こんにちは、Angler Ogiです。
9月29日、カワハギ・良型アジ・タチウオを狙って、都志港→生穂新島へと出かけてみました。
都志港ではエサ取りの猛攻にあい散々でしたが、生穂にて全ての本命をゲットする事に成功!!
詳しく書いていきます。
洲本港・都志港の一部は現在立ち入り禁止!
まず最初に訪れたのは都志港(11時50分頃到着)。
そもそもカワハギを狙うために洲本港赤灯台波止で釣りをする予定だったのですが、事前に仕入れた情報では、洲本港のベランダより先(赤灯波止含む)は現在立ち入り禁止になっているようです。
そこで、過去にカワハギの実績がある都志港を訪れてみたのですが、車を横付けできる岸壁は全面立ち入り禁止になっていた他、海水浴場用の駐車場も閉鎖されています。
これでは釣りができないか・・・と思ったら、緑地公園用の駐車場は閉鎖されておらず、かつベランダ方面は開放されていたので一安心。
手すりがある上にお手洗いもすぐ近くにあるので、非常に釣りやすい釣り場です。
早速カワハギを狙うためにタックルをセッティング。
いつも愛用のエギングロッド、シマノ・セフィアSS803M を流用します。
- 竿・・・エギングロッド(セフィアSS)
- リール・・・エギングリール(ダイワ・エーギー)
- ライン・・・PE0.8号+フロロ3号1ヒロ
- 市販のカワハギ仕掛け(キツネ針3本仕掛け)+ナスオモリ4号
- 餌・・・アオイソメ
まずは足元から始め、少しずつ沖合を探っていくという作戦でしたが・・・第一投から、来るわ来るわチャリコの嵐!
時にダブルヒットあり、イソベラやフグといったエサ盗りも含め、着水直後からアタリが止まらないのです。
しかも、足元から20m付近までに湧いている状況なのか、どこに投げてもエサ盗りパラダイスなのです。
途中、水面でウルメイワシらしき魚がザ~~!っと飛んだりするため、一応ミノーなんかも投げてみましたが、こちらは何の反応もありませんでした。
この日の為にニューロッド(メジャークラフト・ファーストキャスト(シーバスモデル) )&ニューリール(シマノ・ナスキー2500番 )を用意していたのですが、こちらは今シーズン中に活躍するはず!
ということで、数投しただけで今回はすぐにお役御免。(苦笑)
結局14時近くまで粘ったものの、チャリコが入れ食いになるだけなので(70匹は釣れた)、諦めて別のポイントへ移動することにしました。
今回用意していたメジャークラフト・ファーストキャスト(シーバスモデル) は、コスパ抜群(6000円程度)で品ぞろえが豊富!私はFCS-862MLを購入しました。
サビキ・ウキ釣りからワインド・ショアジギまで、最初の1本を飾る「マルチロッド」としてもオススメ出来るロッドです。
生穂新島でカワハギ!!
次のポイントとして選んだのは生穂新島。
群家や富島港辺りも候補にありましたが、夜のアジ釣りは生穂と決めていたため、そのまま腰を据えて夜まで生穂に入ることに。
幸い今年の7月18日に良型アジを二桁釣ったポイントが空いていたので、今回もそこに釣り座を構えます。
そして先ほどまで使用していたカワハギタックルを用い、テトラ側から少しキャストして探ってみたところ・・・カツカツッ!!と、いきなりカワハギのアタリが出るではありませんか!!
1投目は素針を引いてしまいましたが、2投目にアワセが決まると、予想通りテトラに向かって猛烈に突っ込みます!
ロッドの長さ的にマズい角度なので、リールをゴリ巻きして一気にブッコ抜いたのは・・・
17㎝ある良いサイズのカワハギでした!
ようやく本命が釣れて一安心です。
ここからは完全にカワハギとの知恵比べ。
アタリは出るものの、エギングロッドではアタリを捉えるのが非常に難しく、中々フッキングしません。
そこで、キツネ針仕掛けからカワハギ針4号の仕掛けにチェンジし、エサもアオイソメと剥きアサリのミックスに。
これが功を奏し、
15㎝ほどのカワハギを無事追加!!
しかし、ここからは根掛かりラッシュに。
足元にチラチラデカイベラやサンバソウ(時にはイシガキダイの子供)が見え隠れしていたのですが、これらがフッキングした瞬間、猛烈な勢いでテトラの中に突っ込むのです。
時々カワハギのアタリを捉える事も出来たのですが、巻き取る最中にどうしても沈みテトラエリアを通過するため、高確率で引っかかってしまうのです。
結果的に良型カワハギのアタリやサンバソウらしきアタリを根掛かりで(仕掛けごと)ロストしてしまうという不遇が3度連続で起きて、萎えてしまいました・・・。(泣)
残念ながら一旦サビキ釣りに変更します。
夕方に小アジの回遊??
このエリアのアジは日が暮れてから釣れることが多いため、特に期待することも無くサビキ仕掛けをセッティングしていきます。
最近は、どんな状況でも確実に釣れると言っても過言ではない蓄光スキン しか使用しません。(笑)
- 竿・・・ボート竿2.4m
- リール・・・シマノ/ナスキー1000
- ライン・・・PE1.2号+ナイロン3号10m
- 遠投サビキ用電気ウキ8号+金属カゴ+蓄光スキン5号
- ウキ下・・・1ヒロ~2.5ヒロ(潮にあわせて)
とりあえずアミエビを詰めて仕掛けを放り込み、カワハギタックルをしまっていると・・・いきなりウキがポコポコ動くではありませんか!
取り込んでみると、
正体は15㎝程の小アジでした。
まさかこの時間帯にアジが回遊しているとは思っていなかったので、慌ててアミエビを周辺に撒きまくります。
が、全く後が続きません。
後から来られた方もお隣でサビキをされていたので、撒き餌は周囲に効いているはずなのですが・・・群れが小さかったのか、結局アジはこの1匹だけ。
この後は、待てど暮らせどアジの反応が無かったので、一度テトラ竿にカワハギ仕掛けをセッティングし、テトラ側から軽くキャストして探ってみると、17時頃に15㎝程のウマヅラハギがヒット。
しかしやはりテトラ帯での釣りは非常に厳しく、またしても仕掛けをロストしてしまい、カワハギ釣りはあえなく終了となりました。
内向き(港内)も探ってみましたが、こちらでもチャリコのオンパレード&ベラが時折釣れるだけでした。
日没直後に今度こそアジが回遊!
その後もサビキ釣りをひたすら続けますが、特にアタリはなく1時間近くが経過。
しかし、この日の日没は17時48分。
潮止まりの時間ともほぼ被っているため、この前後に時合いが来ると考え、エサを撒き続けます。
すると17時55分頃、いきなりウキがポコポコと動き始め、ヒットしたのは14㎝ほどの小アジ!
これを皮切りに時合いに突入し、
ダブル・トリプル、時には写真の4点掛けも含め、一時的に入れ食い状態に!!
サイズは12㎝~14㎝が中心ですが、時折16㎝程のものも混ざり、中々食べ応えがありそうです。
が、18時9分に26匹目のアジが釣れてから、アタリが驚くほどピタッ!!と止まってしまいました。
時合いは僅か15分ほどで終了してしまったのです。
それでも、日が完全に落ちたら25cmクラスのアジが回遊するはずなので、気長にサビキ釣りを続けつつ、タチウオの引き釣りの道具もセッティングしておきます。
ここから1時間近くは何も反応がありませんでしたが、18時半を過ぎた頃、すぐ傍でウキ釣りをしていた方がタチウオをゲット。
そして潮が緩み始めた19時前、私のサビキウキもスポっと海中に引き込まれたものの、これはきちんと針掛かりせず。
しかし!その割とすぐ後の19時4分、今度こそしっかりとサビキウキが引き込まれました!
ゴンゴンという良型アジ特有の引きを楽しみつつ、ブッコ抜いたのは・・・
24㎝ある、良型アジでした!
こちらの写真では判り難いので、活〆する際にちゃんと撮影。
やはりこうしてみるとサイズ感が判ります。
〆て腸を処理する際、腹の中にはタップリの内臓脂肪を蓄えていました。
そしてこのアジをさばき始めた直後、またしても一気に引き込まれるウキ!!
今度はさきほどよりもさらに強烈な引きで楽しませてくれ、ブッコ抜く瞬間まで大暴れ!
先ほどよりもさらに大きい26.5㎝のアジです!
腹回りも分厚く、実に美味しそう。
が、なんと時合いはこれだけで終了。
この後は全くの無反応だったので、釣った魚たちをひらすら〆て、腸抜きなどの下処理を行っておきます。
サビキ釣りのコツについてはこちら↓
終了直前にタチウオの時合い到来!!
魚をさばいていると、また潮が流れ始めました。
この辺りでまた近くの方がウキ釣りでタチウオをゲットしておられたので、20時半過ぎから真剣に引き釣りでタチウオを狙ってみる事に。
- ロッド・・・エギングロッド(セフィアSS)
- リール・・・シマノ・ナスキー2500番
- ライン・・・PE1.2号+フロロカーボン3号3m
- 仕掛け・・・テンヤ+ケミホタル50
- エサ・・・キビナゴ
ここでも活躍するシマノ・セフィアSS803M にセットするのは、新しく購入したシマノ・ナスキー2500番 。
あとは前回垂水漁港で使ったテンヤをそのまま流用します。
こちらが愛用している快適波止タチウオテンヤSS 。
潮の流れがそこそこあったため使用サイズは少々迷いましたが、やはりSSを選択。
とりあえず港内向きに何度かキャストしつつ、攻める深さや巻くスピードなどを変えながら探ってみましたが、アタリはありません。
周りも釣れておらず、風はどんどん強風になっていきます。
徐々に周囲の釣り人は片付けを始め、だんだんと人数が減ってきました。
20時50分頃、ちょうど外向きでウキ釣りをしていた方が帰っていったため、なんとなくその場へ出向き仕掛けをキャスト。
潮が比較的流れていたので、着水直後から7秒ほどカウントして沈め、タテの動き(チョンチョンアクション+フォール2秒)+スローなリーリングで誘っていると・・・ガガンッ!!というアタリが!!
そのまま何もせずタダ巻きを続けていくと、徐々に竿先が重くなってきたので、アワセを入れると・・・フッキングした感触!
と同時に、なぜかこちらに向かって泳いでくるタチウオ。
糸フケが出ると切れる可能性があるので、ゴリゴリ巻いていきます。
すると足元付近(ケミホタルが見える位置)にやってきた時に急に暴れ始め、イヤな予感と共にまさかのフックアウト!!これは悔やまれます。
急いでエサをセットし直し、同じように狙ってみますが、2投してもアタリが来ません。
それならばと、着水後のカウントを5秒にし、すぐにチョンチョンアクション→テンションフォール3秒というアクションにチェンジ。
すると2回目のチョンチョンアクションでゴツッ!という感触!!
そのままテンションをキープしつつ巻き続けると、7~8mほど巻き取った辺りでグ~~~~ッ!!と竿先を引っ張り込んでいきます!
アワセを入れると、今度はガチッとフッキングした感触!
引きを楽しみつつ、引き抜いたのは・・・
尻尾が食いちぎられた、F2.5くらいの少し細いタチウオでした!
とりあえず〆てから先ほどの場所に戻り、同じ探り方で3~4投してみましたが、またアタリがありません。
そこで、今度は水面直下を狙ってみようと、着水直後からスローに巻き始め、カーブフォール3秒→チョンチョンアクション→リーリング、という流れをやってみたところ、割とすぐにガガガンッ!!という強いアタリが!!
そして一度糸フケを巻き取ったところで、一気に竿を持っていく感触があったので、そのままサイドに思いっきりアワセると・・・ゴンゴンゴン!と大暴れ!
引き味を楽しみつつ、思い切ってブッコ抜いたタチウオは、81㎝、F3.5くらいのナイスサイズ!!
撮影していた写真を整理している最中にうっかり消してしまったので掲載できませんが(泣)、ちゃんと釣りました!!(苦笑)
まさかこの日一番の獲物の写真を削除してしまうとは思っていませんでした。(哀)
さらにこの後立て続けに二度アタリがあったものの、きちんと食い込みませんでした。
この時アタったタナはカウント5秒と15秒だったので、この日はタナがコロコロと変わっていたようです。
その後15分ほどやってみたものの、完全にアタリがストップしたので、21時半に納竿としました。
釣った魚たちを食す
釣り場で下処理を終えていた魚たちは、翌日早速調理。
まずはタチウオとアジですが、釣りたてなので勿論刺身に!
昼ご飯として、嫁さんと共に頂きました。
81㎝あった方を刺身にしたのですが、適度に脂が乗っていて非常に美味!
ただ、丸まる1匹を刺身にすると、
こんな感じに。
さらにデカいアジ2匹も刺身にしたので、
タチウオと併せて、結構なボリュームになりました。(笑)
さらに夕飯には、
27匹の小アジ全てを3枚おろしにしてミンチ状にし、塩・味噌・料理酒・みりん・醤油・片栗粉で味付けをしつつこねて、揚げ焼きに。
大葉が無かったものの、立派なサンガ焼きになりました。
カワハギは息子の大好物である煮つけに。
2匹しかなかったカワハギは全て息子の胃袋へと収まり(笑)、私と嫁さんはウマヅラハギ(小)とカワハギの頭だけ頂きました。
やはりカワハギの煮つけはいつ食べても絶品ですね。
淡路島での秋の釣り、纏め
結局この日の最終釣果は、タチウオ2本(F2.5、F3.5(81㎝))、良型アジ2匹(24㎝、26.5㎝)、小アジ27匹、カワハギ2匹(17㎝、15㎝)、ウマヅラハギ1匹(15㎝)。
数だけみるとそこそこ釣れていますが、これらが1日で家族の胃の中に消えて言った事を考えると、もう少しデカアジやカワハギが釣りたかったところです(特にカワハギ)。
ただこれからはカワハギのベストシーズンなので、しばらくはカワハギ釣りに専念するレベルで、ガッツリ狙っていこうと思います!!
カワハギの釣り方についてはこちら↓
タチウオの引き釣りについてはこちら↓
垂水漁港でも9月にタチウオ釣ってます!↓
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