やっぱりアマゴは雨後が良い/2020年十一度目の釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

5月20日、いつもの揖保川支流にてスレッカラシアマゴと対決してきました。
数日前に雨が降った影響で水量も回復し、多少は警戒心も薄れているはず!

この日は支流だけでなく本流も少しだけ覗いてみたので、その様子を記す・・・前に、まずは漁協に(釣り大会について)問い合わせたところから書いていこうと思います!

2020年揖保川釣り大会は?漁協に問い合わせ

今年は初めて揖保川釣り大会に参戦してみる予定だったのですが、コロナの影響もあり、揖保川漁協HPには全く情報が掲載されません。

GW明け頃にネットで調べてみたところ、もとの開催予定が5月10日(日)で、中止決定している事を知ったわけですが、ここで気になったのが、

「大会で放流する予定だったアマゴたちはどうなったのか?」

ということ。

釣り大会の時はいつも良型のアマゴやニジマスが放流されるため、それを釣ってみたいという好奇心から、なんとなく揖保川漁協に直接問い合わせてみました。

得られた返答がこちら。↓

  • 今年の釣り大会は中止(延期無し)
  • 大会用アマゴは既に4月末頃からあちこちに放流されている
  • 今年の2月頭に放流された以外にも、実は毎年、ちょこちょこ放流は行われている(主に稚魚)

具体的な放流場所は残念ながら教えてもらえませんでしたが、過去に放流実績がある場所で放流が行われているとのこと。

昨年までのデータから考えると、自ずと数か所に絞られる気がします。

とはいえ、そういった場所を探すのも効率が悪いような気がしたので、この日は普通に釣行することにしました。(苦笑)

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現地には8時過ぎに到着

揖保川周辺にやってきたのは8時前。

そろそろ本流へ行くか、それともいつもの支流か・・・直前まで悩みぬいた結果、やはりいつもの支流から入渓する事にしました。

前回何度か良型を逃がしているので、なんとか釣りたいところです。

相変わらずエサとなる川虫が採れず苦戦したものの、運良く固まっている場所を発見!
キンパクをメインに40匹ほど確保し、前回の使い残しブドウムシと併せて使用していきます。

Angler Ogi
Angler Ogi

ブドウムシは、冷蔵庫の野菜室で二週間程度は保存可能です。
必ず家族に同意を貰いましょう。(苦笑)
実家では母にNGを食らいましたが、田舎育ちの嫁さんはOKをくれました。

入渓場所候補5カ所のうち、釣りやすい堰の上辺りから開始。
水量がなかり回復しており、3月に訪れたときと遜色ない雰囲気です。

とりあえずキンパクを使用して、流芯から流していくと・・・瀬尻で目印が引き込まれました!

キッチリアワセを入れようとしたところ、なんとオーバーハングした頭上の木に竿がクラッシュ。

急いで体勢を立て直そうとしましたが、上手くいかずすぐに針外れ・・・フッキングしたのは明らかな良型だっただけに、これは悔やまれます。

それでも、初っ端から良型が掛かったので期待値はMAX!

・・・だったのですが、この後めぼしいポイントをあちこち流してみたものの、中々反応がありません。

少し開けた瀬になった場所ではライズを確認しましたが、

残念ながら13㎝ほどの小型が多いようです。

この次の場所では、チビアマゴを抜き上げ直前でフックアウトしてしまい、広いポイントが台無しに・・・・。

やはり釣果を伸ばしていくには、こういったミスを減らしていかなければと改めて痛感します。

この後のポイントからは、入渓しやすい場所でもある為にあちこちに釣り人の痕跡が。
足跡はともかくとして、なんだか今年はゴミや切れた仕掛けが目立つように感じます

Angler Ogi
Angler Ogi

皆様、ゴミは必ず持ち帰り、切れた仕掛けも手が届く範囲ならきちんと回収してくださいね。

そのままある程度遡行し、一旦見切りを付けて少しだけ移動。
少し上流から再入渓することにしました。

再入渓場所からアタリがポツポツと

次の場所は、比較的水深が浅く流れが速い場所。
いつも小型のアタリが出る場所です。

歩いて移動する最中に捕まえたカワゲラの若い成虫を針に刺し、浅い中でも底が抉れた流れ込み周辺を攻めていくと、

物凄くわかりやすい「ピタッ!!」と目印が止まるアタリで、15㎝程のアマゴがヒット。

とても元気な個体で、よく引いて楽しませてくれました。

この後はどのポイントもダメでしたが、お気に入りポイントでは警戒されないように2歩手前から釣ることを心がけて・・・

やや体高のある16㎝ほどのアマゴをゲット。

さらに上流部まで遡行していき、4月1日の釣行で連発した場所に到着すると、良型アマゴが泳いでいるではありませんか!!

足場の悪い崖上の場所に姿を隠しつつ、早速ブドウムシを付けて流してみると、数匹いた良型の中の一番小型(それでも20㎝くらい)が食らいつくのが見えました!!

すかさずアワセを入れた瞬間、頭上からザシッ!!という嫌な音が・・・。
なんとまた、オーバーハングした木にロッドをクラッシュさせてしまったのです。

この頭上の木に気を取られた一瞬で糸が緩んでしまい、またしても逃げていくアマゴ。

やはり3・4月までと違い、5月以降は木がかなり成長しているので、頭上もしっかりと確認しながら釣らなければと実感。

逃げられてからでは遅いんですけどね・・・。(泣)

この場所はこれでアタリが無くなってしまったので、もう少し上流へ移動。

以前は特にアタリもなかったこの場所を、キンパクであちこち攻めてみると・・・

元気のいい16㎝ほどのアマゴが飛び出してきました!
先ほどの写真に攻めてみた場所を書き込んでみると、こんな感じになります。↓

下流側(写真左)の場所から攻めていき、ヒットしたのは上流側(写真右側)の黄色い星マークの場所。

やはり大きな岩の真下や、流れが緩やかになるカーブの終点にはアマゴがよく居ついている印象です。

この先は少し急な崖をあちこち登りつつ、前回までにアタリがあった場所を中心に攻めていきますが、13㎝程のチビアマゴがちょこちょこ釣れるだけ。

が、水溜まりのような場所に何気なく投げ込んだところ、突然岩陰から良型が飛び出してきて食らいつき、驚いて素針を引いてジ・エンドなんて事もありました。

やはり渓流釣りは、片時も油断してはいけませんね・・・。

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良型がヒット・・・したものの?

次の場所は、4月28日の釣行で連発したポイント。

足元には小型のアマゴが見えるので、期待していたのですが・・・足場を確認している最中にうっかり足を滑らせてしまい、ポイントをダメにしてしまう羽目に・・・。(泣)

仕方なく少し移動して攻める場所を変え、瀬尻の深みに仕掛けが到達したところで、目印がゆっくり動きました!

すかさずアワセを決め・・・たはずが、アマゴが反転しただけでまさかのバラシ!!

そんなバカな、と思って仕掛けを回収すると・・・なんとハリス切れでした。

今回の仕掛けは0.2号通しだったのですが、ちょうど50m巻きが使い終わる部分で作った仕掛けだったために、少々弱かったのかもしれません。

掛けバラシはともかくハリス切れなら仕方ないと気を取り直し、0.25号通しにチェンジして再遡行。

狙いの大場所で5度素針を引くという愚行を味わいつつ、次に訪れた場所で完璧にアワセが決まり、

実に状態の良い17㎝の個体が登場して楽しませてくれました。
ヒットしたのはこちらの場所。↓

流れが緩やかになり、深く抉れた場所がある良い雰囲気のポイントです。

先ほどの個体が瀬尻でヒットしたため、まだ場荒れしていないだろう!とキンパクを再度流してみると、カケアガリの場所で目印がストップ!

綺麗にフッキング・・・した割には、なんだかあまり引きません。

ネットインしたのは・・・

なんだか随分やせ細った魚体です。

ヒレも綺麗だったので天然個体・・・だとは思うのですが、なんだか「これ放流個体じゃね?」と疑ってしまうほどにガリガリ。

気を取り直し、今度は流れが緩やかな場所にブドウムシを流し込んでみると・・・またピタッ!と目印が止まりました!

アワセを入れると、なんだか鈍重な感じの引き味
ただ重量感はしっかりあるので、良型なのは間違いありませんが・・・あまり引きません。

あまり苦労もせずに取り込んだのは・・・

この日の10匹目。

これは放流個体で間違いないでしょう、やや色が黒ずみ、尾鰭もかなり欠けているガリガリの個体でした。

サイズこそ23㎝あり、良型ではありますが・・・4月に放流されてから(おそらく結構下流で)、あまりエサも捕れずに過ごしてきたのかもしれません。

この河川が放流場所だった事にやや驚きつつも、この場所はこの個体で終了。

この後、少し上流部のチャラ瀬でヒットがあったものの、また頭上の木にロッドがクラッシュという三度目のアクシデント。

結局この河川では計10匹のアマゴを釣ったところで移動することにしました。

別の支流&揖保川本流の偵察

時刻は既に14時半を過ぎていたため、偵察を兼ねて周辺をウロウロしてみることに。

とりあえずやってきた次の河川は、

思っていたよりも川幅が狭い上、ポイントになる場所がかなり少なくて釣り辛そうな印象。

ですが、ちょくちょく泳いでいるアマゴが見えたので、魚影自体は結構濃そうな印象です。

本流との合流点からやや上流は釣りやすそうだったので、また来年の春辺りに覗いてみても面白いかもしれません。

この後は本流の釣れそうな場所をちらちら覗きつつ、気が付くとかなり上流部まで上がってきてしまいました。

最早本流と呼べず、支流のような雰囲気になったその場所に降りてみると・・・

超浅い場所がかなり続いていますが、時折カワムツらしき魚影が確認できます。
さらに、

こんな感じで、いかにも良そうな場所もちょこちょこ発見。

試しにブドウムシを放り込んでみると・・・いきなり目印が引き込まれるではありませんか!!

本流と呼ぶには怪しい場所ですが、ちょっと幅広に感じられる16㎝のアマゴでした。
やはり浅い場所でも居るところには居るんですね。

これに気を良くして、あちこち探っていきますが・・・とにかくカワムツが多く、アマゴが反応する前にカワムツが掛かってしまいます。

たまに掛かるアマゴは・・・

体高こそあるものの、最大で10㎝、基本は6㎝というベビーアマゴばかり。(苦笑)

しばらく釣り上がってみましたが、浅瀬で釣りにならない場所が殆どで、エサも無くなったために、16時過ぎに納竿としました。

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この日の釣行のまとめ

結局最終釣果は、23㎝までのアマゴが17匹

これだけ見るとよく釣れているように見えますが、恥を恐れず内訳を見てみると・・・

  • 23㎝の放流個体1匹
  • 15㎝~17㎝を6匹
  • 13㎝程を3匹
  • 10㎝未満7匹
  • カワムツ10匹程度
  • アブラハヤ15匹程度

見事にリリースサイズばかりな上、エサ盗りにも悩まされています。(苦笑)

とにかくこの日はしょうもないミスを連発してしまったので、得るものもダメージも多い釣行となってしまいました。

掛けバラシやハリス切れで逃した個体はどれも良型だったうえ、アタリの数は倍以上だったため、全てキャッチできていればかなりの好釣果になったはず。

今回の釣行で今シーズンの渓流釣りを終え、海釣りにシフトする予定でしたが、まだもうしばらくの間アマゴ釣りの腕を磨くことにしました。

そしてマイブログでは、渓流釣りの楽しさだけでなく厳しさも皆様に知って頂くために、失敗談も含めてきちんと書いていこうと思います!(苦笑)

次こそは良型を一杯釣りたいなぁ・・・・。

4月末に自己記録更新!↓

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