こんにちは、Angler Ogiです。
1月21日の夕方から、広畑埠頭で根魚を狙ってきました。
メバルの方はなんとか顔が見られた程度でしたが、もう一方のガシラは二桁釣れたので、厳寒期の釣りとしてはまぁまぁといった所でしょうか。
詳しく書いていきます。
現地には15時過ぎに到着
現地の広畑埠頭に着いたのは15時20分頃。
先客の方が一名おられましたが、丁度帰る所だったために釣り場は貸し切り。
足場がよく柵もある堤防部に陣取り、早速ボート竿+ブラクリという超シンプルなタックルで、足元の敷石周辺を探っていきます。
が、足元に落とそうが、捨石の隙間で穴釣りをしようが、ビックリするほど反応がありません。
数年前の11月や4月にトライした時はガシラやムラソイが遊んでくれただけに、これはちょっと拍子抜けです。
しばらく探ってみたもののあまりに反応が無いため、日が傾き始めてからはアナゴタックルを2本用意してブッ込んでおきました。
この周辺はガシラもアナゴタックルでよく釣れるため、あわよくばガシラとアナゴの両釣りを狙います。
しかし、こちらもこれという反応が無いまま時間だけがどんどん過ぎていき、気が付くと時刻は既に17時半。
堤防にはアジ狙いと思われるアングラーが数名入ってきて、かなり距離を開けた状態でキャストを繰り返しています。
とりあえず時合い前の腹ごしらえという事でカップ麺を頂き、日没も迫ってきたので、ここからはメバルのエビ撒きタックルも用意。
エサはテッパンのブツエビを2杯用意しました。
アナゴ&ガシラ狙いの竿を気にしつつ、エビを撒きながらウキを眺めますが、アタリが無いまま日没を迎えてしまいました。
エビ撒き釣りにようやく反応が!
日も沈んだ18時15分頃。
潮の流れが少し出てきたなと思っていたら、電気ウキが斜めにス~~~っと走りました!
これはアタリだと思って沈むのを待ってみましたが、何故か沈まずにそのままストップ・・・。
上げてみると、エビに噛みつかれた跡がありました。
水温低下のせいか食い込みが悪いようなので、小さめのエビを針に刺して再度同じ辺りを流してみます。
すると18時23分、今度はグッと押さえ込まれたウキが、そのまま海中へ!
小気味いい引き味で上がってきたのは・・・
ようやく登場、本命のメバルです!
獲物が少ないためキープするか迷いましたが16㎝程度だったのでリリース。
さぁこれから時合いか!と意気込んだものの、残念ながらアタリはこれっきり。
パッタリと反応が無くなってしまったのです。
潮もダラダラと流れている程度で厳しい雰囲気だったので、一旦エビ撒きタックルのウキを外して、ミャク釣りで探ってみることにした・・・その時でした。
広畑埠頭ではタヌキとスナメリに注意
仕掛けを組み直そうと、足元1mほどのところにあったリュックの方を向くと、なんとそこには野生のタヌキが!!!しかも結構でかい・・・。
以前この場所を訪れた時も目撃はしていましたが、まさかこんな間近な距離までやってくるとは思いもしませんでした!!
しかも全くこちらを警戒する気も無く(慣れすぎている様子)、こちらを一瞥した後、リュックに手を掛けるではありませんか!!
かといって当然ぶん殴ったりするわけにもいかないので、「コラ!!」と大声を上げつつ足で地面を踏みつけて威嚇!
しかし、ピクっとした程度でこちらを見ているだけ・・・。(苦笑)
これはいよいよやばいと思い、手に持っていた撒き餌杓で地面をカンカンカン!!と叩くと、流石に驚いて2m程離れてくれましたが、パキ!っと、
撒き餌杓が折れてしまいました。(T∀T;)
かれこれ15年程度使っていたので、経年劣化もあったのでしょうが・・・これにはガックリ。
しつつも、また近寄ってくるタヌキ。
これで荷物を漁られては、たまったものではありません!
折れた撒き餌杓で地面を叩きつつ追いかけて威嚇していたら、今度は盛大にコケて擦りむいてしまいました。(苦笑)
ただ、突然ズッコけた私に驚いたタヌキは、巻き込まれまいと一目散に逃げて行ったので、結果的には良かったのかもしれません・・・めっちゃ痛かった・・・。
皆さまも広畑埠頭で釣りをする際は、くれぐれも背後・横に忍び寄ってくるタヌキにご注意ください。
そしてこの日はこれだけでなく、19時を過ぎた頃からスナメリが湾内に入ってきたようで、大きな水音を立てながら周囲をうろつく始末。
これにより、水面をパチャパチャやっていたアジ達はどこかへ消失。
同じように浅いタナで釣れるメバルにも影響が出ます。
改めてメバルは諦めて、ガシラ狙いへ変更する事としました。
やっぱりガシラなら釣れる。
ガシラ狙いのタックルと言っても、エビ撒きタックルのウキを外してガン玉6Bを2個追加しただけというシンプルなもの。
これに青虫をセットし、捨石の際の辺りへ放り込んで底近くを探っていると・・・ググッググググッと引き込むアタリが!
上がってきたのは、
手のひらより少し小さい、16㎝ほどのガシラ!
このサイズではキープ出来ないのでリリースします。
とここで、捨石の際にブッ込んでおいたアナゴタックルの方にも、鈴をチリリリ!!と鳴らす大きなアタリが!!
慌てて竿に飛びつきますが、その後アタリは続かず・・・数分してから上げてみると、見事に青虫が引っ張られただけ。
この日はこんなアタリが3回程度ありましたが、アナゴタックルでは何もゲットすることは出来ませんでした。
それでも、捨石の際でガシラを狙えば釣れる!という事で、捨石エリアに降りて沖の方を探ると、先ほどよりも強めのアタリ!
引きを楽しみつつ抜き上げてみると、
20㎝を少し切るくらい、19㎝程のガシラ!これならキープ出来ると思いきや、お腹には卵が入っている様子。
この子をキープするのは忍びないので、心の中で「美味しい味噌汁の具が・・・」と嘆きつつも、リリースすることにしました。(苦笑)
そして同じポイントで、
立て続けに二匹のガシラがヒット!1匹は8㎝程だったので素早くリリースし、もう1匹は写真の14㎝程の個体(こちらもリリース)。
割と短時間でアタリが集中したことに喜んでいると、スナメリの影響もあってか、周囲のアングラーが全員帰宅していくではありませんか!
丁度常夜灯の下も空いたので、残ったブツエビを消費すべく、最後の望みをかけて場所移動。
灯りの下でエビ撒きを再開してみる事にしました。
メバルの姿はあれど・・・ガシラは安定
常夜灯の下で海を覗き込んでみると、時折掌くらいのメバルらしき魚と、40~50㎝程のシーバス、40センチ程度のチヌが流れに向かって泳いでいくのが見えます。
これならメバルが釣れそうという事で、早速手でブツエビを撒き、エビ撒きを再開・・・したものの、全くアタリはありません。
ブッ込み竿にも反応が無いまま、結局この場で1時間を浪費。
さすがにこれでは辛いので、エビ撒きには見切りをつけ、最後にもう一度ガシラ狙いに切り替えることとします。
延べ竿以外のタックルは全て仕舞い、青虫と延べ竿・バケツだけを持って敷石エリアに移動し、カケアガリとなった場所を探っていると・・・やはりすぐに反応が!
やはり低水温であっても、ガシラなら裏切りません!
サイズは小ぶりで16㎝程ですが、獲物がいないのでキープさせてもらうことに。
さらに敷石周辺を探り歩いてみると、退屈しない程度にアタリが出て、
14~17㎝までのガシラを6匹追加することに成功!
サイズには不満が残りますが、それでも纏まって釣れれば楽しいものですね。
気が付けば時刻も22時となったので、これにて納竿としました。
広畑埠頭での根魚釣り、纏め
結局この日の最終釣果は、16㎝のメバル1匹、19㎝までのガシラが11匹(2匹だけ持ち帰り)という釣果でした。
15時過ぎから22時頃まで釣っていましたが、実質釣れた時間は18時過ぎ~20時までと、21時~22時という短時間。
これは、潮止まりから潮が動き始める時間&緩み始める時間と重なります。(アナゴらしきアタリが3度出たのもこの時間内)
勿論釣り方による違いはあるでしょうが、潮の影響が少ないと思っていたガシラも、厳寒期は大いに影響があるのかもしれません。
この日はまだ気温が5度~12℃程度あり、比較的過ごしやすかったものの、厳寒期の夜釣りは辛いもの。
潮の時間を見極めて効率よく釣果を得られるよう、工夫して釣っていきたいと思います!
前回は二見でアナゴを釣ってます↓
メバルのエビ撒き釣りをマスターしたいあなたへ!↓
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