渓流釣りの道具について

2016年、揖保川での解禁日の釣果です。
この記事は約12分で読めます。

こんにちは、Angler Ogiです。

このブログを立ち上げておよそ1カ月が経過しましたが、このブログにお越しくださる方は、今のところ多くが揖保川でのアマゴ釣りを楽しんでおられる方のようです。

そこで今回は、私が普段渓流釣りで使っている道具をご紹介しようと思います。

実際の釣りの様子はこちらから↓

多くのブログや釣りサイトで道具立てを紹介していますが、何故あえて私がその記事を書くのか。その理由はずばり、「良い釣り具を紹介するサイトが殆どで、コストがかかりすぎる」からです。

そういったサイトを見ていると、「あぁ、コストがかかるから渓流釣りにはチャレンジ出来ないな・・・」と思われる方が多くおられると思うのです(実際私もそうでした)。

私が使用している渓流用釣り具は、特別高級なものはありません(竿はやや良いもの、という程度)。これだけあれば十分に始められる!という物をご紹介していきます!

私がアマゴ釣りを楽しんでいるのは兵庫県にある揖保川とその支流のため、基準点が揖保川にある、という事をご理解いただけますと幸いです。
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渓流釣りに必要な道具一式

まずは、私が渓流釣りに行く際、持参しているものを一覧にしてみます。まずは外装から。

  • 幅30cmほどの渓流用ビク
  • エサ箱(クールベイト/ダイワ製)
  • 取り込み用ハンドタモ(シマノ製)
  • ライフジャケット(ポケット多数タイプ/海釣り用の物を流用)
  • 長靴
  • ウェーダー(チェストハイタイプ)
  • 川虫捕獲用の長めの網
  • ベルト
  • フィッシンググローブ
  • 年券(揖保川漁協指定、今年は7200円)

川に着いてからの基本的な立ち回りとして、

  1. 年券を着け長靴を履いて、長めの網を持って川に入り、川虫を採集。エサ箱にストック。
  2. ポイントに入渓する前にウェーダーを履き、ライフジャケットを着る(ポケットに釣り具)。
  3. 腰にベルトを巻き、ハンドタモをセット。
  4. ビクをたすき掛け、エサ箱を首にかけてフィッシンググローブを装着。

このようになります。

川虫を採集する際、長靴の代わりにウェーダーを着てしまっても問題ないかと思いますが、ウェーダーを着たまま運転するのは割と危険ですので(足首回りが動きにくい)、私はエサ採集時は長靴、運転時はスニーカー、釣りの際にウェーダーとしています。

エサ採集は、入渓地点よりやや下流で行いましょう!ポイント周辺で行うと、場が荒れてしまって釣りにくくなります。

続いて、ポイントに持参する釣り具一式です。

  • 渓流竿① 4.5~4.9~5.3mの3wayズームタイプ延べ竿
  • 渓流竿② 3.8~4.3mのWズームタイプ延べ竿
  • 小物ケース1つ
  • 針(ナノアマゴ4~6号、ハイパー渓流5,6号等)
  • ジンタン5~1号、ガン玉B、絡み止め(針とオモリは小物ケース内へ)
  • 糸目印2色(黄色とピンク)
  • ペンチ
  • ハサミ(小物用ミニロープでベストに固定)
  • 100均で買った15cmノギス(寸法計測、小型の野締めにも)
  • 水中糸(0.25号、0.3号、0.4号)

一見多いように見えますが、竿以外は海釣り用ライフジャケットのポケット内に全て収まります。

ではここから、一つずつの道具にフォーカスしてみます。

渓流竿について

私が愛用している竿は2本ありますが、狭い支流での釣りが好きなため、ほぼ②がメインです。

写真上は、竿①シマノの天平(当時13000円くらい)、写真下は竿②ダイワの清瀬(9000円くらい)。最近は清瀬の方しか使っていないように思います・・・。

ダイワ 渓流 清瀬 硬調 43M・Y (渓流竿)

価格:9,450円
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5年ほど渓流釣り(+管理釣り場数年)をやってきた中での感想ですが、正直5.3mという長さは中途半端すぎました。川幅の狭い支流では、頭上に木が生い茂っているため、長くても4mまで。普段私は3.8mの竿に3.6mの仕掛けを使用しています(これでも長く感じることも)。

たまーに開けた場所に出てきた時もウェーダーを履いているので、ズーム状態の4.3mの長さで十分足りていたりします。

渓流竿の多くはこのようにズームできるようになっている。

そして本流や川幅広めの場所に出ると、竿①の5.3mでは短すぎて釣りづらいのです。正直、6.1m以上の竿があれば・・・と考えたこと、数知れず・・・。ですので、

  • 狭い支流で釣りたいなら、4m以下になるWズームを
  • 広めの場所で釣るなら、マックス6.1m程度の竿を

こんなイメージかと思います。身長+腕の長さを加味した際、竿の先端は、4mの竿で5m以上の高さに到達します。支流の木々に大事な竿をぶつけない為にも、支流での短竿は重宝します。

狙う価格帯ですが、最初の頃は10000円前後の竿でも十分に楽しめます。ただ、長い竿は高級なものほど軽いので、単竿は安めのもの、長い竿は良いものを買う、という形で良さそうです。

ダイワ 春渓 抜硬調 61M・V (渓流竿)

価格:14,515円
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ネットについて

私は取り込み用のハンドタモと、川虫採集用の網を持参しています。

上が川虫捕獲用の物。釣具屋に限らずホームセンター等でも入手できる、丈夫な1500円程度の物です。個人的な趣味で、池でエビを取ったりヤゴを採集することもあるのでズームタイプにしていますが、ズームタイプでなくても問題ありません(←1000円切る店もあります)。

網の形が台形になっているため、川虫採集の際の効率はハンドタモと比べて雲泥の差ですので、あると便利ですね。

取り込み用ハンドタモは必須!!

大事なのは取り込み用のハンドタモ。渓流釣りを始めた際は500円ほどの物を使用していましたが、さすがに色々と使い勝手が悪かったので、大阪の釣具屋のセールで2800円でゲットしました(定価5500円・・・程度だったと思います)。

渓流釣りではとにかく場荒れを避けるため、掛けた魚(小物)は一気に引き抜き、ネットインというのが主流です。20cmを超えるものは、川べりに降りてネットインも可能になります(糸が細いため)。名手の方は良型でもポンポン引き抜きますが、私は20cmを超えたら慎重にネットインしています(笑)。

その為、ハンドタモは必須のものになりますので、ここはきちんと(そこそこ)良いものを選びましょう!

ウェーダーと長靴について

ウェーダー、これが一番悩んだところでした(良いものは高いです)。

最初の頃は長靴(釣具屋で3000円くらいのやつ)でやっていたのですが、狭い支流でも水深はそれなり、尚且つ渓流は流れもかなり強いため、浸水は日常茶飯事。

水深20cmほどの所を歩いていると、流れの強いところでは膝近く(50cmくらい)まで水が来るのです。

上写真のチェストハイタイプのウェーダー(フエルト底タイプ、ノーブランド)を導入してから、随分快適な釣りが出来るようになりました。価格は5000円程と比較的安価なタイプです。

これで腹部まで浸かるのではなく、太ももくらいの高さまで対応できるイメージです。ただ、安いウェーダーは完全防水ではなく4~5時間くらいでジワーっとゆっくり水が染みてくるので、ウェーダーの下は速乾性のジャージ+パッチを履くなどして対応しています。

そして、かなり分厚く重ためなので、5月以降になるとかなり暑いです(春はむしろ暖かくて案外快適)。ずーっと水に浸かってる方が快適になってくるので、その辺りは予算との相談です。

ベストについて

渓流釣りは基本的に、沢を登ったり川に立ちこんで釣ったりと、水の中に入ることが多い釣りです。そのため、とにかく身軽かつ動きやすいスタイルで釣りたいので、ベストはとても便利です。

渓流用のベストは高級なものが多いため、私は海釣り用のフローティングベストを流用しました(笑)。やや分厚いため5月以降は暑いですが、春は割と快適です。そしてうっかり深場で足を滑らせた際、このベストのおかげでプカプカ浮いて無傷だったという経験もある為、案外良いのかもしれません。

暑い時期はウエストポーチに小物を全て入れて年券をセットする事もあるので、必須ではないかもしれません(ベストの方が色々と快適ではあります)。

遊漁券について

上写真でベストの下部に取り付けている、ピンクのカードが遊漁券です。

基本的に、アマゴやヤマメが釣れる河川は漁協が広域管理している河川が殆どなので、必ず遊漁券が必要となります。釣りがしたい河川の漁協のHPを訪れると、取り扱っている釣具屋が表示されるので、釣具屋で購入します。(私は毎年2月末に購入しています)

私が使っているような年券タイプは、漁期(揖保川は3月1日から8月31日まで)の期間中は何度でも釣りが出来ます。1日だけ釣りたい場合は日券タイプもありますので、釣具屋で確認してみてください。

また、年券は顔写真が必要となるケースが多いため(3~4cm角くらい)、自宅で印刷して持参することをオススメします(画質は多少荒く、普通のコピー用紙でも大丈夫)。

姫路市内で揖保川の年券を購入する場合は、姫路南インターを降りてすぐの場所にあるフィッシングカンパイさんがオススメ。日券を当日河川周辺で買うのであれば、山崎インター近くにある高井釣具店さんが良いかと思います。(生イクラやブドウムシ、キンパク(シーズン初期)等も購入できます)

釣りをする際は、巡回しておられる漁協の方から見える位置にセットしておきましょう。

ビクについて

先ほども書いた通り、渓流釣りは動き回る釣りです。釣った魚を持ち帰るのに、クーラーを持ち歩くことは現実的に不可能です。そこで、

私はこのようなビクを使用しています(今は4000円前後で入手できます)。こちらも、海釣りの際テトラ周辺で穴釣りをする為に親父が20年近く前に購入した物を譲ってもらい、流用しています。ここにやや大きめの保冷剤+小さい保冷剤+ジップロック2枚、イクラ(予備)を入れて釣っています。

車には小型クーラーを載せていて、帰るときに移して帰りますが、今のところ(管理釣り場含め)20匹前後までは全く問題ありません。


2016年解禁日(大雪)は、1時間半ほどでこれだけキープしたが、全てビクに入った。
この日はキープ16匹、リリース5匹という納得の釣果だった。

フィッシンググローブについて

続いてグローブ。解禁日は寒い日も多く、かじかむ手を助けてくれる必需品です。揖保川の流れる宍粟市では、氷点下3~5度が普通にあります。素手だとほぼ釣りになりません。

また、渓流釣りでは足場の悪いところを通ることが殆どの為、あちこち岩や太い木を掴んで移動することも多いです。その際に、手を痛めず移動できるという意味でも、(暖かい時期であっても)着用することをオススメします。

暑い時期は川の水にグローブごと浸してしまえば、気化熱で涼しいというのもありますね。

長年愛用しているフィッシンググローブ。

こちらも釣具屋のワゴンセールなどで売っている、指抜きタイプがあれば大丈夫です。特に写真左の物は500円くらいで入手しましたが、5年使っても特に問題はありません。手の保護という観点から、是非用意しましょう!

ちなみに、暑い時期でも半袖は厳禁。ケガ防止や草木でのかぶれを防ぐためにも、必ず長袖を着用しましょう!

エサ箱について

私が長年愛用していたエサ箱(ダイワ・クールベイトⅡ)は先日長年の酷使に耐えかねて壊れてしまった為、先日新しいタイプ(クールベイトⅢ)を入手しました。

Ⅱよりも大分サイズが大きく驚きましたが、首掛けに出来ること、2部屋に分かれていること、蓋に小物入れ兼保冷剤を入れられることから、購入を決めました。

私はメインの所に、濡れた落ち葉を敷き詰めてから採集した川虫を入れ、受け皿にはイクラとブドウ虫を入れる事が多いです。正直、エサ箱がないと快適な釣りが出来ないと言っても過言ではないかと思います。

複数のエサを使い分ける渓流釣りで、この2部屋に分かれているクールベイトは非常に便利なため、今後も私のメインウエポンとして活躍してくれそうです。→使用してみたところ、非常に使い勝手が良かったです。大きさもそれほど気になりませんでしたので、オススメです。

その他小物について

渓流釣りの道具は、移動の為にもとにかくコンパクトにしたいもの。

それでも、最低限必要なものがある程度ある為、これらをベストのポケットやポーチ等に入れて持ち運ぶと便利です。

私の小物一覧。

上写真が、私が普段ベストのポケットに入れて持ち歩いているものです。

水中糸は0.25号をメインに(今後細くすることを検討中)、0.3号、0.4号。目印は2点付けるのが好きなので(某名手のマネです)、黄色とピンクを。糸を切るハサミ、オモリを留めたり針外しに使うペンチ、移動の際に使う仕掛け巻きオモリ&針入れ天井糸の予備(絡み止めの為にやや太めを使用)、そして100均で購入した金属製簡易ノギス

小物ケースに入れているオモリですが、メインで使うジンタン4~2号を多めに入れています。また、針の消費がそこそこ激しいため、予備の針はいつも多めに用意しています。

ノギスですが、針~オモリの位置を計測するのに使ったり(水深の浅い支流では15cm、通常の場所では20~25cm程)、釣った魚を活〆にするのにも使います。

ノギスでアマゴの脳天の部分をスコン!と叩くだけで簡易な活〆になります。食べたときに驚くほど食感が変わるので、是非お試しください。

後は釣り場でお湯を沸かしてカップ麺を食べるのが好きなので、アウトドアショップにて入手できるガスボンベ+着火機とミニヤカンを持っていくことが多いです。

そして最後にベルト。渓流用ベルトも販売されていますが、私は普段使いで使用しなくなった普通のベルトをウェーダーの上から巻き、そこにハンドタモを突き刺して使用しています。今のところ特に不便はありません。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

渓流釣りを始めるまでは、予算の関係で難しいと思っていた釣り具一式ですが、試しに海釣り用の道具を流用してみたところ、意外と不自由がないことに気づきました。

やってみるまでは渓流釣り=敷居が高いというイメージもありましたが、案外そうではなく、「名手のように良い道具でカッコよく釣りたい」というイメージがそうさせていたことにも気づけました。

確かに、20年以上様々な釣りをやってきた私の中でも、特に難易度が高く、1匹を釣るまでが遠い釣りではありますが、その分狙い通りにアマゴやイワナを仕留めたときは感無量です。

そして、海釣り以上に大自然と一体化している気分を味わえますし、広い釣り場にただ一人でポイントを独占できるというのも大きな魅力です。

仮に他の釣り人の方と出会っても、皆様とても穏やかかつ気の良い方が多く(マナーがきっちりしていて素敵です)、自然と仲良くなれるのも、この釣りの良いところかもしれません。

もしこの記事を読んで、「渓流釣りを始めてみよう!」と思っていただければ幸いです。

さぁ、大自然の中に出かけましょう!! (^^)

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