タチウオ&カワハギ釣り@淡路島東浦

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こんにちは、Angler Ogiです。

10月8日、親父と共に淡路島の東浦にある漁港でアオリイカ&タチウオ&カワハギを狙ってきました。

この日は直前まで降っていた雨の影響なのか、それとも潮の影響なのか、アオリイカは波止全体で絶不調。見えている範囲では、親父も含めて1杯も釣れていないという、非常に厳しい状況でした。

それでも、本命のカワハギと楽しく遊ぶことができ、タチウオもなんとかゲット!
大物のバラシも複数回あった釣行の模様を書いていこうと思います。

当日の潮汐(洲本基準)・・・満潮・16:56、翌日03:08、干潮・09:29/22:49、長潮

現地には15時前に到着。今回のタックル(カワハギ編)

14時40分頃、東浦の漁港に到着。

アオリイカの解禁直後という事もあり、あちこちにアングラーがおられるだけでなく、次から次へと車がやってきます。

しかし、普段私が入る場所は特に問題なかったので、予定通り入釣。

エギングをする親父と二手に分かれ、私は早速カワハギタックルを準備しかけて・・・カワハギ用両軸リールを家に忘れたことに気づきました。

カワハギ竿(穴釣りロッドを改造したもの)はあったものの、持参したスピニングリールはセットできない為、仕方なくエギングタックルを流用することにします。

竿・・・シマノ セフィアSS S803M
リール・・・ダイワ E-Gee2506(PE0.8号巻き)
仕掛け・・・市販のカワハギ用胴付き仕掛け(キツネ針2号、全長110cm)
オモリ・・・ナス型4号
エサ・・・オキアミSS、剥きアサリ

カワハギは釣れば釣るほどアタリが小さくなっていくのが特徴なので、ハゲ竿で釣るのが勿論理想ですが、先調子気味のエギングタックルでも充分に釣れます

エサは虫エサを用意したかったところですが、冷凍庫にオキアミとアサリ(昨年の物)が残っていたので、この2つで行くことに。

エギングリールなので取り回しが悪いのが難点ですが、まぁ何とかなるだろうという事で、早速釣り開始です。

Angler Ogi
Angler Ogi

カワハギ釣りではアサリは必需品!ただ単一のエサだと飽きられるのかアタリが小さくなる傾向にある為、複数のエサを用意したいところです。余裕があればマムシ(本虫)がオススメ。青虫(細め)やイシゴカイ辺りでもよく釣れます。

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開始早々、アタリ連発!!

まずは3本針にアサリ2つ、オキアミを1つ付けて足元に投入・・・した直後にすぐにアタリが。

多分ホンベラ。

お決まりのエサ盗り、ベラでした。アタリがガツガツ出るので、アタリの段階からカワハギとの判別は容易です。

この後3連続でベラという猛襲にあったため、足元ではなく5mほど先のカケアガリ付近を狙ってみることに。

すると早速、コツコツッコンッ!というカワハギらしきアタリが!まだ釣り始めなので、アタリは比較的大きめです。

竿を少し持ち上げつつ、重量感を感じた所でアワセると・・・バッチリフッキング!!小気味良い引きで上がってきたのは・・・

やはり本命のカワハギでした!まだ水温が高い為に肝パンではありませんが、14cm程度のアベレージサイズが釣れて一安心。

本命がいることが判り、気合を入れた次の1投でも・・・!

ややサイズダウンした13cm程のカワハギがヒット!

どうも今年はカワハギが多いようで(9月半ばからあちこちで釣れているようです)、このポイントも例外ではなかったようです。

さらに、この2投後にも、

本命のカワハギがヒットしてくれました。

サイズがどんどん落ちていくのが非常に気がかりですが(10cm程)、それでも本命が次々に釣れてくれるのは楽しいものです。

この後何度か空振りを引いたり、ベラやフグ、オセン等にエサを食われたり。元々使いかけだったアサリ(1個掛けにしていた)は見る間に減っていき、残量が怪しくなってきました。

そこで、1個のアサリを2等分にし、さらに3本針にはアサリ1・オキアミ2のバランスで釣ってみることに。

が、オキアミはエサ持ちがすさまじく悪く、投入→数秒で着底→シャクる→当たるか外れる→エサ終了、というレベル・・・。

流石に1アタリで掛けるのは至難の業でしたが、唯一付いているアサリには、

13cmほど。

やはり本命がヒットしてくれます。

アサリはエサ持ちが良いだけでなく、アタリもかなり大きめに出るので、やはり圧倒的に釣りやすいですね。

この後、何故かアサリに15cm程のマアジもヒットしたので、バッカンで纏めて活かしておきます。

サンバソウも混じる。

時折カワハギ以外のアタリも出るので、狙ってかけてみたところ、強烈な引き!!カワハギ狙いで掛かる引きの強い魚といえば・・・!

やはり正体はサンバソウでした!

サイズは14cmほど、手のひらより小さいくらいですが、それでも引き味は強烈。非常に楽しい魚です。

せっかくなので、もう1枚くらいサンバソウの引き味を楽しみたいなーと、先ほどと同じポイントに投入してみると、一発でサンバソウがヒット!!

先ほどよりも強烈な突っ込みを見せてくれたのは、一回り大きな17cmのサンバソウ。 オキアミにヒットしました。

この魚も結構おいしい魚なので、この1枚をキープしておきます。

Angler Ogi
Angler Ogi

場所によっては20cmオーバーのサンバソウが数釣れる場所もあるので(西浦側の外海に面した波止等)、専門に狙ってみるとかなり楽しい魚です!

日が傾き始めても釣れるカワハギ。

先ほどのサンバソウを釣った辺りから、竿先に出るアタリもどんどん小さくなり始めました。

残り少ないアサリを節約しようとオキアミばかりで釣ってみますが、とにかく一瞬でエサを盗られるため、中々釣りになりません。

それでも、極小のアタリを何とかとらえてフッキング!

やっとオキアミでカワハギを掛けてやったぞーー!!と思ったら・・・

5cm程。勿論即リリース。

ちっっっっっさ!!!!(゜Д゜;)

上あごにガッチリフッキングが決まっていましたが、よくもまぁこんなに小さなカワハギをエギングロッドで掛けれたな、と、逆に感心してしまいました。(苦笑)

この次にヒットしたのは、

7cmほど・・・。即リリース。

今度はチャリコ(極小)でした。

このサイズでも、写真のようにガッチリ上あごにフッキングしているので、アタリは取れていると思うんですよね・・・。

この子をリリースした後もチャリコを数枚、さらに極小のフグを数匹掛けてしまう有様。

日も徐々に傾き始めたため、一度アサリに戻して釣りを再開。するとすぐに出る、カワハギ特有のアタリ!

バッチリフッキングが決まり、今日イチの引きで上がってきたのは・・・。

16.5cm。

やはり今日イチのサイズ、16.5cmのカワハギでした!

この時期の波止から釣れるサイズとしてはそこそこ納得できるサイズです。

アサリに戻したことにより、アタリはより大きく出始め、

小ぶりなのでリリース。

サンバソウを追加したり、

16㎝ほど。可食部が少ないのでリリース。

カワハギよりもフッキングさせにくいウマヅラハギもゲットできました。

新しくなったバッカンに泳ぐカワハギたち。

アサリが無くなったところで、カワハギ釣りは終了。

結果、2時間ちょっとでカワハギ7枚(キープは3枚)、ウマヅラハギ1枚、サンバソウ3枚を釣ることができました。

朝イチから本格的に狙えば、普通に二桁は釣れそうな予感ですし、1か所で動かず粘ってこのレベルなので、探り歩けばさらにサイズや数が伸びそうな気がします。

11月1日には姫路的形でカワハギを狙っています!↓

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後半戦:開始早々、ハリスをぶち切られる。

17時頃、とりあえずアオリイカ用の泳がせ仕掛けだけセットしておこうと思い、先ほど釣れたアジを使って泳がせ釣りを開始。

と言っても本命はアオリイカなので、いつものウキ釣りタックルを使用します。

↓アオリイカのウキ釣りについてはこちら!↓

ただ、先日親父と垂水漁港に釣行した際(サビキ釣果のみでイカはボーズ)、お気に入りのシマノの1000番のリール (アルテグラ)が無残な事になってしまった(↓ツイート参照)ので、リールはナスキーの3000番を使用します。

一応パーツ交換で直るとの事なので(売値の半額程度だそうです)、直るまでは気長に待とうと思います・・・。(泣)

イカ釣りなのでハリスは2号で大丈夫だろうという考えのもと、2号ハリスを1ヒロとり、ウキ下2.5ヒロで早速開始です。

とりあえず沖の方に放り込んでいき、遠投サビキの支度をしてエサのアジを釣り始めてすぐ。

ウキがポコポコと暴れ出したと思ったら、勢いよくゴボーーッ!!っと引き込まれたのです!!

イカのあたりにしては豪快すぎないか?と疑問を持ったのも束の間、竿の方までグイィ~~~~!!っと引きを感じるではありませんか!!

急いで糸を送り込みつつ、エサを呑み込むまでしばし待ち・・・突っ込んだところでアワセ!

無事にフッキングし、強烈な引きで沖の方へ走ります!!

重量的に一瞬ヒラメかと思ったのですが、明らかに走っているので却下。

おそらく青物だろうという判断のもと、ややドラグを緩めにして対応していきますが・・・ひん曲がるシーバスロッド、ハリスは2号。

冷や汗をかきながらやりとりすることしばし。ついに、

プチンッ!!!

というハリス切れの感触が。仕掛けを引き上げてみると、プッツリ切られていました・・・残念無念。

6月にこの場所で50cmのヒラメを釣っているため、大型のヒラメだった可能性もありますが・・・ヒラメって沖に走ったりするんでしょうか。(苦笑)

イカ仕掛け、またぶち切られる。

大物がいる事が判ったので、イカリ針は付けたままハリスを3号に変えておき、遠投サビキを続けます。

割とすぐに群れが回遊してきたため一時入れ食いとなり、すぐに25匹程のアジを確保。

しかし、やはり3号だとイカ釣りには太いのではないか?と考えつつ、時合いなのに特にアタリも無いウキを眺める事、およそ1時間。

日没を迎え、流石にもう青物は回っていないだろう、と、2号ハリスに戻すことにしました。これがマズかった。

細くした仕掛けを放り込んでしばらくすると、ウキにポコポコと異変が!!そのままスゥ~~~っと海中に引き込まれていきました。

やはり細い仕掛けはアタリが出るぞ!イカがきたか、などとテンションを上げつつ竿を持つと・・・沈んでいったウキが、そのまま岸の方に向かってきました。

それも結構なスピードで・・・。

イカにしてはちょっと変だなぁ、等とのんきにかまえつつ、1分程度待ってから聞き合わせをしてみると・・・。

ゴンゴン・・ゴン!!ギュン!!

と、勢いよく竿が絞り込まれました!!

流石にイカではないことがわかり、慌ててアワセを入れると・・・強烈な締め込みと重量感!間違いありません、これはどう考えてもヒラメの引きです。

離れたところにいる親父にタモを頼むか迷いつつ、強烈な引きを楽しんでいる最中にふと、ハリスが2号であった事を思い出して冷や汗がジワリ・・・。

それでも、ドラグ調整でなんとかなるか、いやいや歯が鋭いからヤバいだろう、等と余計な事を考えていたら・・・!

プツンッ!!

またしてもラインブレイク・・・!!

今度はイカリ針の所がスッパリ綺麗に切断されていました。どうもイカリ針の所にフッキングしていたようで、頭を振った時に歯がラインに当たったのだと思われます。

1日に2度もノマセでのヒットをフイにしてしまうという悲しい事態に、テンションは急降下。

次にこの場所を訪れるときは、本気で青物やヒラメを狙ってやる!!(泣)と、心に誓いました。

今度はタチウオに大苦戦・・・。またぶち切られる。

この後はしばらくアタリが遠のいたため(勿論太ハリス)、今度こそ通常のイカ仕掛け(2号ハリス)でイカを狙います。

が、特にイカのアタリが無いまま時間が過ぎ、気が付くと20時を過ぎていました。

移動した方が良いかなーと考えていると、ウキ仕掛けが唐突に浮き上がり、真横に走り出しました!

エサが大きめのアジのためにじっくり待っていると・・・そのまま足元近くまでウキを引っ張ってくる、正体不明の獲物。

この段階でタチウオっぽいなとは思っていたため、かなり長めに待ってからアワセてみると・・・思っていたよりも強烈な重量感でヒット!!

しかし、今使用しているのはワイヤー仕掛けではなくフロロ2号のイカ仕掛け。

どう考えてもタチウオは無理だと思いながらも、案外やり取りができている事に驚きつつ、足元まで寄ってきた魚影は・・・どう見ても90cmを超える、デカタチウオではありませんか!!

これはタモで掬えばなんとかなるか・・・!と思った瞬間、

プツンッ!!!

という本日三度目の感触・・・。やはり細糸でタチウオは不可能だったようで、イカリ針の上の辺りで、ラインが斜めに寸断されていました。

イカを諦めてタチウオ仕掛けにチェンジ。

タチウオがいる事が判ったので、親父はワインド、私はウキ釣り仕掛けをタチウオ仕様に変更!

アジに反応しているようだったので、活きアジをセットしたタチウオ仕掛けで狙ってみます。

また、少しでも手返しよく釣る為、引き釣りのタックルもセット。

しばらくは反応が無かったものの、21時頃にようやく引き釣りに小さなアタリ!フッキングまで持ち込みましたが、あまりの重量感の無さに自信が無くなりますが・・・。

一応タチウオでした。サイズはまさかの55cm(F2サイズ)と、驚くほど小さいものでしたが(苦笑)、なんとか釣れて一安心です。

この後アジエサのウキ釣りですっぽ抜けをくらった後は、またアタリがパッタリ止まってしまいました。

合間には、今話題の包ワーム&ピンテンヤ&キビナゴというタックルも使用してみましたが、特に反応は無し。

Angler Ogi
Angler Ogi

セットが非常に面倒で付けにくかったですが、発想としてもワームの動きとしても非常に釣れそうな感じだったので、また使用してみるつもりです。

メータークラス、ばらす。

何時に納竿するかをぼちぼち考え始めた22時過ぎ。

最後の1匹となっていたアジを泳がせていたウキ仕掛けが、勢いよく横に引っ張られ始めました!

先ほどはスッポ抜けがあったため、今度は1分以上待ってみたのですが、仕掛けがどんどん沖に引っ張られてしまいます。

竿先にも明確に重量感を感じたため、思い切ってアワセを入れてみると・・・ズンッ!!!と強烈な感触とともにフッキング!

ようやくヒットした良型を逃すまい、としたのですが。このタチウオ、強烈な抵抗で、一向に寄ってこないのです!!

それは先ほどバラした推定95cmクラスよりも強烈な引きでドラグを絞り出し、明らかにメータークラスであることが判ります。

慎重にやりとりするも、そもそもエサを咥えてからかなり沖の方まで走っていたせいもあり、寄せるのも一苦労。

それでも時間をかけ、もうすぐ姿を見れるところまで来たタイミングで・・・フッとテンションが消え去りました。

上がってきたのは、真っ二つになったアジだけ。どうやらエサが大きかった為に、きちんとフッキングしていなかったようなのです・・・無念。

この後、仕方なくキビナゴに変えたウキ仕掛けで、

ヒットタイムは23:07。

65cm(F2.5)のタチウオを1本追加しました。

ただ引き味があまりに違いすぎたため(というか小さすぎ)、あまりタチウオを釣った感がありません。

この後はアタリも特に出なかったため、0時前に納竿としました。

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まとめ

結局この日は大物を1日に4度もバラすという、人生初の経験をしてしまいました。

漁港の中に特大タチウオが回遊していたのもビックリですし、イカ用泳がせ仕掛けにフィッシュイーターが二度ヒットする(in漁港)というのも、かなりレアなケースに思います。

さて、次回の釣行は、姫路近辺で青物を狙ってみるか、コッテリカワハギを狙ってみるかを現在思案中です。

まだタチウオのシーズンは続きますし、イカもまだ狙えると思うので、秋シーズンはやはり忙しくなりそうです!

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