待ちに待ったこの日がやってきました!!
そう、
2025年揖保川の渓流釣り、ついに解禁です!!(^^)
3/2に本職(ギタリスト)のリハがあってアップ日が遅れてしまった事、どうかご了承ください!(苦笑)

解禁初日に当ブログを来訪してくださった皆様、ありがとうございます&遅れて申し訳ございませんでした!(苦笑)大変ありがたいことにこの数日、もの凄いアクセス数でした。
私・Ogi、解禁初日から絶好調!
22.5cmの良型含む天然アマゴ達がバンバン竿を曲げてくれ、最終釣果は34匹!!
その様子を書いていきたいと思います!!
釣り人の性、超早く目覚めるの巻。
2025年は強烈な寒波が何度もやってきた影響で、宍粟市には幾度となくドカ雪が降りました。
解禁前の2月20日頃にも大きな寒波がやってきたため、この頃の最低気温は氷点下7度という極寒・・・!
はたして解禁日は大丈夫かと心配していたところ、2月24日頃から気温が一気に上昇。
日中の気温もコンスタントに10度を超え始め、3月1日の予報はなんと氷点下2度~16度という予報に!!
これなら十中八九釣れるだろうと信じて迎えた解禁日。
4:20に目覚ましをセットしていたのですが、3:50にバチッと覚醒してしまいました。(笑)
時間に余裕が出来たので、忘れ物をしないよう落ち着いて支度。
予定通りの時刻に家を出て通いなれた道を走ってみると、道中の気温計は全て0度を示していました。
幸い路面凍結も無く、予定通り高井釣具店さんに到着。
安心安定のイクラを2つ購入し、いざポイントへと向かいます。
入渓直後から連発!!
川沿いを走ると所々雪が残る状況でしたが、主要道路は全て除雪されており、安全に走ることが出来たのは大変ありがたいところです。
そして目的のポイントには5:55に到着したのですが・・・当たり前のように真っ暗。(笑)
夜が明けるのを今か今かと待って、明るくなってきたころに身支度を整えます。
そして周囲が完全に明るくなった6:38、いよいよ入渓!
この瞬間はいつ迎えても最高にテンションが上がります!!
この日のタックル↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)90cm
- ライン・・・0.2号通し、2.5m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン4号~2B号(2・3号メイン、2個付けも)
- 針・・・忍ヤマメ4号
- エサ・・・イクラ
入り慣れたポイントではあるものの、久しぶりの渓流という事で慎重に入渓。
川に手を突っ込んでみると・・・思いの他水温は低すぎず、体感的には5度くらいありそうな印象です。
これなら普通に釣れるのではと考え、まずは小さな流れ込みの横にある反転流/エグレの部分に仕掛けを通してみると・・・なんといきなり目印がストップ!
アワセを入れると小気味よいプルプルとした感触!
素早く抜き上げたのは、

小ぶりながらも、美しい天然アマゴ!!
なんと1投目で無事に解禁することが出来ました!!(^^)
そしてこの1匹を皮切りに、ある程度水深がある流れ込みやエグレで頻繁にアタリが出ます!
とはいえ、

ヒットするのはやはり小型が中心で、10~13cm前後が多い様子。
この辺りはまだ解禁直後なので、仕方がないところかもしれません。
しかし!私が通うこの支流は、所々に大きな流れこみやズドンと深くなっている超期待ポイントが幾つかあります。
そのうちの一つにやってくると・・・ヨレの辺りに小さなアマゴが泳いでいる姿が見えるではありませんか!
その下にはきっと良型がいると信じ、オモリサイズを3号からBに変更。
イクラを3つセットして重たくします。
そして竿を3Wayの限界よりも一段階縮めて(約3m)、流れの強い場所へと投入。
反転流へと引き込み、その過程でジワジワと餌を沈め、岩と岩の間付近に仕掛けが通るようにすると・・・目印がス~っと動きました!
頭上に木に気を付けながら斜めにアワセを入れると、ゴンッ!という感触が!
反転するアマゴは明らかに良型です!!
一旦下流側へと下がってから竿を4mまで伸ばし、浮き上がってきたアマゴを素早くタモでキャッチ!

解禁初日に釣れたとは思えないほどグッドコンディションな天然アマゴ!!
お腹はパンパンに膨らんでおり、サイズは21.5cm!!
この時期にも関わらず、何らかの餌を飽食していた事が伺えます。

ちなみにこの日釣ったアマゴの腹からは、大量のクロツツトビケラと、1匹のマゴタロウ虫が出てきました!
しかし、浅場が続くエリアでは一切アタリが無く、一時アタリが遠のいてしまいました。
ですが、日が昇るとある程度流れが強い場所の尻でもアタリが出始めます。


8:09には、早くも目標の二桁(ツ抜け)に到達!
ここまでは非常に順調です。
しかし、それほど甘くないのが渓流釣り。
この先にある複数の有望ポイントも期待していたのですが、なんと河川改修が行われており、期待ポイント3つが工事や土砂流入によって潰れていました・・・!
その手前のポイントで3匹を追加し、この時点で釣果は13匹(キープ1)。
仕方なく一度車へと戻ります。
再入渓場所はさらに良型が!
別の支流を開拓することも考えましたが、この様子だとこの支流で粘る方が釣果が伸びると考え、今度は下流側へと移動して再入渓してみます。
昨年の解禁日にも20.5cmが出たポイントがあるので、期待しつつ入渓すると・・・入渓場所の落ち込みが良い雰囲気になっています!
早速2号のオモリ+イクラ2個付けで流していきますが、思っていたより流れが強く、想定していた場所に仕掛けが入りません。
ならばとオモリサイズを1号に変更し、白泡の中へと投入。
そのまま竿を流れの左サイドへと倒してラインを引っ張り、糸フケを出して仕掛けを沈めます。
そして底流れを捉えたであろうタイミングで竿を軽く持ち上げて誘いをかけると、一気に目印を引き込みました!
アワセを入れると、またゴンッ!という硬い感触!
流れの方へと一気に近づいていき、手早くタモでフィニッシュ!

こちらのアマゴは19cm!やはりこの区画には良いサイズが潜んでいるようです!
2級ポイントでこれならこの上の本命ポイントも期待できるはず。
意気揚々と訪れてみると、水深・流れの雰囲気共に抜群ではありませんか!
早速オモリをBに変更し、目印も底近くを流れるように調整。
流れの芯の部分へと投入し、流れの尻のカケアガリ付近を目指して流そう・・・と思ったら、その手前で目印が急にストップ!!
素早くアワセを入れると、またまたゴンッ!という感触が!!
ポイントを荒らしたくないため素早く抜き上げようとしたのですが、流石に流れの中にいたこのアマゴの引きは結構強く、すんなりとはいきません!
仕方なく川の淵まで降りていき、最後は竿を立ててタモでフィニッシュ!!

こちらのアマゴはやや細身に見えますが、それでもサイズは20.5cmの良型!
解禁初日に家族分のアマゴがゲット出来、最高の気分です。
この場所はまだ釣れるかもしれないと考え、先ほどとは違い目印の位置を下へと調整。
底からやや浮かせたところを流してみることにしました。
あえて流れの芯は避けて緩流帯へ投入し、そこからゆっくり流していくと・・・今度は目印が引っ張り込まれます!
すかさずアワセを入れたのですが、数回反転した後、残念ながらバラしてしまいました・・・見たところ先ほどと同じくらいのサイズだったのが悔やまれます。
それでもまだ来るかもしれないと考え、オモリをB+2号に変更。
一番奥の流れが強い筋の底を流すイメージで操作してみると、また目印がストップ!
先ほどの事があるのでやや強めにアワセを入れると、またゴン!という感触!
しっかり引きを堪能しつつ、浮いてきたところを素早くタモでキャッチ!

こちらのアマゴは21cm!
なんと1か所で20cmクラスが3匹ヒットし、うち2匹をゲット出来た事になります。
この場所はこれで打ち止めとなったので、遡行しながら過去の実績ポイントを攻めていくものの、アタリの数が極端に減りました。
それもそのはず、あちこちに(工事の影響なのか)土砂が流れ込んでおり、全体的に水深が浅くなっているのです。

時折ヒットするのもこのサイズ(14cmくらい)が多く、中々キープサイズはヒットしません。
とはいえ既に釣果も20匹を超えたので、中々満足のいく釣行だ・・・等と考えながら、良い感じの流れ込みを攻めていると・・・目印がフッと動きました!
が、これは残念ながら空振り。
アタリの出方が良型っぽい印象だったので、気合を入れ直して再度流していきます。
反転流から流心に乗せ、そこからカケアガリの影響を受けて流れが緩やかになる場所に差し掛かった瞬間、またフッと動く目印!
素早くアワセを入れると、ゴンッ!!という今日イチの感触!!
比較的浅い場所でヒットしたためすぐに浮いてきたのですが、水面に出てからの暴れっぷりが中々強烈な上、抜き上げるのは不可能なサイズ!
疲労が蓄積している足に鞭を打って岩場を降り、丁寧にタモでキャッチしたのは・・・

顔の雰囲気が随分と厳つい、22.5cmの良型!!最高過ぎます・・・!!
この後も断続的に釣れ続け、1か所で複数釣れることもあったものの、サイズはどれも13cm程度の小型ばかり。
ですが活性は非常に高く、脱渓場所近くの大きめの流れ込みでは6連発もあり、11時半の時点で釣果は30匹に到達!!

キリの良いところで、また車へと戻ることにしました。
好事魔多しとはこの事。
時刻はお昼前となっていたので、ここでお湯を沸かして久しぶりの渓流飯を堪能。
既に充分な釣果を得ていたので、今後の為に別の支流に移動して様子を見ておこうと考えたのですが、もしかしたら40匹いけるかもという誘惑の元、更に下流部から再入渓することにしました。
日影がメインとなるポイントのため雪は結構残っていたのですが、

この付近にもアマゴはいるようで、パラパラとアタリが出ます。

が。
このアマゴを釣った後、次のアタリで素針を弾いてしまった勢いで、竿先付近でラインがグッチャグチャになってしまいました。
なんとか解こうとしたものの、かなり強烈に絡みついてしまったため、軽く引っ張った瞬間、
プチッ!
という嫌な感触と共に、
穂先のリリアン部が取れて(折れて)しまいました。(゜Д゜)
思わず膝から崩れ落ちてしまいましたが、こうなってはどうしようもありません。
仕方なくポイントの途中で引き返して、車に戻る羽目になってしまいました・・・。
他の支流はダメ・・・
予備の竿を使って先ほどの場所に戻っても、あと探っていないポイントはほんの数か所。
解禁日という事もあり他の支流も気になった為、あえて場所を移動してみることにしました。
2つ目の支流に選んだのは、毎年通っているもう一つの支流。
折角なので、今年購入したばかりの渓峰 尖 を振ってみたくなったのです。
川幅が広いエリアに車を停め、手早く支度を済ませて入渓しますが・・・この時点でかなりの強風。
仕掛けが煽られるような強さです。
しかしそこはさすがの渓峰 尖 、振り心地は最高で、強風をものともせずピシッ!とポイントに打ち込めるのです!!
本当に買って良かったと思える竿で、心底安心しました。
この竿をメインとして使用するのは4月半ば以降の予定でしたが、この支流ではちょくちょく使えそうです。
で、肝心の釣果ですが・・・まさかのアタリゼロ。
結構広い範囲を釣り歩き、流れのヨレや緩流帯、流心、エグレ、落ち込みなど、あらゆる手段を持って攻めてみましたが、魚信が一切無いのです。
周囲に足跡がチラホラ見受けられたので、午前中にアングラーが入ったのかもしれませんが・・・それにしてもヒドイ有様でした。
川に手を突っ込んでみると先ほどの支流よりも2度程度低く感じます。
体感では3~4度といったところでしょうか。
とはいえニューロッドを思う存分触れたので、ここでの釣りは終了。
さらに別の支流へと移動することにしました。
かつてのホームリバー、面影なし。
最後に訪れたのは、昨年一度悲惨な目に遭っている、数年前までホームリバーだった支流。
この日のコンディションなら、こういった里川系の方が良い釣果を得られるかもしれないと、淡い期待をもって挑んでみたのですが・・・結果はアタリゼロでした。
水温は先ほどの支流と同じような感じで4度くらいに感じられ、想定よりも低い印象。
ただ渓相は案外良いように感じられたので、単に時期の問題かもしれませんが・・・。
1本目の支流で爆釣したことを考えると、わざわざこの場所までやってくる価値はあまり感じられなかったので、やっぱりもう期待できないのかもしれません・・・!
15時半頃納竿としました。
2025年揖保川渓流釣り解禁日、纏め
最終釣果は、22.5cmまでのアマゴが34匹、うち19cm以上のキープサイズは5匹でした。
小型が中心とはいえ、あちこちから聞こえていた「行く末不安」もなんのその。
終わってみれば結構な爆釣でした。
とはいえ釣れたのは1本目に訪れた支流のみだったので、今後水温が上がるまではこの支流を中心にしつつ、他にピックアップしている支流を見に行く・・・というスタイルになりそうです。
今この記事を書いている時点で宍粟市は雪が降っており(3月3日23時頃)、寒の戻りが来ているようですが、これを乗り越えた先は気温が上昇し始める様子。
3月12日前後には雨が降る予報(+気温上昇)となっているので、この後くらいから多くの支流で本格解禁となるのではないでしょうか。
ちなみに穂先が折れてしまった愛竿・3WAY 渓蘭 ですが、本日(3月3日)にフィッシングカンパイ揖保川店に持ち込んだところ、(先月で閉店してしまった)本店でお世話になっていた店員さんが・・・

爆速でその場で修理してくださいました!!ありがたやありがたや・・・!!
これで今週も釣りに行けます・・・!!
という事で、今シーズンも揖保川水系に通い詰める予定ですので、当ブログをよろしくお願いいたします。(^^)
2度目の釣行、3月5日はこんな感じでした↓
随時更新予定!↓
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