アジュール舞子で大サバ祭り!!季節外れの大回遊

この記事は約9分で読めます。

※当ブログの記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは、Angler Ogiです。

10月7日、カワハギとタチウオ(あわよくばサバ)を狙ってアジュール舞子へと釣行。

15時前からスタートした前半戦ではカワハギとウマヅラハギを計17匹ゲットすることができましたが、今回の記事は後編。

カワハギ釣りを終了した後にタチウオを狙ったところ、季節外れで回遊しているというウワサの大サバの群れに当たって入れ食い状態に!

詳しく書いていきます。

当日の潮汐(アジュール舞子基準)・・・日没・17:36、満潮・07:44/18:35、干潮・14:23/翌01:48、大潮→中潮

日没前にウキ釣りの準備

この日は終始空いていたアジュール舞子。

前半のカワハギ釣りを終了したのが17時20分頃。

そこから明るいうちにカワハギを〆てクーラーに移動し、カワハギタックルを全て片付け終えたのが17時40分頃。

実はこの段階で帰ろうかと思っていたのですが、嫁さんからの連絡に「息子がタチウオの味醂干しを食べたいと言っている」という一言が。

これでこの日はタチウオを狙うことが決定したので、ウキ釣りのセッティングを開始します。

  • 竿・・・シーバスロッド(シマノ: ディアルーナ S809LST)
  • リール・・・シマノナスキー2500番
  • ライン・・・PE1.2号+フロロ5号5m
  • ウキ・・・電気ウキ3号+中通しオモリ3号
  • 仕掛け・・・ケミホタル50+自作タチウオ仕掛け
  • エサ・・・???

いつも通り電気ウキ3号 シーバスロッド を使用したウキ釣りタックル。

タチウオや大サバ狙いのウキ釣りは磯竿を使う方が多い中、何故私はシーバスロッド かというと・・・

  1. ロッドが短めなので、そもそも扱いやすい
  2. 元が軽量なので、風が強くても持ち重りしにくい
  3. 柔らかめを使用すれば獲物の引きがよくわかる
  4. ガイドが大きいため、ウキ留めで絡む等のトラブルが少ない

このようにメリットが沢山!

あえてデメリットを挙げるとすればロッドが磯竿より短い分飛距離を稼ぎにくいのですが、そもそも潮が速い所では遠投すると(オマツリなど)トラブルが増えます。

ある程度慣れれば磯竿と遜色ない飛距離を稼げるので、私にとって実質デメリットはありません。

タックルの全体図はこちらになります。↓

私がよく使用しているウキ釣り仕掛けです。

完全にタチウオ狙いのタックルです。
遊動式の針が非常に良い仕事をする、私愛用の仕掛けが一番のポイント。

そもそもアジュールに大サバが回遊するのは毎年6月~8月頭頃。

2021年も例年にもれず、その時期に回遊しているのを確認していたのですが、最近大サバが良く釣れているとの情報が9月半ばから出回っていたのです。

とはいえ、半信半疑だったこともあり、「サバが釣れるかもしれないなら、引き釣りよりウキ釣りだな」ぐらいの軽い気持ちで、この段階では仕掛けを組んでいました。

ウキ下やエサは後程ご紹介します。

暗くなってきたら・・・いきなりのラッシュ!!

辺りが暗くなってきた18時前、満を持してタチウオ釣りを開始。

潮止まりが近いわりにかなりの速度でゴウゴウと流れており、投入した仕掛けは30秒もしないうちに回収しなければならない位置まで流れていきます。

これは苦戦するかもしれないなぁと思っていた二投目・・・なんといきなりウキがユラユラと海中へ!!

いや、これはきっと潮の流れだ・・・なんて思っていたら、そのままウキは一気に引き込まれました!!

急いでアワセを入れるとフッキング!ビビビビビッ!!!というサバ特有の引きが伝わってきたところで、なんと針外れ!!

タチウオではなくサバが回遊している事が早々に判ったので、急いで小ぶりなエサに付け替えて再度投入すると・・・今度はウキがズバー!っと消し込みました!

先ほどはアワセが早すぎたので、10秒ほど待ってから糸フケを取ってアワセを入れると、今度はガツン!という感触!

そして激流の中、猛スピードで暴れまわるサバの引き味がダイレクトに手元に伝わってきます!

た、たまらん・・・!!(´Д`#)

ドラグをジージー鳴らしつつ足元まで寄せてきたサバは、結構なサイズ。
タモは持ってきていなかったので、思いっきりブッコ抜き!!

18:15にヒット。〆てから撮影。

丸まると太った37㎝の大サバです!
回遊しているというウワサは本当でした!!

日没とともに時合いに突入したようなので、とりあえず〆てバケツに放り込み、仕掛けを投入すると・・・またすぐにウキが沈んでいくではありませんか!!

しかし、またもフッキング直後に針外れ。
というか、これでは釣ったサバを処理できません。

仕方なく竿は一旦置き、サバのエラとワタを抜いてクーラーへ。
沢山釣りたいよりも美味しく食べたいので、この一手間が大切です。

気を取り直して仕掛けを投入すると、目に見えて潮が緩み始めました。

しかしそんな事はお構いなしなのか、またも沈んでいくウキ!!

しっかり10秒ほど待っていたら竿先にまで感触が伝わってきたので、一気にアワセ!!
今度はバッチリフッキングしたようです。

この日は空いていた事もあり、サバの引き味を存分に楽しみながら寄せて、最後はまたゴボー抜きします。

そしてこのサバを〆てバケツに放り込み、仕掛けを投入。

潮が緩んでいたので、多少置き竿にしても大丈夫だろう・・・そう思って、ハラワタの処理を始めたら、またウキが消えていきます!!

サバの処理もほどほどにアワセを入れると、またバッチリフッキング!
とにかく引き味が強烈で楽しすぎます!!

そのままブッコ抜いてすぐさま血抜きを施し、

上が36㎝、下が39㎝。ヒットタイムは18時半頃。

2本並べて撮影。
この2本をさばく間は仕掛けは仕掛けは投入せず、処置に専念しました。

さぁまだ釣れるか・・・と思って仕掛けを投入したものの、潮が完全にストップ。
さらに、予報には無かった爆風が吹き荒れ、海も荒れた感じに・・・。

この状態で1流し空振りをくらい、次の1流しではアワセミス(エサを吐き出した模様)だったので、一旦仕掛けを変えることにしました。

スポンサーリンク

仕掛けを変えて再度ラッシュ

先ほどまでは「タチウオ狙いでサバが釣れる」スタイルだったため、仕掛けはワイヤーハリス。

潮が緩むと流石に見破られやすくなると考えたので、誘導式針が付いている仕掛けのシステムはそのままに、ワイヤーからフロロの5号へとチェンジします。

さらに、先端の針は吸い込みやすくするために丸セイゴの16号へ変更しました。

18:55、変えた仕掛けの一流し目。
はやくも潮が流れ始めていたものの、何故か仕掛けは一向に流れていきません。

根掛かりするようなウキ下ではないので、まさかと思って糸フケを取ってみたら・・・なんとサバが居食いしていたのです!!

さすがにアワセが遅かったためにフッキングには至りませんでしたが、その後すぐに投入したところ、今度はケミホタルが一気に沖に向かって猛ダッシュ!!

アワセを入れる間もないまま竿を引っ手繰って行って向こうアワセが決まるという状況に笑いつつも、強烈な引き味を存分に楽しんで、最後はまたブッコ抜き!

18:59にヒット。

こちらも36㎝の大サバ。
想定通り丸セイゴ針は吸い込んで口の奥に掛かっており、孫針が上顎にフッキングしていました。

やはりワイヤーの時よりもアタリの出方が格段に良くなったため、急いでこのサバを処理してから再度仕掛けを投入。

しばらく流れて行った先で、また綺麗にウキが消し込みました!!

アワセもバッチリ決まり、強烈なサバの引きを堪能。
そして一気にブッコ抜き!!

19:12にヒット。37㎝。

とにかくアタリが多く、海の中でサバが口を開けて待っているんじゃないかとも思える状況です。

しかし、元々のんびりタチウオをやる予定だったので、今回用意していたエサは残り1つだけ。

この1つで1本釣れたらいいなぁと思いながら仕掛けを投入すると、着水後10秒もしないうちに竿先を引っ手繰っていくアタリが!!

強烈な引き味でこの日一番抵抗した6本目のサバは38㎝(ヒットタイムは19:21)だったのですが、この1本はスマホカメラの不具合で撮影できていませんでした。(泣)

これでアタリエサが無くなってしまったのですが、一応タチウオ様に用意していた塩〆イワシを切り身にして投入してみたものの、なんとアタリは一切無し!!

念のため3投ほどしてみましたが、ウンともスンとも言わず・・・やはり先ほどまで使用していたエサがこの日のアタリエサだったようです。

クーラーも既にいっぱいになっていたので、19時半に納竿としました。

スポンサーリンク

この日のアタリエサとウキ下

さて、この日のアタリエサとなったのが、

こちらの赤キビナゴ

実は私はキビナゴ=プレーンを愛用していたのですが、この日何気なく釣具屋で見かけたこちらの赤キビナゴが「めっちゃ釣れそう」な雰囲気を醸し出していたのです。

幸い1パック400円程度で18匹程入っていたので、物は試しと使ってみたのですが・・・驚愕の食いっぷりでした。

特に、日没後ある程度私の周囲にも釣り人が入っていたのですが、皆さん殆ど釣れていない状況。

3つほどお隣の方が3本ほど釣っておられましたが、あとは1~2本と言った感じでした。

今回はエサが無くなって19時半で打ち切ったのと、食味重視で1本ずつ血抜き・エラ&ワタ抜きの処置を施して手返しが悪くなりましたが、それでこの釣れっぷりだったのです。

赤キビナゴ、恐れ入りました・・・!!

そしてこの日のウキ下は、終始2ヒロで固定

タチウオのウキ釣り=2ヒロというイメージからこのウキ下に設定しましたが、綺麗に沈むアタリ・居食い・水面を走るアタリと、様々なアタリが出た事から、このウキ下で問題なかったように思います。

後は針ですが、1本針よりも孫針が付いている方が、フッキング率が格段にアップすると思われます。

実際、食い込みが浅くアワセミスをした時にエサが残って戻ってきたり、孫針のみがフッキングしていたケースもありました。

夜間という事もあり食いには全く影響しないので、1本針よりも2本針の仕掛けをオススメします!

スポンサーリンク

アジュール舞子での大サバ釣り、纏め

この日の最終釣果は、36㎝~39㎝までの大サバが6本

ウキ釣りを開始したのが18時過ぎ、納竿が19時半だったので(しかも魚を捌きながら)、この釣果は上々の釣果といえます!

釣り場ではエラとハラワタを抜いておき、帰宅してから頭・尾を落として綺麗に洗い、クッキングペーパーで巻いて半日。

良い感じに水分が抜けていました。

本当は刺身でも食べたかったのですが(鮮度的にはバッチリ)、綺麗にワタ抜き処理をしているとはいえやはりアニサキスは怖いもの。

今回は教室の主賓に2本おすそ分けした後、子供も喜ぶ味醂干し・塩干し・煮つけで頂こうと思います。

味醂干しのタレから取り出したサバは、

鮮度抜群でこのツヤ!!脂の乗りもバチバチで、最高に美味しそうです。

このブログを書いている段階ではまだ外に干しているので、今晩にでも食べる予定なのですが・・・あぁ早く食べたい。(笑)

さて、アジュール舞子の大サバの様子ですが、今の感じだともうしばらくは群れが留まるかもしれません。

これから寒くなるにつれてタチウオの釣果もより増えてくると思いますし、今後のシーズンも楽しみですね!!

この日の前半はカワハギが大漁↓

昨年は垂水でタチウオが爆釣↓

淡路島のタチウオ、開幕してます!↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました