姫路的形遊漁センターで良型カワハギ連発!2021年も安定した釣果

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こんにちは、Angler Ogiです。

カワハギシーズン真っ只中の11月17日、姫路にある的形遊漁センターで良型カワハギを狙ってきました。

序盤に愛用のテトラ竿が海に引き込まれてしまったり(泣)、根掛かりが多発したりとトラブルこそあったものの、22㎝を頭に7枚のカワハギをゲット出来たので、詳しく書いていきます。

当日の潮汐(飾磨基準)・・・日の出・06:37、満潮・10:57/21:13、干潮・03:34/16:32、中潮

開園直前に到着したはずが・・・

的形遊漁センターは、10月までは朝6時開園ですが、11月以降は7時開園に変更となります。

2019年11月に撮影。今も変更無し。

そこで、開園直後に入って先端付近に入ろうと目論み、朝6時50分頃に到着したのですが・・・すでに駐車場には15台程度の車が

もう入り口付近で並んでいるのかなと思い、急いで仕度を整えて入口に向かうと・・・なんと既に西側の釣り台に、アングラーがずらっと並んでいるではありませんか!!

しかもよく見るとあちこちにスカリが浮いているので、この感じだと6時半には既にオープンしていたのではないでしょうか・・・そんなバカな。

文句を言っても仕方ないので(でも釈然としない)、とりあえず入場料金を支払って先端付近まで歩いていくと、入りたかった場所よりやや根元側にスペースがあったので入釣。

先端の方は青物狙いのルアーマンのお兄さんで、既にストリンガーにハマチが1本ついています。(!)

それ以外の方は殆どがフカセ釣りでのグレ・ウキ釣りでのサヨリ狙い。
シラサエビのエビ撒きをやっておられる方もチラホラ。

驚いたのは、グレ狙いの方々がポンポングレを釣っていく様。
かなり好調なようで、皆さん順調に数を伸ばしておられるようです。

私はカワハギ1本勝負なので、手早くタックルをセット。↓

  • ロッド・・・テトラ穴釣り竿1.1m
  • リール・・・シマノ・クラブデミ+PE1.5号
  • 仕掛け・・・幹糸3号の自作胴付き仕掛け3本針+ナスオモリ5号
  • 針&ハリス・・・カワハギ針4号+ハリス2号
  • 餌・・・自作塩〆アサリ+青虫

今回もメインの餌は手作り塩〆アサリ
状況に応じて青虫も使用するため、500円分用意しておきました。

7時10分頃、ようやく実釣開始!
まずは足元付近(底)に仕掛けを落とし、軽く誘ってアタリを待ちます。

すると、竿先に「コジコジコジ・・・」という実に小さなアタリが。
これは明らかにカワハギではなく、フグのアタリ方です・・・。

年の為、カツっという感触が出た瞬間にアワセを入れて確認していきますが、釣れてくるのはやはりフグばかり。

15㎝程のフグが多い中、より小さなアタリを取ると27㎝くらいある巨大なフグもヒット・・・。(苦笑)

カワハギのアタリが全く出ずに苦戦していると、ゴツンという変なアタリが出ました。
これもカワハギじゃないなぁと思いつつアワセを入れると・・・やけに突っ込む強烈な引き味!!

なにが掛かったのかと思ったら、

40㎝近くあるボラでした!しかもスレ掛かり。
そりゃよく引くはずですが、よくテトラ竿で上がったもんですね・・・。

その後もアタるのはフグばかりかと思いきや、時々チビガシラも顔を見せるようになりました。

太陽が完全に顔を出し、徐々に気温も上がり始めた8時ごろ。
ようやく手元にガツガツッ!というカタいアタリが!

これはカワハギ特有のアタリなので、焦らず竿先が少し押さえ込まれる瞬間をじっくりと待ってからアワセると・・・無事フッキング!!

竿を強烈に叩くような引き味で上がってきたのは・・・!

いきなりデカイ!!8:01にヒット。

21cmある良型のカワハギでした!!
やはり的形のカワハギは本当にデカイ!!

さぁ今からカワハギの時合いか・・・と気合を入れたものの、この後に出るのはまたフグのアタリばかり。

中々良いアタリが出ない時間が続き、これは釣り方を変えるべきか・・・と考えていたところ、いきなり竿先を引っ手繰るアタリが!!

見事フッキングしたものの、明らかにカワハギではない強烈な重量感と引き味。

愛用のクラブデミ にはドラグが無いので、時折ラインをフリーにしつつじっくり巻き上げていくと・・・上がってきたのはコブダイ!!

これは布石だったのか・・・。

30.5㎝あったこのコブダイ、テトラ竿にヒットすると本当に強烈でビックリします。

が。

このコブダイの後に悲劇が待っていました

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さようなら、愛用ロッド+リール・・・。

コブダイをリリースした後、太陽光が強烈になってきたので、一度仕掛けを投入した後足元に竿を置き、日焼け止めを塗ることに。

足の真横に置いて、かつしゃがんだ状態で日焼け止めを塗る為、何かあってもすぐに対応できるだろう・・・そう思っていたのです。

竿先を見ながら、顔に日焼け止めを塗っていた・・・まさにその時。
竿先がカツカツっと小さく揺れました。

おっ置き竿でもアタリが出るのか!と思い、クリームを置いて竿に手を伸ばした・・・その瞬間!!

ゴッ!!

という変な音と共に、一気に宙に浮かび上がる私の愛用竿!!!(〇Д〇;)

慌てて手を伸ばしたら、何とか竿尻に一瞬左手が触れました!!
急いで体制を整えて・・・と思ったら、とんでもない強烈な締め込みが来て、竿が手から

スポーン!!!

と抜ける無慈悲な感触・・・!

そのまま5mくらい吹っ飛んだかと思ったら、釣り台の下(つまり海の中)の方へと、竿は引きずり込まれていきました・・・。

あまりの出来事に呆然自失。

20年近く愛用した私のクラブデミ と、大活躍した安いテトラ竿は、あまりにあっさり海の藻屑と消えたのです。(泣)

それを見ておられた周囲の方々は、

兄ちゃん!やられたなぁ・・・

ここは置き竿あかんのよ・・・化け物がおるからな・・・

と、一緒に残念がってくれます。

さらに、先端で2本目のハマチを釣っておられたお兄さんが「どのへん?」と言いながら来てくれ、ルアーを投入して竿を探してくれたのです。

「大丈夫です、諦めますんで・・・お気持ちありがとうございます・・・!」
とお伝えしたその時、なんと一瞬お兄さんの竿に何かが引っかかった感触が!!

が、流石に厳しかったのか、すぐに外れてしまいました。

お兄さん曰く「魚まだついてたんちゃうかな、感触あったよ」との事・・・。

さらには反対側でハゲ掛けをやっておられた方も来てくださり、しばらくお二人で竿を探してくださったのですが、やはり見つかりませんでした。

あの時のお二方、ありがとうございました。
お心遣いだけで救われた気分です。m(_ _)m

時刻は午前9時過ぎ。
ショックというより最早笑えてきたので、気を取り直して別のタックルを出すことにしました。

Angler Ogi
Angler Ogi

直前にコブダイを釣っていたことを失念すべきではありませんでした。
餌はアサリで、強烈な重量感から考えて、正体はおそらくコブダイかと思われます
足元に竿があっても、絶対手をはなすべきではありませんでしたね。。。

期待していなかったチョイ投げで連発!

ショックを引きずりながらも、とりあえずエギングタックルを利用して広範囲を探る為のタックルを準備します。

  • ロッド・・・ボート竿3.1m→エギングロッド8ft3in
  • リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号
  • 仕掛け・・・幹糸3号の自作胴付き仕掛け3本針+ナスオモリ5号
  • 針&ハリス・・・カワハギ針4号+ハリス2号
  • 餌・・・自作塩〆アサリ+青虫

テトラ竿と比べると圧倒的に感度は劣りますが、まずはボート竿にタックルをセットして周囲を探っていきます。

しかし、全くアタリが判らないままエサが無くなってしまったので、2投だけした後すぐにエギングロッド にチェンジ。

仕掛けは足元を釣っていた胴付き仕掛けそのままで、10mほど沖へ投入。
ちょうどこの辺りに漁礁が入っているので、その切れ目を探るイメージです。

すると、狙っていた辺りでガツガツッというカワハギ特有の感触が!
しかもアタリはカワハギにしては大きめ。

焦らずしっかり食わせるイメージで、より大きなアタリが出た瞬間にアワセると・・・かけた瞬間からガッガッガッ!という強烈な引き!

良型であると確信しつつ、引き味を楽しみながら釣り上げたのは・・・!

9:34にヒット!

22㎝、キモもしっかりと入った良型のカワハギです!!

先ほどの1枚と併せてバッカンに放り込んでおいたのですが、さすがにこのサイズが2枚となるとすごい存在感です。

しかしこの後、目に見えて潮が緩み始めたかと思うと、一気にアタリが減少。

時折フグのアタリが出たり、17㎝程のガシラが釣れますが、カワハギらしきアタリはほぼ無し。

そこで、テンビン+投げ仕掛け+青虫でチョイ投げを試してみたのですが、こちらはアタリすら皆無。

それならばと胴付き仕掛けに戻し、根掛かり覚悟でキャストする範囲を沖合30mほどのラインまで伸ばして、エサもアサリと青虫のハイブリッドにしてチャレンジ。

するとやはり根掛かりが一気に増え、20mほどのラインにある漁礁でラインブレイクが多発。
ですがそれと同時に、アタリがよく出始めました。

なんとなく漁礁の位置や根掛かりしやすい場所も判ってきたので、少し高くなっている場所で仕掛けを止めるようにしてみると・・・出ました、カワハギのアタリ!!

本アタリを見極め、ここぞでアワセを大きめに入れると、見事フッキング!そのまま漁礁に仕掛けが絡まないように、竿を立てて一気に巻き上げます!

11:24、青虫の上針にヒットしていた。

こちらのカワハギは17㎝。
充分良いサイズですが、やはり先の2枚と比べると小さく見えます。

この釣り方ならまだ釣れそうなので、もう一度同じ場所に仕掛けを投入して試してみると、やはりまたカワハギのアタリが!

11:34にヒット。こちらも青虫。

先ほどと全く同じ釣り方で、16㎝のカワハギがヒット!

これはパターンを掴んだかも!と思ったのも束の間、すぐにアタリは出なくなり、エサを盗られることも無くなってしまいました。

アタリが止まったら釣り方を変える!

時刻は12時前。
そろそろ潮が動き始めると思っていたのに、全く流れている様子はありません。

西側で釣っていた方々も潮が流れ始める前に東側の釣り台に移動しておられたので、私も移動するかちょっと悩みましたが、このまま続行することにしました。

ただ、釣り方を変えないと釣れない気がしたので、使用する針をカワハギ針からキツネ針へと変更

さらに、アサリ2+青虫1で釣っていたのを全て青虫にして、より吸い込みを重視した釣り方に変えます。

投入地点もより沖合を狙い、竿を上下にしゃくりながら寄せてきて、漁礁の感触がある場所で止めてから軽く誘いを入れてみると・・・来ました、コツコツという感触!

そこからさらに誘いを入れたところ、一気に竿先が絞り込まれました!

中々に良い引き味を見せてくれたのは、

12:16にヒット。

キモがしっかりと膨らんだ19㎝のカワハギでした!

さらに同じ釣り方+下針の1本だけ小さめのアサリにしてみたところ、

12:30にヒット。

そのアサリに16㎝程のカワハギがヒット!

しかしヒットしたのはこの2枚だけで、この直後から急に東へと流れ始めた潮に苦戦を強いられます。

というのも、沖合に投げても仕掛けが軽いため(5号のオモリ)、すぐに足元まで流されてしまうのです。

さらに、沖に投げた後に東(手前)に向かって流されるという事は、せっかく漁礁を避けて投入しても、すぐに漁礁に引っかかってしまうということ。

厄介なことに風も強くなり始め、仕掛けは目に見えて流され始めます。

これにより手持ちの仕掛けはどんどんロストしていき、とうとうストックはゼロに。
仕方なくその場でカワハギ針の胴付き仕掛けを作り直して再開します。

アタリがあまりにもないので、またエサを全てアサリに戻すといった工夫を続けていると、14時前頃からようやくカワハギのアタリが出始めました。

しかしそこはエサ盗り名人、中々フッキングしてくれません。

それでも誘い方を変えたりしつつ、ようやく小さなアタリを捉えて、

14:12にヒット。

16㎝程のカワハギを追加!

しかし船カワハギの世界では、白っぽいカワハギが釣れる時は活性が低いと言われている通り、この後またアタリはストップ。

そして15時前に先ほど作った仕掛けも根掛かりでロストしてしまったため、この日はこれにて終了としました。

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的形のカワハギ纏め

この日の最終釣果は、16㎝~22㎝までのカワハギが7枚

2年前に12枚のカワハギをゲットした時に比べると控えめな釣果ですが、そもそも1枚目を釣った後に愛用のテトラ竿をロストしたことを考えると、そこそこの出来です。

特に2枚の20㎝オーバーは非常に価値があるので、これだけでも来たかいがあったというもの。

ちなみにこの日の周囲では、お隣の方が30㎝に迫るメバルを釣っておられたり(27㎝くらいのも釣っていた)、反対側の釣り台では40㎝オーバーのアコウが釣れていたり。

サヨリの泳がせでハマチが複数本上がっていたり、グレやチヌが数多く乱舞していたりと、改めて的形のポテンシャルを見せつけられました。

カワハギ以外の獲物を狙うのも、実に面白そうです。

帰宅後、カワハギは息子が喜ぶ煮つけと、

にぎりにして頂きました。

肝は脂が乗りすぎてくどいくらいのレベルでしたが(苦笑)、身・キモとも臭みは全くなく、味は抜群!

特にネギ・紅葉おろし・湯引きした肝・ポン酢をかけて食べるカワハギのにぎりは、悶絶するほどの美味さ!!

竿を無くすという悲惨なトラブルこそありましたが、この味を食べるために朝から頑張ったのです。

結果は良しとしましょう。(泣)

さて、秋のベストシーズンも残すところ1カ月を切りました。

カワハギ、タチウオヒイカと釣ってきましたが、やはりどの獲物も再度狙いたいと思わせてくれるものばかり。

次回釣行も好釣果を得られるよう、頑張ります!

2022年9月4日は43匹の爆釣!↓

翌週は灘浜でもデカカワハギ!↓

今回使用した手作りアサリはこちら↓

カワハギ釣り方はこちらに詳しく書いています

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