こんにちは、Angler Ogiです。
10月7日、シーズン開幕となったカワハギとタチウオを狙いに、アジュール舞子へと釣行。
前半・カワハギ釣りでは開始直後からアタリが出続け、エサ盗り名人との知恵比べを楽しみつつ、2桁のカワハギをゲット。
今回の記事では、その様子を詳しく書いていこうと思います。
14時半到着、ガラガラのアジュール舞子・・・
現地に到着したのは14時半過ぎ。
今回は橋の下周辺で釣りをする為、県立舞子公園の駐車場に駐車して歩いてきました。
ワンドに出てみると、思いの外ガラガラ・・・。
いくら平日とはいえ、秋のベストシーズンとは思えません。
西側もやっぱりガラガラ。
そして、
橋の下周辺もやっぱりガラガラ!
ワンドに数名、西側に2名、そして写真の奥の方に数名おられるだけという状態・・・。」
正直こんなに空いているアジュール舞子に来たのは初めてです。
中学~高校生の頃は親友と共にちょくちょくカワハギ釣りをしに訪れていたこの場所は、カワハギの魚影がすこぶる濃いのですが・・・釣れていないのでしょうか・・・。(苦笑)
何はともあれ、空いているという事は潮の流れやソーシャルディスタンスを気にする必要が無いので、のびのび釣りが出来そうです。
アジュール舞子でのカワハギタックル/仕掛け
今回の私のカワハギタックルですが、足元用とチョイ投げ用の二種類を用意しました。
まずは足元用のタックル。↓
- ロッド・・・テトラ竿1.1m
- リール・・・シマノ・クラブデミ+PE1.5号
- 仕掛け・・・市販の胴付き仕掛け(ショートハリス)+ナスオモリ4号
- 針&ハリス・・・ハゲ針3号+ハリス2号(1cmのタイプ)
- 餌・・・手作り塩〆アサリ+青虫
カワハギ釣り用の竿と言えばやはりテトラ竿 。
先調子でアタリが抜群に取りやすいため、足元を狙うならこれ一択です。
そして長年愛用しているクラブデミ に、市販の胴付き仕掛けとナスオモリの4号をセット。
そして今回は初登場の餌を用意してきました。
それがこちら!↓
手作りの塩〆アサリです。
今回はこちらのアサリがどれほどの効果を発揮するのかというテストも兼ねての釣行。
丸まる1個付けてみたり、千切ってみたり、水管だけでも釣れるのか試してみたりと色々やった上で、よく釣れたら作り方を紹介する記事を書こうかな~と思っていました。
手作り塩〆アサリの作り方記事、よく釣れたので公開します!!(笑)
そして、主に青虫でやるチョイ投げタックルがこちら。↓
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号+リーダー3号1ヒロ
- 仕掛け・・・市販のカワハギチョイ投げ仕掛け+固定テンビン5号
- 針&ハリス・・・キツネ針3号/ハリス2号
チョイ投げならやはりエギングロッド 。
軽くて先調子、長さも丁度良く、何かと便利です。
こちらは後程使用することにし、まずは足元から探り始めることにしました。
カワハギの詳しい釣り方はこちら!↓
開始早々本命登場・・・小さい!
タックルを組み終わった14:45、時間としてはかなり遅めの時間からのスタートです。
干潮からの満ち潮になるので、潮の流れはどうかと思っていたら・・・4号のナスオモリが真横に流れていくような速さです。
しかし、足元の水深は数mとかなり浅いので、問題なく底を取った瞬間・・・
チビガシラらしいアタリが出ました。
流石の魚影の濃さに驚きつつ、すぐにアサリを付け替えて投入すると・・・今度はカワハギ特有の竿先を叩くアタリが!!
1匹目ということもありすぐにフッキング!
やはり本命のカワハギでしたが、10㎝ほどの大ワッペンサイズ。
リリースサイズですが、釣果写真の為しばしバッカンで泳いでもらいます。
2頭で2魚釣れた事に驚いていたら、この後も出るわ出るわ、アタリの嵐!!
しかも、着底と同時に即カワハギのアタリが竿に出るので、一瞬たりとも気が抜けません。
そんな中で上手くアワセが決まり、
ちょっとコマシなサイズ(14㎝くらい?)が登場!
さらに次の1頭では小ワッペンサイズがヒットしましたが、流石に小さすぎたので即リリースしました。
しかし。カワハギ釣りはそう甘くはありません。
ここまでの3匹を釣った直後から、急にアタリが小さくなったのです。
カワハギ釣りに通う事約20年、いつもの事ではありますが・・・ここからはエサ盗り名人と言われるカワハギとの知恵比べとなります。
止まらないアタリ。いかにして掛けるか
底に着いた瞬間にアタリが出始め、あっという間に餌は盗られていきますが、自作の塩〆アサリは比較的身もちが良いので、アタリはかなり多く出ます。
そこで、着底後一度空アワセを入れ、その後竿を何度も上下してから再度着底→空アワセ。
この流れを何度かやってみると、
2投続けて15㎝ほどのウマヅラハギがヒット!
さらに、よりフッキングしやすくなるよう、餌もちがさらに良い青虫の頭も小さく着けることにより、本命のカワハギが短時間で3連発!!
・・・全部このサイズですが。(苦笑)
逆によく掛けたなぁと思うようなミニサイズのカワハギたちですが、何気なく水面を覗いてみると、このサイズが多数泳いでいます。
しかし、中には良いサイズのウマヅラハギやカワハギもチラホラ混ざっているようなので、なんとか掛けようと四苦八苦。
足元から少し離れた所に放り投げると、着底後にこの日一番のアタリ!
と言っても、17㎝くらいのウマヅラハギでした。
潮の動き初めという事もあり、とにかくカワハギ・ウマヅラハギのアタリは多いのですが、良型カワハギはいずこへ・・・???
やはりチョイ投げは大きいのが来る。
釣れている分退屈感は無いものの、やはりもう少し大きなカワハギが釣りたいところ。
そこで、深くなっている足元から20~30mラインを狙って、チョイ投げタックルでアサリと青虫を付けて探ってみることにしました。
1投目、やはり潮の流れでどんどん流されますが・・・まだ潮の動き初めだったせいもあり、5号でもちゃんと底が取れました。
するといきなりアタリが出るではありませんか!!
2~3回サソイを入れた後、竿先をぐっと押さえ込んできた瞬間に大きくアワセを入れると・・・良い感じの締め込み!
そして水面付近に近づいてきたら、水面に沿うかのように走り回ります!!
上がってきたのは、
16㎝、この日一番のサイズのカワハギでした!お腹には既にキモがしっかり入っています。
これに味をしめ、チョイ投げであちこち探ってみたものの・・・本格的に潮が流れ始めた影響で、底を取るのがかなり難しくなってきました。
さらには、流された先で根掛かりしたり、フグやベラ・チャリコといったエサ盗り達がどんどん掛かり始めるという悪循環・・・。
40分ほど探りましたが、結局本命の追加は無し。
一度足元を探り直そうと思い、アサリを付けて投入したら・・・
少しポイントを休ませたのが良かったのか、大きなアタリでワッペンサイズのカワハギが登場。
しかし、足元でもベラやフグが掛かり始め、潮が変わってから明らかに状況が変わったのを感じます。
それでも、
カワハギのアタリも継続的に出るのが救いですね・・・朝から来ていたら、一体何匹釣れたのか・・・。
そうこうしていると何故か急に潮が緩んできたので、急いでチョイ投げ仕掛けに持ち替え。
一度置き竿にして、嫁さんに連絡するためにバッカンを覗くと・・・
針を呑んでいた1匹(浮いてるやつ)が既に死んでしまっていたので、弱っている分をキープして水替えをし、チビサイズは全てリリース。
・・・していたら、置き竿がガタガタ揺れているではありませんか!
慌ててアワセを入れて巻き上げると、
14㎝ほどのカワハギがヒット!
足元から10mほどのラインで食ってきました。
これはひょっとして置き竿でも釣れるのか?と思い、同じ辺りに仕掛けを放り込んで待っていると・・・またアタリが出ました!
手持ちにして少しサソイを掛けて送り込んでみると、竿先を引っ手繰るアタリ!
水面近くでバタバタ大暴れしながら上がってきたのは、
16㎝ほどの良いカワハギでした!
やっぱりチョイ投げの方がサイズが良いようです。
さぁこのパターンで爆釣か・・・と思っていたら、また緩んでいた潮が急激に流れ始めました。
残念ながら根掛かりでハリスが2本とも切れてしまったので、仕方なくまた足元狙いに切り替えると、
本命のカワハギは釣れますが、やはり足元には小さいサイズばかり湧いているようです。
謎の巨大魚がヒット
太陽も西日が眩しい所まで落ちてきたのでタチウオの仕掛けも準備したいなぁ・・・なんて思いながら足元を探っていると、突如
ゴツッゴツッ
という硬めのアタリ。
これは良型かもしれないと思い、少し送り込んでからアワセを入れると・・・ズシッ!!とした重量感が。
この瞬間、「あ、カワハギじゃねぇ!」と思ったのも束の間、謎の獲物は一気にスリットの方へ突っ込んでいきます!!
その引き味たるや、とんでもなく強烈かつすさまじい重量感!!
しかし、愛用のリール・クラブデミにはドラグ機能が付いていない為、糸をフリーにしたり指でサミングしたりしつつ、なんとか止めようとしますが・・・
止まらねぇ。(゜Д゜)
最初はコブダイかと思ったのですが、コブダイの引き味とは違うような気がするので、せめて姿だけでも見たい・・・!!
そう思いつつ、なんとか竿を動かそうとしていると・・・足元で反転した魚は、コブダイではないフォルム・・・!!
そこで無情にもブツッ!!という感触が。
3号の幹糸の真ん中でぶっちぎられていました。
かなり根で擦れた後があったので、こればかりはどうにもなりません。
思い起こすこと20年近く前、この場所では親友がイシガキダイの27㎝やサンバソウの25cmクラスを釣っていたので、ひょっとするとその辺りのデカイのがヒットしたのかもしれません。
もしくはマダイか、それともコブダイだったのか・・・。
姿が見れなかったのが悔やまれますが、仕掛けも切れてしまったので、カワハギ釣りは終了することにしました。
アジュールでのカワハギ釣り纏め
最終釣果は、16㎝までのカワハギが13枚、17cmまでのウマヅラハギが4枚。
2時間半程度・移動無しの釣果としては上々です。
とはいえ、足元で釣れるカワハギのサイズはまだまだ小さく、本格的なシーズンはこれから。
11月になると数は減るものの、チョイ投げなら20㎝クラスも十分に狙えそうですし、足元でも良型が連発するかもしれませんね!
さて、前半戦は本命のカワハギをゲットすることが出来ましたが、タチウオ狙いの後半戦は予想に反して大サバ祭りとなりました。
その様子はこちらからご覧くださいね!↓
カワハギ釣りのコツはこちら↓
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