こんにちは、Angler Ogiです。
各地で熊の目撃情報が出始めましたが(5月半ばに福崎や夢前町にて目撃情報あり)、雨の後と言えば本来絶好のアマゴ日和。
前回はどういうわけか結構なレベルの惨敗でしたが、今回こそは!と、5月19日に揖保川支流へ出撃!
前半は大苦戦したものの、後半にまとまった釣果を得ることが出来、二桁のアマゴをゲットすることが出来ました。
なんとなくアタリの数もきちんと数えてみたので、私が普段どれほど効率の悪い釣りをしているかもお分かりいただけるかもしれません。(泣)
先日SNSにて、当ブログの写真・文章の無断使用を発見しました。
幸い投稿主様がすぐに謝罪・削除してくれましたが、当ブログ内におけるコンテンツの無断使用は断固辞めて頂きたく思います。(然るべき措置を取らせて頂く事もあります)
昼前に現地へ。仕掛けは雨対策
当日の朝まで天気が安定せず、行くかどうかを決めかねていたため、10時半過ぎに現地入りとなりました。
さらに、到着したら止むだろうと思っていた雨もまだ普通に降っており、雨天でのスタートとなります。
今年は観測史上最速の梅雨入りをしてしまった事もあり、今後はきっとこんな感じがしばらく続くんでしょうね・・・。
今回用意した餌は釣具店で購入したキジのみ。
雨による濁りを考慮したのと、前回川虫への反応がすこぶる悪かった為です。
そして、今回使用する仕掛けはこちら。↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・0.8号ヨリ糸1m(イエロー)
- ライン・・・0.2号通し、2m-3.5m
- 目印・・・糸タイプ目印(ピンク→グリーン→ピンクの3点)
- オモリ・・・ジンタン2号メイン(Bや2個付けを使い分け)
- 針・・・ナノヤマメ4号→忍ヤマメ5号
- エサ・・・キジ
いつも当ブログを見てくださる方しか違いが判らないかと思いますが(苦笑)、仕掛けの長さ・オモリの使い方が少々違います。
開けた区間では長めの仕掛け+3WAY 渓蘭 を4.5mで使用。
狭い区間では短い仕掛け+3WAY 渓蘭 を3.4mにし、出来るだけ取り回しをよくするという形です。
また、早い流れによりキジが底から浮き上がってしまうため、この日は終始2号のジンタンを使用。
場所によって3号を追加して2個付けにしたり、Bを使用したりと、いつもよりかなり重めの仕掛けとなりました。
針(前半はナノヤマメ 4号、後半は忍ヤマメ 5号)については本文内で触れていきます!
更新後すぐに見に来てくださる皆さま。いつもありがとうございます!!
前半は大苦戦
シトシトと雨が降り続く中、スタンダードな竿4m+仕掛け全長3.9mで、前回と同じ場所から入渓・・・したところ、普段ならスルーする場所が深くなっていたので、早速仕掛けを投入。
すると、流れが緩やかになる所でいきなりのアタリが!!
見事素針を引いてしまいました。(苦笑)
そしてこの後、5連続の空振り。
雨により警戒心が薄れているのか、アタリの数は前回よりかなり多く出ますが、その全てが小さいのです。
根掛かりのように仕掛けが止まったり、ほんの少し目印がツンッと動くだけだったり。
勿論即座に反応してアワセますが、一瞬魚が水中で反転するだけといった状態ばかりで、自分の腕の悪さを実感・・・。
アタった後のキジを見てみると、先端に噛みついただけのような感じで針までパクっといっていないので、ここから先はチョン掛け(2回刺し)→通し刺しにして挑みます。
が、それでも3度のアタリを取り損ね、気落ちしつつ迎えたこのポイント。↓
この周辺で2度空振りした後、流れ込みがぶつかる場所へピンポイントで落としてみると・・・目印がグッと入りました!
ようやく綺麗にアワセが決まり、
16㎝のアマゴが登場!体高がしっかりあり、ヒレも綺麗な良い個体です。
ちなみにこのアマゴが釣れたのが11時53分だったので、1時間半近くも釣れていなかったことに・・・やはり渓流釣りは難しいですね。(苦笑)
そしてホッとしたのはこの瞬間だけ。
この後3度のアタリを全てアワセミスし、仕掛けがグチャグチャになるわ、
3カ所のテッパンポイントで1投目で根掛かりするわ、
頭上の木に天井糸を引っかけるわ・・・。(回収したものの道糸がほつれて交換・・・)
結果、この区画では追加の釣果ゼロとなりました。
ちなみに、根掛かりの時はその場所まで歩いていき、底の岩を蹴飛ばすと簡単に外れるのですが、このせいで釣り場が荒れて釣れなくなるのです。
12回のアタリで1匹しか釣れなかったことを悔やみつつ、今回は上流の区画へ行かず、少し下流の区画へ行く事を選択。
もう少しアタリが取れるといいなと祈りつつ移動します。
次のエリアでもヒット率の低さは変わらず
少し昼休憩を挟み雨も止んだので、やってきたのはこの場所。
2021年の解禁日にも訪れているテッパンポイントです。
前回は無反応でしたが、今回は増水して良い感じなので期待しつつ、流していくと・・・目印に反応が出る前に、底でギラリと反転するアマゴの姿が!!
慌ててアワセますが、また素針。
どうやらきつい流れの中ラインが中層でたるんでしまい、アタリが出なかったようです。(ヘタ過ぎる・・・)
そこで、オモリを2号からBに変え、しっかりと糸を張りながら底を流していくと・・・流れが緩やかになる場所で、目印がストップ!
今度はバッチリアワセが決まり、
18㎝のアマゴをゲット!!かなり引きが強くて楽しめました。
が、この次の3カ所では2度のアタリを空振り。
小さめのキジを通し刺しにしたり、キジの先端にハリを仕込んだりしてみますが、上手くいきません。
いっそのこと、原点に戻ってチョン掛け(1点掛け)の方が良いのか?
そう思って、よく釣れる場所でチョン掛けにして流してみると・・・流れの尻の部分で目印がストップ!
アワセると、底の方でアマゴが反転!
明らかに20㎝を超すサイズでしたが、すぐに針外れ。
しかも仕掛けが跳ね上がってきて、勢いでグチャグチャに・・・。
ストック仕掛けも底を尽きてしまったので、仕方なく仕掛けを作り直して再チャレンジすると、強い流れの場所で目印が引き込まれました!
18回目のアタリで、ようやく3本目となる16㎝のアマゴをゲット!
しかしこの後はあちこちで根掛かり。
仕掛けが軽いと浮き上がってしまい、重くすると瀬尻で根掛かりというパターンが続きます。
雨の後は活性が上がりますが、この辺りが難しいところ。
経験不足感が否めません。
途中、お気に入りポイントで1度空振りした後、脱渓する場所の近くで14㎝ほどのアマゴを釣ったのですが、撮影中にオートリリース。(笑)
実に効率の悪い釣り(4ゲット/20アタリ)でヘロヘロとなり、一度車へ戻ることにしました。
灯台下暗し、何があるかわからない楽しみ。
時刻は既に15時を過ぎていたので、この時私には3つの選択肢がありました。
- このまま帰宅
- 別の支流へ行く
- いつもより下流で釣ってみる
結構疲れていたので帰宅するかと考えたのですが、梅雨時は釣りができる日はとても貴重なので、即座に却下。
となると、別の支流で釣るか、下流で釣ってみるかのどちらかになるのですが、これまでの釣行でどちらも芳しくないことが判っています。
移動すると時間が勿体ない事もあり、今回はいつもスルーする下流部で釣ってみることにしました。
そこはいつも川虫を採る場所で、「あ~、なんとなくこの先でも釣れそうな気がするなあ」と軽く考えていた場所です。
実際に入渓してしばらく歩いてみると、やはり特に釣り人が入った形跡も見当たりません。
そりゃ当たり前だよなぁと思いつつ、何気なく木の下辺りで仕掛けを流してみると・・・いきなり目印がぶっ飛ぶではありませんか!!
木にかからないよう慌てて横向きにアワセを入れましたが、一瞬フッキングしてすぐにバレてしまいました。
これで俄然やる気が出たのですが、この後はしばらくアタリ無し。
それでも気配はあったので、岸壁のヘリの辺りを流してみると・・・ここから怒涛の、空振り6連発。
一度は良型の反転が見えましたが、後は小さなアマゴが食っているのではという小さな感触ばかり。
相反することだとは思いつつ、小さいアマゴを釣っても仕方がないので、ここで針サイズを5号に上げてみることに。
すると次の1投で、10㎝程のチビアマゴがヒット!
さらに次の1投で、また同サイズのチビアマゴがヒット!!・・・違う、そうじゃないんだ。(苦笑)
針サイズを上げたのに小さいアマゴのヒット率が良くなったことに首を傾げつつ、どんどん釣り上がっていくと、随分頭上に木がせり出てくるようになりました。
ここで仕掛けを短いものにチェンジし、木の下で13㎝程のチビアマゴがヒット!
深みでは2度の空振りを食らいつつ、やってきたのはこの場所。
水深があって流れは複雑、大きな沈み岩も点在している、申し分ない場所です。
しかも釣り荒れていないのか、あちこちにアマゴが泳いでいるのが見えるではありませんか!!
これはチャンス!と、ジンタンを2号+3号の2個付けにし、奥の流れがから沈み岩の辺りに流していくと・・・目印が反対方向に引き込まれました!!
アワセを入れると、久しぶりに重量感を感じる引き!
興奮しつつも慎重にネットインしたのは・・・22㎝の良型アマゴでした!!
薄暗い中撮影しようとしたものの、とにかくビタビタと暴れまわる為、仕方なく〆てから撮影します。
・・・なんだか微妙な1枚になってしまいました。(苦笑)
この写真では判り辛いのですが、体高もしっかりあって、実にコンディションの良いアマゴです。
ガッチリ上アゴにフッキングしていました。
ヒットタイムは16:50と、既に夕方。
これで納竿するかとも考えましたが、まだまだ釣れそうなので釣りを続行!
すると、今度は流れの緩やかになる場所で、ジンタンを2号だけにして・・・
18㎝のアマゴがヒット!如何せん薄暗い場所なので上手く撮影できません。(苦笑)
さらには瀬尻の方でも2度のアタリがあったものの、こちらは空振り。
そこで、立ち位置を少し変えてから、流心に乗せて流してみると・・・目印が判りやすくストップ!
アワセると、これまた中々の引き味で・・・
20㎝を少し切るサイズのアマゴをゲット!
流石にこの1匹でアタリは打ち止めでしたが、この1区画で3匹のアマゴをゲットすることに成功!
この感じなら釣り上がればまだ釣れるはず!と、訪れたのはこの場所。
水深があって流れが速く、中々に釣り辛そうな場所ですが、やはりアマゴが泳いでいるのが見えます!
そこで、流れを見つつこのように攻めてみることに。↓
まずは手前の筋に乗せて①に流し込むと、魚影が飛び出してきてキジをパクリ!
これはアワセミスで釣れませんでした。
次に②へ流してみたものの、こちらは無反応。
そこで、④を狙って流し込もうとしたところ、誤って③の方向へ。
こちらでは2匹のアマゴが浮き上がってきて反応しましたが、フッキングはせず。
今度こそ④を狙うため、ジンタンを2号+3号の2個付けにしてから手前に落とすと・・・目印が流れに向かってグイ~~ン!!
アワセもバッチリ決まったのですが、流れに乗って走る為にかなりの引き味!
少し下流側に誘導してからネットイン!!
サイズこそ21.5㎝と先ほどのアマゴよりやや小さかったものの、体高バチバチの幅広アマゴです!どうりで良く引くわけだ・・・。
このアマゴの後、⑤の所も流してみたら同じようなサイズがヒットしたのですが、流心に飛び込まれて、残念ながらバラしてしまいました・・・残念。
この次のエリアでは、流れの脇の緩やかな所に仕掛けを落とし込み、馴染んだ瞬間に目印がストップ!!
またしても流れに引き込まれそうだったので、思い切ってゴボー抜き!
18㎝程ですが、実に体高があります!これぞ5月の揖保川アマゴ!!
餌の付け方、流し方、針やオモリのサイズ等がようやくハマった上にスレていないエリアを見つけた事で、ようやくフッキング率が回復してきたように思いますが・・・時刻は既に17時半。
さすがにそろそろ納竿しないと、周囲はかなり薄暗くなってきたので、野生動物と遭遇する危険があります。
とはいえ、周囲を見渡しても登れる場所はないので、もう少し釣り上がってから脱渓することに。
すると、目の前に現れたのは・・・
複数のアマゴが泳いでいるのが見えたこの場所。
ここを最後に決め、ジンタン3号でフワフワ流してみると・・・泳いできたアマゴがキジをパクリ!
ポイントを荒らさないように、強引に引き抜きます。
やっぱり幅広、19㎝のアマゴでした!夕マヅメという事もあるのでしょうが、最後になってから連発したことに、何とも言えない感情です・・・。
この後同じポイントで2回アタリが出たのですが、残念ながら全て空振り。
しかもアワセミスで仕掛けもグチャグチャになってしまったので、ここで納竿としました。
が。
この周囲を見回しても、少し遡行してみても、上に登れる場所がどこにもないのです。
水量が少ない時なら川を上って行けるのでしょうが、あいにく雨天による増水で、水深はかなり深め。
日陰という事もあり周囲はかなり薄暗くなっており、少し慌てつつ釣り上がってきた道をメインに降りていきますが、途中ちょっと無理をして登ってきた場所もあったため、かなり回り道をする羽目に。
結局30分以上かけてなんとか入渓地点周辺まで戻ることに成功しましたが、さすがにちょっと焦りました。(苦笑)
効率最悪でもなんとか二桁達成!
この日の最終釣果は、22㎝までのアマゴが13匹。(3月20日晩に数え間違いが発覚、修正)
前半は20回のアタリで4匹、後半は24回のアタリで9匹と、ヒット率だけで見ると13/44(約3割)。
ヒドイ有様です。
雨の後という事もあり活性自体は高かったので、仮に半分程度のアタリを捉えられていれば、20匹を超えたわけですから、かなり悔しいところ。
とはいえ、後半はある程度持ち直してきましたし、なにより初めての区画で22㎝・21.5㎝の良型含む6匹をゲットできたのは大きな収穫です。
このエリアにはさらに大きなサイズも潜んでいそうなので、5月中にもう一回くらい、アマゴ釣りに行きたいと思います!!
前回は散々でした↓
この日使用した竿はこちら↓
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