こんにちは、Angler Ogiです。
3月28日、さすがにもうそろそろ本格的に釣れ始めるだろうと思い、揖保川支流へと釣行。
前回は3匹、前々回は5年ぶりの丸ボーズというド貧果でしたが、今回は見事に18匹のアマゴをゲット出来ました!
さっと書いていきます。
春の梅雨??
前週も釣行予定だったのですが、しばらく一桁気温の寒い日が続いていた上、天気予報でも「春の梅雨」と呼べるほど雨が続きました。
雪がちらつく日もあったりと、3月末時点でこんな天気は(私が渓流釣りを始めてから)初めて。
かなり戸惑いましたが、週末辺りから気温は少しずつ上がり始めました。
さらに、26日(火)の夜中に纏まった雨が降ったものの午前中には止み、水曜は好天気。
という事で、水が引き始めたであろう28日(木)に釣行となりました。
実際は家族との約束もあり、この週はこの日のみ釣行可能だったので、内心ヒヤヒヤでしたが・・・。
昼過ぎから強風、午後からは雨の予報だったので、いつもより少し早めに出発。
6時頃にエサ採り場に到着です。
道中の気温計は2度と相変わらずの寒さですが、果たして水温はどうかな・・・と、手を突っ込んでみると・・・キンッキンに冷えてます。(苦笑)
おそらく体感的には3度~4度という低水温ですが、とりあえず流れの強い場所に網を突っ込んでみると、良いサイズのキンパクがチラホラ網に入ります。
しかし、2日前の雨の影響で雪代が流れ込んでいる事もあり、水量はかなり多く流れはキツめ。
苦労しながらも、何とか50匹程の川虫(うちキンパク40匹)を確保できました。
どうせ途中で足りなくなるんだろうなぁと思いつつ、どこに入渓するか考えたのですが、やはり通いなれた支流で釣果が出てこそ真の解禁だろうと考え、いつもの支流へと向かいます。
入渓場所が釣果を決める・・・はず!
入渓する場所により釣果は大きく変わるだろうと予想できたため、相当に悩んだのですが、やはりお気に入りの区間で釣果を出してこそ。
近年よく釣れている場所から入る事にしました。
ポイントまでの道中に1台も車が無かったため、これ幸いと支度を整えて、いつもの場所から川に降りようとしたところ・・・そこから50mほど下流部からも降りれることが発覚。
もう何度も通っている場所なのに、なぜ見落としていたのでしょうか・・・。
良いポイントが幾つかあるために、今回はこの場所から入ってみることにしました。
この日のタックル
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.2号通し3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン3号~B号(2個付けも)
- 針・・・忍ヤマメ4・5号、カッパ極3・4号
- エサ・・・川虫(キンパク・スナムシ・ヒラタ)
前回までの釣行から朝イチは食いが渋いと予想できたので、まずはカッパ極3号+小さめのキンパクをセット。
さらに、この支流も水量がかなり多いため、オモリは1号をチョイスします。
早速、緩流帯や反転流といった場所をピンポイントで攻めつつ、時折流れの緩やかなエグレ付近まで線で流していきますが、特に反応がありません。
大きな流れ込みのサイドやエグレのある場所なんかは魚が固まっていそうですが、アタリはゼロ。
試しに川に手を突っ込んでみると、先ほどの支流よりもマシではあるものの、水温は冷たく5度前後・・・だと思われます(多分)。
ただ、早朝(7時前)の段階でこれくらいあるのであれば、日中は7度くらいまで上がってくるはず。
きっと釣れるだろうと信じて、あちこち仕掛けを打っていきます。
しかし、ここぞというポイントでも全く辺りが無いままいつもの区画に到着してしまい、そこからさらに暫くはアタリ無し。
いつも投入に苦労する木の下(テッパンポイント)でもアタリは無く、
またボーズなのでは?(゜∀゜:)
という焦りが忍び寄ってきます・・・。
日ごろからブログを書くために文章・タイトルを考えながら釣りをしている私・Ogi、この段階での記事のタイトルは「またしても〇!今年の揖保川はヤバイかも!?」でした。(苦笑)
それでも、どこかにアマゴが固まっていることを信じて釣り歩いていき、やや開けた場所に到着。
昨年までは大岩の裏に大きなエグレがあった場所ですが、このシーズンオフの間に地形が少し変わり、エグレは小さくなっていました。
その代わり、そこから数m下に幅1mくらいのエグレ&カケアガリが出来ていたので、この場所ならいるはず!と、流心脇の石裏で仕掛けを馴染ませてから流れに引き込み、エグレへと誘導します。
2月末に小柿渓谷で習得したドラグドリフトっぽい釣り方を意識し、仕掛けを斜めに倒しつつラインテンションをかけていくと、狙いの場所へス~っと仕掛けが流れていき・・・目印がクイッ!と引き込まれました!
興奮しつつアワセを入れると、しっかりフッキング!
小さいのですぐに抜き上げることが出来ました。(苦笑)
無事にボウズを逃れたと同時、今シーズンこの支流での記念すべき1匹目は、16cmほどの美しい個体。
ボウズを逃れたのも勿論嬉しいのですが、4回目の釣行にしてようやくこの支流でも1匹釣ることが出来たかと思うと、本当にホッとします。
ヒットした場所は割と狭い場所ですが、なんとなくまだいそうな気がしたので、同じような釣り方でまたキンパクを流してみると、やはりすぐに反応が!
今度はワンサイズ小さく、15cmほど。
ヒットした場所も先ほどよりやや下流だったので、やっぱりいい場所にいる個体の方が大きいようです。
この調子なら、この先の区画でバンバン釣れる!と期待したのですが、私の中での期待値が大きいポイントでは、まさかのアタリ無し。
さらに、この次の場所でもアタリは無かったので、テンポよく遡行していきます。
お気に入り区画ではバラシ連発。
そしてやってきたのは、昨年までに何度も良型を仕留めている大きな流れ込み。
水中に大岩があったり、エグレや水深があるため、大変気に入っている場所です。
太陽が出てきたので、極力水面に影を落とさないよう屈んで移動しつつ、針いっぱいに大きめのキンパクをセット。
反転流の辺りで仕掛けをなじませてから引き込み、今度は水面とラインが直角になるように意識しながら流していき、大岩の前付近に仕掛けが到達。
この辺でアタリが出るはずだと思い集中していたら、やはり目印がピタっとストップ!
気合と共にアワセを入れると、
ゴンッ!!!
という強烈な感触!!
いやまさかこの時期にこんな感触が!??等とテンパっていたら、水面でデカイアマゴがギラリと反転し、
一瞬でスッポ抜け。(゜Д゜)
思わず膝から崩れ落ちました・・・。(泣)
回収した仕掛けを見て思い出したのですが、そう、針サイズが3号だったのです。
ヒットしたサイズは目測で25cmクラス。
食い込みを重視して小針を使用していたのがアダとなりました・・・。
気落ちしつつも針をカッパ極4号に交換し、再度同じ辺りを攻めてみますが、代わりにヒットしたのは10cmほどのベビーアマゴ・・・。
違う、キミじゃないねん!さっきのやつを連れてきてくれ!と頼みつつリリースし(苦笑)、再度流すものの、当然もうアタリはありません。
仕方なく諦めて次のポイントへと入りますが、水量が多い為水がゴウゴウと流れています。
とはいえ、この場所は底に多数岩が転がっているので、見た目ほど流れが強くない場所。
きっといるはず!とスナムシを流していきますが、特に反応がありません。
それならばと、オモリをB+3号の2個付けに変更し、目印も大きく上へと移動させて、流心脇へ投入。しっかり底まで沈めて馴染ませた後、ラインテンションをかけてドラグドリフトさせていきます。
そして大岩付近で目印が止まったのですが、これは残念ながら根掛かり。
流石に重くしすぎたか・・・と、オモリを1号+3号に変更します。
そして同じ方法で流していくと、全く同じ場所で目印がストップ。
おかしいなぁ、これくらいで底スレスレのはずなのになぁ・・・と竿を持ち上げたら、今度は動くではありませんか!!
ビックリしながら慌ててアワセを入れようとした瞬間、底の方でギラっと魚が反転して、またしてもスッポ抜け。
先ほどの物よりは小さいものの、明らかに20cmは超えていたであろうサイズだったため、また膝から崩れ落ちてしまいました。(泣)
気を取り直してアタリ連発!
やっぱり私が使用するべき針はこれだったんだと、在庫が残りわずかな忍ヤマメ 4号へと変更。
同じ流し方で攻めてみたのですが、ヒットしたのはやっぱり12cmほどのチビアマゴ・・・。
これでこの区画ではアタリが出なくなったので、諦めて次の場所へ。
昨年までは水量が少なくイマイチだった場所ですが、エグレが大きくなって良い感じです。
オモリを1号1個に変更し、投入直後にアタリが出て素針を引いてしまいましたが、2回目で、
16cm程のアマゴをゲット!
さらに次の1投でも、12cmほどのアマゴが顔を見せてくれました。
この次の場所でもすぐにアタリが出て、
15cmほどのアマゴをゲット。
この直後、根掛かりで仕掛けがグチャグチャになってしまいましたが、再セットした仕掛けを投入した直後に目印がストップ!
良い引き味で楽しませてくれたのは、
よく太った17cm程のアマゴでした。
この次の期待値が高い場所では何故かアタリがありませんでしたが、そのすぐ上に当たる場所も好ポイント。
ワクワクしながら仕掛けを流しますが、こちらでもアタリがありません。
なんとなく攻め方を変えると釣れそうな気がしたので、まずはオモリを1号に変更。
そして狙いのポイントから数m離れた流心へと投入し、流れに巻き込ませるようにしつつテンションをかけ、またドラグドリフトで流していきます。
そうして流れが緩やかな場所に到達したのですが、「ココ!!」というピンポイントから、数十センチ程離れてしまいました。
まだこの釣り方には慣れていないため四苦八苦しながら、3回目の投入でようやくピンポイントの場所に仕掛けが到達!すると予想通り、目印がスッっと入りました!
アワセもバッチリ決まりましたが、このすぐ下に落ち込みがあるので、急いで竿を倒して誘導。
そのまま引っ張ってきて無事にネットイン!
尾鰭上端がやや欠損しているこちらのアマゴは19cm!
中々良いサイズです。
この次のエリアでは2回のバラシを喰らいましたが、水温も一気に上がってきたようで、明らかに活性も良くなっているように感じます。
時折小型のアマゴが足元から飛び出してくるように魚影も確認でき、今シーズンもこの支流が健在であることが判って、なんだか嬉しくなりました。
此の後しばしアタリの無い場所が続きましたが、次にやってきたところは落ち込みが連続して登場するエリア。
そのうちの一つが非常に良い感じだったので、深い場所、反転流付近、大岩の裏等を攻めてみますが、何故かアタリがありません。
ならまた攻め方を変えてやる!と、オモリを軽めの3号に変更。
流れが緩やかな場所で仕掛けを馴染ませてから、流心の1つ横の流れに仕掛けを乗せます。
そのままラインテンションをかけていき、竿を横倒し。
ドラグドリフトを意識し、極力「点」でエサが流れていくように意識してみます。
さらには食わせるポイントも、当初の場所よりかなり下流側(駆け上がりの終わり付近)に設定し、よりしっかり目に流していくと・・・想定した場所で目印がフワっと動きました!
アワセも完璧に決まり、見事フッキング!
気温・水温とも上昇しているせいか、よく暴れるアマゴを無事にネットでキャッチ!
こちらのアマゴは20cm!
これにてツ抜け達成、ブログの仮タイトルにも「本格解禁!」を入れることを決めました。(笑)
この次の区画はアタリ無しで終え、大きめの淵に到着。
この場所は絶対当たるハズだと仕掛けを投入すると、
素針祭り。(゜∀゜;)
開けている場所のため警戒心が強いのか、餌をしっかりと食い込んでくれず、4回連続で素針を引いてしまいました。
そこでまた攻め方を変えるべく、「デカイの来たらどうしよう」と不安になりながらも、針サイズをカカッパ極 3号へとサイズダウン。
餌も柔らかいスナムシに変更し、緩流帯を攻めることで、
15cm程のアマゴと、
13cmほどのチビアマゴを2匹追加。
良い感じに攻め方がハマっているようです。
この後またアタリの無い区画が続きましたが、「ここはいる」というポイントでは、岩の裏辺りをドラグドリフトでネチネチ攻めて、
実に美しい17cm程のアマゴを追加!
これにて一度脱渓する事にしました。
後半戦は先行者の後だった
既に14匹のアマゴを仕留めていたので、このペースなら20匹も期待できるはず!と、移動。
先ほどの区画で釣っている最中、道路が近い場所でアングラーらしき車がゆっくり(こちらを見ながら)走っていくのを何台か目撃したため、下流側へ行くことにしました。
時刻は既に11時半だったので、さすがに先行者の後かもしれないと思いつつ再入渓。
・・・したのですが、かなりの距離を歩いて、アタリは僅か1度だけ。
それも竿抜けになりそうな場所だったので、足跡こそあまり見当たりませんでしたが、先行者の後なのかなという感じです。
大きい淵でその答えが判るはず!と期待しつつ到着し、何度か流してみましたが、ここでもアタリゼロ。
と思ったらそのすぐ傍、脱渓出来る場所付近に足跡を発見。(苦笑)
結果的にこの区画は先行者の後だった訳ですが、ここで脱渓しているという事は、この先はまだ入っていないのかも?と期待し、遡行を続行。
次の場所で予想通り2回アタリが出て、13cmほどのチビアマゴを追加。
この区画でもアマゴの反応が得られて一安心です。
しかしどういう訳か、期待値が高い場所を3か所釣って、
13cmほどのサイズを1匹追加できただけ。
途中に入渓しやすい箇所があったので、既に先行者が入っていたのかもしれません。
ならば竿抜けポイントを狙うしかない!と、大きな流れ込みの反転流に仕掛けを投入し、流れに2周、3周と乗せて、エサを長めに(というかネチネチ?)見せる手法をチョイス。
すると予想通り、物陰からアマゴが飛び出してきてヒット!
まさに粘り勝ちです。
模様が美しいこちらのアマゴは15cm程でした。
この直後、また仕掛けがグチャグチャになってしまったので、これで納竿するかかなり悩んだのですが、このすぐ上流に好ポイントが3か所あるので、結局新しい仕掛けを再セット。
そして2か所で(小型とはいえ)掛けバラシをやってしまい、意気消沈・・・。
最後のポイントに賭けてみたのですが、なんとここでも2回の素針を引くという体たらく。
早朝から釣っていて既に疲労もピークです。(苦笑)
それでも諦めず、針を新品の忍ヤマメ 5号に変更。(4号は在庫切れ)
オモリを1号から2号に変更して、先ほどまでよりじっくり目に流してみると、駆け上がりで目印がグイーっと引っ張られました!
このアマゴは16cm程とさほど大きくありませんが、こういう1匹は本当にうれしいもの。
釣れてくれたことに感謝しつつ、これにて終了としました。
この日の纏め
最終釣果は、20cmまでのアマゴが18匹。
明らかに良型とわかるサイズの掛けバラシが2回、その他アタリも多数ありましたので・・・揖保川大好きなアングラーの皆様、お待たせしました。
揖保川、いよいよ本格解禁です!!(^^)
この土日は気温も一気に上昇し、天候も良く、おそらくグッドコンディション。
木曜~金曜午前に纏まった雨が降りましたが、きっとよく釣れるのではないでしょうか。
さぁ、これからはバンバン釣れる季節になりますし、どのタイミングで本流のスイッチが入るのかも気になるところ。
今年から始めた釣り方も良い感じでハマってきているので、頑張って釣っていこうと思います!
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