引原本流、雨後の増水は高活性!2024年11度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

5月15日、雨後の高活性を目論んで、大増水中の引原川へと釣行。

想定より水位が高く遡行が大変でしたが、淵では一時入れ食い状態になる等、予想通りの高活性!
詳しく書いていきます。

増水、+30cm以上!

前週の日曜から月曜にかけて雨が降ったのですが、これが予想以上に多く降ったようで、揖保川本流は大増水。

河川ライブカメラでは、1m以上増水している時間帯もありました。

幸い月曜には雨が止んだものの、依然として水位は高いまま。
私が釣りに行けるのは水曜の予定だったので、正直かなり微妙でした。

前日の火曜の晩にまた河川ライブカメラをチェックすると、いつも参考にしている引原川・杉田橋辺りで0.72という数値。

この数値は平水より約30cm以上高いことを示していますが、ポイントを選べば、ギリギリ釣りになるレベルではあります。

という事で、迎えた当日。
早朝の時合を楽しむため、現地には5時半過ぎに到着しました。

道中の気温計は13度と過ごしやすく、エサ採り場の水量も思ってたほどではないという印象ですが、それでも安全第一を心がけて餌採りへ。

大分ヒラタの採集方法が解ってきた事もあり、1時間弱で3桁を超える数のヒラタを確保!
といってもサイズが小さいものが殆どなので、やや多めに採っておきました。

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いきなり入れ食い!

引原川に入るとやはり水位は高めで、濁りはほぼ無い状態です。

今回の入渓場所はどこへ入るかと迷う事無く、今シーズンに自己記録サイズが2度釣れている区画をチョイス。

前回は先行者がいたため入れませんでしたが、幸い今回は(朝早かった事もあり)空いていました!

水量が多いと遡行難易度が高くなるポイントですが、やはり今シーズン一番信頼できるのは間違いなくこの場所!という事で、手早く支度します。

この日のタックル①↓

  • ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
  • ライン・・・0.3号通し、3.6m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉2号~4B2個付け多用
  • 針・・・忍ヤマメ5号
  • エサ・・・川虫(ヒラタメイン)

いつも入る場所から入渓し、ふと何気なく下流側にある流れ込み&淵を覗いてみると・・・普段より水量があるせいか、なんだかいい雰囲気になっています!

これならいきなりボーズを逃れられるんじゃないか?と考えた私、まずはジンタン1号とヒラタをセットし、流れ込みから仕掛けを馴染ませていきます。

が、やはり想定以上に水量が多いせいか、仕掛けが上手く馴染みません。

それならばと、オモリをガン玉のBに変更。
目印の位置をかなり上へと移動して、岩の間の辺りで馴染ませて流していきます。

すると、流れ同士がぶつかる辺りで目印が小刻みに震えました!
・・・が、これは残念ながら素針。

定位している場所がなんとなく判ったので、今度はアタリが出た場所へ違う角度で流れ込むよう、ラインテンションを調整します。

竿を傾け気味にしてドラグをかけつつ流し込んでいくと・・・目印を押さえ込みました!

すかさずアワセを入れると、ゴンッ!という感触と共にアマゴが暴れる感触!
場を荒らさないように、一気に引き抜きます。

7:07にヒット。

思っていたより良いサイズで21cmありましたが、沢山釣れる気がしたのでこの子はとりあえずリリース。

開始直後にいきなり釣れてくれると、やはり安心感が違いますね!

そしてこの1匹を皮切りに、次の1投でも・・・

7:09にヒット。

17cm程のアマゴがヒット!
さらに次の1投でも、

7:10にヒット。

一回り大きい20cm弱がヒット!

一度素針を引いた後、流すラインを変えると、

7:13にヒット。

また同サイズがヒット!(リリースの為、写真が雑なのをお許しください。苦笑)

さらにリリースサイズの15㎝程のアマゴが2連続でヒットした後、1本良型(23cmくらい)にハリスを切られて逃げられて(苦笑)、その直後に・・・

7:19にヒット。

再び20cm弱のアマゴがヒット!

この場所はアマゴが固まっていたようで、なんと僅か20分で7匹のアマゴをゲットするという、今シーズン一の入れ食い状態!!

あまりにポンポン釣れるのでハリスのチェックを怠ってしまい、よりによって一番良いサイズをハリス切れで逃がしてしまいましたが、これだけ釣れるともうウハウハ!!(笑)

しかしさすがにラッシュはストップし、次の2投は2回連続でアタリ無し。
この場所は釣り上がって戻ってきた後に再度やる事にし、遡行を始めます。

釣れる場所は増水の為ピンポイント!

普段は川の中を遡行していくのですが、生憎この日の水量では腰上まで水没してしまうので、一度プチ高巻きをし、深い場所(いつも釣れない)を避けて再入渓。

まずはいつも良型が定位している、流れ込みがぶつかってできるエグレを探っていきますが・・・やはり水量が多いせいで流れがきつく、まともに仕掛けが馴染みません。

オモリサイズを2Bに変更し、石裏で馴染ませてから仕掛けを引き入れても、根本的に流れが強すぎるようです。

昨年までの私ならここで見切りをつけていましたが、今回は一度仕掛けを回収した後、流れをよ~く観察してみます。

すると、流れ同士がぶつかる流心の脇(奥側)に、ほんの少し緩い場所があるのを発見!

丁度この緩い場所に仕掛けが流れてくるよう、あえて強い流れの中に仕掛けを投入して吹き上がらせた後、ラインテンションをかけて仕掛けを引っ張ります

前日観た動画で井上聡さんが行っていた手法をまんまマネてみたのですが、これが意外と上手くいき、仕掛けが想定していた場所に到達!

その瞬間、図ったかのように目印がストップ!!

すかさずアワセを入れると、ゴゥンッ!という鈍い感触と共に、水面下で反転するアマゴ!

流れに逆らうとラインが切れてしまうので、取り込みも井上さんが言っていたイメージを思い出し、

「流れが強い場所で掛けた場合、ローリング中は逆らわない
「ゆっくりと力を取ってあげるイメージ」
「落ち着いてから頭を上げて空気を吸わせる」

これらを実践すると、アマゴが上手く浮上してくれました。

流れがきついので、水面を滑るようにしてアマゴを寄せて、下流側に構えたタモでキャッチ!!

7:29にヒット。

先ほどまでのアマゴとはずいぶん顔つきが違う、良型のアマゴです!
メジャーを当てると24.8cmありました。

8匹目に良型!

この場所はこれで満足したので、遡行を再開。

いつも魚が定位している場所をメインに狙っていきますが、水位が上がっているせいで流れがきつく、やはり一筋縄ではいきません。

逆に、普段はチャラチャラしているような場所が少し深くなっていたりするので、オモリサイズをBに変更して流していくと・・・ゴンッ!という感触と共に、

7:43にヒット。

21cmのアマゴが登場!
まだデカイのが釣れるはず!と信じてリリースします。

しかし、最初の勢いであれば「一瞬で20匹行くんじゃないか」と思っていたのですが、やはりそれほど甘くは無いようで、良い雰囲気の場所でアタリが出ないことも。

それでも、1号~2Bまでのオモリを使い分けることで、底流れに乗せたり、フワフワ流す釣り方がハマると、

7:55にヒット。ツ抜け!

時折18cmくらいのアマゴが飛びついてきます。
どうも流れが緩いところにいるのはこのサイズのようですね・・・。

浅瀬でさらにリリースサイズを1匹追加した後、迎えたのはこれまでに良型を何度もバラしている因縁の場所。

この日は水量が多すぎて、良い雰囲気ではありませんでしたが、それでも目印を引っ手繰るアタリが出ました!

頭上に木を付けながらアワセを入れると、ゴンッ!という良い感触!

やり取り中に頭上の木に絡まってヒヤヒヤしましたが、下流側に構えたタモに流し込むことで無事にキャッチ!

8:28にヒット。

想定していたサイズではありませんでしたが、それでも23cmある立派なアマゴでした。

この後も期待の大場所が2か所あったのですが、ライントラブルが続出。
頭上に絡んだり、根掛かりしたり、アワセ切れしてしまったり・・・。

事前に用意していたストック(6つ)を使い切り、さらにその場で作った仕掛けが2投連続で強風にあおられてグチャグチャになったり・・・。

40分程の時間と仕掛けをいくつも無駄にしてしまいました。
この辺りはまだまだ竿の扱いを勉強しないといけませんね・・・。

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淵にはやっぱり溜まっている!

そうこうしているうちに、気が付くと早くも大本命ポイントへと到着。
4月に2度自己新記録を更新した淵です。

水量が多い時はより流れが複雑化するので、釣りの難易度自体は上がりますが、魚のストック量は豊富なはず。

手早く新品の仕掛けを組み上げ、まずは自己記録サイズが釣れた時と同じように仕掛けを流そうとしますが、底流れまで強くなっているのか、上手く馴染みません。

そこでオモリを2Bにし、目印の距離を長めに。
投入点は岩の裏の緩流帯とし、そこで沈み込ませてから、ゆっくり竿で流れに引き込みます。

と、想定していたカケアガリよりもかなり早い段階で、目印が小刻みに震えました!

アワセを入れると、ゴン!という感触!

9:31にヒット。

まずはこの場所での1本目、21cmの太いアマゴです。

この調子ならまだまだ釣れるはず!と、様々な場所へ仕掛けを打ち込み、流れを把握していきます。
ある程度覚えたタイミングで、手前のカケアガリに乗るラインに乗せると、すぐに反応が!

9:41にヒット。

こちらのアマゴは22cm!釣れるサイズが揃っていますが、もっと大きいアマゴが釣りたい・・・!

もっとデカイのがいるはずなんだと信じて、今度は右サイドにある流れ込みの弛みへとキャスト。
あえて強めの流れで押されるような形で流していくと、カケアガリの手前で目印を抑え込みます!

9:44にヒット、19cmくらい。15匹。

少々サイズダウンして、(太いのですが)20cmを切ってしまいました。(苦笑)

それでも次の1投でもまた同じ場所でアタリが出て、

9:46にヒット。

21㎝!再びの20㎝オーバーです。

これだけまとまって釣れるのも驚きですが、仕掛けの通し方を変えるだけでアタリ続けるので、本当に楽しい!

この後さらに17cm程のアマゴを1匹追加した後、次に釣れたのが・・・

9:55にヒット。18匹目。

こちらのアマゴ。
サイズは21㎝とそんなに大きくないのですが、体型が凄まじくオデブ。(笑)
この子は間違いなく美味しいだろうと思い、迷わずビクへ。

この時点で既に6匹のアマゴをこの場所で釣っているので、流石に良型はいないのかな・・・と思い始めた私。

この後はどこをどう流しても反応が無くなったので、再び遡行を再開しようとして・・・ふと思い出しました。

先週観た動画で、井上聡さんが淵でやっていた釣り方を。

釣れればもうけもん!くらいの気持ちで試してみようと、まずは2Bのオモリの下にBのオモリを追加
針との距離は40cm程と、かなり広く取ります。

目印はかなり上の位置で、やや間隔を広めに取り、大きな流れ込み直下(緩い場所)へまっすぐ仕掛けを投下します。

仕掛けが馴染んだであろうタイミングで一番下の目印を水没させ、その状態でメインの流れへ引っ張っていくと、水没した目印が流れで押され始めました。

このタイミングで竿を流れと逆方向へ傾けてテンションをかけるようにすると・・・良い感じで、餌先行で仕掛けが流れ始めました!

これなら底流れを捉えているし、もしかしたら・・・と考えていると、先ほどまで私が立っていた場所のほんの少し先の辺りで、目印がスッ!と入りました!

アワセを入れると、ゴンッ!!という良型特有の感触!そこまで大きいわけではありませんが、間違いなく今日イチの感触です!

水深が深い為ローリングしているのがよく見えますが、出来る限り逆らわないようにしながら、立ち位置をやや下流へ移動。

中々浮いてこないアマゴとのやり取りを存分に楽しみつつ、ようやく浮いてきたアマゴは中々の太さ!

しっかり空気を吸わせてから、タモでフィニッシュ!

10:08にヒット。

今までならゲット出来ていなかったであろうこちらのアマゴ。
メジャーを当ててみると25.2㎝ありました!

会心の一匹!

ここ最近は空き時間さえあれば井上聡さん・千島克也さんの動画を観ているのですが、それがバッチリ活きたようです。(^^)

次のポイントでも、2個付けのオモリを利用して良いサイズのアマゴが一瞬掛かったのですが、残念ながらラインブレイク。

やはり水量が多いと、掛ける場所によっては水圧で切れてしまうのが難しいところですね・・・。

この少し上のポイントで、

10:26にヒット。

この日20匹目となる18cm程のアマゴをゲットした後、一度脱渓。
車へと戻る事にしました。

朝のポイントでさらに追加!

車で昼食を摂った後、今度は竿を持ち替えて朝イチと同じポイントへ。

この日のタックル②↓

  • ロッド・・・シマノ・弧渓ZM M61
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
  • ライン・・・0.3号通し、4.1m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉2号~4B(2個付け多用)
  • 針・・・忍ヤマメ5号
  • エサ・・・ヒラタ

そして目の前に広がる淵へと投入したところ、落ち込みの所でいきなり良いアタリが出るではありませんか!

これは良型だろうと思ってアワセを入れたら、プチッ!!という無常な感触・・・!

きちんとチェックしてきたはずなのに、何故かこの仕掛けだけ異様に劣化しており、あちこちプチプチ切れる状態でした・・・無念。

手早く仕掛けを組み直し、気を取り直して朝イチのポイントへ。
水位が10cmくらい低くなっているように感じつつ、先ほどまでとは違う場所へ仕掛けを投入すると、

11:19にヒット。

すぐに18cmくらいのアマゴが飛びついてきました!

さらに次の1投でも目印が消し込むようなアタリが出て、

11:23にヒット。

同サイズを追加!
一体この場所にどれほどの数のアマゴが溜まっていたんでしょうか。

ただ流石にこれで打ち止めだったのか、この後はウンともスンとも言わなくなったので、また車へ戻ります。

そして一度竿を畳み、ダムの上にあるアサツキ(野生のネギ)が自生している場所まで走り、山の味覚を収穫してきました。

この時点で時刻は昼過ぎ
もう終了でもよかったのですが、最後にもう一か所だけ回ろうと、車を走らせます。

前回のリベンジは・・・?

到着したのは、前回釣行時に仕掛けのトラブルで良型をバラしまくった場所

エサのストックはほぼ無いので、周囲で再度ヒラタを採り、改めて入渓してみます。

時間的にも、ほぼ確実に先行者が入った後だと思われますが、それでも前回大変悔しい思いをしたので、物は試しと釣ってみたのですが・・・アタリゼロ。

期待していた淵では何をやってもアタリが出ず、魚がいないのではないかというレベルです。

川から離れたところを歩いてみると、すぐに真新しい足跡が見つかったので、やはりこの場所は既に探られた後の様でした。

ならばと、前回アタリが全くなかった大きなトロ場へ行ってみると、この日は水量のせいで強めの流れが出来ています。

先ほどまでの釣りを踏まえ、オモリは2B+Bというヘビーサイズ。
目印をかなり上まで上げて、仕掛けを馴染ませてからドラグドリフトで流してみました。

すると、今まで反応が出たことが無い場所で、目印がプルプルと震えるではありませんか!

アワセを入れると、ゴンッ!という感触と共にアマゴがフッキング!
場を荒らさないように素早く浮かして抜き上げます。

12:58にヒット。

想定よりワンサイズ大きく、このアマゴは21㎝ありました。

さらにこの後、立ち位置をずらしたり、オモリサイズを3B+Bに変更してみたりと工夫を凝らしてみると、岩盤の手前辺りで目印がストップ!

13:07にヒット。

サイズは18cmと小ぶりでしたが、先行者の後に2匹のアマゴを引きずり出せたことが何よりも収穫です。

この後は、いつものテッパンポイント含めて一切アタリ無し。
やはり先行者の方に釣りきられていたようです。

しばし釣り上がった先の区画で2回アタリが出たものの、残念ながらどちらも素針。
エサが完全に切れた14時前に納竿としました。

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この日の纏め

最終釣果は、25.2cmまでのアマゴが24匹と、結構な爆釣!
良型5匹と、掛かりどころが悪かった20cm程の2匹を持ち帰りました。

改めてみるとどのアマゴもすっごいオデブ体型・・・。

例年この時期は確かに太いアマゴが釣れますが、今年のアマゴは特にオデブ(もはやメタボ?)体型が多いように感じるのは私だけでしょうか。

ちなみにお腹の中は、胃袋に大量の川虫(ほぼヒラタ)が詰まっていただけでなく、とんでもない量の内臓脂肪が詰まっていました。

捌いている間も包丁がネトネトになるくらいなので、脂の乗りは抜群!
今回はすべて西京焼きにする予定ですが、今から食べるのが楽しみです。

ちなみに当サイトでは、先日公開したガーリックムニエルのレシピ以外にも、この後ちゃんちゃん焼きと西京焼きのレシピを公開予定なので、レシピ記事も是非ご期待くださいね!(^^)

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