こんにちは、Angler Ogiです。
11月11日、生徒のIさんと共に、夕方から大蔵海岸でカワハギとタチウオを狙ってきました。
到着早々暴風と横殴りの雨に見舞われる最悪のスタートでしたが、見事6本の本命をゲット!
詳しく書いていきます。
大蔵海岸の駐車場事情
現地に到着したのは15時頃。
予報では結構な強風と聞いていましたが、駐車場に車を停めた段階で、かなりの強風・・・。
ポイント入口となる橋の上でIさんと待ち合わせ、一先ず釣り場へと向かいます。
大蔵海岸周辺には複数の駐車場がある為、車でのアクセスはとても便利!
↑写真右奥側が市営駐車場となっており、こちらは入庫が23時まで。(出庫は24時間可)
1時間100円と安く、24時間料金も1000円に設定されている為、この駐車場が一番使いやすいかもしれません。
ちなみに、画面左側に見えているスポーツデポの駐車場は、「当日24時まで1000円」という形になっている為、ご注意ください・・・!
ちなみにラムーにも駐車場はありますが、こちらは買い物をした場合、1時間無料。
ですが通常料金は30分500円となっていましたので、釣行の際は避けた方が無難です。
私がこの写真を撮影した橋の東側には龍の湯という銭湯があり、こちらは24時間料金が770円との事なので、長時間釣りをする場合は龍の湯の駐車場もアリですね!
釣り場へはラムーの横から入っていく事が出来るのですが、一たび護岸の先まで歩くと・・・とんでもない爆風。
ここ数日で一気に冷え込んだこともあり、結構な寒さです。
この爆風の影響もあり釣り場はガラガラだったので、とりあえず釣りやすそうな場所に釣り座を構えます。
開始早々、横殴りの雨。止んだ後はラッシュ!
明るいうちはカワハギを狙うため、早速カワハギタックルを準備。
- ロッド・・・テトラ竿1.1m
- リール・・・シマノ・クラブデミ+PE1.5号
- 仕掛け・・・自作胴付き仕掛け(ハリス3㎝)+ナスオモリ4~5号
- 針&ハリス・・・ハゲ針4号+ハリス2号
- 餌・・・手作り塩〆アサリ
今回のカワハギ釣りでも、餌は自作の塩〆アサリを使用。
Iさんは今回が堤防カワハギ釣り初挑戦の為、釣り方を詳しく説明。
一先ず実践をということで仕掛けを投入すると、すぐにガツガツっとした強いアタリが!!
正体はこちら、16㎝程のサンバソウでした。
流石は魚影の濃い大蔵海岸、魚の気配は十二分に感じられます。
が、この直後から急に雨が降り始めたと思ったら、強風と相まって横殴りの暴風雨に!
こりゃたまらんという事で、堤防の後ろにあるエグレに道具ごと一時退避。
一時的に雨をしのげる状態にはなったものの、上空には真っ黒な雲が通過中・・・開始早々、ツイてません。(泣)
しばらく雨雲レーダーとにらめっこしつつIさんと釣り談義で時間を潰していると、16時15分頃にようやく雨足が弱くなりました。
暗くなるまで1時間もないので、急いでカワハギ釣りを再開します。
まだ風は強いものの、なんとか雨は止んでくれたので、さぁこれから・・・と仕掛けを落とすと、待っていたかのようにすぐに出るアタリ!!
私の方はフグやガシラといったエサ盗りから始まりましたが、Iさんは小ぶりながらも本命のカワハギをゲット!!
そして私の竿にもすぐに、
14㎝ほどのカワハギがヒット!!ボーズを逃れてほっと一息。
その後も、
10㎝にも満たないチビカワハギがヒットした後、
20㎝ほどのウマヅラハギもヒット。
さらにさらに、爆風の中でも出来るだけ竿先を下げてアタリを取り、
15㎝程のカワハギも追加!
2分後にはまたチビサイズがヒットして(即リリース)、
薄暗くなってきた16時56分にも13㎝ほどのカワハギを追加!
この直後、急激に暗くなってきたこともあり、驚くほどピタっとカワハギのアタリはストップ。
雨による中断が無ければ確実に二桁を超えていたペースだけに悔やまれます。
私のカワハギラッシュに驚いてくれたIさんですが、よくよく考えると私はカワハギ釣りを20年程度やっているので、本当はもっと良型を釣らないといけなかったんですよね・・・。(苦笑)
一先ずカワハギ釣りはここまでとし、まだ手もとが見えるうちにタチウオのタックルを組むことにしました。
夕マヅメはまさかのアタリゼロ
日が落ちると風も徐々に落ち着き始め、この感じならウキ釣りが出来そう!という事で、早速ウキ釣りのタックルを投入。
思えば最近は引き釣りばかりやっていたので、ウキ釣りは久しぶりです。
私のタチウオウキ釣り仕掛け↓
- 竿・・・シーバスロッド(シマノ: ディアルーナ S809LST)
- リール・・・シマノアルテグラ1000番+PE1.2号+フロロ3号5m
- 仕掛け・・・電気ウキ3号+中通しオモリ3号+自作ウキ釣り仕掛け
そして今回使用する餌は、初使用となる自作塩〆キビナゴ!!
バクバクソルト を使用したお手製の逸品、まず確実に釣れると思われるので、初使用を今か今かと楽しみにしていました。
詳しい作り方はこちら!↓
この塩〆キビナゴを電気ウキ3号 +自作のタチウオ仕掛けにセットし、第一投。
周囲の方や対岸の方も、ほぼほぼウキ釣りの様です。
塩は緩やか~~に西から東へ流れている状態で、あまりに緩いので大丈夫かなぁと思っていたのですが・・・不安は的中。
まったくタチウオのアタリが出ることは無く、ただひたすらにフグにエサを齧られ続け、毎投エサが無くなるか、骨だけのボロボロにされてしまうという悲惨ぶり。
今回はあまり自作エサを持ってきていなかったので(1パック分の19匹だけ)、早々に釣具屋キビナゴに変更してアタリを待ちます。
が、ただただ釣れない時間だけがひたすらに過ぎていきました・・・。
21時前に待望の時合い突入!
途中、前日にもタチウオ釣りを楽しんでいたという方からお話が聞けたのですが、その内容は・・・
- 前日(10日)は21時頃に釣りを開始し、時合いは23時頃だった
- その方含め、周囲の方は満遍なく3本程度タチウオを釣っていた
- 少し前まで湧いていた大サバ・中サバはもう釣れないと思われる
こんな感じ。
密かに「サバもついでに釣れないかな」と思っていたので、サバの回遊がもう終了していたのは少し残念・・・。
一方で、時合いが23時ごろまで来なかったという事は、ある程度粘った方が良いという事。
これは移動を考えていた我々にとって、非常にありがたい情報でした。
さらには、「もう使わない」という赤キビナゴ(10匹程)を譲ってくださったのです!なんてエエ方なんや・・・。(ありがとうございます!)
この時点で時刻は20時過ぎ。
必ず来るであろう時合いに備えて、引き釣りのタックルも用意しておきます。
私の引き釣りタックル↓
- ロッド・・・シマノ/セフィアSS
- リール・・・シマノ/ナスキー2500番
- ライン・・・PE1.2号+フロロカーボン4号1ヒロ
- 仕掛け・・・フロロリーダー+テンヤ+ケミホタル50
前回の淡路島タチウオ釣行でも周囲と差が出たフロロリーダー を引き続き使用していきます。
また、テンヤは信頼と実績の快適波止タチウオテンヤ SSSサイズ 。
最近はこのテンヤしか使っていないのですが、私にとってはそれくらい「とにかく釣れる最強のテンヤ」です。
残念ながら今はあちこち品薄で入手が難しいのですが、私は同じテンヤの針を研ぎながら2年以上使用。
耐久性にも優れているので、本当に良いテンヤですね・・・!
一先ず引き釣りタックルは時合いが来た時まで置いておき、赤キビナゴを付けた電気ウキをのんびり眺めていた20時50分頃、ついに電気ウキがジワ~~っと沈み始めました!!
しっかりじっくり1分待って、竿先に重みを感じてから大きくアワセを入れると・・・一瞬フッキングしたものの、すぐにフックアウト!これは悔やまれます。
引き釣りタックルをセッティングしていたIさんは、運悪くハサミで指を切ってしまったため、ラムーへと一時離脱。
そのIさんの分もタチウオを釣る為、電気ウキ仕掛けはキャストしておき、引き釣りタックルでも釣りを開始。
7秒カウントしてからチョンチョンアクションを付けてフォールさせていると・・・突如竿を持つ手にゴゴゴゴッ!!という強烈なアタリが!!
そのまま慌てず、ゆっくりと糸を巻き続けていると・・・じわっと重さが竿に乗ってきました。
ここぞというタイミングでアワセると、ガツン!という衝撃と共にフッキング!
潮の流れが少し早くなっていたこともあり、重量感を楽しみながらブッコ抜いたのは・・・
80㎝には少し届かない、78㎝(F3強)の本命・タチウオです!!
このタチウオを素早く〆てクーラーに放り込むと、またすぐに電気ウキが沈んでいくではありませんか!!
しかしこの日はとにかく食い込みが浅く、またしてもすぐにフックアウト。
そこで、ウキ釣り・引き釣り共に、再度自作の塩〆キビナゴを導入!
ウキ仕掛けを投入しておきます。
丁度この辺りでIさんが戻ってこられたのですが、なんとラムーでは絆創膏は品切れだったとの事。
タチウオの歯は鋭いため、釣り場でケガをされた方の需要によって品切れになってしまったのかもしれません。
すると、我々の左サイドで釣っておられたお姉さんが、「少し古い絆創膏だけど」と数枚のバンドエイド(しかも丁度良いサイズ!)を譲ってくださったのです!!
周囲が良い方ばかりで、本当に助かりました。
情報&赤キビナゴをくださったお兄さん、絆創膏を譲ってくださったお姉さん、本当にありがとうございました!
これで安心して釣りに集中できる!という事で、即テンヤ仕掛けをキャスト。
10秒ほど沈めている最中に竿先に違和感を感じ、すぐに巻き始めてみると・・・なんと既にアタっているではないですか!!
しかし食い込むには至っていないのか、リールを巻く速度に合わせて、こちらに泳いできている感触が。
それならばと一瞬仕掛けを止めた後、やや早めにリーリングを開始すると、今度は竿先にグ~~~っと確かな重みが伝わってきます。
思い切ってアワセると、バッチリフッキング!
先ほどよりもやや短い(75㎝弱)ものの、F3サイズのタチウオです!
素早くクーラーに放り込み、再度テンヤをキャストした直後、今度は電気ウキがゆっくり沈んでいくのが見えます!
急いで投げたばかりのテンヤを回収し(苦笑)、ウキ釣り竿を持った瞬間、ウキが横走り!
これは掛かっているだろうと思ったのですが、なんとまたしても空振り・・・かと思ったら、火kリどころが悪かったのか、なんとワイヤーが途中で切れていました!(泣)
すぐに仕掛けを組み直して投入し、テンヤも投入。
先ほどフォール中にヒットしていたことを踏まえ、今度は5秒カウントで表層近くをフォールメインで誘っていくと・・・ぬっという感触。
一応アタリだと思ってゆっくりのリーリングに切り替えると、やはりゴゴゴッというタチウオのアタリが。
しかし中々食い込まなかったので待ちきれずにアワセを入れると、やはり完全なる空振り。
それどころか、かじっていた形跡すら見当たりません。
アタリは確かにあったので、どうやらテンヤを咥えて泳いでいただけの様です。
食いは渋いものの、まだ時合いは続いているはず。
次の1投で全く同じようにさぐってくると、すぐに同じようなアタリが出ました!
今度はとにかく我慢して巻き続け、遂にはケミホタルが見える位置まで来たと思ったら、そこから急に反転、沖へと突っ込んで向こうアワセに!
これはラッキー!
実に面白いアタリ方をしたこのタチウオ、2本目よりもさらに短めでしたが、随分腹回りが太っています。
この後またウキ釣りにアタリが出たものの、またしてもアワセミス。
さらにウキ仕掛けに気を取られている間にテンヤでもアワセミスをするという体たらく。
いくらアタリが出ていてもフッキング率が悪い上、引き釣りに集中できないという事もあり、一旦ウキ釣りはストップすることにしました。
22時半前に再度時合い
一旦アタリラッシュが落ち着いたなぁと思ったタイミングで、引き釣りをしていたIさんにも待望のタチウオが!
これで安心して帰れますね~と話しつつ、目先を変える為に再度頂いた赤キビナゴ(大)をテンヤにセット。
カウント12秒~表層までを幅広く探っていくと、最初と同じカウント7秒&フォールで久しぶりのアタリ!
ゴゴゴッという感触を感じつつ、ひたすらゆっくりリールを巻いていたものの、また食い込まずに終わってしまいました。
再度時合いが来たと確信し、また同じ釣り方をトレースするようにしてみると、予想通りアタリが出ます!
ここでまた一旦巻くのを(今度は長めに3秒)ストップし、再度巻き始めたら、アタリがより大きく出ます。
ここぞとばかりに巻く速度を上げると、竿に重量感が乗ってきたのでタイトにアワセて、無事にフッキング!
やや細めですが、75㎝程度のタチウオを見事ゲット!
周りのウキ釣りの方にもタチウオがヒットし始めたので、次の1投では塩〆キビナゴに戻し、エサが漂うようなイメージでゆったりとしたフォールアクションに。
すると今度は判りやすいアタリがガツガツでたので、久しぶりに普通にアワセが決まりました!
釣りあげてみてビックリ。
このタチウオ、身体の両面に大きな傷がガッツリ!
さらには尻尾も一部切れていたので、共食いの被害にあったようです。
美味しくいただくことを約束してクーラーへ放り込み、またゆったり目のアクションで誘ってくると・・・小さなコココッというアタリが。
また巻き続けてからストップ→速巻きというパターンで、見事にフッキング!
お腹がパンパンに膨らんだこのタチウオは、やはり75㎝程度。
大体同じくらいのサイズの群れの様です。
この直後Iさんも同サイズのタチウオをゲットしたのですが、これで時合いが終わったようでアタリが一気に減ったため、翌日の仕事に備えて23時30分に納竿としました。
大蔵海岸のタチウオ&カワハギ纏め
この日の最終釣果は、15㎝までのカワハギ5枚・20㎝のウマヅラハギが1枚に、78㎝までのタチウオが6本。
結果的に私が釣った太刀魚は全て引き釣りでのゲットとなったのですが、周囲のウキ釣りの方は22時20分頃に(波止内で数本)揚がった程度で、その他は鳴かず飛ばず状態。
やはりエサを動かし続けるテンヤの方が、数を釣るには向いているのかもしれません。
アタリの数は全体を通して結構ありましたし、私がタチウオをさばいている間釣りを続けていたIさん曰く、渋い感じのアタリは私の納竿後にもまだ数度あったとの事です。
この感じであれば12月頭に入るくらいまでは楽しめそうですし、私の地元・姫路の方にもタチウオが来てくれるかもしれません!!
実は10/26は姫路の広畑埠頭で、10/27は中島埠頭でタチウオを狙い、ボーズを食らっています。(苦笑)
的形遊漁センターのカワハギも気になるので、水温が下がり切るまでにしっかり秋の獲物を楽しみたいと思います!
実は前日、ヒイカ爆釣でした↓
タチウオの引き釣りのイロハはこちら!↓
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