こんにちは、Angler Ogiです。
前日までに大雨が降った4月27日、大増水を覚悟して午前中だけ釣行してみたのですが、予想通り大苦戦。
まともに遡行できないような状態だったためほぼ釣りになりませんでしたが、一応5匹のアマゴの顔を見ることが出来たので、備忘録的な感じで書いていきます。
増水=ミミズ。補修したウェーダーで挑む!
4月25日(火)の夕方から降り出した雨は思いの外激しかったようで、この日の晩から徐々に揖保川は増水(ライブカメラで確認)。
元々26日(水)に釣行予定だったものの、この日も午前中は土砂降りの雨だったために釣行を見送り、迎えた27日(木)は幸い晴れてくれました。
一応現地周辺についてから川虫も採るつもりだったのですが、増水すると川虫は採れませんし、この日は釣行時間が昼前までと短い事もあり、早朝に高井釣具さんに寄ってキジ(ミミズ)を購入。
いつもより早い時間である6時前には揖保川周辺に到着していたのですが、まだまだギョっとするレベルの増水は続いています。
本流には流石に入れないという事で、支流のやや下流に位置する場所から入渓してみることにしました。
前々回の釣行でウェーダーに亀裂が入ってしまっていたようなので、
予めウェーダー補修ボンド で補修した状態で挑みます。
この日のタックル↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.3号通し、3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン3号~4B
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・キジ
早速川に降りていくと、
正直釣りになるかどうか際どいレベルの増水の為、安全最優先で足場を確保して進んでいく事にします。
幸いウェーダーに浸水も無いようなので、早速上写真の流れのヨレに仕掛けを投入すると、
なんと一発目でいきなり16cmほどのアマゴがヒット!
これは幸先のいいスタートです。
ただこの場所、この後2回アタリがあったのですが、残念ながら素針。
そしてここからしばらくはまさかのアタリゼロ・・・。
というのも、やはり増水が想定していた以上で、およそ+30cm程の状態。
引原本流のライブカメラでも水位が+30cm~60cm程度だったので、かなり厳しい状況です。
というか、ある程度の所まで来たら、
先に進めなくなりました。(゜∀゜;)
単純に水深が+30cmになっているだけなら問題ないのですが、なんせ水圧が物凄い状態で、水に入ると体に当たった波が胸元近くまでくるのです。
水深がひざ下くらいの場所であっても転倒しそうなほどだったので、一旦遡行は諦めて入渓場所から脱渓、再度入れる場所を探します。
スマホ、水没。
一度車の近くまで戻ってきた辺りでふと川を覗いてみると、いつもは浅い場所が、良い感じに淵のようになっている事に気付きました。
これならひょっとして、川に降りなくても釣れるんじゃね?等と考えながら、試しに道路脇から仕掛けを流してみたら、目印がピュっと動くではありませんか!
こちらもサイズは16cmほどと小ぶりでしたが、道路からアマゴを釣ったのは初めての経験だったので、これはこれで楽しめました。
気を取り直して、よく入渓する場所から再入渓。
地形や水深をしっかり把握している場所です。
が、元は陸地の場所が普通に川になっていたりして、そもそも仕掛けを投入できるような場所が全くありません!
これじゃ釣りにならんなぁと思いつつも、いつもアタリが出るテッパンポイント(激流)に仕掛けを投入しては吹っ飛ばされる・・・という事をしばし繰り返します。(苦笑)
時に4Bのガン玉を付けてみたり、2個付けにしたりして底流れを捉えてみますが、アマゴ達が定位できそうな場所が全くなくなっているのですから、釣りになるはずがありません・・・。
とはいえ、この先にある大きな淵なら流れが緩やかな場所もあるだろう!
と踏み、慎重に遡行していき、
この場所もアマゴいるんじゃね?と思い遡行をストップ。
水深がある割に底の岩がハッキリ見えるので、見た目以上に流れは緩やかなはずです。
ガン玉の2Bをセットして、岩の間の白泡へと投入して仕掛けを流していくと…予想通りピタっと目印が止まりました!
流れの中でヒットしたために結構な引き味に感じましたが、
サイズは15cm程、思っていたより小さなアマゴでした。(苦笑)
ただこの場所、あと2回アタリが出て、
1回は素針を引きましたが、14cm程のアマゴを無事追加。
そして目的の淵に到着して、流れを読みながら釣りますが・・・アタリが出ても流れがキツ過ぎて上手くフッキングさせることが出来ず、3回空振り・・・!
最近川虫でのアワセに慣れていたので、キジのアワセに苦戦している感が否めません。
それでも何とか流れのヨレでヒットに持ち込むことに成功!
しっかりと引き味を堪能させてくれたのは、
19cm程のアマゴでした。
とはいえ、今回は20㎝以上の良型狙い。
このアマゴ含めて全てリリース・・・しようとしたら、
手元からスマホが滑り落ちて、
スマホを川にリリースしてしまいました。(゜Д゜)
トゥプゥン!という間の抜けた音と共に、水深50cm程度の場所で沈んでいく私のスマホ・・・!
慌てて腕を突っ込み回収して確認すると、普通に動いてくれました!!(この時は)
さすが、高い防水性能(IPX5/IPX8)を謳っているだけあります!
翌日のレッスンで、イヤフォンジャックが死んでいる事が発覚しました。(苦笑)
電源落として乾かせばよかったですね・・・。
一先ずスマホをしっかりタオルで拭いて釣りを再開したのですが、この場もアタリが無くなったので、改めて遡行しようとしたのですが・・・
また先に進めねぇ。(゜Д゜;)
普段通過するルートは深くなりすぎていてアウト。
対岸側も大岩が転がっている上に思いっきり水をかぶっているので、この先へは行けないのです。
やむなく少し引き返して脱渓したのですが、ここまでの釣行で既にかなり気を張っており、消耗具合がいつもの比になりません・・・。
再入渓後はアタリゼロ・・・。
もう少し全体が浅い場所なら釣りになるかと思い、いつもはスルーする浅場エリアへ到着。
増水している事によりあちこち良い雰囲気になっていたので、再入渓してあちこち攻めてみますが・・・なぜかアタリが全く出ません。
しばらく釣りができそうな場所をウロウロしましたが、やはり途中からまた進めなくなってしまったので、この場所も仕方なく脱渓します。
どうしようか迷った挙句、今後の参考になるだろうという事で、思い切って引原川本流の様子を見に行ってみました。
おおよその予想通り、本流も大増水状態。
普段陸地になっている部分が悉く水没しており、
水流はゴウゴウと音を立てて流れるようなレベル。
3WAY渓蘭 630で届く範囲をあちこち攻めてみましたが、全て空振りに終わりました。
不完全燃焼ではありますが、これ以上やっても釣りにならないことは明白なので、10時半に納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は19㎝までのアマゴが5匹と、またまた寂しい結果になってしまいました。
ある程度の増水(体感的には+15㎝まで)であれば非常に良い釣りができますが、やはり+30cmを超えるような増水になると、釣りにならないばかりか、遡行できず大変危険です。
とはいえ、大増水している中でもなんとかアマゴの顔が見られたというのは、今後の参考になりそうです。
これからはアマゴシーズンで最もアツい季節を迎えるので、この5月・6月の間に記録になるようなサイズが釣れるよう、今後も精進していきたいと思います!
2023年のアマゴ釣り、随時更新中!↓
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