアタリにもなんとか対応し、
やや小ぶりなカワハギをなんとかゲット!
この後、隣のお兄さんがスカリを満タンにして帰宅されたため、その辺りに仕掛けを落として・・・
もう1枚カワハギをゲット!!
この辺りでエサが切れてしまったため、満足して納竿としました。
帰る直前までバッカンで生かしておいたカワハギは、全て〆て持ち帰ります。
最終的な釣果は、14.5cm~21cmのカワハギ11枚をキープ。13cm程の1枚をリリースしていたため、合計で12枚という釣果です。
その他、ガシラは6匹、チャリコ1匹、フグ多数・・・(苦笑)。まだまだ水温が高い為、しばらくはフグとのバトルが続きそうですね。
釣りたてを食す。
帰宅後、カワハギを刺身・アラ煮・カワハギ鍋にして家族で頂きつつ、
どうしても食べたかった、カワハギの握り(キモポン酢&浅葱&大根おろし)を作りました。
嫁さんにも大好評だったこちらの握り、一人8カンをペロっと平らげてしまうほどの美味。これだからカワハギ釣りは止められません!!
ちなみに、カワハギを刺身や寿司にする際は、メインの皮だけでなく薄皮も綺麗に剥ぐ必要があります。
通常カワハギはツノや口・ヒレを切り落とした後に皮を一気に剥ぎ取りますが、刺身にする際はメインの皮を剥がずに5枚におろし、その後にメインの皮ごと薄皮を剥ぐのがオススメです!
こうすればメインの皮に薄皮が付いてくるので、それほど苦労せずに薄皮を剥ぐことが出来ます。
カワハギを生食する場合は、試してみてくださいね!
当日の周囲の状況&まとめ
結果的に、淡路島まで遠征せずとも良型のカワハギを多数ゲットすることができました。
この日はハゲ掛けを使用しておられる方も結構おられましたが、普通にエサ釣りをやっている方が釣果を伸ばせそうな気がします。(エサ釣りの方も多数おられました)
さらに、水面には常にサヨリが群れていたので、サヨリならいくらでも釣れそうな感じです。
また、お隣のお兄さんはフカセ釣りでひっきりなしに竿を曲げており、明らかに30cmを超えている良型のグレを仕留めておられました。
木っ葉の中に時折このくらいのサイズが混ざるとの事ですが、木っ葉の数を含めると50枚は釣っておられたと思います。
しかし、当日の的形遊漁センター公式サイトの釣果情報ではこの釣果は出ていませんし、私は釣果を訊かれてすらいないため、当然カワハギ12枚という私の釣果も反映されておりません。
そのため、オフィシャルサイトの釣果情報は、あくまで「何の魚種が釣れているか」という目安程度に考えた方が良いかと思います。
さて、気が付くと11月に入ったため、そろそろ姫路でもタチウオの釣果が出始めるのではないでしょうか。
次回釣行は、ひょっとしたら姫路でタチウオを狙いに行く事になるかもしれません!乞うご期待!!
2022年のカワハギ釣り、随時更新中!↓
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