アジュール舞子でケンサキイカエギング!太刀魚は釣れずとも・・・?

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こんにちは、Angler Ogiです。

先日禁漁となった揖保川アマゴ釣りから、私の釣行は海釣りへとシフト。
9月9日に垂水漁港でタチウオ、アジュール舞子でケンサキイカを狙ってきました。

タチウオは回遊が全くなくサッパリだったのですが、アジュール舞子に移動した後立て続けにケンサキイカが釣れたので、その模様を書いていこうと思います。

当日の潮汐(垂水基準)・・・満潮・20:27、干潮・14:56/翌03:15、中潮

7月に淡路島でタチウオを狙うも空振りしていた

実は去る7月20日、生徒のIさんと共に淡路島の津名港を訪れ、夕方にサビキでアジ・夜に引き釣りでタチウオを狙ったのですが、

この日は日没前後に小アジ(最大15㎝)と小サバが釣れただけで、狙いのデカアジは釣れず。
更には回遊が始まっていたタチウオも、

F2くらいのベルトサイズタチウオが1本釣れただけという貧果に終わっていました。

ネットの釣果情報ではちょくちょくタチウオ・良型アジが釣れていたため期待していたのですが、現実はそれほど甘くないですね。(苦笑)

シーズン初期という事で空いていた。

この失敗を考えた上でのリベンジマッチという事で、今回は生徒のIさんと共に垂水漁港でタチウオを狙ってみます。

垂水漁港は激シブだった

時は戻り9月9日、まず垂水漁港でタチウオとアオリイカを狙うため、私は16時半頃に現地入り。

仕事が終わってから合流するIさんを待つ間、アオリイカのエサを確保すべくせっせとサビキをやりますが・・・

17時過ぎに掛かり始めた小アジ。

この日はイサキの子供であるウリボーが湧きに湧いており、小アジ確保に大苦戦。
結局日没後まで続けて、確保できたのは僅か10匹程でした。

見えているのに針掛かりしない小イワシを眺めながら時折近くの釣り人と「今日は渋いですね~」等と談笑しつつ、日没後はアオリイカのウキ釣り仕掛けをセット。

アジ泳がせの仕掛けの他、タチウオの引き釣りセットを用意して探り始めますが・・・どちらにも全く反応がありません。

潮が緩む20時前後が時合いだと言い聞かせ、合間にワインドをやったりもしてみますが、結局20㎝程の小サバが引き釣りに掛かっただけ。

アオリイカ・タチウオともアタリすら無い状況が続きました。

しかし、20時半頃にアジの具合を確認するため、アオリイカ狙いの竿をチェックすると・・・ウキに反応は無いものの、微かに(アジではない)生命反応が!

念のため聞き合わせしてみると・・・軽いながらもイカらしき感触!
が、上がってきたのは・・・

小アジと同じようなサイズのケンサキイカでした。(苦笑)
予定とは違うものの、ボーズを逃れて一安心。

この後Iさんが合流。
私は引き釣りでタチウオを、Iさんはエギングでアオリイカを狙いますが、まさかの反応ゼロ

最後の最後に、活きアジを泳がせていたアオリイカ仕掛けに20㎝弱のフグがヒットするという謎の事象がありましたが(笑)、あまりの渋さに耐えかねて、アジュール舞子へ移動することにしました。

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アジュール舞子でタチウオを狙ってみたが・・・

22時半過ぎ、アジュール舞子へ到着・・・したのですが、駐車場には

営業時間:5時~23時

との表示が。
しかしよく見ると、そのすぐ傍に「24時間出庫可能」と書いてあります。

Iさんと共にちょっと悩んだものの、入庫が23時までという事だろう、と判断。
やや恐々ではありますが入庫することにしました。

Angler Ogi
Angler Ogi

アジュール舞子の駐車場は1時間200円で上限は無し
後に確認しましたが、23時までに入庫すれば、出庫はいつでもできます

釣り場を覗いてみると、ワンドの角周辺と橋の下周辺、ワンド中央付近でタチウオを狙っている方がそこそこおられます。

これはきっとタチウオが回遊しているからだと思い、Iさんと共に広く開いている場所へ入り、引き釣りでタチウオを狙ってみることにしました。

が・・・どれだけ広範囲を攻めてみても、タチウオのアタリはありません。
時折小サバと思しきアタリが出ますが、針掛かりには至らず・・・。

周りのウキ釣りをしておられる方にタチウオがヒットする様子も無く、片付けをする方も増え始めるという諦めモードが釣り場に漂います。

この時点で時刻は既に0時前。
Iさんも私も翌日に仕事がある為、1時には撤収を考えなければなりません。

そこで、タチウオがダメだった時用に用意していた2号のエギ を試してみることに。

この判断が吉と出ます。

アジュール舞子にはケンサキイカの群れが入っていた

私のケンサキイカ狙いのタックルがこちら。↓

  • ロッド・・・シマノ/セフィアSS
  • リール・・・シマノ/アルテグラ1000番
  • ライン・・・PE1.2号+フロロカーボン4号1ヒロ
  • アシストリグリーダー+スッテ&エギ

ケンサキイカのエギングの場合、メバリングロッドやアジングロッドを流用する方が釣りやすいのですが、今回は先ほどまで使用していたタチウオの引き釣りタックルをそのまま流用した形です。

そもそも私はタチウオの引き釣りをエギングタックルでやっているので、エギングロッド にセットしていたワイヤーリーダをアシストリグリーダー に付け替えるだけというお手軽さ。

そこに、2号のエギ スッテ をセットすれば準備完了!
今回はオレンジレッドのエギとピンク(グロー)のスッテの組み合わせです。

早速前方に思いっきりキャストしますが、やはり潮が流れている為に、軽いエギでは底が取れる感覚がありません。

なので、ある程度沈めてからアクションを加えつつ、潮に乗せて適当にドリフトさせるという釣り方で足元付近まで探ってみると・・・竿先にコンッ!という感触が!

軽くアワセを入れてみると、乗りました!
それほど大きくありませんが、イカ特有の引き味が伝わってきます!

上がってきたのは、

23:52にヒット。

小ぶりですが、本命のケンサキイカです!
スッテにヒットしていました。

いきなりヒットしたとはいえ、アクションもレンジもアバウトな感じだったので、今度はちゃんと考えながら釣ることに。

すると・・・

0:17にヒット。

しばらくして、同じくらいのサイズのケンサキイカがスッテにヒットしました!

2杯釣った事で何となく釣り方が見えてきたので、出来る限り同じように再現しながら狙ってみると・・・また数分後にまたヒット!

今度はかなり沖合で、竿先をスコン!と判りやすく持っていくアタリが出ました!

0:26にヒット。

スッテではなくエギにヒットしたこちらのケンサキ、先ほどよりもほんの少しだけサイズアップです。

2杯目までは足元でしたが、3杯目が沖の方でヒットしたことで、残念ながらタチウオは回遊していないと判断。

フルキャストして、沖の方を漂わせるような釣り方にしてみると・・・またクィ!っと竿先を持っていくアタリが出て、

0:45にヒット。

先ほどと同じようなサイズをエギでゲット!

大分パターンが掴めてきた・・・かと思いきや、次の2投はアタリ無し。
さすがにもう釣れないかもしれない上に、納竿時刻も近づいてきました。

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ケンサキイカラッシュ!

そろそろ終了しましょうか~、とIさんと談笑していると、

0:59にヒット。

足元でヤリイカ(小)がヒット!流石に小さすぎるのでリリースします。
そしてこの後、

1:01にヒット。
またヤリイカ!1:05にヒット。

短時間でまさかの3連発!
明らかにパターンを掴んでしまった為、これでは終われません。(苦笑)

30分だけ延長しましょう、という事で、沖の方から手前の方まで幅広く探ってみると・・・

1:19にヒット。

また沖の方でケンサキがスッテにヒット!
かなり広範囲にいるようです。

このすぐ後、1:22に6㎝程のチビケンサキがヒットしてリリース。
これで終了かな~と思っていたら、次の1投で竿先を引っ手繰る強烈なアタリ!!

アワセを入れると、ギュンギュンギューン!!という、アオリイカ特有の引きが伝わってくるではありませんか!!

しかも手応え的に、結構な良型・・・・!等と考えた瞬間、フワっとフックアウト・・・悔しすぎます。

しかし諦めず、バレた瞬間から即アクションに移り、再度抱いてこないか狙ってみたら・・・また竿先にズン!!という感触・・・そしてすぐにフワっと軽くなる感触・・・。

そう簡単にはいきませんね・・・。(苦笑)

ケンサキに混じってアオリイカもいるようなので、少し底の方を探ってみようかと、カウントを25秒程度採って深めを探ってみると・・・プンッ!と糸を弾くようなアタリが!

アワセると、グンッ!という感触が!アオリイカのようなジェット噴射こそないものの、先ほどまでよりも少し重めの感触です。

上がってきたのは、

1:25にヒット。

胴長15㎝程、本日イチのサイズ!!
またまた、これでは終了できません。(笑)

さらに、

1:33にヒット。

スッテで1杯ケンサキを追加!

粘ればまだ普通に釣れそうな感じではありましたが、流石に時間が遅くなりすぎたので、1:40に納竿としました。

帰りに撮影。真っ暗闇に浮かぶ明石海峡大橋。

この日のケンサキイカエギングの釣り方

午前1時前~1時半頃は明らかな時合いでしたが、開始直後からそれなりにアタリがあった今回のケンサキイカエギング。

釣り方を纏めるとこんな感じでした。↓

  1. 着水後15秒~25秒程度カウントして、ある程度沈める
  2. 糸フケ(スラック)が少し残った状態でチョンチョンと数回アクション
  3. 竿を止めて数秒待つ(もしくはフリーフォールを入れる)
  4. リール1~2回転分程度糸フケを巻き取り、10秒程度止める(ドリフト)

基本的には着水してすぐにベールを起こし、5秒程度してから糸フケを取って10秒~20秒程度カーブフォール。

この瞬間にアタリが出る事もあれば、チョンチョンアクションがアワセになったり。
フリーフォール後、糸フケを取った後にアタリが出る事もありました。

しかし、1番アタリが多かったのは、4番のドリフト中

潮が緩やかに横に流れている状況で、緩めず・張らずで漂わせている時が一番良かったように思います。

アオリイカのエギングと違い、ビシバシシャクる必要も無ければ、底を取る必要もありません。
気軽に狙うことが出来るので皆さんもチャレンジしてみてくださいね。

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この日の纏め

最終釣果は、胴長15㎝までのケンサキイカとヤリイカが計12杯

うち1杯は垂水漁港で釣ったものですが、アジュール舞子でヒットした11杯のイカ達は12時頃~1時半頃という1時間半程度の釣果です。

この感じであれば、専門のタックルで日没直後からキッチリ狙えば、かなりの数が期待できるのではないでしょうか。

しかし!この日の一番の本命だったタチウオは終始姿を見ることが出来なかったのも事実。

ですが、タチウオはこれから最盛期に入りますし、10月になれば淡路島でアオリイカが解禁を迎えます。

さらに、私の大好きなカワハギもそろそろシーズンを迎えるので、今後はガンガン海釣りに行きたいと思います!!

昨年の垂水はタチウオが凄かったんです↓

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