5月末の揖保川支流にアマゴを求めて/2020年十二度目の釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

ぼちぼち熊が出没する時期になりますが、まだまだアマゴを釣るため、5月27日にいつもの支流に釣行してきました。

この時期にアマゴ釣りをするのは、(熊が怖いために)実は今回が初めて。
昼過ぎまでの時短勝負です。

川虫がほぼおらず、代わりにキジが・・・

揖保川支流に到着したのは7時頃。

気温も17度あり、随分過ごしやすい気候の中、いつもの場所で川虫を探してみますが・・・殆ど網に入りません。

いつも落ち葉が堆積している場所では、前日の雨の影響もあり落ち葉がほとんど溜まっておらず、キンパクは僅か3匹だけ。

仕方なく少し上流まで歩いていくと、木で陰になっている川べりに、落ち葉が堆積しているのを発見!

とりあえず網を突っ込んでスナムシとキンパクを4匹ずつ採集したところで、すぐ脇の落ち葉が堆積している場所(陸地)に目が留まりました。

キジ(ミミズ)でもいないかなぁと、何気なく落ち葉をどけてみると・・・でるわでるわ、大漁のキジ!
コロニーにでもなっていたのか、なんと僅か数分で大小30匹程のキジを確保。

正直かなり気持ち悪いレベルで密集していました。

あまり得意ではありませんが、雨後によく釣れるエサである為に、今回は気合を入れて使ってみます。(苦笑)

7時20分頃入渓、いきなりトラブル

今回はいつもより少しだけ下流から始めてみようと思い、3月26日の釣行で訪れた場所へ。

出来る限り身を屈め、ソロ~~っと川に近づいてみると・・・

水量が回復して良い感じになっているだけでなく、よく見るとあちこちにアマゴの姿が見えるではありませんか!!

あまり近づくと警戒されるため、スマホのカメラで出来る限りズームしてみると・・・

丁度水面を割って川虫を捕食する個体と、(かなり判りにくいですが)水面付近を遊泳する2匹が写真に写り込みました。

これは釣れる!と確信し、1投目でキジ(小)をセットして流しこもうとしたところ、振り込む瞬間頭上の木に竿が当たって仕掛けが着水

これはいかん、と体勢を立て直そうとしたところ、勢いよく引き込まれる竿!!

なんと着水と同時に食っていたようなのですが、生憎竿が木に当たった直後だったため、完全に油断していました。

当然のようにアワセミスをしてしまい、慌てて引っ張ったために仕掛けはグチャグチャ・・・1投目で次の仕掛けにチェンジする羽目に。(泣)

そしてこの次もアタリが来たのですが、キジをメインで使用するのは今回が初なので。アワセのタイミングの違いに戸惑い、またしても空振り。

そしてまた手元で仕掛けをグチャグチャにしてしまい、また次の仕掛けにチェンジしますが・・・このポイントでのアタリは、これで終了。

やはり流石に掛けバラシを2回やってしまうと警戒心をあおってしまうようですね・・・仕方なく遡行を始める事にしました。

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3月末にヒットした場所で良型登場

めぼしい場所を見つけては仕掛けを流してみるものの、キジを使用している時にアワセのタイミングが取れず、2連続で素針を引いてしまいます。

仕方なく一度キンパクに変え、

僅かに流れが緩んでいる赤丸の部分めがけて流してみると、一発でヒット!!

7:52にファーストヒット。

尾鰭が大きい14㎝程のチビアマゴでした。

この後似たような場所でベビーサイズを1匹追加・リリースしつつ、キープサイズを求めて遡行していきますが、やはり3月末の時と随分水量・流れの速さが変わっています

以前は連発した大場所でもキジで2回空振りしつつ、やってきたのは大きな堰の真下。

ここならいい練習になるだろうと、また懲りずにキジをセットして深みにキャストすると・・・今度は判りやすいピタッ!と止まるアタリが出て、

メスは顔が優しく見える。

幅広な18㎝のアマゴが登場!
やはりこの時期のアマゴはかなり引きが強いので、釣っていて楽しいですね!

この次は左サイドで同じくらいのサイズをバラしてしまいましたが、ポイントの幅が広いので右サイドに移動。

黄色矢印の流れに乗せ、岩の手前(赤丸)辺りにキンパク(小2匹掛け)を誘導すると、目印をキュッと引き込むアタリ!

すかさずアワセると、流れに逆らう様にグングン引き込みます!

慎重に竿を立てると、今度は下流の方に向かって勢いよくテールウォーク!!

周りに人がいないのをいいことに、「うあーーー、楽しい~~~!!」等と叫びながら、タモでフィニッシュ!

8:38にヒット。

サイズは21㎝の良型!体高もあり、実に状態の良い個体でした。

このポイントはこの個体で終了となったため、来た道を引き返し、一度乗車して少し上流へ移動します。

晴れ間が出てくると減るアタリ

今度は堰の上流まで移動し、いつも入渓する場所から再入渓。

今度は、普段あまり入らない下流側へと降りて様子を見てみましたが、傾斜がとんでもなくきつい上に、大きな岩がゴロゴロして非常に危険・・・。

さらには、堰の真上にたどり着く前に落差6m程の滝に出くわしてしまい、それ以上先には進めませんでした。

めっちゃいい雰囲気の場所があったので、なんとかしていく方法を考えたいところです・・・。

気を取り直し、前回アタリが無かったエリアを完全スルーして再度入渓。

ポイントへ入っていく前に、いつもキンパクが固まっている場所に網を突っ込んでみると、15分程度で30匹のキンパクを補充出来ました。

さあこれからだ!というタイミングでしたが、太陽がガッツリ登場し、気温は一気に上昇。
それだけではなく、水面に竿の影が落ちてしまいます。

出来る限り角度に気を付けるものの、やはり多少は竿の影がチラついてしまうのか、警戒心の高いアマゴ達が7~8m先から逃げていく様子がチラチラ見えます。

また、深みよりもチャラ瀬のエグレ辺りに定位している個体が多いようで、緩やかな深みではアブラハヤばかり。

そうこうしているうちに、前回ヒットした場所(木にクラッシュした場所)に到着。
今回もやはり数匹のアマゴが泳いでいるのが見えます。

今回は木にクラッシュしない角度に陣取り、岩の影から仕掛けをキャストして流すと・・・ポイントに流れ込む前に、手前の方にいた15㎝程のアマゴが、エサに向かって猛アタック!

このアマゴは残念ながらフッキングしませんでしたが、同じラインを通していくと、アタると目論んだ場所で目印がスッと動きました!

ポイント写真を撮り忘れてしまった。

バッチリのタイミングでフッキングしたのは、これまた幅広な18㎝の美しいアマゴ。

仕掛けの流し方、アタリの出方、アワセのタイミング、フッキング位置(上アゴ)に至るまで、完璧な形で釣った1匹と対面した瞬間は、本当にたまりません!

これに気を良くしてどんどん遡行しましたが、大きな滝つぼで良型らしき獲物に竿をのされてラインブレイク(エサ=大きめのキジ)。

他、何度かアタリはあったものの、いつもアタリの多い大場所(5か所)ではまさかのアタリゼロ。

自己記録を釣った場所では、20㎝オーバーの良型がエサではなく目印を食ってしまうというハプニングもあり、結果的にリリースサイズを1匹追加しただけ。

心残りではありましたが、元々時短予定でエサを使い切った事もあり、13時過ぎに納竿としました。

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この日の釣行纏め

最終結果は21㎝までのアマゴが6匹と、前回とあまり変わらない釣果となりました。

ただ、前回よりはるかにアタリの数は減っており(というか前回が多すぎた)、確率で言えば前回よりはマシです。(苦笑)

掛けバラシや素針を引く頻度をもう少し減らすことが出来ればコンスタントに2桁釣れそうなので、やはりエサごとのアワセのタイミングをもう少し学んでみる必要がありそうです。

またそれだけでなく、不意打ちのアタリでは素針を引くケースが多発しているので、「アタリが出るのはここだ!」と読む力を養うのも急務。

Angler Ogi
Angler Ogi

予想外の所でアタリが出ると、まだアワセが一瞬遅れてしまいます。
それはアタリが出る場所を理解していないという事でもありますね・・・。

とはいえ、今年の釣行で仕掛けの流し方やアタリの見極めなどは随分上達したので、今後のアマゴ釣りに活きてくるはず!

海釣りのキスや小アジなんかも気になりますが、まだもう少しだけ、アマゴ釣りに行きたいところです。(^^;)

4月末に自己記録更新!↓

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