渇水続く引原川では川虫が効く!!2022年11度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです。

6月1日、引原川本流にて2週間ぶりに良型アマゴを狙ってきました。

5月19日の前回釣行以来、殆ど雨らしい雨が無かったせいで前回以上の渇水となっていましたが、ピンポイントを攻めて見事に良型アマゴをゲット!

詳しく書いていきます。

超を通り越してド級の渇水。

現地に到着したのは7時40分頃。

今回は予めブドウムシを用意しておき、さらに釣り場でエサとなる川虫を確保しつつ遡行していくプランの為、直接ポイント付近へ向かったのですが・・・ドが付くほどの渇水!!。

ここ最近は本当に雨が少なく、2週間で雨は2~3回程度。
しかも水位が回復するほどの雨量ではありませんでした。(1~2ミリ/1H

その為、本来の本流の水量から40㎝程減水しているような印象で、どこもかしこも流れが無くなっています。

目星をつけていた1か所目はスルーして、いきなり本命ポイント(前回連発した場所)からスタートする事にしました。

今回の仕掛け↓

  • ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.2mと2m
  • ライン・・・0.3号通し、3.3m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ガン玉3号or3号2個付け
  • 針・・・忍ヤマメ6号
  • エサ・・・川虫(オニチョロ・クロカワムシ)、ブドウムシ

早速入渓してみると、大きな流れ込みは支流のような小規模になっていたり、過去にポイントとなった場所は水が干上がっていたりと散々な様子。

これでは釣果は望めないので、とりあえず足元の石を幾つか蹴飛ばしつつ数匹のオニチョロ・クロカワムシを確保しておきます。

しばらく歩いて遡行していくと、前回アタリが出た場所へ到達・・・したのですが、この場所も流れが無くなっており、全く気配がありません。

さらに歩いていくと、以前は緩やかな流れだった場所がチャラ瀬になっていたので、物は試し!とブドウムシを投入してみます。

すると、大した変化も無い所で目印がビュ~ン!と大移動!
アワセを入れますが、ブドウムシを噛まれただけでフッキングには至りません。

あーこれはひょっとして・・・と思い、2㎝程のオニチョロを付けて、同じような場所に投入してみると、また同じようにアタリが出ます!

クイっと竿を立てると、一瞬で魚が宙に浮いてきてネットイン。(苦笑)

ちっさ!!

正体はベビーアマゴ!
6~7㎝程と実に可愛らしいサイズのため、さっと撮影してすぐにリリースします。

本流でこのサイズを釣ったのは初めてだったので、なんだか新鮮な気持ちになったのも束の間・・・この後、同サイズが立て続けに3連発。(苦笑)

このサイズにとってはクロカワムシにブドウムシ、オニチョロと、口に入るサイズのエサならなんでもいいようです。

中には、

8㎝くらい。

小さくてもガッチリしたベビーアマゴも釣れました。

こんなサイズでもしっかり6号サイズの針がフッキングする忍ヤマメ はやっぱりスゴイですね・・・。

ただこれではいたずらにダメージを与えてしまうだけなので、次の1投で良型が来なければ遡行しよう・・・と思っていたら、大きめの岩の前で良型のアマゴがギラついているではありませんか!

気が付いた時にはすでに遅く、フッキングに失敗・・・ベビーアマゴだけだと思って油断するといけませんね・・・。

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実績場たる所以

この後しばらくは特に何もなく、到着したのは前回連発した淵。

この日はアマゴの魚影は見えませんでしたが、同じような場所に流せばきっと来るはず・・・そう思ってオニチョロを流してみると、目印がグイ!っと引き込まれました!

アワセが決まると、結構な重量感!一気にポイント付近から引きはがした後、下流側でネットイン。

一瞬放流個体かと思ったがヒレピン。8:35にヒット。

こちらのアマゴは22㎝。
随分ハデな色合いなので、放流個体を親に持つ二世か、稚魚放流個体が大きくなったのでしょうか。

やはりアマゴは実績のある場所を狙うのが一番だという事を実感しつつ、この後もしつこく周囲を攻めてみたものの、この日はこのアマゴしか反応しなかったよう。

残念ながら、この後はどんな好場所を攻めてもアタリすらありません。

それならばと、どんどん遡行しながら水深のある場所を中心に攻め歩き、そうこうしているうちに開けたエリアへ。

が、そこには無数の足跡がありました。
はたして、渓流師の物なのか、アユ師のものなのか。

そしてやはりというか、数百mピンポイントを攻めながら釣り上がりましたが、残念ながらアタリは1度のみ。(20㎝程のアマゴを掛けバラシ)

見える魚影は解禁を迎えたアユ(15㎝くらい)のみという状況だったので、移動することにしました。

第二ポイントではポツポツ良型が!

次のポイントは、前回24.3㎝(現在シーズン最長寸)が釣れたエリア。

他の場所に比べると水量が比較的多めのエリアなので、この場所ならば・・・と入渓してみますが、やっぱり水位がかなり下がっています。

それでも、先ほどまでのエリアと比べるとかなり水流もあるので、期待しつつポイントを物色。
特に反応が無いまま、前回最長寸を釣った場所へ到着しました。

どころが、水量が違うせいなのか、前回と同じ場所では反応しません。

そこで、流れ同士がぶつかって反流点が出来ている場所にオニチョロを投入すると・・・いきなり目印がぶっ飛びました!

アワセを入れると、中々の引き味!頭上に木があるため、やや竿を倒しつつ、流れに乗せてから引き抜きます!

10:00にヒット。

綺麗にネットインが決まったこちらのアマゴはジャスト20㎝。
サイズの割に体高がある為、もっと大きく見えるアマゴでした。

丁度この辺りは少し開けていたせいか、お気に入りのトンボであるアオサナエが辺りを縦横無尽に飛び回り、ミヤマカラスアゲハも河原で吸水中。

景色やその場にいる昆虫との出会いも渓流釣りならではの魅力の一つですね。
しばし観察を楽しんでから遡行再開です。

この先のエリアは頭上に木がオーバーハングしていたので、天井糸の長さを1.2mに変更
仕掛け全長を4.5m程度とし、竿の長さも5.3m→4.5mと4.9mを状況により使い分けます。

いい雰囲気の場所は幾つかあれど、水深が思った以上に浅かったり、木が邪魔をしたりと思う様にアタリを拾えません。

ですが、時折「ここは絶対いる!」と思える場所もあります。

この場所、手前は反応がありませんでしたが、本命ポイントである巨大岩の奥は流れが良い感じに緩んでいます。

これなら確実にヒットすると考え、右横の流れに仕掛けを投入し、岩の後ろのエグレへと誘導。
仕掛けの流れが緩やかになったと思ったら、目印がキュッっと入りました!

アワセが決まると、その場でローリング→下流側へと突っ込んで大暴れ!
水量がある分、重量感もかなりのものです。

開けた所に誘導した後竿のしなりで止めて、無事にネットイン!

10:23にヒット。口サイドに完璧なフッキングだった。

こちらのアマゴは22.5㎝。
この時期の本流は大体このサイズがアベレージのようで、本当に楽しめます。

この後は良さげな場所でヒットせず、そもそもアタリがない状況。

チャラ瀬やエグレ、流れ込み等を丹念に攻め、エサをローテーションし、落ち込みの下ではオモリを重くしたりもしますが、反応はありません。

季節が進んだこともあり、やはりアマゴ達は流れの中で積極的にエサを食っているように感じます。

そのため、

こういった流れが当たり底がエグれた場所が一番のポイントになるような気がします。

流速はかなりのものですが、ジンタン3号のままオニチョロをセットし、ライン抵抗を消すように自然と流すように心がけると、尻近くで目印がギュイっと回りました!

アワセを入れた瞬間、アマゴは驚いたのか、水面からこちらへ向かってジャンプ!
これ幸いと流心から引き離したところ、また大ジャンプ!!

さらに足元付近に寄ってきてからもジャンプしたので、そのタイミングでネットを出すと綺麗に入りました。(笑)

10:52にヒット。

ジャンプを繰り返したこちらのアマゴは23.5㎝!!良型です。

そしてヒレの赤色が見事で、模様もピッカピカ。
見る角度を変えてみるとこんな感じ。↓

美しすぎる魚体。

パーマークも朱点も実に綺麗なこのアマゴは、この川で生まれ育った天然ものなのかもしれません。
美しさは間違いなく今シーズンNo.1でした。

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未開拓のエリアへ

この後はアタリも無く、気が付くと前回脱渓した場所に到着。

今回は前回よりも水量が減っている事もあり、普通に先に進めそうだったので、そのまま遡行を続けることにしました。

しかし、思った場所で反応が出る事も無く、道路が近かったこともあるのか、足元にはいくつかの足跡が。

普通なら良型が潜んでいそうな大きな淵等も丹念に攻めてみましたが、どういうわけか全くアタリが出ません。

巨大な岩が並ぶエリアのため移動だけは大変なのに釣れない・・・という状況がしばらく続いた後、少し開けたエリアへ。

大岩の横を流していると、ようやく目印がストップ!

11:36にヒット。

こちらのアマゴは18㎝。
昨年までならキープしていたサイズですが、これ以上キープしても食べきれないのでリリースします。

このアマゴが釣れたエリアを最後に、渓相が一変。
流れも弱く、なんだか釣れないような雰囲気になってしまいました。

これ以上遡行するのは止めて、最後に先ほどアマゴが釣れたエリアの対岸側を流していると、良型の魚がギラついているのが見えます。

ただ、動きがアマゴっぽくはないなと思っていたら、目印が急に走り出しました!

アワせると結構強めの引きですが、明らかにアマゴではありません。
そう、

25㎝くらい。勿論リリース。

正体はウグイでした。
というか、ウグイってこんな上流部にまで上がってくるんですね・・・。

時刻も12時になったので、これにて納竿としました。

この日の釣行の纏め

最終釣果は、18~23.5㎝のアマゴが5匹、ベビーアマゴが4匹の計9匹。

4時間程度の釣りで家族が食べる分のアマゴをしっかりと確保できたので、中々満足度の高い釣行となりました。

しかし!!

今シーズン、まだ一度も25㎝の壁を突破できていない上、このところツ抜け(二桁)に到達していないというのも悲しいところ。

流石にそろそろ纏まった雨が降ってくれないと釣りができる場所も限られてしまいますし、中々川がリセットされずスレたアマゴが増えて、アタリの数が減っているように思います。

次の釣行時は雨の後である事を期待したいと思います!

揖保川のアマゴ釣り、随時更新中!↓

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コメント

  1. KAZZ より:

    いつもブログを拝見しております。
    今年は灘浜の方へカワハギ調査は行かれたのでしょうか?。

    • Angler Ogi Angler Ogi より:

      >KAZZ様

      いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

      私はこの時期専ら渓流釣りですし、姫路近郊の陸からの
      カワハギシーズンは秋以降ですので、今年はまだ行っておりません。
      また秋に釣行したら記事にする予定ですので、
      よろしくお願いいたします。

      Angler Ogi

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