こんにちは、Angler Ogiです。
10月21日、丸一日使ってカワハギ・良型アジ・アオリイカを狙うため、淡路島を訪れました。
狙いのポイントに入れず一時はどうなるかと思いましたが、見事良型アジをウキサビキにて二桁確保!!
カワハギもなんとか良型を1枚ゲットした様子を、詳しく書いていきます。
(あちこち移動しましたが、間をとって室津基準で記載しています)
翼港満員で入れず!人気ポイント恐るべし・・・
この日は昼前から釣りを開始するため、11時前に淡路島に到着。
今現在いたるところが閉鎖されているため、数少ない「安全かつ堂々と釣れる場所・駐車スペースあり」という条件を考えると、翼港が第一候補となりました。
台風・コロナによる閉鎖を乗り越えて再度オープンした翼港に到着!・・・したのはいいのですが、なんと第一駐車場に満車の文字が。
嫌な予感がしつつ第二駐車場へ行くと管理者のオジサンが来られたので、状況を訊いてみると・・・かなり多数の方が入場しておられるため、スペースがないかもしれないとのこと。
確かに駐車場から見える範囲ではどこも等間隔で人が入っており、ここに入れてもらうとなると、潮流が速いせいもあり苦戦は免れません。
朝イチや夕方を外せば大丈夫だろうという甘い考えはこの瞬間に崩れ去り、仕方なく移動することにしました。
東浦の各漁港はまだ立ち入り禁止!
この近辺の漁港なら割とどこでもカワハギは釣れますが、一応仮屋漁港をはじめとする3つの漁港を見て回ったところ、予想通り全て完全閉鎖。
ここまでくるとコロナ対策を通り越して、釣り人との間になにかトラブルがあったのではないか・・・と考えてしまいます。
皆さま、立ち入り禁止箇所での釣り、ゴミのポイ捨て(絶対に持ち帰る!!)、その他漁師の方の迷惑・邪魔になるような行為は、本当にやめましょう!!(泣)
これらは本来、出来て当たり前のはずなのです・・・・!!!
釣りができない悲しさに打ちひしがれつつ、次にどこに行くか非常に迷いましたが、
- 前回と同じ生穂→ブログ的に面白さが無い
- 炬口→人気ポイントの為入れない可能性大
- 洲本→カワハギの一級ポイントである赤灯台は閉鎖中との情報あり
これらの理由から上記ポイントは却下。
かといってこの時間から南あわじ方面に行くのは時間的に辛いので、思い切って西浦の漁港を回ってみる事にしました。
前回都志港にてエサ盗りの猛攻にあった恐怖を感じながら。(苦笑)
最初のポイントは富島港
最初のポイントに選んだのは富島港。
昨年親父と共に訪れた際、雰囲気が良かったので気に入っていた場所です。
幸い港は広大なためか閉鎖されておらず、外海に面したベランダは漁師さんの船も通らないので、安心して釣りができます。
駐車スペースもあり、南側には柵もある良い釣り場ですが・・・なぜかほとんど人がいません。
これなら安心して釣りができると思い、早速カワハギタックルをセッティングします。
- 竿・・・テトラ竿1.1m
- リール・・・シマノ・クラブデミ
- ライン・・・PE0.8号
- 自作胴突き仕掛け(キツネ3号1本+カワハギ4号2本のハイブリッド)+ナスオモリ4号
- 餌・・・アオイソメ・アサリ剥き身
今回は自作の3本針胴付き仕掛けを持参。
1番上の針がキツネ3号で、下2本がカワハギ4号という形になっており、ハリスは4㎝、全長は80㎝程度で組みました。
最初は全てにアオイソメをセットして仕掛けを落としたところ、着底直後から猛烈なアタリラッシュ!!
が、明らかにカワハギのアタリは無く、釣れてくるのはベラ、ベラ、ベラ・・・。
時折フグやチャリコも混ざり、1投あたり1~3匹のペースでエサ盗りがヒットするのです。
念のためガラ空きの堤防の上をあちこち釣り歩いてみますが、あまりにエサ盗りの数が凄すぎてカワハギがいないように感じます。
流石に釣りにならないので、ここで一度エギングにチェンジしてシャクってみますが・・・潮がゴウゴウ流れており、私のような弱小エギンガーではとても太刀打ち出来ません。
時間をおいて再度カワハギ狙いをやってみたものの結果は同じ。
あまりにひどい状態なので、移動することにしました。
移動先でもエサ盗りの猛攻
次にやってきたのは、富島港の北側にある大きな堤防の先端付近。
駐車スペースからかなり歩かないといけませんが、足場が良くて潮通しも良く、非常に良い雰囲気。
先端を目指している最中あちこちに墨跡があったので、多くのエギンガーが訪れているようです。
海中を覗き込むと、オセンやベラに混ざって小ぶりなウマヅラハギがチラホラ。
さらに、リリースサイズのアオリイカも底の方を泳いでいます!
とりあえずカワハギを狙ってみますが、ここもやはり同じような状況で、エサ盗りが凄まじい勢いで入れ食いに・・・。
エギングロッドにカワハギ仕掛けをセットしてキャストしてみるとチャリコの猛攻にあいますし、エギングをしてみてもリリースサイズがついてくるだけ(しかも抱かない!)。
あまりにひどい状況なので、また別の場所へ移動しようかと思っていた14時頃に、
ようやく17㎝ほどのウマヅラハギがアサリにヒット。
しかし、この後もカワハギのアタリは無かったので、荷物を纏めて別の港へ移動することにしました。
西浦には似たような漁港が沢山!
車で西浦の海岸沿いを走っていると、どこも似たような形状の港が多いことに気づきます。
何か所か見て回ったのですが、正直カワハギ&夜のデカアジならどこでも釣れそうな雰囲気だったので、直感でココ!と思ったポイントへ入って見る事にしました。
幸いココも閉鎖などはされていない上、車を停めるスペースもきちんとあり、迷惑は掛からなそう。
波止の先端まで距離がありますが、頑張って歩いて到着。
驚いたのは墨跡の数。
波止の先端部は、凄まじい数の墨跡が足元に広がっていました。
この日はどういうわけか釣り人が一人もいませんでしたが、週末はエギンガーで賑わっているのかもしれません!これは期待できます。
あちこちうろついたせいで時刻は既に15時半過ぎ。
急いで先ほどのカワハギタックルをセットして投入すると・・・すぐにコツコツッというハゲ属らしいアタリが!
上針にはオセンが付いていましたが、下針には・・・
18㎝程のウマヅラハギがヒットしていました!
サイズには不満が残りますが、この調子ならカワハギ(マルハギ)の方もいるかもと思い狙ってみると、
立て続けに3枚のウマヅラハギがヒット!
先ほどの富島港よりも明らかにハゲのアタリは多いので、さぁこれからだ・・・と思っていたのですが、この後はフグやオセン(時折ベラ・チャリコ)の猛襲。
たまにくるウマヅラハギと思われるアタリは掛けそびれ、その仕掛けを再度着底させるまでの間に別のエサ盗りが食うという状況となり、釣りになりません。
それならばエギングでもと、内向き・外向きとエギをキャストしてみますが、外向きはやはり潮が速すぎて釣りになりません。
内向きは船の往来が多い時間だったこともあり、殆どキャストすら出来ない状況でした。
夕マヅメにカワハギ&アジの回遊がスタート!
何をやってもイマイチな状況の中、散歩していた地元のオジサンとしばし談笑したところ、夕方によく小アジが回っているとの情報をキャッチ。
オジサンが帰られた後に早速サビキ仕掛けをセットして、アオリイカのエサにするための小アジ&良型アジを同時に狙ってみる事にします。
- 竿・・・ボート竿2.4m
- リール・・・シマノ/ナスキー1000
- ライン・・・PE1.2号+ナイロン3号10m
- 遠投サビキ用電気ウキ8号+金属カゴ+蓄光スキン5号
- ウキ下・・・半ヒロ~2ヒロ弱(状況にあわせて)
仕掛けは勿論、安心安定の蓄光スキン 。
最近この仕掛けしか使っていないのですが、この仕掛けはほぼ確実に釣れるので、これ以外は必要ありません。(笑)
仕掛けを素早く沈めたいので底カゴには金属カゴをセットして、ウキ下は1ヒロ程度で開始です。
とはいえ日没前後が本当の勝負なので、ある程度撒き餌を撒いたサビキタックルは置き竿にしておき、もう少しだけカワハギを狙ってみる事に。
すると日没が迫った17時15分頃、カワハギ竿に明らかに今までと違う小さなアタリが!
すかさずアワセを入れると、強烈なガツガツ!という引きと横走り!!この感触は紛れもなく・・・!
本命のカワハギでした!しかもサイズは19㎝、肝もしっかり詰まっている良型です!!
丁度この辺りで散歩していたお兄さんに話しかけられ、「堤防の付け根近くでアジを釣っているご夫婦がいた」という情報を教えてもらいます。
イカのエサとなるアジを釣りにその近くまで移動するか、この近辺でアジを狙うか、まだカワハギを狙うかの3択で悩んでいた17時20分頃、目の前のサビキウキがポコポコと動き出しました!!
回収してみると、14cm程のアジがダブルでヒット!
幸いなことに、この近辺にもアジが回遊し始めたようです。
もう1匹くらいカワハギを釣りたいという思いに後ろ髪をひかれつつ、この時期のアジは時合いを逃したら終わり。
サビキに全意識を集中させてエサを撒きまくると、小アジが足元でアミエビに群がるのが見えるくらい寄ってきました。
すぐにウキ下を半ヒロに変えて、ここからはしばし入れ食い!
アタリが止まったらウキ下を深くすることで食いは継続し、
時折17㎝ほどのサイズも混ざりながら、僅か15分でこの状態に!!
やはりアジは時合いが来たときの手返しが重要です。
遂に良型アジが姿を現す
釣った小アジたちが死んでしまっては元も子もないので、一度全てスカリに移しておき、暇つぶしに流していた呑ませ仕掛け(エサはチャリコ)をアオリイカの泳がせ仕掛けにチェンジ。
この間も小アジは良い感じで釣れ続いていたのですが、日没を過ぎた18時頃、突如サビキウキが凄まじい勢いでゴボーーーッ!!と消し込みました!!
慌てて竿を持つと、ゴンゴンゴン!という良い感触が伝わってきます。
口切れを起こさないように慎重に抜き上げたのは、丸々と太った20㎝オーバーの良型アジ!!
一番下の針にヒットしていたので素早くウキ下を2ヒロ弱に調整。
そしてここからこのサイズのアジがしばし入れ食いになります!!
時には上針にダブルでヒットしたり、目測で30㎝近い大型がヒットすることもあったのですが、使用している蓄光スキン は5号針+ハリス0.8号。
残念ながら大型は悉く口切れorハリス切れでバレてしまったものの、それでも18時40分までの間に、13本の良型アジをゲットすることに成功!
しかし、ハリスを3本も切られてしまったので、さすがに針サイズ6号+ハリス1号にランクアップすることにしました。
ところが、このせいなのか、時合いが終わったのかは定かではありませんが、その後は完全にアタリがストップ。
仕方なくこのタイミングで一度デカアジをスカリに移します。
あまりの入れ食いに写真を撮りそびれていたので、とりあえずバッカンの中に残ったアジを撮影しますが・・・
雑すぎてヒドイ写真になっていました。(苦笑)
写真撮影は後で行う事とし、イカのウキ釣り仕掛けを眺めていると、エギンガーのお二方が「こんばんは、お隣いいですか?」と声をかけてくださったので、並んで楽しく釣りをすることに。
時折談笑しつつ、エギンガーのお二人とアオリイカを狙いますが・・・誰の竿にもアオリイカの反応はありません。
潮が緩くなったタイミングでサビキ仕掛けにはアジが単発でヒット。
小アジが掛かる事もあればデカアジが掛かる事もあり、こちらは退屈することはありません。
しかし結局アオリイカの姿は見られず、アミエビも20時前に底を尽きてサビキは強制終了。
お隣のお二方は20時頃に帰宅され、私も翌日尼崎に行く用事があったので、20時半頃に納竿としました。
淡路島西浦でのアジの釣果まとめ
この日の最終釣果は、マアジ22㎝~24.5㎝が16本。
18㎝までのウマヅラハギが4枚、19㎝のカワハギが1枚という釣果でした。
なんとなくですが、環境の似通った西浦の漁港では、日没直後にどこでもこのサイズのアジが釣れるのではないかと思います。
釣ったアジは活きている間に脳天〆し、神経抜きで神経を抜いた後に頭と腸を抜いて持ち帰りましたが、お腹の中は内臓脂肪でギトギトでした。
翌日に刺身・アジフライにして頂いたのですが、
油ノリノリでフワッフワ、非常に美味しくいただくことが出来ました。
この日ゲットした分は16匹でしたが、口切れで落とした数がかなりいたり、ハリス切れでバラした4本(0.8号で3本、1号で1本)はかなりの良型の引きだったのが悔やまれます。
仮に全てゲット出来ていたら、実質1時間程度で30本近い釣果になっていたのではないでしょうか・・・!
一方のカワハギですが、水温がまだまだ高いせいなのか、あちこちエサ盗りまみれで大苦戦という状況でした。
事実、エサ盗りが減った日没前に本命が1匹ヒットしたので、今年最盛期に入るのは11月に入ってからなのかもしれません。
今年はしっかりアジ釣りを満喫したので、次こそは本命のカワハギをゲットしたいと思います!!
おまけ:10月15日は的形遊漁センターでサヨリ釣り
実は10月15日、姫路の的形遊漁センターでカワハギを狙っていたのですが、この日はどこで仕掛けを落としても本命のアタリはゼロという悲惨な結果に。
ノマセをやるためにサビキでアジも狙ったのですが、こちらは朝からずっと釣れており、
30分程度でこんな感じでした。
ノマセは一度アタリがあったものの、残念ながらスッポ抜け。
その後、遊漁センターの「貸しダモ」が無いことに気づきノマセはやめましたが(タモを持参していなかった)、4つ隣ではメジロサイズが1本釣れていました。
この日は9時過ぎから爆風となり非常に釣り辛かったのですが、昼過ぎからサヨリを狙ってみたところ、すぐにヒット。
エサのサシアミが無かった為に、仕方なくサビキ用のアミエビを刺し餌に使用。
このせいで非常に掛かりが悪く苦戦しましたが、
22㎝程度がアベレージのサヨリを、
家族で食べる分(16匹)だけ確保。
無数にいる状態なので、本気で狙えば三桁も可能だと思われます。
サヨリは持ち帰ってから味醂干しにして頂きました。
息子の大好物なので(一食で4枚は食べます)、もう少し多めに釣っておけばよかったかなぁと後悔・・・。
さて、こんな感じで二週続けてカワハギにフラれている状態なので、今後まだしばらくはカワハギを釣りに行く予定です。
次に行くポイントはまだ決めていませんが、そろそろ垂水一文字や洲本・炬口あたりが非常に気になるところ。
なんとかして好釣果を得るため、頑張ってみようと思います!
前回の淡路島ではタチウオも↓
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