こんにちは、Angler Ogiです。
5月20日、前回の爆釣の再現を目指して引原川本流へと釣行。
狙いのポイントに入れなかったり、先行者がいたり、太陽が出てからはかなりの強風に見舞われましたが、無事二桁釣果を得ることが出来ました。
さっと書いていきます。
ヒラタ確保のために時間が・・・。
前々回、予定より30分程長めに寝てしまった結果、予定のポイントに先行者がおられたので、今回はいつもよりやや早めに出発。
本流の餌採り場にも良い時間に到着したので、早速川へ入って餌となるヒラタを採集しにかかります。
既に「ヒラタが採れる場所/多くいる岩」を把握しているため、今までよりはある程度効率よく採れるものの、それでも一回の網入れで使えるサイズは1~5匹程度。
気温が高くなるとバンバン☆になってしまうので多めに用意すべきだと思い、130匹程度のヒラタを確保。
急いで釣り場に向かおうと車に乗り込んだら、既に50分近くが経過していました・・・。
これは間に合わないかと思ったら・・・案の定、狙いのポイントには先行者が。(苦笑)
まぁ当然そうなるよねと諦めて、前回と同じ場所から入渓する事にしました。
当たるけどスレてる。
幸い周囲にアングラーの姿はないので、手早く身支度を整えて入渓します。
この日のタックル↓
- ロッド・・・ シマノ・ 弧渓ZM M61
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・ナイロン0.3号通し、3.7m/4.1m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(ピンク)
- オモリ・・・ガン玉2号~Bメイン/2号~4B(2個付けあり)
- 針・・・忍ヤマメ5号
- エサ・・・ヒラタ
水温を計測すると朝イチにも関わらず15度!
ほぼベスト水温ではないでしょうか。
幸い風も無く釣りやすそうなので、まずは何度もアタリが出ている場所から仕掛けを流し始めると・・・3投目で目印が震えるアタリ!
幸先良いなと思ったのも束の間、一瞬掛かってすぐに針外れ。、
そしてここから、2か所で3連続針外れを喰らってしまいました。
アワセのタイミングとしては完璧なはずなのに・・・と、針先をチェックしたり、食い込みをよくするためにオモリを軽くしたり、あれこれ手を尽くします。
そしてようやく15cm程の1匹目をゲットしたのですが、針を外した瞬間オートリリース。
さらに次の1匹は17cm程度あったものの、こちらも針を外そうとしたらネットの中で針が外れて、まさかの2連続オートリリース!!
3匹目にしてようやく、

落ち着いて写真を撮ることが出来ました。(苦笑)
どうもかなりスレているようで、アタリの瞬間即アワセで掛かったり、一瞬送り込んで掛けたりといった感じですが、全て針掛かりが浅い状態でした。
とはいえ、

アタリは退屈しない程度に出てくれます。

流石に前回の爆釣の時と同じようにはいきませんが、反応があると嬉しいもの。


1区間釣り上がって7匹というまぁまぁの釣果だったのですが、この次の区画ではまさかのカワムツ4連発!!
緩やかな場所に差し掛かるとほぼ確実にカワムツのアタリが出るので、再度水温を計測すると16度。
僅か1時間半程度で1度上昇しています。
さらに日差しもかなりキツイ状態だったので、時折太ももまで川の水に浸かりながら、体温を下げつつ遡行していきます。
ここからは比較的アタリの数も多く、

前回釣れた場所でヒットが連発し、

無事8時45分にツ抜け達成!
ただ、サイズは18cmまでが大半で、中々サイズが大きくなりません。

こちらのアマゴは、最初は浅瀬のエグレを2号で流したものの反応が無く、Bに変えて流した瞬間にヒット。
さらに、

こちらのアマゴは水深50cm程度の場所で、オモリがBだとヒットせず、1号+3号にしてオモリの表面積を増やしてゆっくり流すとヒットしました。
やはりスレている時は餌をゆっくり見せるのが重要なようです。
しかし、前回釣行時にアタリが無くなった区画に入ると、今回もやはりアタリがストップ。
どう見ても良い雰囲気のポイントなのに、どういう事か・・・と思いながら淵に到達。
試行錯誤しながら釣っていたら・・・
わずか20m程度先に竿を振るアングラーの姿が。(゜∀゜;)
一瞬頭ハネを喰らったのか?と思ったのですが、よく考えるとかなりの距離を遡行していた私。
さらに、今いる区画に入る場合、先ほど私が駐車した場所は通過しないため、私の存在に気付いておられなかったと考える方が自然です。
これはもう仕方のない事なので、手早く竿を仕舞い、下流側から退渓することにしました。
山菜取り&実績場ではアタリゼロ
既に釣り開始から3時間以上が経過していたため、朝イチに先行者がいた場所が空いていないか・・・と淡い期待を持って訪れてみたのですが、残念ながらまだ車は駐車中。
どうするか悩んだのですが、水温も上がってきた事ですし、一度ダム上を除いてみることにして車を走らせます。
ついでに美味しいウワバミソウも摘んで・・・等と考えて結構な距離を走ってきたのに、ここにもまさかの先行者が!!
これには流石にショックを隠せません。
徒労に終わるのも嫌だったので、しばし上流へと車を走らせてから、アングラーが周囲にいないことを確認して、釣具を一切持たずにウワバミソウが採れる場所へダイレクトに降下。
食べる分だけ手早く採集して、斜面を登って退渓しました。(苦笑)
もう少し上流に上って邪魔にならない区画から入ろうか、と考えたのですが、なんとこのすぐ上流にもアングラーらしき車が!
それは頭ハネにんらんのか!?と思いましたが、この調子では結構な数のアングラーがいるのかもしれません。
仕方なくダムの下へと引き返す事にし、候補ポイントを幾つか考えながら走っていたのですが、先ほどは無かったアングラーの車がチラホラ。
なんだか先週より明らかにアングラーの数が増えた気がします・・・!
先週私が爆釣したからでしょうか・・・。(苦笑)
幸い、個人的に実績が高かったポイントは空いていたため入渓してみたのですが、この場所ではまさかのアタリゼロ。
3月から何度も訪れているものの、今シーズンまだこの区画では釣果がありません。
やはり一筋縄ではいかんなぁと思いながら、最後のポイントへと移動する事にしました。
ここでも食いが浅すぎる!いやヘタすぎる?
時刻は11時を過ぎ、太陽が強烈に照り付けてきており、道中の気温計は既に26度。
頑張ってもあと1時間程度かなと思いながら、今シーズン良いサイズが出ている区画へと入渓します。
水量は平水のため、これなら今回も良いサイズが期待できる・・・と思ったのですが、
爆風。(゜Д゜)
Bのオモリを打っても仕掛けが鯉のぼり状態。
弧渓 ZM がいくら軽い竿と言っても、6.1mの長竿に爆風は酷く堪えます・・・。
それでも、目ぼしい場所を2ランク重いオモリで流してみたり、竿を風上(上流側)へやや傾けながら、ラインで風を捕まえつつオバセを利用して押し流していきます。
しかし、浅い瀬には魚がいないようなので、一番実績が高い場所へと即座に移動。
かなりの流れですが、やや下流側にウケとなる岩があり、その前にピンポイントで流し込めば当たるはずです。
という事で、まずはオモリサイズBで様子を見ますが、予想通りぶっ飛んでしまう状態。
ならば2個付けは?と、B+2号にしてみるものの、受ける水圧が強くなりすぎて仕掛けが押され、浮いてしまいます。
ならば!と2B1つに変更し、目印は水深+2倍程度にし、あえて流れが強い場所に投入。
そのまま風で底に押し流されるよう、あえて竿を風下(下流側)へと傾けます。
すると、想定通り仕掛けが押され、狙いから寸分違わぬ場所へと到達・・・した瞬間、目印がストップ!
アワセを入れると、ゴンッ!!という良型特有の感触!!
強風のためやや後方へと下がり、竿のパワーで溜めていると、ほどなくして魚がローリングしながら浮上!!23cm程度、幅広の良型です!!
そのまま一気に引き寄せてタモを・・・と思ったら、なんと針が唇の皮一枚に掛かっているではありませんか!
あかん、無理したら口が切れる!!という躊躇いが命取りとなった瞬間です。
余力を残していたであろう相手のアマゴは、流心に差し掛かった瞬間に思いっきり潜り込んで・・・プンッという感触を残し、泡の中へ消えていきました。(泣)
ようやくヒットした良型をバラしてしまい意気消沈。
それでもこの場所、今までの経験上周囲に最低2匹はいるはずなのです。
そう思ってやや上流側にあるもう1つのウケを狙って、同じように流してみると・・・

17cmほどのアマゴがヒットしました。
正直もう少し多きサイズがいると思っていただけに悔やまれます・・・。
ただ、このすぐ下流にも良型が定位する場所があるので、目ぼしい場所を打ちながら移動。
到着したら、早速2Bのオモリで流していきますが、風と流れの強さであっさり流されてしまいます。
なら3Bは?4Bは?と重くしていきますが、元々浅い場所という事もありすぐに根掛かり。
これでは場荒れするだけで釣れません。
では発想を変えようという事で、オモリをB+2号の2個付けに変更。
そして流れの強い場所へと放り込み、あえて水圧を受けるように設定します。
すると、底まで沈まずにゆっくり仕掛けが流れ始めました!
これならヒットするはずだと思っていたら、本来定位しているはずの場所で反応がありません。
という事は、もう一つ下流側(やや奥)にあるウケの前にいるだろうと仮定し、投点を変更。
そして仕掛けが押し流されるイメージで流していくと・・・目印が前方にスライド!!
これはと確信を持ってアワセを入れると、ゴンッ!という感触!
今度こそ逃すまいと竿を立てると、爆風で竿が押し戻されてしまいます!(苦笑)
しかも立ち位置が悪く、水中の岩の上に立っていたため、かなり滑る状態。
魚の向きを考えながら慎重に後退し、足場の良い場所へ移動します。
そこまで大きくないように見えたので、落ち着いて体を下流側に向け、竿を横に倒しながら水面を滑らせるようにし、最後は無事タモでフィニッシュ!
タモに入ったアマゴは・・・なんだか想定より大分短く(笑)、

とんでもない体高をしていました。
シルエットだけ見ると24cmくらいあるように感じたのですが、メジャーを当てると22.5cm。
思ったより小さい・・・。(苦笑)
とはいえ、何とか良型を仕留めることが出来て一安心です。
この後、目ぼしい場所を流してみたもののアタリはゼロ。
風はどんどん強くなり、突風だけだったのが常時吹くようになってきました。
エサも底を尽きたので足元で採集してみると、デカイヒラタが網に入ります!
すぐに針にセットし、最後に先ほどまで攻めていた一級ポイントへ。
もしかしたらもう1匹くらいいないか、と思いながら、上流側にある強烈な流れから仕掛けを馴染ませて、何度も流しているうちに、ようやく狙いのエグレに入りました。
すると見事、想定通り目印がストップ!
これはと思ってアワセを入れると、ゴンッ!!という感触!!
間違いなく良型だと思ったその瞬間、
プツッ!
という無情な感触・・・。
ラインは常にチェックしていたつもりでしたが、よく考えるとこの場所に来てから1時間以上同じ仕掛けで釣っていたのです。
オモリも頻繁に付け替えていたので、どうやらラインが劣化していたよう。
自分の下手さに辟易しながら、13時過ぎにに納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、22.5cmまでのアマゴが16匹。
大釣りとはいきませんが、まぁまぁの釣果となりました。
悔やまれるのは、最後のエリアでヒットした良型達。
もっときちんと想定してれば、あと2本は良型が釣れていたはずです。
中々思うようにいきませんが、この難しさこそが渓流釣りの醍醐味の一つであるのは間違いありません。
まだまだ最盛期は続くので、気合を入れ直して頑張りたいと思います!
また、近々キス釣りに行く予定ですので、その様子もアップする予定です!
ご期待ください(^^)
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