こんにちは、Angler Ogiです。
6月26日、雨後の引き水という最高のタイミングで引原川本流へと釣行。
予想通りの高活性で、ビッグアマゴが連発!!
尺には及ばないものの、特大サイズ含む16匹のアマゴをゲットしてきた様子を書いていきます。
ようやく本格的な梅雨入り!
前週末頃、近畿地方はようやく梅雨に入りました。
6月に入っても雨量が少なかったため、前週までは相当な渇水状態だったので、「これで水量が回復したら良いな」と思っていたら、週末に纏まった雨が降りました。
日曜の段階で杉田橋ライブカメラが記す水位は1.14という大増水。
そして火曜午後の段階で0.65まで下がり、釣行当日の朝は0.6に!
これは(場所によりますが)平水から+20cm程度という事を示しているので、揖保川水系の渓流釣りには最高の水位!
良型が連発するなら今日しかない!というテンションで、引原本流へと向かいました。
早朝にエサ採り場へ到着すると、先行者の姿は無し。
一先ずヒラタを採るべく入川しますが、やはり水位が高くて探すのが大変です。
既に大分羽化してしまった事もあり、ヒラタはパラパラといった採れ具合。
併せて大物用にクロカワムシも探しますが、こちらもかなり厳しい状態・・・。
結局50分ほど採集して、ヒラタが(中・小型中心で)50匹程度、クロカワムシは25匹採集するのが限界でした。
クロカワムシは大・小とサイズが極端だったため、小さな物は2匹掛けしないと使えなさそうなので、小国釣具店さんでブドウムシも1パック買い足しておき、ポイントへと向かいます。
お気に入りのポイントが空いていた!
既に時刻は6時半を過ぎていたので、
「一応本命ポイントを見に行って、結果今日は第二希望に入る事になるだろうな」
なんて思っていたら、驚いたことに本命ポイントが空いています!
手早く支度を整えて、鼻息荒く入渓!(笑)
この日のタックル①↓
- ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.6m
- ライン・・・0.4号フロロorナイロン通し、3.5m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉B~3B(2個付け多用)
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・ヒラタ・クロカワムシ・ブドウムシ
水量が多いであろうという予想で、かつ6月の梅雨時という事もあり、この日は1日を通して0.4号を使用します。
さらに、ここ最近は0.4号フロロを大物狙いで使用していましたが、どうもラインそのものがカタく感じる上、私の流し方をすると水馴染みが悪いように感じていました。
コシがあるのはいいのですが、よりナチュラルに流すため、この日は将鱗プレミアム (ナイロン)の0.4号でも仕掛けを用意し、使い比べてみる・・・というのがテーマになります。
針サイズは、クロカワ・ブドウムシを使う上に大型をバラしたくないという事で6号をチョイス。
ヒラタを刺す時は2匹掛けにして使用します。
支度を終えて川に降り立ってみると・・・予想以上に水位は高め。
元々水量が多いポイントという事で、平水時より+25cmくらいあるように感じます。
これは遡行が大変なため、出来る限り足元に注意しながら進み、まずは実績のある流れ込みの下のエグレへと(フロロの)仕掛けを通しますが・・・B号のオモリでは話になりません!
ならばと2Bに変更しますが、これでも底流れを捉えるには至らず。
3Bでようやく馴染んでくれました。
が、やはり流れがキツイためか、アタリはゼロ。
ならばと、普段はあまり流さない角度で仕掛けを流し、浅い場所へと仕掛けが到達するようにしてみると、目印が消し込みました!
アワセを入れると中々の重量感を感じますが、ギラっと反転した魚影は・・・小さい!そのまま抜き上げてタモでキャッチ!

サイズは15㎝くらいですが、なんだか20cmクラスのような引き味でした。
ちなみにこのアマゴ、上の写真のシャッター音と同時にジャンプして川の中へ。(笑)
この後、同じような釣り方をしてみたり、流れ込みへと直接仕掛けを入れてみたり、ヨレの部分をネチネチ狙ってみたりもしましたが、アタリは無し。
遡行を再開するも、水量が多すぎていつものルートは通れないので、大きく迂回しながら安全第一で進みます。
そして実績のある場所に来ては仕掛けを投入、という流れを繰り返しますが、想定よりも流れがきつく、3Bでも仕掛けが吹っ飛んでしまう始末。

本命と目している場所までは厳しそうですが、そんな中でも流れが緩むところでは2Bオモリを駆使して15㎝程のアマゴが2匹ヒット。
活性自体は高いようなので、いる場所を見つければ釣れそうです。
本命ポイント①でビッグアマゴ登場!
一度大岩の裏で20㎝クラスがヒットしたものの、流れに飲まれて岩に仕掛けが巻き付いてしまってバラす・・・なんて事がありましたが、特に良型が出ることも無いまま、1つ目の本命ポイントに到着。
この場所は2023年に尺クラスが掛かり、針の軸を折られてしまった因縁のポイント。
4月の釣行時は25cm弱の良型が出たため、期待が高まります。
水位が高い為に流れが少々変わっている印象ですが、5か所ある定位ポイントは変わらないはずだと考え、まずは一番下流側に当たる大岩(ウケ)へと仕掛けを流します。
が、2Bでは水面の泡と同スピードで流れてしまうレベル。
おそらく3B程度では歯が立たないと考え、2B+Bの2個付けにしてみました。
これでようやく仕掛けが落ち着いて流れ始めたので、流れ終わりにあるウケまでしっかりと仕掛けを通すと・・・岩の前で目印が震えました!
が、アワセを入れたら一瞬重量感を感じましたが、フッキングしませんでした。
感触的にかなりの良型だったので悔やまれますが、そもそも人気ポイントで魚達もスレているため、仕方ないと思って切り替えます。
次の1投で同じ場所に流しても反応が無かったので、きっと違う場所に移動したと仮定し、少し上流側に当たる岩の手前のエグレへと仕掛けを通します。
が、この場所は定位できる流速ではなかったので、3つ目の定位ポイントである大岩に挟まれた緩みへと仕掛けを投入します。
しかしこの場所でもアタリが無かったので、さらに上流側、定位ポイント④の開けた場所にあるエグレを通してみました。
流れ方は非常に良い感じでしたが、この場所でも何故か無反応。
もしかしたら、もっとゆっくり餌を見せないといけないのでは?と考え、オモリを2B2個付けに変更。
そして、先ほどのエグレ付近へと直接仕掛けを投入し、そこから手前の筋へと仕掛けを引き込みます。
さらに、先ほど「ここで食う」と仮定していた3つ目の定位ポイント、大岩に挟まれた緩みへと到達するように竿を動かして流してみることにしました。
途中岩に引っかかりそうになったものの、竿の角度を調整して上手く外し、そのまま岩の間へと仕掛けが入って言った瞬間、目印がストップ。
流れの角度的にアタリか根掛かりか微妙だったので、一呼吸おいてから(根掛かり覚悟で)斜め方向へと竿を立ててみると・・・
ヌッ・・・ズゴンッ!!!!
という強烈な感触!!
そして水中で大きく反転した魚影は・・・デカイ!確実に25cmを超えています!!
ヒットしたアマゴは一気に流れが強い方向へと出ていきますが、使っている仕掛けが0.4号なので、竿を反対方向へと倒して対抗。
そもそも頭上は木が張り出していて竿を立てることが出来ないので、水面からジャンプさせないようにだけ気を付けながら竿を支えます。
が、相手も相当な良型である上、流れが強いことも相まって、竿が根元からブチ曲がっている状態!
大変楽しいですが、これ以上下流に降ってしまうと太い流心に吞まれてしまいます!
なんとかしないとバレてしまうと考え、川へと入水。
足元に気を付けながら、やや頭上が開ける7~8mほど上流側へ立ち位置を変えるべく歩いてみたら、
深ぇ。(゜∀゜;)
普段ギリギリ通過できるような水深の場所だった事を入水してから思い出したのですが、腰より上まで水が来ます。
幸い流れがほぼ無い場所なので、足元に注意しながら(竿は上流側へ倒しながら)移動していると、ふいに竿に掛かっていたテンションが無くなりました。
やってしまったか・・・と冷や汗をかいたのですが、なんとアマゴがこちらに向かって泳いできており、網を伸ばせば届くか届かないかくらいに見えているではありませんか!!
とはいえ流石に体勢が悪い上、網は水没中。(笑)
まだ掛かっていることに安堵しながらそのまま進み、陸地へと上陸します。
さぁ取り込みだ!と、網を外して構えますが、相変わらず竿がブチ曲がっているせいで、魚との距離が一向に詰まりません!
アマゴも最後の抵抗とばかりに、ここへきて流れの中でローリング!!
勘弁して~と叫びながら、竿を持つ右腕を限界まで伸ばし、再度入水!
そして魚が浮上したタイミングで思いっきり左腕を伸ばし、なんとかタモ入れ成功!!
全身ずぶ濡れで。(苦笑)

網に入ったアマゴはかなりの良型!
これまでのアマゴで最もタモ入れに苦戦したのは間違いありません!!
緊張から解放され、メジャーを当ててみると・・・27.7cm!!

2024シーズン解禁前なら自己記録だったサイズです!!

4月に特大サイズを2本釣っているために暫定3位のサイズですが、ヒットするまでの流れから、ヒットした後の取り込みまで、記憶に残る1匹となりました。(^^)
さらに本命ポイントが続くが・・・特大はどこ?
この1匹で今日の釣行は大成功!という気分でしたが、まだこの先にも本命ポイントが続くため、気合を入れ直して遡行を再開。
立ち位置を変更し、残る最後1つの定位ポイントへと仕掛けを誘導すると、17cm程のアマゴが2連発。
良型はもういないようなので、さらに立ち位置を変えてみると、普段は浅いポイントが良い感じになっています!
オモリを2B1つに変更して流してみたのですが、リリースサイズのチビアマゴが連発。
特にブドウムシにはすごい反応の良さで、ボロボロになった餌でも食ってきました。
求めているサイズではないので、遡行を再開するか・・・と思ったのですが、先ほど良型を獲った時に、ポイント④付近ではまだ魚が掛かっていなかったことに気づきました。
そこで再びオモリを2B2個付けに変更して、ブドウムシをセット。
流心へと投入して、吹き上がりながら流れてきた様子を演出すると・・・目印が震えました!
アワセを入れると、ゴンッ!という良い感触!
流れがキツイため相当に楽しめましたが、体制は相変わらず厳しい状態。
頭上の木を避けつつ竿を倒して、腕を伸ばしきった状態でようやくモが届きました!

こちらのアマゴは23.5cm。
良型が2匹釣れたので、夕飯のおかずになりそうです。

これでこの場所は打ち止め。
結構な数が釣れたので、意気揚々と次の本命ポイント②へとやってきたのですが、ここは増水がキツ過ぎて釣りになりませんでした。
以前尺クラスをバラした場所だったので、この状況ならと期待していただけにショックは大きいものの、まだ大場所が残っているために気合を入れて遡行します。
途中、流れがヨレている所で16㎝ほどのアマゴとチビアマゴ2匹が遊んでくれましたが、やはり大型は流れが強い場所にいる様子。
一気に遡行速度を上げて、3か所目の本命ポイントである大場所、淵に到着しました。
水位が高くなっているせいで、元々複雑だった流れがさらにややこしくなっており、濁りも入っている状態。
これなら大型が潜んでいるだろうと、大きめのクロカワムシをセット。
さらにオモリは3B+Bにして、底流れを捉えるようにして流していきます。
が、どれだけ流しても、通す筋を変えても反応がありません。
まさかこの場所に限って魚がいない、なんてことは考えられないので、(勿体ないですが)クロカワムシから小さめのブドウムシへチェンジ。
そして流れ同士がぶつかるヨレへと仕掛けを誘導すると、一発でアタリが出るではありませんか!
やはり大きなクロカワムシだとダメだったようなので、そのままブドウムシで釣りを続行すると、ここからチビアマゴが連発・・・。
中には17cmほどのアマゴが2匹混ざりましたが、このサイズを釣りに来たのではありません!(苦笑)
きっと攻略法を間違えているんだと考え、ここで仕掛けをナイロン0.4号へと変更して、オモリも3B+2B(針上40cm)という超重たい仕掛けに変更してみます。
さらに目印も+10cm上にして、流心横のヨレへと仕掛けを投入して、仕掛けをじっくり沈めてから流心へと引き込むと、明らかに先ほどとは流れ方が変わりました。
水になじんでいるのがよく判るような自然な流れ方をしているな・・・と思っていたら、手前のカケアガリで目印が押さえ込まれました!
アワセを入れると、ゴンッ!という良い感触!!
水量も相まって結構な重量感ですが、先ほどの特大サイズには及びません。
それでも水中でローリングしたりするので、場が荒れないようやや下流側へと誘導してから浮かせ、水面を滑らせてタモでキャッチ!

こちらの美しいアマゴは24.5cmありました!

ヒット時間を見て判ったのですが、このポイントに到着してから実に20分以上ネチネチ攻め続けていたようです。
やはり手を変え品を変え、釣り方を工夫するのは大変大切ですね・・・!
この後も一度良型らしきアタリが出たのですが、こちらは残念ながらフッキングせず、あとはチビアマゴばかりでした。
結局この場所では40分以上粘り、遡行再開。
が、この後に続く2か所ではチビアマゴのみだったので、一度脱渓し、車まで戻ります。
そして、入渓時はスルーした少し下流の2か所をやってみたところ、1か所目はアタリ無し。
2か所目で、

17㎝くらいのアマゴが1匹と、後はチビアマゴのみでした。
この時点で釣果は12匹(+チビアマゴ10匹)と二桁に到達していたので、別の場所へと移動することにしました。
やはり淵には特大サイズが潜む!
お気に入りの第二本命ポイントへと到着し、水量を見てみると・・・この場所は+15㎝弱くらいで、実に釣りやすそうです。
この日のタックル②↓
- ロッド・・・ シマノ・弧渓ZM M61
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・ナイロン0.4号通し、4.1m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉2B~3B(2個付け多用)
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・ヒラタ・クロカワムシ・ブドウムシ
早速いつも良型が出る段々瀬を攻めてみたのですが、この場所は流れがきつくアタリゼロ。
ならばさっさとこのエリアの本命ポイントへ・・・と思って遡行しようとしたら、足元の水たまりにカエルがやってきました。
何気なく見てみたら・・・

いや、青!!!!(゜Д゜;)
私が記憶する限り、こんなカラーリングのカエルは障害で一度も見たことがありません!!
生物好きの血が騒ぎ、思わず捕まえようとしたのですが、残念ながらあっという間に逃げてしまいました。
模様から察するに恐らくタゴガエルだと思うのですが、通常はもっと地味な色合いをしているので、色彩変異個体なのかもしれません。
こんな出会いがあるので、渓流釣りって楽しいんですよね・・・!
そしてこれはきっと「幸せを呼ぶ青いカエル」だと思い込むことにして(笑)、遡行再開。
まずは春先に良型の反応があった淵をじっくり攻めてみましたが、何故かお留守でした。
このすぐ上にあるヒラキではチビアマゴがヒットし、さらに以前25㎝弱のサイズが出た場所でも16㎝くらいのリリースサイズが1匹のみ。
やはり本命の場所で時間をかけるべきだと判断し、一気に移動。
そして到着した淵は、水量が増えていて実に良い雰囲気です。
以前尺サイズに切られたこともあり、仕掛けを新品(ナイロン0.4号)に交換し、実績のあるクロカワムシ+3Bオモリからスタートです。
切られたときの事を思い出しながら、まずは対岸側へとキャスト。
そして流れへと引き込んでいくと、淵の真ん中で目印が前にスライドしました!!
これはデカイと確信を持って合わせたのですが、残念ながらスッポ抜け!
エサが潰れた状態で戻ってきました・・・無念。
この後、投点や流す筋を変えたり、エサをヒラタやブドウムシに変えたりと色々やってみますが、アタリが出てくれません。
立ち位置を変えたり、目印を調整して探るタナも変更してみましたが、結果は同じ。
太陽が出てきたために警戒心が強くなっているかもしれず、厳しい状況です。
20分以上アタリが無い状態だったので、流石に諦めようかとも一瞬考えたのですが、先ほど前のポイントで釣った時の事を思い出し、思い切ってオモリを3B+2Bに変更。
エサも新しいクロカワムシに変更し、あえて流心の真ん中へと仕掛けを投入してみました。
すると想定していたよりもしっかりと流れを捉えてくれて、そのまま仕掛けは対岸近くにあるカケアガリへと流れていきます。
その手前に、沈んでいる大岩が辛うじて見えたので、ほんの少し竿を操作してその前へと流れるようにしてみると・・・ゆっくりと目印が止まりました!
これは良型が居食いしている時のアタリだと確信を持ってアワセを入れると、
ドンッ!!
という衝撃!!
一瞬根掛かりかと思ったのですが、底の方で大型のアマゴが反転したのです!
これはデカイのが掛かったと思ったら、大アマゴはそこからグルングルンとローリング!!
とんでもなく強烈な引き味ですが、ここで無理をすると以前バラした時の二の舞になるので、名手・井上聡さんの「ローリング中は何もしない」という言葉を思い出して、しばし様子を見ます。
するとある程度ローリングが落ち着いたら、今度は上流側の底へ向かって突進を始めました!
これは相手の力を取るチャンスなので、0.4号(ついでに仕掛けはほぼ新品)である事を信じて、竿を立てて耐えてみます。
すると今度は下流側へと向かって突進し始めたので、慌てて足場の良い場所まで移動し、上流側へ竿を倒しながら止めにかかります!
中々浮いてきませんでしたが、3度目の突進を止めたところで水面に浮上!
そのまま水面を滑らせようとしたのですが、残念ながら流れがきつくて断念。
さらに下流側へと移動してから流れの緩いエリアへと誘導したら、また潜って抵抗してくるアマゴ!
しかしこの時点で大分疲れていたようで、竿のパワーで止まりました
そのまま慎重に水面を滑らせ、最後はタモでフィニッシュ!!

獲った瞬間、一瞬「尺あるか!?・・・いや無いか!?」と思うほどの体高と風格!!

頭上が開けていたため、先ほどの27.7㎝の方が取り込みに苦労しましたが、この1匹も間違いなく特大サイズ!

震える手でメジャーを当ててみると・・・28.3cm!!
正直体高が凄すぎてもっとあるかと思いましたが、それでも大満足のサイズです!!
針を呑まれていたためにハリスは傷ついており、もう少しやり取りに時間がかかっていたら危ない所でした。
この後、少し上流側へと足場を移動して流したところ、

16cm程のサイズもヒットしました。
やっぱり釣り方って大事ですね・・・!
この後少し遡行して釣ったのですが、期待のポイントでは貴重な餌がチビアマゴ2匹の餌食に。
そして次の区画の入り口辺りで無念のエサ切れ・・・。
この区画は諦めて脱渓し、一度入渓地点まで戻る事にしました。
下流にも良型がいた!
既に十分な釣果を得ていましたが、時刻はまだ昼前。
入渓地点の下流にも良型が居るような気がしたので、先ほどよりもやや下流から再入渓し、川虫を探してみました。
が、この場所も川虫は減っており、水位が高めであることもあり探すのに一苦労。
30分ほどかけて、なんとかクロカワムシを7匹ゲット出来ました。(苦笑)
これで釣れなきゃもう終わり!と決めて、目ぼしい所を攻めていきますが・・・良型のアタリは出ず、チビアマゴのアタリで無残にも食われていくクロカワムシ・・・!
残りわずか2匹となってしまったため、エサ切れを起こす前に狙いのポイントまで一気に移動します。
そうしてやってきたこの区画の本命ポイントは、良い感じの流れ込み・・・のはずが、水位が高い為にゴウゴウ流れています。
一応オモリを3B+2Bにして流してみますが、やはり無反応。
せっかくここまで来た苦労が水の泡、正直ガッカリです。
しかし!この流れ込みの下には緩やかなカーブがあり、大岩の絞り込みと大きなエグレがあります。
とはいえ流れがかなり強いので、本当にこの場所に定位できるんだろうか、いるならデカイはず・・・と考え、オモリはそのままに、残り僅かなクロカワムシをセットします。
まずは流れが緩やかな岩裏で仕掛けを馴染ませるために投入したら・・・まさかのチビアマゴがエサを食ってしまいました!
掛からなかったために場荒れは防げましたが、貴重な餌が残り1匹に。
これはもう無駄にできない!と、流れの緩い場所に投入することはやめて、上流側の流心近くへとキャスト。
そして流しながら仕掛けを馴染ませていき、大岩のウケに到達しましたが、まだアタリは出ません。
そのまま竿を少し操作して、対岸側へと仕掛けを軽く引っ張ってやると、底流れに乗ってもう一つの大岩の向こうへと仕掛けが流れていきます。
すると、その岩を通過してすぐの場所で、目印がス~~っと沈み込みました!
アワセを入れると、ズゴン!!という強烈な感触!!
水中で暴れる魚体は先ほどの特大よりは小さいものの、それでもかなりのサイズです!
頭上は開けているものの、流れがかなり強いエリアの為無理はせずに竿を倒していなそうとしますが、下流側へとグイグイ突っ込んでいき、実にパワフルな引き味!!
それでもそこはやはり弧渓 ZM 。
竿のパワーが違うので、ひん曲がることなく、しっかりと魚を止めてくれます!
そのまま岩を回り込むようにして寄せたのですが、流れが緩やかな場所でアマゴは再度大暴れ。
これを竿を大きく立てることで回避し、自らアマゴの方へと近づいていって、浮かせた瞬間にタモで掬い取りました!

こちらのアマゴ、下唇にケガをした後があったのですが、驚いたことに折れた針先が付いていました。
どうやらこの場所でアングラーから逃げおおせた猛者だったようです。


メジャーを当ててみると、サイズは26.4cm!!
実に良いファイトでした。
この後エサ箱を漁ると細っそいクロカワムシが1匹見つかったものの、これでは流石に釣れないと判断。
12時40分に納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、28.3cmまでのアマゴが16匹。
チビアマゴは11匹でした。
20㎝オーバーの数こそ5匹だったものの、28.3cm、27.7cm、26.4cmというビッグサイズが1日のうちに3本も獲れたため、尺サイズこそいないものの、大満足の釣行となりました。(^^)
この日判ったのは、しばらく釣ってアタリが出なくても、考えうる全ての釣り方を試すまで諦めるべきではないという事。
実際今回の私の釣果は、20分以上釣り方を変えながら粘った結果であったり、想定していた場所がダメでもポイントをずらせば・・・といった形で得たものでした。
また、ブドウムシへの反応が良いエリア、クロカワムシの方が良いエリア・・・と、エリアによってエサ毎の反応が違っているのも面白いところ。
季節が進み、アマゴの胃袋からは陸生昆虫とクロカワムシがよく出てきているので、今後はヒラタに拘らなくてもいい時期に入ったのかもしれません。
さて、本格的に梅雨入りし、これからは雨の合間を縫っての釣行となりそうです。
雨後の増水→引き水は大型アマゴが釣れる大チャンスなので、今後も尺サイズを狙って聴講していきたいと思います!
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