山菜と良型アマゴを求めて。2025年11度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

5月13日、本来は最盛期に突入する時期のため、今度こそ良型を!という思いで引原川本流へと釣行。

飛びぬけたサイズは出ませんでしたが、20cmクラスを含む二桁の釣果を得ることが出来たので、さっと書いていきます。

川虫のサイズが・・・。

早い時間からエサ採りを行いたかったのですが、前週姫路駅前広場でライブ演奏があり、そこまでコンを詰めていたこともあっていつも通りの時間まで寝てしまいました。

この30分が入渓ポイントを左右しそうだなぁ(フラグ)・・・等と考えつつ、手早く支度を整えて本流のエサ採り場へ。

道中の気温は7度~8度と、やはりこの時期にしては異例の低温が続いているようです。

到着して即網を突っ込んでみたのですが、良型のヒラタは既に羽化を終えてしまったのか、全体的に小粒な物が多め。

40分程かかってなんとか100匹程度(中サイズは2匹で1匹分とカウント)を確保し、予定していた第一希望ポイントへ向かうと・・・おられました、先行者!(苦笑)

やっぱりこの時期はもっと早く来ないとダメだと感じつつ、ある意味予定調和という事で(?)ダム上へと向かってみました。

釣りよりも山菜取りがメインに・・・

幸い予定していた周辺にアングラーの姿は見えないので、手早く身支度を整えて入渓します。

この日のタックル↓

  • ロッド・・・ シマノ・ 弧渓ZM M61/渓峰 尖 硬調57
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
  • ライン・・・ナイロン0.3号通し、3.3m/3.6m/4.1m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉Bメイン/2号~4B
  • 針・・・忍ヤマメ5号
  • エサ・・・ヒラタ、ブドウムシ(残り)

前回釣行時と同じ場所から入渓し、反応があった場所を攻めていきますが・・・アタリは無し。

足元を見ると真新しい足跡が幾つもついていたので、もしかすると前日に入った方がいたのかもしれません。

それでもどこかに溜まっているはずだと、段々瀬の辺りを攻めていきますが・・・やはりエグレや流れの中では無反応です。

それもそのはず、水温計で水温を計測すると・・・朝一とはいえ10度!
ダムの下流側であれば軒並み12度~13度程度である事を考えると、かなり低めです。

ならば落ち込みの際や瀬尻のウケ辺りが良いかもしれないという事で、「ここぞ」の場所を流した後もそのまま流していき、ウケの手前辺りに仕掛けが到達・・・した瞬間、目印がストップ!

良い感触で楽しませてくれたのですが、抜き上げる前にまさかのバラシ!
サイズは18cm程度でしたが、1匹釣れるのとそうでないのでは雲泥の差。

ボーズ逃れに失敗した事に落胆しつつ、周囲のポイントを再度丹念に攻めるも、この辺りではアタリがありませんでした。

ならばと、期待が薄い場所を速度を上げて遡行し、やってきたのは前回引き返した場所。
今回はこの先を攻めるのが本題となります。

が、雰囲気は非常に良いのに、なぜかどこにも魚がいません!
アタリすら無いのです。

勿論オモリを変えたり流す場所を変えたりと、あの手この手を尽くしたものの、魚の気配はゼロ

いくらなんでもおかしいやん!!と思いつつ、それなら山菜でも探しながら遡行するかと思い、斜面や湿った場所を重点的に見ながら歩いていると・・・!

直感で「これウワバミソウじゃね!?」と思い、グーグルレンズで調べると、「アオミズ」との結果が。

自信が無かったので今回は写真だけに留めましたが、帰宅後きちんと調べると、やはり山菜であるウワバミソウでした!!

どうも場所によっては「ミズ」という名で呼ばれており、かつ青みが強いタイプのものを「アオミズ」と呼ぶそうなので、グーグルレンズも中々の制度。

さらに、アタリが無い中遡行を続けていたら、斜面の上の方に見慣れた山菜であるワラビを発見!!

一度釣具を置いて、注意しながらよじ登って・・・

近づいてみたのですが、ほぼ伸びきっていて食用にはならないレベルでした。(笑)

とはいえこの環境ならまだあるかもと思い、釣りそっちのけで(をい!)探してみると、1食分になりそうな程度を採集することが出来ました。

さらに数本のイタドリを採集し、魚を入れていないにも関わらずウエストクリール はまさかの満タン。(苦笑)

メインがどっちか判らない状態になりながらも、遡行を続けます。

そして、予定していた退渓場所にある大きめの淵でようやく、目印がストップするアタリが!
素針を引いてしまいましたが、次の1投で目印が横にスライドしました!

確信を持ってアワセると、中々に良い引き味!
丁寧にタモでフィニッシュです。

8:58にヒット。

入渓したのは7時過ぎでしたが、9時前にようやくの1匹!!
サイズは19cm程でしたが、実に美しい天然魚です。

太っていたので食べたいなとも思ったのですが、この区画の魚影の薄さを考えて優しくリリースしました。

結局この区画ではまさかの1匹に終わったので、やはり水温が高いであろうダムより下流部を攻めたくなり、退渓流。

その道中、

これこそシャクだ!と思えるような、花が僅かに開いた植物を発見!

こちらも確信は無かったので写真だけに留めましたが、帰宅後調べるとシャク確定でした。
次はちゃんと収穫して食す予定です。

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全然違う水温に驚き。そして連発!

イタドリの量が少なかったので、途中寄り道をして食べる分を収穫した後、先ほど入渓できなかった場所へ到着。

幸い車もいなくなっており、かつ周囲に他の方の車も無かったので、先行者の後でもいけるだろうと入渓してみたら・・・入渓場所に、まさかのアングラーの姿が!(苦笑)

おかしい、どこにも車は無かったはずだと思ったのですが、もしうっかり頭ハネになってしまっていたら大変なところでした。

こればかりは仕方ないのですぐに退き、車に乗って下流側へと移動します。
終ぞ疑問だったのは、あの方の車はどこにあったのでしょうか・・・!(苦笑)

日光が強烈に照り付けていたこともあり、既に気温は21度。
しっかり水分を補給してから、お気に入りポイントへ入渓する事にしました。

幸い水量はほぼ平水(やや渇水)程度で、先日の雨の影響かカワシオグサの量も減っています!
これなら釣れそうだと実績のある段々瀬に仕掛けを通すと、一発で食ってきました!

10:13にヒット。

サイズは15cm程でしたが、この区画ですぐにアタリが出た事にホッと一安心。
さらに、もう一つ上の段々瀬の尻でも、

10:22にヒット。

ややスモルト(銀毛)化した同サイズがヒット。
どうもこの日は流れの中や緩みよりも、瀬尻や流れ終わりのウケ辺りに居着いているようです。

この調子なら数が伸ばせるかと思ったのですが、この先にある淵ではアタリが無く、その上にある流れのウケに当たる部分で・・・

10:41にヒット。

サイズダウンした美しい天然魚(14cmくらい)がヒット。

さらに、実績のある大きな淵は流れが緩く瀞場になっていたのですが、こちらでも流れ終わりの大岩の前で16cm程のアマゴを追加(10:50にヒット)。

針を呑んでいたので、写真は撮らずハリスを切って素早くリリースです。

期待していた流れ込みではアタリがなかったものの、この先にある実績場の流れ込み・・・ではなく、その先にある流れの尻(にあるウケ)で、目印が横にスライド!

アワセを入れると、ゴンッという良い感触!
引きを楽しんでからブッコ抜いたのは、

11:05にヒット。

よく太った18cm程のアマゴでした。

このエリアでは5匹のアマゴに出会うことが出来たので、遡行速度を速めて次の区画へ。

水量が少なく厳しそうな雰囲気ですが、こんな状況でも必ず釣れるテッパンポイントが幾つかあります。

予想通りそこまでは反応が無かったのですが、テッパンポイントでは目印がストップするアタリが!

またゴンッという良い感触のもと、浮いてきたのはちょっとマシなサイズ!
丁寧にタモでフィニッシュです。

11:37にヒット。

7匹目にしてようやく20cm
久しぶりにキープできるサイズが来てくれました。

さらに次のテッパンポイントでも、目印が入ります!
が、足元の岩によろめいて、アワセのタイミングが少々遅くなってしまいました。

それでもちゃんとフッキング!・・・したのですが、ゴンッではなくのんっ!
という感触。

あ~、これは・・・と思ったら、案の定ヒットしたアマゴがやたら横を向いています

これはこれで引きが強烈で楽しいのですが、釣り師としては少々複雑な心境になりながら・・・スレ掛かりで浮いてきたアマゴを無事タモでキャッチ。(笑)

11:45にヒット。

サイズは21cmあったので、まぁ良しとしましょう!

やはりこの日は流れの尻にあるウケがヒットポイントのようなので、その場所をメインに流していくと、次の場所でも目印が綺麗にストップ!

アワセを入れると、ゴンッ!という良い感触!
引きを楽しんだ後は、思い切ってブッコ抜きます。

11:52にヒット。

サイズは20.5cm、こちらもキープサイズです。

これだけアタリが頻発するという事は・・・という事で、水温を見てみると・・・15度、やはり適水温になっています!

しかし、それに伴い気温もかなり上がっており、体感では25度を超えているような感覚。

暑さと眠気で集中力が切れてきたのですが、ここから目印がフッと一瞬止まるだけのアタリが連発。

そしてまさかの5連続掛けバラシをやってしまいました。(泣)

サイズの内訳は、18cm程度が3回、明らかな良型が1回、15cm程度が1回。
特に、「ここぞ」のウケで掛かった感触は確実に25cmクラスだっただけに悔やまれます・・・。

もしかしたらここから掛けられないんじゃないかという不安に駆られましたが、

12:16にヒット。

16cm程度のこの子のおかげで、なんとか心が折れずに済みました。(苦笑)
これにてツ抜け達成です。

が。
この後、またも2連続掛けバラシ。(苦笑)

どうも食いが極端に浅いようで、20cmクラスを2本バラしてしまったのです。

自分のヘタクソ加減に辟易しつつ、

12:37にヒット。

また16cm程度のアマゴをゲット。

既にエサ箱には生きたヒラタがほぼいない状態で残り僅か。
それも関係あったのかもしれませんが、この先ではアタリは1回(ブドウムシ)でした。

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最後の場所でもヒット!

見事な晴天という事もあり、もう終了しようかとも考えたのですが、1か所気になっていた区画があったので移動。

2年ほど前に1度だけ訪れており、どちらかというと平瀬や小さめの流れ込みが多い区画です。

この日の状況なら、おそらくこういう場所が良いはずだと目論んで入渓すると・・・このエリア、どういう訳かほぼカワシオグサが生えていません!

しかし、代わりに茶色いコケが割としっかり付着していて、思いのほか滑ります。(フラグ)

足元に注意しながら、目ぼしい場所を流していくと・・・20cmクラスがヒット!
・・・したのですが、

2連続でバラしてしまいました。(泣)

1匹は掛けた直後、もう1匹は水面で。
やはり集中力が無くなっているのが原因ですが、ブドウムシだとさらに食いが浅い気がします。

それでも、日陰になっている流れ込み同士がぶつかる場所で、

13:50にヒット。

なんとか18cm程のアマゴを1匹追加することが出来ました。

これにて納竿したのですが、川中を歩いて車まで戻る途中、2回転倒してしまいました。(泣)

幸いどこもぶつけず、道具の破損なども無かったものの、右手首と左足を軽く捻ってしまったようで、この記事を書いている段階でもまだ少し痛みます・・・。(苦笑)

帰宅後に採集したワラビとイタドリを処理したのですが、

塩漬けすれば1年近くもちます。

大きなイタドリの見た目は最早、竹。笑

ただこれが大変美味しいので、ヘロヘロになりながらもなんとか処理を終えました。
アク抜きが終わったら、こちらはメンマや炒め物になります。

この日の纏め

最終釣果は、21cmまでのアマゴが12匹
23cmクラスこそ出ませんでしたが、比較的良いアマゴが多数掛かったので良しとします。

それよりも気になったのは、掛けバラシの多さ。
なんせ9回もやってしまったのは、ここ2年ほど記憶にありません・・・。

詮無い話ですが、もし全て釣っていれば21匹
しかも良型の数がもっと増えていたはずです。

そう考えると、やはり最盛期に突入しているのは間違いないと思いますので(納竿時の水温は16度)、これからはさらに気合を入れて頑張りたいと思います!

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