こんにちは、Angler Ogiです。
多忙だった4月を過ぎ、いよいよ渓流釣りが本格化する季節となった5月1日。
生徒のIさんと共に、揖保川支流と引原川本流へと釣行してきました。
私はエサ釣り、Iさんはルアーという形態で2人で一緒に遡行しつつ釣っていった結果、私は見事20匹のアマゴをゲット!
詳しく書いていきます。
開始直後から連発!
この日はIさんと道の駅いちのみやで合流。
4月29日に大雨が降った影響で各河川は増水中だったため、まずは通い慣れた揖保川の支流へと入ってみることにしました。
川虫採集の時間を取りたかったものの、そもそも採れるかどうかわからない上に雨で増水中。
ソロ釣行でもありません。
エサは今回もキジメインで使用します。
悲しいかな、釣り場で採集した川虫が抜群の効果を発揮するのですが、それはまた後ほど。
現地のポイントに着いたのは6時20分頃。
普段私が釣っているポイントを幾つかIさんに紹介し、その中の1か所に入渓。
支流での仕掛け↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.2号通し、3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン3号~2B
- 針・・・忍ヤマメ5号
- エサ・・・キジ
まずはエサ釣りの私が先行する形で入渓し、釣りに影響のない場所で軽く川虫を探してみますが・・・やはり全く採れません。
早々に諦めて、キジを瀬落ちの弛みに落としてみると・・・なんといきなりのヒット!
13㎝ほどと小ぶりですが、いきなりアマゴの顔が見られた事にホッと一息。
そして、
普段はヒットしないような場所も、増水のおかげでポイントとなっており、15㎝程のアマゴを追加!
丁度その頃、少し下流で釣っていたIさんも見事にスプーンでアマゴをゲット!
その直前に良いサイズをバラしたとの事ですが、一先ず順調な滑り出しです。
この後は場所の説明などをしつつ、ポイントを見つけては交互にキャストするような形で、
頻繁にあるアタリをある程度失敗しながら(苦笑)、順調に釣っていきます。
Iさんのスプーンにもアマゴが追いかけてきたりする様子が見られ、どうやら活性は高いようですが・・・季節的にスレている事もあり、アタリが小さく難易度はやや高め。
とはいえ、アタリが連発するだけでもありがたいですね~と話しつつ、大岩によって流れが分断された期待のエリアへ到着。
まずはIさんが右の流れの奥にスプーンをキャストすると、弛みの部分で見事にフッキングしてゲット!
まだ釣れそうだったので、即座に私が同じ場所にキジを流してみると・・・目印がグイ~~っと引っ張られました!
精悍な顔つきをした17㎝ほどのアマゴです。
ダブルヒットしたアマゴを並べてみると、Iさんのアマゴの方が幅広で、サイズも僅かに大きいよう。
やはりアマゴは大きなものから順に食ってくる印象です。
さらに、左側の流れでも、
14㎝ほどのアマゴがヒット!目印がぶっ飛ぶような強烈なアタリの割には、随分小ぶりなサイズでした。
さらに、
落ち込みの横の弛みでも16㎝がヒットして、
大岩の真横でも17㎝がヒット!まさに連発!!
この辺りはピンポイントで攻められるエサ釣りの方が、ルアーよりも強いようです。
期待の大場所では何故かヒットせず
普段そこまで釣れないエリアでこれだけの釣果があると、この先に続く実績場での期待も高まったのですが、どういうわけかアタリの数が激減。
時折小さなアタリは出てくれますが、中々フッキングに至りません。
3カ所の大場所をまさかのヒットゼロで通過してしまい、あまり期待していなかった小さな弛みで、
16㎝ほどのアマゴを追加。
水深があって流れが複雑な場所よりも、小場所に1匹ずつ居ついている印象です。
しかし、この次に訪れた場所ではアマゴが泳いでいるのが見えたため、Iさんがスプーンをキャスト。
すると、後ろからワラワラアマゴが追いかけてくるのが見えました!
そして足元から数mの所で2回ヒットしたのですが、どうも「食いついてくる」というより「じゃれついてくる」ような印象で、すぐにバレてしまいました。
それならばと、その少し奥にある深みにキジを落としてみると、
17cm程のアマゴがヒット!
やはり状況的にもエサの方が強いようです。
そしてこの次の場所にはアマゴが溜まっていたようでアタリが連発したのですが、どうもチビアマゴが邪魔をしてくるような派手で軽いアタリばかり。
しかし、中にはそれなりのアタリもあり、
全く同じ場所で2匹のアマゴを追加出来ました。
意外と瀬でも釣れる。
この後100mほどアタリが無いエリアがあり、「ひょっとして人が入ったのか」と思ったのですが、
落ち込み横の反流点で17㎝を追加!
そしてまたアタリが無いエリアがあったものの、木陰になっている瀬でアタリが連発!
しかもエサ釣りの私だけでなく、Iさんにも頻繁にアタリがありますが、中々フッキングしてくれません。
そこで、ジンタンのサイズを3号に落として針サイズを6号に変更すると、
17㎝のアマゴがヒット!やはり釣り方を少し変えると釣果が伸びてくれます。
が。やはり大場所では本当にアタリが無く、「ここぞ」という場所ではない所でヒットするあたり、やはりこのエリアは先行者がいたのかもしれません。
そろそろ脱渓場所が近づいてきた大場所横の小さな流れ込みにて、
14㎝ほどのアマゴを追加。
さらに、
瀬落ちのヨレにて16㎝を追加!
さらに瀬でも良型がヒットしたのですが、残念ながら水面でバラしてしまいました。
この場所はこれにて脱渓です。
休憩場所でアマゴを発見!
一度車に戻った後、お気に入りの休憩ポイントへ。
昼食を食べてコーヒーを飲んでいると、Iさんが突然「先生、あれアマゴちゃいます??」と一言。
よくよく目を凝らしてみると・・・なんとアマゴが普通に泳いでいるではありませんか!!
普段この場所は釣りすることが無かったものの、Iさんのいう場所をさらに観察してみると、複数のアマゴの姿が見えます。
急いでコーヒーを流し込み、仕掛けを準備してからキジを流してみると・・・
15㎝程のアマゴが釣れました!
これならまだ釣れるかもと思い、この少し下流にある大きな流れ込みを攻めてみると、アタリが連発!!
そして、
掛けバラシ4連発。(゜∀゜;)
やはり川の上から姿が丸見えになるエリアという事もあり、アマゴの警戒心は相当なものだったようで、どれも食い込みが浅かったよう。
とはいえ、4回のうちの2匹は明らかに20cmを超す良型だったので、また後日改めてきちんと狙ってみる価値がありそうです。
この上のエリアは既に先行者が入った後だったのでアタリはゼロ。
当初の予定通り、後半は引原の本流へ向かう事にしました。
本流アマゴはオニチョロに好反応
お気に入りの引原本流ポイントへやってきたのは14時過ぎ。
この場所なら川幅も広くルアーもやりやすいという事もあり、Iさんと気合を入れ直して入渓します。
本流仕掛け↓
- ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・0.25号通し、3.3m~3.5m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉2Bメイン、時折2個付け
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・キジ・オニチョロ
最初はしばらくアタリが無かったのですが、延べ竿では届かないエリアにミノーをキャストしていたIさんに大きなアタリが!!
正体は20㎝ほどの幅広アマゴ。
流れが強いエリアでヒットしたこともあり、かなりの引き味だったようです!
これは負けてられん!と気合を入れ直したものの、やはりこの時期の本流ではキジに対する信頼感が薄い私。
やっぱり川虫だ!という事で、足元の石をひたすらゴロゴロ蹴飛ばしていると、ようやく入ったのは2㎝を超えるオニチョロ。
支流だとほぼ使用しませんが、川虫が減っているこの時期ならもしかして・・・と思い、針いっぱいにセット。
強烈な流れの中、エグレて緩くなっている辺りに仕掛けを誘導すると・・・目印が流れとは逆の方向に引っ張られました!
アワセを入れると、流れの下で反転するアマゴが見えました!そこまで大きくはないものの、間違いなく今日一番のサイズ!!
流れがキツイ上に幅広のアマゴのため引きは強烈!
なんとか流心に持っていかれないよう誘導しつつ、慎重にネットイン!!
初めてオニチョロで釣ったのは、21・5㎝ある幅広の本流アマゴ!
本流のアマゴは本当にパワフルで楽しませてくれます。
やっぱりキジよりも川虫だ!という事で気合を入れて川虫を探し直しますが、そう簡単には採れません。
なんとか先ほどと同サイズのオニチョロを入手したので、また似たようなヨレを流してみると・・・今度は目印が凄まじい勢いでブッ飛びました!
アワセを入れると、これまた強烈な引き!!一度は落ち込みに持っていかれそうになったものの、十二分に楽しんでから、慎重にネットイン!
尻尾の下が欠けたこちらのアマゴは22㎝ありました。
サイズの割に厚みが凄かったので、もっと大きく見えたのですが・・・。(苦笑)
今年は成魚放流が無かったこと、魚体の状態から考えると、この子は稚魚放流個体が大きくなったのかもしれません。
やっぱりキジよりもオニチョロへの反応が良い!という事で、この周辺でなんとか3匹のオニチョロをゲットし、先行するIさんの後を追うように釣り上がって行きます。
が、2回掛けバラシをやってしまい、残るオニチョロは1匹。
この1匹をどこで使うか・・・と考えていたところ、大きな落ち込みの前後でIさんにアタリが連発!
20cmを超す良型を連続でヒットさせていました。
川幅が広く攻めるエリアが広大な場所では、圧倒的にルアーに分があるように感じます。
最後のオニチョロを使うならここだろう!
という事で、ルアーでは攻めにくい狭い区画に仕掛けを流すと・・・目印を押さえ込むアタリが!!
が、ここで痛恨のアワセミス。
最後のオニチョロは無残にも食いちぎられてしまいました・・・。
仕方なくキジをセットし、同じ辺りに流し込んでみると・・・また目印を押さえ込むアタリが!
今度はきちんとフッキングしたので、思いっきり竿を立てて一気にブッコ抜き!
実に状態の良いこちらのアマゴは20.5㎝ありました。
やはり本流でヒットするアマゴはどれも良型です!
しかし、この後結構な距離を釣り上がって行ったのですが、良い雰囲気の攻めやすい場所が少なく苦戦。
アタリが3回ほどあっただけで、残念ながらアマゴを追加することは出来ませんでした。
それでも諦めきれず、再度入渓場所に戻った後に少し下流へ移動し、釣り上がってみたのですが、結果は同じ。
キジではなく川虫ならアタリが出たのかな・・・等と後ろ髪をひかれつつ、17時過ぎに納竿としました。
この日の釣行の纏め
最終釣果は22㎝までのアマゴが20匹と、今シーズン一の釣果となりました。
Iさんと二人で釣り場をシェアしながら釣っていたことを考えると、上々の結果です。
やはり釣り仲間とワイワイ良いながら、釣れた瞬間を共有するというのは楽しいものですね!!(^^)
ですが、入渓した時刻や実釣時間の違いがあるとはいえ、支流では17匹・本流では3匹だったので、まだまだ本流で腕を磨く必要がありそうです。
本流難しい・・・。
今回結構な数のアマゴを釣ることが出来たので、次の釣行では良型を狙って、再度本流を攻めてみたいところ。
なんせ持ち帰った良型アマゴを塩焼きにして家族に出したところ、脂ノリノリだったために息子が大喜び!
これはなんとしても良型を釣らなければなりません!
その為には、何をおいても川虫の確保が絶対条件となるため、釣り時間を削ってでも川虫が採れる場所を探す必要があります。
とはいえある程度目星はついているので、次の釣行にも期待したいと思います!!
前回の釣行はこちら↓
昨年の本流は!?↓
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