雨後で増水した揖保川支流でアマゴ攻略!/2020年八度目の釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

コロナウイルスで大変なことになっていますが、今月頭から仕事を含めた自粛を続けている最中の息抜きとして、揖保川支流へ釣行しました。

まずはその背景から書かせて頂こうと思います。

このタイミングで釣行し記事にした理由について

自粛ムードが大いに高まっている中、私が今回釣行に踏みきった理由は以下のようになります。

  • そもそもだだっ広い屋外で換気等関係なし
  • 政府が打ち出す「3密」とは程遠い環境にある
  • 先行者がいない場所に入渓するため、近距離で人に会う可能性がゼロ
  • 仕事含めて自粛「要請」は出ているが、未だに休業補填が無い

給付金の件などが不透明な中、私のような講師の多くは仕事がゼロになっているため、せめて(副業として)僅かながらでも収益化できている「ブログの記事」を求めての行動です。

もし今回の記事を不快に思われる方がおられましたら、ページからの離脱も致し方ありませんし、私の趣旨に賛同いただけた方のみ、ご覧いただければと思います。

また、同じ考えの方、コメントを頂けると私Ogiが喜びます。(笑)

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入渓は8時過ぎ

今回は、7時半過ぎに揖保川到着。

気温3度とまだまだ寒さが厳しい中、まずは川虫を採集するために川辺に降りますが・・・2日前までの大雨の影響で、笹濁りでかなり増水しています。

浅い部分に入川して採集を開始したものの、オニチョロが数匹入っただけ。

そこで、川の淀み部分に溜まっている落ち葉を丹念に探っていくと・・・予想通り、キンパクの仲間スナムシを多く発見!

なんとか50匹ほど確保して、上流の入渓ポイントに到着したのは8時過ぎでした。

今回の仕掛けは、オモリ重さ以外は前回と同じ仕掛けです。

今シーズン既に何度か訪れているこの場所ですが、普段は陸地の所が完全に水没。
なにが何だか判らないことになっています。(苦笑)

ここまで増水した水量豊富な場所で釣るのは初めてなので、とりあえずあちこち探っていきますが・・・流れがキツすぎて、仕掛けを上手くコントロールできません。

とにかく流れがキツすぎる。

それでも、流れが僅かに緩む瀬尻辺りで、ようやく13㎝のアマゴがスナムシにヒット!

釣り方が間違っていなかった(と思った)ことに安堵しつつ、反流点のサイドでもチビアマゴを追加。

増水になるとアマゴたちは元気になるのでしょうか、どちらも重量感こそないものの、リリースサイズの割によく引いてくれました

続いてはこちらのポイント。

激流を避け、写真の黄色い丸の辺りにキンパクを流すと、目印が止まるアタリで3匹目がヒット!
しかしこちらもリリースサイズです。

この日はこのサイズが多かった。14㎝。

また、前回までヒットしていたような落ち込みの深みは流れが強すぎてアタリが出ず、代わりにやや窪んだ元陸地でパラパラとアタリが出ます。

こちらもやはり14㎝。

ある程度狙い通りに釣れているとはいえ、このサイズばかりでは家族の夕飯になりません。(苦笑)

サイズアップを目指してどんどん遡行していきます。

こちらのポイントは、一面ザラ瀬のような状態になっていますが、幾つか深い場所があります。

一先ず瀬の深い場所から探り始めると、なんと目印に向かってチビアマゴが飛び出してくるではありませんか!

活性は高いようなので、あちこち流してみると・・・やはり流れの緩やかな瀬尻でヒット!

頭上の木が木になる場所でしたが、綺麗にアワセが決まりました。

15㎝を少し切るサイズ。ヒレが立派!

非常に状態の良いアマゴだったため、とても楽しませてくれましたが・・・やはり小さいのでリリースです。

この後この場所ではアタリが連発し、掛けバラシや素針を引きつつ、なんとか3匹のリリースサイズアマゴをゲット。

やっぱり小さい。13㎝。

実際にヒットした場所を先ほどの写真に書き込んでみると、

こんな感じになりました。
赤枠が深い場所、黄×が釣れた場所、青×がアタリが出た場所になります。

このうち真ん中奥の青×で掛かったのは明らかに良型だったのですが、水中に沈んでいた木に絡まってしまい、バラしてしまいました・・・。(泣)

この後、前回までの釣行でアタリがあった場所はことごとくダメ。
一旦釣り辛い場所を避けてから再入渓することにしました。

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再入渓後にようやくキープサイズ

再入渓した場所も、やはり増水の影響で歩く場所がかなり限られています。

それでも、太腿まで水に浸かりつつ川を渡ったり、岩や倒木を足場にしながら進み、流れの緩やかな深みを発見!

早速キンパクを流してみると・・・カケアガリの手前で目印が押さえ込まれました!

ようやくコマシな16.5㎝がヒット!

前回まではキープしていましたが、今回は「もっとデカイのをキープしたい」と思い、リリース。

その直後、オモリをジンタン1号に変え、深場にスナムシを流していくと・・・ス~っと深みに消えていく目印!

すかさずアワセると、今までよりも強めの引き味と重量感!これは20㎝を超えたかと思ったのですが、

ヒットタイムは12:19。貫禄のある面構え。

まさかの19.5㎝、ギリギリ20㎝には届きませんでした。(苦笑)
それでも、10匹目にしてようやくキープできるサイズです。

が、この後はまたしても小型が連発。
中には16㎝ほどのものもいましたが、キープサイズは中々ヒットしません。

ただ、サイズの割に幅広な個体もちょくちょくおり、引き味もそこそこあるので楽しめるのは事実。

次に訪れたこちらの場所では、

偶然採れたミミズ(キジ)にヒットした個体。

3匹のアマゴを立て続けにゲットし、総数はこの時点で18匹に。

この場所ではまだヒットしそうな予感でしたが、手持ちのエサが切れてしまったので、強制的に車に戻る道中・・・

スマホのズームだと画質がザラザラ(苦笑)。

対岸の木にオオルリが登場!
美しい鳥を至近距離で観察できるのも、渓流釣りの醍醐味の一つですね。

缶詰の毎日が続いていましたが、来れてよかったと再確認しました。

久しぶりに、元ホームグラウンドの支流へ

前日の晩、遅くまでブログを書いていたために、極度の睡眠不足だった私。

この時点で体力は限界に近かったのですが、最後に別の支流に寄ってみる事にしました。
解禁直後に数回訪れましたが、実質1カ月ぶりです。

いつも川虫を採集している場所に行ってみると・・・採れるわ採れるわ、スナムシだけでなく、ヒラタやキンパクまでかなりの数が網に入りました。

やはり支流によって川虫の量も違うようです。

気を良くして、入渓場所へ移動!

まずはこのポイント。
頭上3mほどの所に大きく木がせり出していて、とても釣り辛い場所です。

サイドからのたすき振りで流れ込みに仕掛けを落とし、そのまま流していきますが・・・深みではアタリがありません。

回収しようか、そう考えた瞬間!何故か目印が上流に向かってゆっくり動き始めました!

反流点に乗ったわけでもないのに、と違和感を感じてアワセを入れてみると・・・結構な重量感が!!(笑)

正体は、でっぷりと太った18.5㎝のアマゴでした!

あまりに「釣った感」が無いアマゴでしたが、睡眠不足で集中力が切れていたせい・・・と思っておきます。(苦笑)

次の落ち込みポイントでも良型を掛けたのですが、頭上の木に竿が引っかかるトラブルがあり、まさかのバラシ。

その後訪れるポイントでも、疲れのせいか完全に集中力が切れており、素針を連発・・・。

リリースサイズを1匹釣るのがやっとという体たらくです。

それでも、

幾度となく良い思いをしたこのポイントで、

3匹目のキープサイズ、17㎝を追加!

この後少し下流まで下って釣りをしましたが、良型を2匹掛けバラしてしまうという不運。

膝もカクカクしてきたので、16時に納竿としました。

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この日の釣行の纏め

この日の最終釣果は19.5cmまでのアマゴが21匹と、数だけで見れば今シーズン一の釣れっぷりでしたが、キープは僅か3匹。

しかも、良型の掛けバラシが何度もあったので、若干消化不良で終ってしまいました。

特に昼を過ぎたあたりから、目に見えて集中力が低下。

前日の睡眠不足がじわじわ効いてきた上、増水した川で釣りをするのは、非常に気を張る為に疲れが倍増します。

さらに、いつものルートが増水で使えず、慣れない大岩登りや増水した流れの強い川を渡ったりと、いつも以上に筋力を使ったのも響いたようです。

とはいえ、増水時の攻略の糸口がつかめ、場所によってはまだキンパクが採集できることも判ったのは大きな収穫。

次の釣行はいつになるか判りませんが、次は良型のアマゴを手中に出来るよう、今の間にさらに研究しておこうと思います!

p.s.今回の釣行ですが、道中含め予想通り一切人に会いませんでした。

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私Ogiが考えるアマゴ釣りのコツシリーズ↓

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