こんにちは、Angler Ogiです。
5月18日、家族から許可をもらって、今週二度目の引原川へ。
朝一の一発目に、ようやくシーズン中の一つの目標だった25cmアップがヒット!
詳しく書いていきます。
か、か、川虫ェ・・・。
このところエサの川虫採りに大苦戦している私ですが、この日は二日前に購入したブドウムシの残りがあるため、最悪なんとかなる!と割り切って川へ。
すると驚いた事に、二日前の釣行では渇水気味だったはずですが、雨が降った訳でもないのに水量が増えています。
ライブカメラを確認してみると、支流の水量は増えておらず、引原本流のみが増水中の模様。
翌日以降の雨に備えて、ダムの放水が行われているのかもしれません。
最近水量が安定しないことを気にしつつ、引原川本流の、まだそれなりに川虫が採れるであろうポイントへと到着。
早速あちこちに網を突っ込んでみますが・・・やっぱり採れません。
キング・オブ・川虫たるキンパクが欲しいのは勿論ですが、個人的にはオニチョロ(中)への信頼が厚いので、ひたすら探し回ります。
ここはと思ったポイントに網を突っ込んでみると、
なんとアカザが捕れました!!
兵庫県のRDでは「地域個体群」扱いですが、全国的にはVU(Ⅱ類)に相当する貴重種!
日淡ファンとしてテンションが上がってしまいましたが、目的は川虫・・・。
結局この場所ではオニチョロは1匹しか採れなかったので、仕方なく前回・前々回も訪れた、釣り場すぐ下のポイントへ。
汗が流れ落ちるほど気合を入れて探したところ、なんとか30匹程のキンパクとオニチョロを確保する事に成功!
これで今回は安泰だとホッとしつつ、一度車に戻って仕度を整えることにしました。
釣り下りではアタリ無し
前回の1か所目から釣り始めるか、それとも以前見つけたポイントへ入るか悩みましたが、どうしても以前見つけたポイントが気になったので、今回は釣り下りから始めることにしました。
入渓場所から釣り下がるしかない場所です。
この日のタックル↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭5.2-6.3m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・0.3号通し、4.3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン2号~ガン玉4B
- 針・・・忍ヤマメ7号
- エサ・・・川虫・ブドウムシ
午前6時半過ぎ、いよいよスタート。
この時間帯なら先行者の心配はほぼいらないので、一発目のポイントが非常に重要になります。
前回よりも水量が増えてやや増水気味(+5㎝くらい)のベストコンディションなので、アタリ連発を期待して流していきますが・・・反応がありません。
目ぼしいところをしっかり攻めつつ、本命と目していたポイント4か所でも粘ってみましたが、やはりアタリ無し。
前日までに他のアングラーに釣り切られたか、そもそもこの場所には魚がいないのか・・・。
渓相の雰囲気は素晴らしいのに、腑に落ちません・・・。
念のため、今度は入渓場所に戻りつつ、エサを変えて同じ場所を流してみたりもしましたが、結局アタリはゼロ。
最初の場所まで戻ってきてしまいました。
遂に登場、待望の25cmオーバー!!
朝一の貴重な時間を1時間近く無駄にしてしまい、若干の嫌な予感がよぎるものの、気を取り直してそのまま釣り上がっていく事にします。
前回干上がっていた場所にも良い感じで水が戻っており、これなら釣れるかも・・・と、ややエグレが目立つ瀬に仕掛けを投入してみると、仕掛けがストップ!
アワセを入れたら一瞬20㎝くらいのアマゴが反転したのですが、残念ながら針外れ。
スレているのか、随分食い込みが浅い様に感じます。
気を取り直し、5月頭に良型を釣ったポイントでも仕掛けを流してみたのですが、ここでも一度同じサイズの掛けバラシをやってしまいました。
二回とも、使用していたエサが特大のオニチョロ(コオロギサイズ)だったので、アマゴのサイズ的に厳しかったのかもしれません。
そこで、貴重なキンパクを針にセットし、目ぼしいポイントを流していきますが・・・中々反応はありません。
こうなってくると、やはりある程度水深があるような場所が狙い目となるので、今回の大本命である大きな淵へと向かいます。
前回は鵜がいて台無しにされましたが(苦笑)、こういう状況の時は鵜さえいなければ最高のポイントのはず!
到着すると、予想通りある程度流れが出来ており、最高の雰囲気です。
目印の位置を2m程まで挙げて、ガン玉は底流れを捉える為に4Bをセット。
ここぞのために取っておいたオニチョロ(中)を付けて、丁寧に底近くを流していきます。
すると、流れの尻にあるカケアガリ付近で、目印にモゾモゾという反応が!
が、またしても20cmくらいのアマゴを掛けバラしてしまいしました・・・。
これには頭を抱えましたが、このポイントは広い上に、メインの筋にはまだ仕掛けを通していません。
食い込みが良いであろう大ぶりのキンパクを針にセットし、竿を思いっきり振ってヨレへと仕掛けを投入。
そこから仕掛けを馴染ませて、メインの筋へと引っ張り込み、そのままじっくり底流れを捉えて流していくと・・・また良い感じで目印がモゾモゾと動きました!
ほんの一呼吸おいてからアワセを入れると、
ゴンッ!!
という良型特有の感触!!
素早く足場の良い場所へと移動してやりとりに入ると、割とすぐにアマゴが浮上してきました。
あれ?思ったよりデカくないんかな?
ならそのまま空気を吸わせてからタモで・・・
と思った次の瞬間、狂ったようにアマゴが大暴れ!
グイグイ仕掛けを引っ張って、底の方へと突っ込み始めます!!
竿をしっかり立てていなしつつ浮かせようとしますが、中々浮いていきません。
とはいえ、この場所は流れも緩やかな上に障害物も少ないので、余裕をもってやり取りできます。
メインの流れにだけは乗せないように竿を寝かせ、徐々に寄せてからタモで掬おうとしますが、足元に来てからもバチャバチャと大暴れします。
竿がしなりすぎて少々てこずりましたが、なんとか無事にフィニッシュ!
姿を見た瞬間から、これは25cm超え!と確信を持っていましたが、改めてメジャーを当ててみると・・・25.5cm!!
昨シーズンは8月24日・18度目の釣行まで超えられなかった25cmの壁。
今シーズンは(13回目の釣行ではありますが)5月中に突破することが出来ました!
手元で見てみるとややスリムな体型で、実際に手に持ってみるとこんな感じ。
尻尾がダランとなってしまう程度には、良いサイズです。(苦笑)
渓魚の写真って難しいですよね・・・。
実績場にはいるけど数が少ない。
一先ず良型が釣れたので、正直この日はもう満足・・・ではありますが、やはりまだまだ良型を釣りたいので、そのまま釣り上がって行きます。
しばしアタリが無かったものの、前回までの釣行で確実にアタリがあったエリアに到達。
確信を持ってキンパクを流してみると・・・いつもよりやや下流にあたる部分で、目印がピタっとストップ!
良い引きではありますが、先ほどのアマゴに比べるとかなり小さく見えたので、思い切ってそのまま抜き上げて、タモでキャッチ!
こちらのアマゴは20.5cmありました。
模様も鰭もピカピカです。
そしてこの少し上にある場所でも一度中々のサイズがヒットしたのですが、食い込みが浅かったようですぐに外れてしまいました。
そこからは全くアタリが無いまま釣り上がり終了。
一度車へ戻って、次の実績場へと向かいますが・・・残念ながらここには先行者の車が。
それならばその少し下にある区画から入ろうかと思ったら、ここにも車が。
なら、下った場所にある場所から入ろうとしたら、ここにも車が停まっているではありませんか!!
平日だというのにこの釣り人の数。
この数年はなかった状況に驚きつつも、さらに下流部にようやく空いている場所を発見。
手早く準備を整えて入渓し、お気に入りのポイントへと仕掛けを流していきますが・・・反応がありません。
それもそのはず、割と新しい足跡が見受けられたので、前日かこの日の早朝に誰かが釣った後のようです。
ですが、川虫ならきっといい結果が出るはずだと信じ、4Bのオモリ+オニチョロ(大)で一級ポイントである大きな流れに仕掛けを通していくと・・・予想していなかった急流で目印がストップ!
慌ててアワセを入れますが、ワンテンポ遅れてしまったせいですぐに針外れ。
反転した姿は結構な良型だっただけに、悔やまれます。
これは食い込みの良いエサならしっかり掛かるかと思い、貴重なキンパクを流していくと・・・先ほどよりも下流部で目印がストップ!
これはイケる!とアワセを入れた瞬間、頭上で
ギャシッッ
という嫌な音、そして手元に伝わる硬い感触。
なんと頭上の木に竿をぶつけ、天井糸が絡まってしまいました。(泣)
幸いまだアマゴはフッキングしていたので、竿を縮めるようにして引っ張って寄せてきますが、流れが強すぎて上手くいきません。
なんとか腕を伸ばしてラインをキャッチし、やや強引に引っ張って、無理やりタモでキャッチ!
このアマゴは21cm。
正直釣ったかと言われると微妙な取り込みになってしまいましたが、久しぶりの追加です。
この後はアタリがストップしたので、この先にある淵でもトライしてみましたが、ここは釣り荒れているのか反応は無し。
ならば一度釣り下ってみようと思い、釣り座を戻る最中、なんとなく「ブドウムシ流したら食うんじゃね?」という謎の予感が。
そこで、オモリを2Bに変え、ブドウムシを付けて先ほど流した場所へ再投入。
流れに巻かれるようなイメージで流していくと、目印がブッ飛びました!
気に当たらないように斜めにアワセを入れると、中々の引き!
素早く流れの緩い場所まで誘導して、そのままタモでキャッチします。
自分の釣りこぼしを自分で釣るというなんとも情けない構図になってしまいましたが(苦笑)、こちらのアマゴは21.5cm。
エサのローテーションの有効性を改めて感じる1匹となりました。
これでこの場を後にし、入渓場所から徐々に釣り下がっていきますが、特に反応はありません。
また一度車へと戻る事にしました。
別のアングラーが、少し下流の辺りから入渓していく姿を横目に・・・。(驚)
新規開拓で良型追加!
時刻は既に11時。
支流に入るか、本流の別の場所を探るか考えながら車を走らせていると、ふと車を停められるスペースを発見。
いつもはスルーしていた場所でしたが、普通に入渓できそうな雰囲気なので、支度を整えて入ってみると・・・中々良い雰囲気!!
・・・と、足元に足跡。(苦笑)
とはいえ、体力的にも別の場所へ行く元気も無かったので、このまま釣りを続行。
目ぼしいポイントは少ないですが、気になった場所にブドウムシを流していきます。
特に反応が無いまま、先に進めなさそうな深みが見えてきたのですが、その手前に良い雰囲気の落ち込みを発見。
6.3mの竿では探りにくいような足元でしたが、ダメ元でエグレ付近に仕掛けを流してみると、綺麗に目印がストップ!
アワセを入れると、狭い区画をギュンギュン走り回って楽しませてくれます!
とはいえ下流に降ると厄介なので、一気に竿のパワーで浮かせ、強引にタモでフィニッシュ!
このカットだとなぜか小さく見えるこちらのアマゴ。
くるんと反転して撮っても、やっぱり少々小さく見えますが、手で持ってみると・・・
こんな感じで、サイズは23cmありました。
サイズ感が判る自然な写真を撮るのって、本当に難しいもんですね・・・。
この後、付近の落ち込みもあちこち探ってみましたが、残念ながらアタリは無く、12時に納竿としました。
この日の纏め
最終的な釣果は、20.5cm~25.5cmのアマゴが6匹。
数こそ少なかったものの、良型揃いな上に念願の25㎝アップが釣れたので、満足です。
こうなってくると、やはり次に狙いたいのは26cmアップ。
可能であれば自己記録の27.5cmを更新するサイズが釣りたいことろです。
ただ今年の揖保川は昨年に比べて魚影が薄くなっているように感じますし、なにより河川規模に対してアングラーの数が非常に多い(年々増えている)ので、かなり難易度は高め。
まだまだ最盛期は続くので、次も良い釣果報告が出来るよう、頑張っていきます!
2023年の揖保川釣行、随時更新中↓
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