こんにちは、Angler Ogiです。
10月27日、良型のカワハギを求めて中島埠頭へと釣行。
不愉快な出来事があったり、予想以上にシブイ状況に翻弄されつつも、なんとか20㎝を含む3枚のカワハギをゲット!
さっと書いていきます。
カワハギにとって良い潮回りと、マナーについて
本当は潮回りが良い全日(大潮)に釣行したかったのですが、生憎予報では結構な強風だったために断念。
カワハギは意外と潮の動きが活発な方が良く釣れる魚なので、大潮の方が都合が良いのです。
また、釣行開始時間が9時~10時頃になることが多い私の場合、潮止まりが10時過ぎにくる日が丁度時合いからの釣行となる為、効率が良くなります。
私の経験上、堤防からのカワハギ釣りでは潮止まり直前に時合いがやってきます。
それ以外は釣れないこともあるので、この時間は重要です!
とはいえ、当日も中潮・潮止まりは11時過ぎと悪くは無かったので、それなりに期待して10時前に現地到着。
毎年青物狙いで賑わう埠頭の東側は、どういう訳かガラガラ・・・。
反対に堤防側は結構な人数の釣り人がおり、しかもカワハギ狙いの方が多く見受けられます。
今年は青物が不調なようなので、アタリ年であるカワハギ狙いが増えているのかもしれません。
前回釣行でもスレたアタリが多く苦戦したので、やや心配になりつつも適当な場所に釣り座を構えて仕度開始。
すると・・・なんと左隣にいたオッサン(あえてこう書きます)がわざわざこちらに寄ってきて、竿先を思いっきりこちらに向け、僕の足元へと仕掛けを落としてきたのです。
それなりに距離を開けて釣り座を構えたのですが、こちらを見ながら仕掛けを落としてくるあたり、かなり悪質な物を感じます。
こちらが何食わぬ顔で仕度を終えて釣りを開始すると、諦めたのか元の位置まで戻って釣りをしていましたが・・・このオッサン、
釣った外道(フグやベラ、ゴンズイ)は堤防の上に投げ捨てたまま(オッサンが立ち去った後に海に返しました)、
時折人と人の間に無理やり入っては仕掛けを落としていき、
釣り糸等のゴミを堤防の上に放置し(後で回収しました)、
挙句、中島埠頭の一部立ち入り禁止になっている区画に入り、そのままその場所を突っ切って車がある場所へ帰っていきました。
正直、こういうオッサンは二度と釣りをしないで頂きたい。
ただでさえマナーが悪い人が増えたせいで釣り場が減っているというのに、こういうオッサンがいては環境が悪くなる一方です。
愚痴っぽくなってしまいましたが、釣り人のマナー向上のために、今回はあえて書きました。
マナーはきちんと守って、楽しく釣りをしたいものですね・・・。
中島埠頭は(社有地・私有地等により)一部立ち入り禁止になっている区画がありますが、何人かの方が平然とそこを通り抜けていくのを目にしました。
駐車スペースまでの距離は大して変わりませんし、正規ルートを通りましょう。
このままだと釣り場自体が閉鎖されてしまうかもしれません・・・!
開始後はしばらくアタリ無し
気を取り直して、本日のタックルはこちら。
今シーズンは(針サイズを変える以外)ずっとこれで釣っています。↓
- ロッド・・・極光テトラ1.1m
- リール・・・シマノ・クラブデミ+PE0.8号
- 仕掛け・・・幹糸3号の自作胴付き3本針仕掛け+ナスオモリ5号
- 針&ハリス・・・カワハギ針5号+ハリス2号
- 餌・・・自作塩〆アサリ
アタリが小さいカワハギを狙うので、もう極光テトラ とクラブデミ のコンビは手放せません。
エサは勿論愛用の塩〆アサリ。
ある程度日持ちしますが(昨年浸けたやつでも釣れた)、やはり作りたての方が冷凍焼けせず使いやすいので、今回も2日前に仕込んでおきました。
開始直後はまだある程度潮が流れていたものの、上層から底まで探ってみても特にアタリがありません。
少し沖目にキャストしてみたり、動かず扇状に探ってみても結果は同じ・・・。
これはなんとなく釣っている場所が良くないような気がしたので、試しに内向きに移動して仕掛けを落としてみると・・・底ではアタリ無し。
それならばと思い切って上の方まで探ってみると、かなり浅い場所でアタリが出るではありませんか!
明らかにカワハギのアタリですが、まだ1匹も釣っていないにもかかわらず「食い渋り」や「スレた時」のアタリに酷似しています。
やはり連日多くのアングラーに攻められている影響で、相当にスレている様子・・・。
それでも、誘いの感覚を短くしたり、ゆったり大きく誘ったりしていくと、ほんの僅かに竿先が跳ね上がりました。
すかさず大きくアワセを入れると、一瞬軽くなった後に横走り!
そこからグングン引き込む引き味を見せてくれたのは・・・
本命の良型カワハギです!
既にキモはパンパン、20㎝ありました。
データ上は潮止まりの時間を迎えていますが、実際には潮が急激に緩んでいる最中だったので、やはり時合いが来たようです。
ここぞとばかりにこの1匹が釣れたエリアを攻めますが、ほんのわずかなアタリが出てはエサをかすめ盗られていくだけ・・・。
本アタリが無いままアサリの内臓を齧られてしまうので、カワハギだと判りつつも「フグ説もあるよね・・・」と思い、そ~~っと仕掛けを水面近くまで巻いてくると・・・
カワハギ3枚、ウマヅラハギ2枚がエサを追ってきました。(゜∀゜;)
しかもカワハギは20㎝近い良型。
ウマヅラハギも大分大きくなっているようで、カワハギより二回りほど大きく見えます。
これは釣らねば・・・と意気込んだものの、ここから目に見えて潮が止まり始め、アタリはウソのようにピタっとストップしてしまいました。
釣れないときにどう動くべきか
流石にこうなると厳しいものの、なんとか釣果をあげたい一心で、広く空いている場所をあちこち探り歩いてみることに。
底付近を攻めてみたり、はたまた水面付近まで探ってみたりと、クラブデミ のハンドル1回転分ずつタナを変えてみます。
しかしヒットするのはキュウセンやガシラばかりで、中々本命のアタリは出てくれません。
1カ月前に比べると随分バリコのアタリがある程度減ってくれたおかげで集中できますが(4枚ほどですみました)、本命のアタリが出ないことにはどうしようもありません。
それならばと、潮が緩んでいる事もありエギングタックルに胴突き仕掛けをセットして軽くキャストしておき、ガスストーブ でお湯を沸かして昼食タイム。
周りのオジサン達から「う、美味そうやなぁ・・・」という声が聞こえる中手早く昼食を済ませ、潮が動き始めた13時過ぎから置き竿を回収して探り歩きを再開。
数か所巡ってベラ数匹という結果に項垂れつつ、1匹目が釣れた場所まで戻ってくると・・・本命のアタリが!
今度はコココッという餌を齧りながら引っ張るような感触が続いたので、出来るだけ小さめのアサリを針に刺してキャスト。
誘いの間を短くしつつ、少し送り込むようにしてみると、狙い通り竿先がクッっと持っていかれました!
ここぞのタイミングでアワセを決めると、カワハギ特有の引き味!
1枚目からずいぶん時間はかかりましたが、なんとか18.5㎝のカワハギをゲットです。
しかし後が続かず、本命らしきアタリが出ても4~5回アワセをミスっただけでアタリが出なくなってしまいます。
ひょっとすると、そもそもその場にカワハギは1~2枚しかおらず、かすめ盗られたエサで満腹になり離れて行っているのかもしれません。(苦笑)
厳しい状況なので釣り人の皆さんもどんどん帰宅していき、あちこち釣り場が開いたので探り歩きますが、どこも結果は同じ。
こりゃ厳しいと思っていると、初めてこの場所へ来たというお兄さんから声を掛けられたので、「今日はシブイですよ~」と少しお話。
その後もひたすら続けますが、中々掛けることが出来ません・・・。
久しぶりのハワセ釣りで追加!
時刻は既に16時頃、納竿の時刻(日没前)も迫ってきているので、ここで思い切って久しぶりの中オモリ仕掛けを使ってみることにしました。
胴付き仕掛けの上のサルカンアタリにガン玉2Bを2つセットし、アタリが出ていた場所(タナは底)に投入。
着底後、中オモリも底に着くようイメージして糸を出し、着底後に仕掛けを何度かハネ上げて誘いを入れます。
その後、仕掛けが底にペタっと這うイメージにするハワセ釣りスタイルにしてみたところ、先ほどよりも大きなアタリが出るではありませんか!
軽く糸を張り気味にして、エサを吸い込んだであろうクイっというアタリでアワセを入れると、バッチリフッキング!
良型の引きではありませんでしたが、
上顎にバッチリフッキングして、なんとか1枚追加することに成功しました。
丁度この時、先ほどのお兄さんが声を掛けてくれたのでしばし談笑。
納竿時にもお話をしたのですが、なんとこのお兄さん、このブログを読んでくださっている読者さんだったのです。
私が持つカワハギ情報をお伝えしていたら、なんと話の流れでアフィリエイトに関する有用な知識を教えて下さったのです。
まさか釣り場にてワードプレスの話で盛り上がるとは思ってもみませんでしたが(笑)、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。(ありがとうございました!)
嫌なオッサンがいたかと思えば、こんな良い出会いもあるのが釣り。
本当に何があるかわからないものですね・・・。
上写真の1匹を最後に潮も緩んでしまい、アタリも無くなったので、17時頃に納竿としました。
この日の釣行の纏め
この日の最終釣果は20㎝までのカワハギが3枚と寂しい釣果に終ってしまいましたが、付近で釣っていた方々は全く釣れておらず、波止全体で非常に厳しい状況だったように思います。
アタリが出ても数回以内に捉えないと(満腹になってしまうのか)アタリが途絶えてしまうので、持続させる方法や釣り方をあれこれ考えないといけません・・・。
とはいえ、
カワハギの刺身(湯引きキモ+ネギ+紅葉おろし+ポン酢)は本当に美味しく、いくら食べても全く飽きません。
今回初めて薄皮の湯引き(中央下部)を作ってみましたが、こちらも面白い食感で美味。
筋肉質なエンガワ(写真上の赤っぽい身)も楽しめる、本当に美味しい魚です。
幸いまだカワハギシーズンは終わりではなく、11月半ば頃まではなんとか楽しめそうなので、次の釣行も勿論カワハギ狙い!!
20㎝クラスの良型を5枚釣る事を目標に、次の釣行に備えたいと思います!
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