こんにちは、Angler Ogiです。
神戸周辺では順調にタチウオが釣れているようですが、 姫路周辺では2019年秋シーズンのタチウオの釣果情報が全く聞こえてきません。
例年なら10月末か11月頭頃から釣れ始め、11月半ば~11月下旬にピークを迎えているはずなのですが、ここまで釣果情報が出ない年も珍しいのです。
そこで、11月13日にボーズ覚悟でタチウオの調査に行ってみることにしました。
流石に丸ボーズは嫌なので、同時にアナゴも狙ってみます。
広畑には16時頃到着。
タチウオは小潮や長潮といった潮回りに実績がありますが、この日の潮回りは大潮。
ただ、日没の時間と潮止まりの時間がかなり近いので、アタリはこの頃に集中して時合いとなるかもと思い、やや早めに釣り場に来ました。
ライトの下に当たる場所には先客の方がおられ、なにやらサビキでイワシらしき魚を釣っておられます。これは期待大!
とりあえず、人の少ない石畳ポイントの方へ向かいます。
この石畳、そこそこの長さがありますが、奥の方は私有地の為立ち入り禁止となっています!くれぐれもご注意くださいね。
私はフェンス手前の辺りで釣り座を構えます。
ワインドで広範囲を探るも・・・。
明るいうちに手早くワインドとウキ釣りタックルを組み上げ、ウキ仕掛けを沖合に投入した後、ワインドで周囲を探ってみることにしました。
↓ワインドについてはこちら↓
マヅメ時に効果の高いオレンジラメから始め、ピンクゼブラグロー、パールホワイト、グローホワイトとカラーローテーション。
さらに、探るレンジも底~中層~表層付近と変えつつ、アクションも早め~遅め~フォールを織り交ぜたりなど、様々なパターンでアプローチしてみます。
が、全くアタリが無いまま日没。周囲には、私と同じようにタチウオを狙っていると思しきアングラーの姿がちらほら。
そしてそのまま日は沈み、なんとまさかのノーバイト。
結構な人数の方がテッパンバイブやワインドで狙っておられましたが、誰一人として竿を曲げておられないのです。
気が付くと周囲は既に真っ暗。ルアーアングラーの方々は、「気配なし」と判断されたのか、そそくさと撤収しておられました。
ブッコミアナゴ狙いでアナゴが!
ウキ釣りの方も、ウキ下を4~1ヒロで探ってみたものの、特に変化はありません。
日も暮れたので、とりあえずアナゴ狙いのブッコミ仕掛けを組み上げます。
- ロッド・・・ボート竿2.4m
- リール&ライン・・・ シマノ:サハラ2500+PE1.5号+フロロカーボン5号1m
- 仕掛け・・・海藻テンビン6号+2.5号ハリス50cm直結び+ウナギ針13号
- エサ・・・キビナゴ
実にお手軽、非常に簡単な仕掛けです。
タチウオ釣りの合間に気軽に狙える上に美味しい魚なので、特集記事を用意しています!↓
タチウオのウキ釣りに使用していたキビナゴを刺し、15m程の敷石の際辺りに放り込んで置き竿に。
アタリを待っている間は暇なので、ワインドタックルを組み直して引き釣り用テンヤをセットしておきました。
↓タチウオの引き釣りについてはこちら↓
早速引き釣りの第一投!と思った矢先、なんと先ほど放り込んだブッコミ竿が、ガツガツ揺れているではありませんか!!
慌てて竿の方まで来たときには既に遅し。アタリは無くなっており、回収した仕掛けはヌルが付いている上、テンビンに絡みつく有様・・・エサも無く、これは間違いなくアナゴです。
と、今度はタチウオ狙いのウキ仕掛けがポコポコ浮き沈みを繰り返しています。
さすがにこのアタリはタチウオではありませんが、仕掛けを回収してみると・・・
綺麗に骨だけ残ったキビナゴが。(苦笑)
どうやら水温が高いせいで、日が落ちているにもかかわらずフグの活性が高いようです。
とりあえずブッコミ竿を放り込んで置き、ウキ仕掛けにもキビナゴを付けてキャスト・・・した直後、またすぐにブッコミ竿にアタリが!!
軽くアワセると、とりあえずアナゴらしき引き。上がってきたのは、
本命のアナゴ!!・・・ですが極細、極小サイズ(20cmちょい)でした。さすがに食べるところも少ないのでリリースします。
タチウオは不在も、アナゴはいる!
とりあえずアナゴが釣れる事は判ったので、キビナゴをエサにキャストを続けますが・・・ここからはフグの猛襲が始まります。
着底と同時にアタリだし、僅か数秒で反応が無くなり、回収すると頭や骨だけのキビナゴが。
投げる場所を変えるとフグアタリは減るので、試行錯誤しながら続けていると・・・今度は竿がガックンガックンお辞儀をしました!
すかさずアワセると、中々の重量感!上がってきたのは、
やはりアナゴでした!サイズは40cm弱と中々良いサイズ。キープ決定です。
同じような場所に再度放り込んでみると、またすぐにアタリが!
今度は30cmちょいのやや小ぶりなサイズ。やはりフグさえなんとかすれば、アナゴは比較的簡単にゲットすることが出来ます。
この後、タチウオ狙いのウキが少し抑え込むような変なアタリが。回収してみると、キビナゴの頭がかじられていました。
最近シーズンインしたヒイカが、広畑の方にも入ってきているのかもしれません。こちらも近々、実績の高い場所で狙ってみたいものです。
このすぐ後に、
20cm程の良型のガシラが19:45にヒット。いつも通り、狙いではないのでリリースします。
タチウオのウキ釣りや引き釣りはずっと継続していたのですが、タチウオのアタリは驚くことにゼロ。
さらに、アナゴ仕掛けの方はフグの猛襲によりアナゴどころではない状態なので、残念ながら20:30に納竿としました。
まとめ
日没前~日没直後というゴールデンタイムにタチウオを狙ってみましたが、ワインド、ウキ釣り、引き釣りと、見事にアタリゼロで終了となってしまいました。
一方、アナゴ釣りの方は本命のアナゴを3本ゲットでき、(フグのアタリを除いても)ちょくちょくアタリがあったので、中々楽しめた感じです。
どうも今年のタチウオはどの場所も例年より遅れているようなので、(イワシの回遊次第ではありますが)水温がもう少し下がってくれば、回遊してきてくれるのではないでしょうか。
この日の水温はまだ20度近くあったようです。
やはりあと1~2度下がってからの方が、姫路のタチウオ本番!と言えるようになりそうですね。
これから気温がどんどん下がり、夜釣りは辛い季節になってきますが、12月半ば頃までは頑張りたいと思います!
次回釣行は、カレイかタチウオかヒイカか・・・またカワハギ釣りなのか。
乞うご期待!
2020年11月12日も釣行してます↓
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