こんにちは、Angler Ogiです。
2020年の初釣りは、仕事帰りに妻鹿漁港にてメバル・ガシラを狙ってきました。
前回はエビ撒き釣りでメバルを狙いましたが、今回は仕事帰りだったため、よりお手軽に狙えるMSキャスティング釣法をチョイス。
なかなか楽しい釣行となりました。
MSキャスティングとは??
MSキャスティングのMSは、メバル・サビキ(MS)の略。
私もよく行く釣り具屋さんであるまるは釣り具の山澤さんという方により、5年ほど前に体系化された、比較的新しい釣り方です。
タックルの概要としては、
- 柔らかいメバリングロッドと小型スピニングを使用 (メバリングタックルが良い)
- 細いPEラインを使用(アタリが取りやすい)
- オモリはかなり軽め(ガン玉4B~ナスオモリ1号程度)
- 船メバル用の、ハリスが長め(20cm程)のサバ皮サビキを使用する
- ロッドに合わせて、船用仕掛けをカットして使う(枝針が2~3本程度)
このようになります。
とはいえ、私をはじめ瀬戸内でメバルを狙っている方の間では比較的有名な釣り方の一つかもしれません。
おそらく最初に似たような釣り方が登場したのは20年近く前で、サバ皮をチョン掛けにした胴突き仕掛けでメバルを狙う、という物ではないでしょうか。
当時読んでいた雑誌である釣りサンデーに「須磨海釣り公園での最新ウェポン!」としてデカデカと登場し、真似をしてよくメバルを釣ったものです。
それをよりシンプルに体系化される辺り、流石は有名釣具屋の店長・山澤さん。
今や多くの釣り人に愛される釣り方となりました。
MSキャスティングの釣り方は超シンプル
MSキャスティングの釣り方はいたって簡単!
- 仕掛けを(絡まないように気を付けつつ)キャスト
- 狙ったタナまで仕掛けを沈める(底まで沈めてもOK)
- ゆっくりリールを巻く(2~4秒に1回転くらい)
- 時々竿を軽くシャクったり(シェイク)、止めたりする
たったこれだけ、実にシンプルな釣り方です。
詳しい釣り方は外部サイト様で紹介されていますので、今回は割愛。
基本的にはメバルがいるタナを広範囲に探りつつ、タナが判ればその深さをキープして仕掛けを引っ張るだけ。
メバリングタックルをそのまま流用できるので、ワームへの反応が良くないときに是非試してみてくださいね!
私が子供の頃、メバリングはまだメジャーな釣り方ではありませんでした。
そのため、磯竿(4・5mや5・3m)を使用して軽くキャストし、底を感じながらゆっくり煽る→沈める、という釣り方がメインでした。
現地には21時半頃到着。
仕事を終え、現地に到着したのは21:30ちょうど。
昨年末はヒイカが激シブだったこともあり、この日も一応ヒイカエギングからスタートしますが・・・一向にアタリがありません。
常夜灯の下やヒイカが溜まりやすそうな場所をランガンで攻めていきますが、一回アタリがあっただけで乗せきれず。
結局1時間ちょっとで切り上げ、外向きの堤防へ移動しました。
ワームはダメでも、サビキなら・・・?
せっかくメバリングに来たので、まずはサビキに頼らずジグヘッド+ワーム(ジグ単)からスタート。
今回のタックルは、昨年から親父が貸してくれているメバリングタックルです。
- ロッド・・・ダイワ/月下美人INF79-S
- リール・・・シマノ/SoareBB 1000S
- ライン・・・PE0.4号+リーダーフロロ1号1m
このタックルに夜光ジグヘッド1gをセットし、昔から使用しているワームでとりあえずキャスト!
・・・してみましたが、時折港内に入っているイワシが何かに追われているような動きをしたり、突然ナブラ状態になったり・・・。
その影響か、あまり良い反応がなく、時間だけが過ぎていきます。
初釣りでこだわり過ぎてボーズになるのもいやなので(苦笑)、ここで仕掛けをMSキャスティングにチェンジ!
この船用メバルサビキを3等分して2本針にし、オモリは0.8号をセット。
枝間が60㎝とやや長いですが、2本針なら全長も1.5mほどなので、普通にキャストできます。
まるは釣り具には、枝間がもう少し短くて扱いやすい「瀬戸内サビキ(メバル用)」という仕掛けも売られており、そちらもよく釣れます!
仕掛けをこちらにチェンジして早々、足元付近でグィッと引き込むアタリ!!
2020年初ヒットは16㎝ほどのガシラでした!ボーズを逃れた事に一安心です・・・!
沖の方ではこの段階でもイワシがざわついていたため、少し狙い方を変更。
今度は、堤防のラインに沿って仕掛けをサビいていくと・・・
小さめのアタリで、12cm程のチビメバルがヒット!やはりワームに反応しなくても、サビキには反応するんですね。
やっぱり強いMSキャスティング
どうも根魚たちは堤防の際に張り付いているようなので、貸し切りである事を利用し、堤防に対して平行にキャスト。
そのまま底まで沈めてスローにリールを巻きつつ、時折仕掛けをシェイクして止めてみると・・・
登場したのは15㎝程のガシラ。
開始当初は全く釣れていなかっただけに、連発すると楽しいものです。
ガシラが結構いるようなので、底付近をしっかりと攻めていくと・・・一気に引き込む強烈なアタリが!!
が、ドラグが緩めだったせいもあり、少しやりとりをした後にスリットの隙間に入り込まれてしまい、万事休す・・・。
それでもめげずに、再度仕掛けをセッティングし直して探ってみると、
19cm程の良いガシラがヒット!
ただ、先ほどバラした個体はこのガシラよりはるかに強烈な引きだったため、25㎝近くあったのではないかと思われます・・・無念。
この後ミニガシラを1匹追加し、さらに・・・
底より少し上のタナで、14cm程のメバルがヒット!完全にパターンを掴むと、MSキャスティングはポンポン釣れます。
とここで、常夜灯の下の辺りにヒイカの姿を発見!!急遽エギに結び直してキャスト!!
・・・しましたが、全く反応せずに消えていきました。(笑)
本当に今シーズンのヒイカは渋いですね。
気を取り直して再度サビキをセットし直し、前回エビ撒き釣りを楽しんだあたりで上の層を探っていると、
コツックククッ!!!
という小気味良い感触が!やり取りを楽しみつつ上がってきたのは、
20cmに少し届かない、19㎝ほどのメバルでした!
さすがにこのサイズになると結構引くので、より面白い釣りとなります。
このサイズが数釣れればもっと楽しいのですが・・・(笑)
この後もミニメバルを1匹追加し、その数分後に・・・
13cm程のメバルを追加した後、急激に潮が緩みはじめ、パッタリとアタリが止まってしまいました。
もう1匹釣りたくて、ひたすら攻め続けたところ、
午前1時半頃に15㎝程のガシラが釣れてくれたので、これにて納竿としました。
まとめ:食い渋りにはサビキが効く!
この日の最終釣果は、19㎝までのガシラ・メバルが5匹ずつで、合計10匹。
潮が緩む前、11時半~0時45分までの間に9匹がまとまって釣れた訳ですが(良型バラシもあり)、ヒットしたのは全てサビキ。
MSキャスティングをガッツリやるのは結構久しぶりでしたが(多分2年ぶりくらい)、改めて食い渋り時の対策として有効であることが判りました。
今後もエサ釣りの合間にちょくちょく楽しんでいき、良い釣果が出た時は記事をアップしていきたいと思います!
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