こんにちは、Angler Ogiです。
5月8日、中々調子が上がらない引原川本流&ダム上へと釣行し、2桁の釣果を得たのですが・・・キープはゼロでした。
さっと書いていきます。
5月10日に姫路駅前で演奏があったので、アップが大変遅くなってしまいました。
川虫、なんか少ない。
夜明け時刻に合わせて出発し、現地に到着したのは5時半頃。
道中の気温計はまさかの4度~5度と、この時期にしては信じられないくらいの寒さです。
一先ず本流のエサ採り場で網を突っ込んでみると、纏まって採れることはあまりないものの、それでも良型のヒラタがポロポロと入ります。
数が少ないので時間はかかりましたが、40分程度でなんとか100匹近い数を確保できたので、第一ポイントへと向かいました。
幸い先行者もいないようなので、手早く支度して入渓します。
今回のタックル↓
- ロッド・・・ シマノ・ 弧渓ZM M61/渓峰 尖 硬調57
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・ナイロン0.3号通し、3.3~4.1m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉2号メイン/3号~3B/2個付けあり)
- 針・・・忍ヤマメ5号
- エサ・・・ヒラタ
揖保川ライブカメラでは杉田橋で0.34だったため、渇水を予想していたのですが、案外この場所は水量が高くほぼ平水。
これなら釣れるだろうと、実績のある淵や流れ込みを攻めてみますが、アタリが出ません。
元々よく釣れていた場所は土砂が入ってしまった事によりエグレが浅くなっており、着き場が変わってしまったように感じます。
なら少し下流にズレているのかもと思って流してみると、

17cm程のアマゴが飛び出してきました。
この後、少し上にある流れ込みでも、

14cmくらいのアマゴが登場したのですが・・・おかしい、去年はこの時期にこんなサイズは食ってこなかったはずです。
なら深い場所にいるのかも?と思い、実績のある深場を中心に攻めてみるものの、やはり釣り荒れなのか魚影が薄いのか、アタリが出てくれません。
しばらく釣り上がっていき、流れが強くなっているエグレでようやく・・・

ちょっと小マシな18cmほどのアマゴがヒットしました。
ところが、一番期待していた場所はまさかのアタリゼロ。
代わりに、竿抜けになって良そうな流れ込みがぶつかるヨレで、

同じようなサイズを追加しますが・・・デカいのは一体どこにいるんでしょう・・・。
過去に何度も良型が出ている大きな淵ではやはりアタリが無く、代わりにそのすぐ上にある瀬落ちで、

14cmほどのアマゴが飛び出してきましたが・・・釣りたいのはこのサイズではありません・・・。
変なとこに固まってた。
実績場が悉くダメだった事に意気消沈しつつ、脱渓場所近くまでやってきてしまいました。
残す場所は後二か所という事で、まずは強めの流れ込みにあるヨレを狙うと・・・良いアタリで素針を引いてしまいました。
そこで、オモリを2Bに変更してゆっくり目に流していくと・・・

サイズの割に背のいかったアマゴがヒットしました。
さらに次の1投でも、ほんの少し下流側で、

やはり同じようなサイズが掛かります。
なんだかコレジャナイ感が・・・。
そして最後の場所と目した場所では、流れの中でアタリが連発!



ですが、最大でも18cm程と、キープサイズには程遠い印象です。
仕方なく脱渓しようとしたのですが、これだけ流れの中で掛かるのであれば、この上にある瀬でもヒットするんじゃね?と、遡行して流してみると・・・

やはりヒットしたのですが、サイズが小さい・・・。
さらに次の1投でも、

同じようなサイズがヒット。
というか、ここにきてようやく「ザ・放流物」と思われるアマゴです。
先ほどまで天然魚と思しきアマゴばかりがヒットしていたので、卵放流魚の割合は10匹に1匹と言った程度でしょうか・・・。(苦笑)
サイズには不満を残しながら一度脱渓します。
魚がダメなら山菜を採ればいいじゃない?
車へと戻り、いっそダム上へと行ってみよう!という事で車を走らせると、あちこちにイタドリが生えているではありませんか!
ずっと探していた美味しいとされる山菜なので、採れる範囲の物は採集しようとしたものの、既に他の方が採集した後のよう。
採りにくい所ばかりが残っていました。(苦笑)
代わりに、

こちらを発見。
最初は美味しいとされるシャクかなと思ったのですが、帰宅後に調べてみると、どうやらヤブジラミという植物のよう。
この二種似すぎなんです・・・。
こちらも食べられるそうですが、シャクに比べると味が劣るとの事で、採集せず正解でした。
いや、一度食べてみるのも面白いかもしれませんが・・・。
届く範囲のイタドリを数本採集した後、ちゃんと逸品になる程度の量が欲しかったため、一度車を停めて探し回ってみたら・・・

ありました!!
結構な急斜面にニョキニョキと生えています。
幸いこの周辺にいくつか食べごろサイズが生えていたので、食べられる分だけ採集しておきました。
数日後には普通に生えてくるくらい生命力が強い植物のようなので、またすぐに採れるようになりそうです。
さらに、

探し求めていた「天ぷら専用野草」ことユキノシタも発見!!
大喜びで採集します。
これがあるから止められない、渓流釣り。(笑)
再入渓してもサイズが・・・。
昼休憩をはさんで、手ごろな場所から再度入渓。
良さそうな流れ込みを攻めてみると、

やっぱりサイズが小さいまま、というかものすごく天然感のあるアマゴが釣れました。
これなら数が伸びるかと思ったのですが、やっぱり魚影が薄いのか中々ヒットしません。
それでも、木が覆いかぶさっている場所のエグレ・・・ではなくその下にあるウケの岩の前で、この日初めて綺麗に目印がストップ!
そこそこの引き味で釣れたのは、

この日一番のサイズ・・・なのに19cmのアマゴでした。
やっぱりサイズが良いのはダム上よりいつものポイントなのかなと思いつつしばし釣り歩きましたが、この後はアタリがありませんでした。
最後に、通いなれた場所の下流側を攻めてみようという事で、一気に下って入渓したのですが・・・お気に入りのポイントはド渇水な上にカワシオグサまみれ。
一応流れ込みで、

似たようなサイズが1匹釣れましたが、この日のアタリはこれで終了。
13時過ぎに納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、19cmまでのアマゴが15匹。
数だけ見ればそこそこ釣れたのですが、いかんせんサイズがイマイチです。
本来ならこの時期は25cmクラスを頭に20cmオーバーが二桁近く釣れてもいいはずなのですが、本当に今年の揖保川・引原川は悲惨です。
アマゴのキープはいなかったので、

帰宅後はイタドリの皮を剥いて塩を入れた熱湯に10秒潜らせ、冷水にとった後に塩水で一晩アク抜き。

先端部は塩を入れた熱湯で30秒程度湯がいてみずに数時間漬けておいてから、ユキノシタと共に天ぷらにしましたが、どちらも大変美味しかったです!
特にユキノシタは「天ぷら専用野草」と呼ばれるだけあって、肉厚で大変美味!
また一つ楽しみが増えました。
さて、今年は本当に厳しいシーズンとなっていますが、本格的に良型が釣れだす瞬間がいつか訪れると信じて、また本流へと向かいたいと思います。
次こそは良型を・・・!!
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