こんにちは、Angler Ogiです。
10月15日、淡路島・西浦でアオリイカを、東浦・生穂でタチウオを狙ってきました。
結果、アオリイカは無残に散りましたが、タチウオはやはり健在!
周りの方が苦戦している中本命をゲット出来たので、詳しく書いていきます。
到着直後まさかの・・・〇を忘れる。
今回は生徒のIさんと共に、まずは西浦でアオリイカ→晩に東浦でタチウオという計画を立て、姫路のインターで待ち合わせて淡路島へ。
15時頃に現地に到着し、さぁ今からアオリイカ・・・と思って車のハッチを開けると・・・無い。
無いんです。
竿が。(〇Д〇)
晩に食べる自作弁当、夜にコーヒーを沸かして飲むための携帯湯沸かしセット、タックルボックスの数々・・・それらはあるのに、なんと肝心のロッドケースを玄関に置いてきてしまったのです!!
しかもこの日はエギングロッド 1本でいけますよ!とIさんにお伝えしていたため、Iさんもご自身の竿は1本のみ。
頭を抱えていると、Iさんは「すぐに僕の車で姫路まで取りに帰りましょう!!」と言ってくださったのですが、往復で4000円近くかかる上に、3時間は消費してしまう計算・・・。
これは買った方が早いと思い、Iさんには先にポイントに入って頂き、淡路島の釣具屋へと急行することにしました。(苦笑)
そうして購入した竿は、4200円の初心者用エギングロッド 8フィート1本。
この日は1日、この安物の竿で釣りをする羽目になりました・・・。(泣)
過去にロッドの先を3本・根元を1本しか持ってこなかった失敗はありましたが・・・20年以上釣りをやってて初めてのミスです。
皆さまもお気を付けください・・・!!
悲惨なエギングとカワハギ釣り
さっと竿を購入して釣り場へと戻り、Iさんと並んでエギング開始。
西浦側にあるこの場所は結構な人気ポイントだそうで、確かにあちこちに釣り人がおられます。
潮に乗せて流しながら釣るポイントなのですが、この日は生憎の長潮という事もあり、潮の流れはかなり緩やか。
嫌な予想は的中し、全くアタリが無いまま時間だけが過ぎていきます。
我々だけでなく周囲も全く釣れている様子が無かったので、一度カワハギのチョイ投げタックルを用意して探ってみると・・・ベラが入れ食いに。(苦笑)
カワハギはいそうな雰囲気ですが、着底後3秒持たずにベラがダブルで掛かってくるので、こちらは早急に諦めました。
暗くなってきてもアタリが出る雰囲気も無いので、Iさんと相談して別の場所へと移動することにしました。
移動先も潮が緩すぎて釣りにならず
移動先も人気ポイントのため、等間隔でアングラーが並んでいます。
感覚が広く空いている個所に二人で入り、暗い中懸命にエギングを続けますが・・・やはり潮が緩すぎて、なんの生命反応もありません。
周囲の方も全く釣れていなかったので、この段階でアオリイカは諦めることにしました・・・・無念。
生穂新島は人だらけ。
ここから一気に東側へと移動し、津名港に到着したのは21時前。
さぁ車を停めて・・・と思ったら、なんと駐車スペースはほぼ一杯状態!!
入ろうと思っていたテトラ帯も、ほぼ隙間なくアングラーが並んでいるではありませんか!!
数日前にタチウオが多く釣れたという釣果情報がネットに出ていたため、やはり皆さん翌日休みを利用して楽しんでいるようです。
仕方なく内湾の護岸へと車を移動させますが、こちらもかなりの人数の釣り人がおられます。
一瞬対岸の佐野新島へ行く事も考えましたが、幸い少し広いスペースを発見。
両隣の方に声をかけると、快く入れてくださいました!感謝です。
金曜の釣り場は大変混雑するので、必ず周囲の方に声をかけてから釣り場に入れてもらいましょう。
水面を見るとかなりの数の電気ウキが浮かんでおり、皆さまのんびりウキ釣りを楽しんでおられる様子。
そんな中、私はやはり得意な引き釣りで勝負すべく、準備を開始します。
私のタックル↓
- ロッド・・・安物エギング竿
- リール・・・シマノ/ナスキー2500番
- ライン・・・PE1.2号+フロロカーボン4号1ヒロ
- 仕掛け・・・テンヤ+ケミホタル50
- エサ・・・キビナゴ
竿以外はいつも通りのタックルで、使用するテンヤは勿論、快適波止タチウオテンヤ SSSサイズ 。
特に潮が緩やかな時や港内では抜群の威力を発揮します。
準備している間もタチウオが釣れていないか周囲を確認していたのですが、全アタリが出ている様子はありません。
これなら時合いは潮止まり直前なのかな・・・そう思いながら開始することにしました。
引き釣りはいきなりアタリ連発!!
1投目は10秒ほど沈めてアクションをつけて反応無し。
まぁそうだろうなと思いつつ、今度は7秒ほどカウントしてから、軽くチョンチョンアクションを付けてフォールしていると、僅か2投目にも関わらず、
ゴゴンッ!
と、タチウオのアタリが出るではありませんか!!
しかし、いきなりで焦った事もあり、痛恨のアワセミスを犯してしまいました・・・。
それでもタチウオがいることが判ったので、俄然テンションはアップ!
次の1投で同じアクションをしても反応が無かったので、次は5秒カウントでリフト&フォールに変えてみると・・・またしても大きなアタリ!!
が、今度はじっくり待ったにもかかわらず、きちんとフッキングしません。
エサは見事にボロボロ・・・。
これはサイズが小さくてフッキングに苦労するかも?と思いつつ、今度は同じラインを棒引きしてみます。
すると、棒引き2投目で引っ手繰っていくようなアタリ!!
しかしこれは小サバのようなブルブル感があり、またしてもフッキングせず。
そうこうしていると、お隣の方のウキが綺麗に入り、見事にタチウオをゲットしておられます!
これは時合い突入の気配!!
次の1投で、最初にアタリがでたパターンである7秒カウント&チョンチョンアクションをしつつ、フォール時間を長めに取っていると・・・グンッゴンゴンッ!という感触!!
今度は待たず・即アワセせずのスタイルで、そのままのペースを維持するように棒引きしていると、そのまま竿がグ~~~ッと重くなってきます!
ケミホタルが見える所まで来たので、一呼吸おいて思いっきりアワセると、ガツン!という感触でッ見事にフッキングしました!
そのまま一気に引き抜いたのは、
70㎝ほど、少し小ぶりながらも本命のタチウオでした!
すぐIさんにヒットパターンを伝え、再度同じようなアクションで狙ってみますが、そこはやはり幽霊魚の異名を持つタチウオ。
はやくもタナが変化しているようで、数投しても反応がありません。
そうこうしていると、かなり離れた湾奥側でウキ釣りをしている方にタチウオのアタリが出ているのを発見!
しかも、水面から横に引っ張るようなアタリだったため、おそらくタナは浅くなっているだろうと判断。
そこで、5秒カウントから即座にリフト&フォールを開始。
合間にチョンチョンアクションも交えつつ弾いてくると、ゴゴゴンッ!!という感触!
早い段階で一気に重みが乗ったので、その勢いで竿を跳ね上げると、ガッチリ掛かりました!
しかも、先ほどの獲物よりも良い感触です!!
足元近くでも激しい抵抗を見せたのは、
77㎝程のF3サイズでした!
しかし。またパターンが変わったのか、やはり同じラインを同じ釣り方で狙っても反応は出ません。
Iさんに、「息子が家で味醂干し食べたい!って言ってるんですよ~」なんて話していると、丁度お隣の方がこのタイミングで釣りあげたタチウオを、
「息子さんが楽しみにしてるって聞こえたから、細目やけどどうぞ」
と70㎝程の獲物を譲ってくださったのです!
我が家はタチウオならどれだけあっても困りません!
お隣の方、ありがとうございました。(^^)
頂いたタチウオをクーラーに放り込んだ後も、何度か浅いタナを狙ってみたのですが、どうにも反応がありません。
それならばと、今度はカウントを12秒くらいまで延長し、そこから縦にジグザグになるよう強めのリフト&フォールで探ってみることにしました。
すると5回ほどシャクった辺りで、またしてもゴゴッという詰まったようなアタリ!
一度仕掛けを止めた後に撒き始めると、既に重い感触が伝わってきます。
しかし、なんとなくまだ食い切っていない感じだったので、そのまま棒引きしていくと、タチウオが逆方向に走り出して自動的にフッキングしました!!
やはり足元付近で強烈に突っ込みますが、意外と丈夫な安物エギングロッドはビクともしません!(苦笑)
釣り開始から1時間程度で、3本目のタチウオゲットに成功です!
釣れないときは小さなテンヤがオススメ!!
しかしここで気になったのが、Iさんにはタチウオのアタリが全くないということ。
確かに釣れているのは私(3本)、お隣の方2本、湾奥側の方2名が1本ずつ。
そしてIさんの左隣で2名が1本ずつ。
あり得る状況ではあるものの、やはり気になったので、テンヤのサイズを訊いてみると「4号」とのこと。
通常ならよく使用されるサイズですが、私が使用している快適波止タチウオテンヤ SSSサイズ よりは遥かにサイズが大きいため、私のストックをIさんにレンタル。
そしてエサワイヤーも短く切断し、頭周辺を重点的に巻き、尻尾の方は2~3回しか巻かないという形をお伝えしました。
すると驚いたことに、次の1投ですぐにアタリが出たのです!
やはり潮が緩い時には、小さなテンヤの方が圧倒的に有利なよう。
よくアタリが出ているアクションをお伝えしつつ様子を見ていると、なんと10分もしないうちに、Iさんも見事タチウオをゲット!!
流石にこれには愛用者である私もビックリでした。
タチウオテンヤのサイズは多くが4号程度からとなっていますが、快適波止タチウオテンヤSS はSSSサイズ(2号相当)からのラインナップとなっています。
釣れない時の対策として、快適波止タチウオテンヤ SSSサイズ は予備も含めて2つは持っておきたいところですね。
小休止の後、再度時合い!
Iさんがタチウオを釣った後、時合い(というにはダラダラ・・・)は終了。
特にアタリの無い時間が続きますが、その間もカウントを水面直下~15秒までと幅広く探っていきます。
するとこの動きが奏功したのか、水面直下からの棒引きにブルブルっというアタリが!!
しかし明らかにタチウオの重量感ではありません。
上がってきたのは、
やはりサバでした。
前回のアジュール舞子釣行で大サバを6本ゲットしていましたし、25㎝程のこのサバは元気だったのでリリースします。
するとこのサバのヒットを皮切りに、再度アタリが出るようになりました!
しかし、タナは水面・カウント5秒~10秒とバラバラ。
アタリは明らかに食い込みが浅い時特有のもので、重くなったまま時間経過→近づいてきた時にガゴン!っという感触で軽くなる、というのを3連発で逃す羽目に・・・。
さらには、バレてしまった後も足元まで引いてきたら、後ろから70㎝程のタチウオがついてきて、足元でテンヤにアタック!!なんて事もありました(フッキングせず)。
確実にタチウオはいるので、慌てず小さめのエサをしっかりとセットし、よく釣れているように思う7秒カウント&チョンチョンアクションで攻めてみると・・・またしても重くなる感触。
今度ばかりは逃すまじ!と、一度ここで巻く手を2秒ほどストップ。
そこから少し早めの速度で巻き始めると、タチウオが慌てたのか、断続的にガガガガガッという感触が伝わってきました。
さらにここで一度仕掛けをストップすると、その瞬間一気に竿先を引っ手繰っていきます!!
フッキングが決まったのは、既に足元から数mの位置!強烈な反転する感触を楽しみつつ、一気にゴボー抜き!!
78㎝程の割に幅広なこちらのタチウオ、陸に揚げてすぐにフックアウトしたものの、無事に4本目をゲットです!
食いが渋い時はフロロリーダーを!
これは再度時合いに突入・・・と思って周囲を見渡しましたが、どうやらアタリが出ているのは私だけ。
この次の1投でもアタリが出たものの素針を引いてしまったのですが、そこで自分のタチウオテンヤにセットされているリーダーがフロロリーダー だったことに気づきました。
よくよく考えると、このテンヤは前回の淡路島釣行で使用したもの。
後半、食い渋り対策にフロロリーダー に変えており、それを今回も流用していたことに気づいたのです。
そしてやはりこの効果なのか、
10分ほど前と全く同じ釣り方で、F3弱のタチウオをゲット!!
この時合いは残念ながらすぐに終わってしまったのですが、その間にIさんに手持ちのフロロ(5号)をリーダーにしてお渡しし、同じ釣り方を詳しく説明。
すると、周囲がアタリ無しで帰宅していく中、Iさんのロッドにアタリが出たのです!!
そこから2投目で早くもコツを掴んだIさんは、見事タチウオをゲットすることに成功!!
が、この日の時合いは残念ながらこれで打ち止め。
アタリが完全に止まったのと、翌日に仕事がガッツリ入っていたこともあり、1時過ぎに納竿としました。
この日のタチウオ釣行纏め
この日の最終釣果(私の分)は、78㎝までのタチウオが5本。(一番細い1本はお隣さんから頂きました)
周囲のウキ釣りの方や、途中からやってきた引き釣りの方・ワインドの方はほぼ釣果を上げておらず、堤防全体で食いは非常に渋い状況でした。
さらには我々が納竿する際、それまでテトラ側で釣っていたお兄さんに話を聞くことが出来たのですが、なんでもテトラ側のアングラーは皆苦戦しており、「釣れていても1~2本だった」とのこと。
そんな中、アタリが多く出た上、結果的に5本のタチウオをゲット出来たのは、まさに快適波止タチウオテンヤ SSSサイズ を使った引き釣りの面目躍如といった所でしょうか。
そして忘れてはならないのが、ワイヤーでアタリが遠のいていたIさんも、フロロリーダー に変えたとたんにアタリが出始めたという事。
アクションやテンヤだけでなく、リーダーもフロロをチョイスするといった少しの工夫で周りの方より釣果アップが望めるのが、タチウオ釣りの面白い所ですね。
タチウオはまだまだ最盛期が続き、もうそろそろ姫路周辺でもタチウオの釣果が聞こえてきてもおかしくない季節。
同じく最盛期を迎えているカワハギと併せて、積極的に狙っていきたいと思います!
タチウオの引き釣りメソッドはこちら!↓
塩〆キビナゴ、自作してみました!↓
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