こんにちは、Angler Ogiです。
ヒイカの釣果情報がチラホラ聞こえだしたので、何気なくぶらっと姫路市内の漁港へ釣行。
今年は好調の予感・・・と聞いていはいたのですが、1投1杯の時間帯もあるほどの高活性で、2時間半で53杯という釣果を達成しました!
詳しく書いていきます。
今年のヒイカは釣れ出しが早く好調?
ヒイカと言えば、姫路近郊では毎年11月半ば~下旬頃に開幕し、12月の頭頃が最盛期というイメージ。
ですが今年はどういうわけか、10月末からチラホラ釣果情報がネットにアップされていました。
また、11月に入ってからはその勢いが加速し、短時間釣行での二桁釣果も目にするようになったのです。
昨年・一昨年と悲惨な目にあった私としてはにわかに信じがたいのですが(同じ目に合った方も多いハズ)、それでも物は試し!ということで、ボーズ覚悟でブラッと漁港へと訪れてみることにしました。
現地に到着したのは21時前。
既に実績のある灯りの下や港内のヨレ部、波止のコーナーなどにはほぼ確実にアングラーがいる状況で、対岸では集魚灯を焚きながら釣っておられる方もチラホラ見受けられます。
昨年は殆ど貸し切り状態に近かったことを考えると、やはりヒイカ好調!というウワサは本当かもしれません。
周囲に人がいない手近な場所へと入釣し、早速タックルの準備にとりかかります。
今回使用したヒイカエギングタックル
今回私が使用するタックルはこちら。↓
- ロッド・・・ダイワ/月下美人INF79-S
- リール・・・シマノ/SoareBB 1000S
- ライン・・・PE0.4号+自作エダス付きリーダー1m
一昨年から親父に借りているメバリングタックルに、エダス付きのリーダーを極小サルカンで連結するという、実にシンプルなセッティング。
使用するエギのウエイトは状況によって変わりますが、やはりヤマシタ・ナオリーシリーズ が抜群の実績を誇ります。
このヤマシタ・ナオリーシリーズ のエギ1・5号と1・8号をメインに、エダスにはヤマシタのスッテ をセット。
スッテ自体がよく釣れるということもありますが、このタックルで挑む一番の理由は、エギの沈下速度をゆっくりにすることができるということ。
ヒイカは泳ぎまわるイカではないので、エギを常に同じタナでゆっくり見せてやる方が良く釣れると私は感じています。
勿論カラーローテーションをするために、スッテ も5色ほど用意しておきました。
爆釣ポイント発見!!
まずは実績のあるグリーンエギ+ピンクスッテというセッティングでフルキャスト。
どの情報を見ても「表層近くに浮いている」「浅場で釣れる」と書いてあったので、まずはカウント5秒程度~10秒程度のレンジをキープ出来るように誘っていきます。
しかし、アクションを変えて2投したのですが、なんとなく「ここは釣れんな」という予感が。
丁度3年ほど前によく釣れた場所が空いているのを発見したので、即座に移動してみることにしました。
すると移動先では、薄暗い中水面近くをヒイカらしき影が泳いでいるのが見えます!!
これなら釣れそうだという事でキャストして、15秒カウント後に糸フケを取ると・・・いきなりのアタリ!!
小気味良い引き味であがってきたのは、
小ぶりながら本命のヒイカ!!
狙い通りスッテ にヒットしていました。
そしてなんと、
次の1投でもヒイカがヒットし、
そのまた次の1投でもヒイカがヒットしたのです!!
移動して早々、3投で3杯釣れたことに驚きつつも、ここまでは着水後のフォールですでに「釣れていた」という状況。
フォールの段階で抱いていたと仮定し、カウントを15秒から10秒に変更してから一定のアクションで誘ってみると、
判りやすい反応が増え、ガンガン当たってきます!
アクションはカウント後にチョンチョン2回→5秒フォールを繰り返すと、立て続けにヒイカがヒットしました。
その後、1投してアタリが出なかったので、即エギをチェンジ。
これまた実績の高いオレンジ1・5号に変えると、
21時22分、24分と連チャンでヒット!
そして21時33分には、早くもツ抜け(二桁の10杯)に到達!!
パターンがハマり入れ食い状態!
今までにないハイペースで釣れたことに驚きつつ、ここまでのヒイカは沖のほうよりも足元から15m以内でアタリが集中していたことに注目。
途中サイトフィッシングで狙ってみたりもしましたが、そもそも暗い場所ではサイトフィッシングはほぼ成り立たない上に効率も悪いので、15mラインを集中的に狙ってみると、
同じライン・同じアクションで10投10杯!!
釣り開始から1時間も経たない21時54分には、早くも20杯目に到達しました。
しかし、この辺りから目に見えて潮が緩くなり始め、空振りが多くなります。
そこで、エギをブラウンレッドに、 スッテ をピンクホワイト(グロー)やイワシカラーにチェンジし、カウントを15秒にしたり20秒にしたりしてみると、
22時14分には数の自己記録に並ぶ27杯目に到達!
エギ7:スッテ3くらいの割合でパラパラとヒットが続きます。
この時点で30杯に到達したので、そろそろ帰ろうかと思う反面、「この調子でやればどこまで釣れるんだ?」という好奇心が。
そもそもヒイカの場合は1杯が小さいので、1食でかなりの量を消費するので、50杯程度なら持ち帰っても困りません。
もう少し続ける事に決めて、何投かキャストしてみましたが・・・アタリが一気に遠のきました。
この日のヒットエギ&パターンでさらに追加
一度原点に立ち戻り、この日一番反応が良かった組み合わせであるオレンジエギ1・5号+ピンクグロー スッテ の組み合わせに戻すことに。
さらに、深めを探っていたアクションも元に戻し、10秒カウント→水平にチョンチョン2回→5秒カウントのパターンで再度探っていきます。
すると、
またヒイカのアタリが戻り始め、
22時58分にはついに40杯に!僅か2時間での到達に驚きを隠せません。
昨年までの不調はなんだったのか・・・。(泣)
本当にずっと同じアクションで、ヒットするエリアは足元~15mまでのライン。
実に効率の良い釣り方です。
この後も順調に数を伸ばしていき、
23時29分にはとうとう50杯へと到達!!
この後ラスト3投で3杯という連チャンもあり、23:35に気分良く納竿です。
この日のヒイカ釣行纏め
最終釣果は、胴長11cmまでのヒイカが53杯。
これだけ釣れたのは勿論過去最高記録ですし、なによりこれだけのヒイカを2時間半で釣ったというのは・・・後にも先にも、これっきりな気がしてなりません。(苦笑)
途中、お隣に入られた方は海面を照らしながら釣っておられましたが芳しくなく、途中お話させて頂いたお兄さんはパラパラ・・・と仰っていたので、場所と釣り方による差が大きく出たと思われます。
特に、エギ単体だとすぐに沈んでしまう事もあって釣り辛いと思われるので、 スッテ を使ってゆっくりフォールさせるのがキモではないでしょうか。
まだまだ姫路のヒイカシーズンは始まったばかり。
この釣果を次の目標に、また釣行したいと思います!!
翌日は大蔵海岸でカワハギとタチウオが!↓
一昨年のヒイカはこんな感じでした↓
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