こんにちは、Angler Ogiです。
2026年、楽しかった揖保川のアマゴ釣りシーズンは、例年より1カ月延びて9月30日で終了。
10月1日からは禁漁期間に入りました。
私自身の釣行は、3月1日の解禁日から始まり、9月17日がシーズン最終釣行。
解禁当初はヒドイ有様でしたが、本流解禁直後からのおよそ2か月間は毎回25cm以上が釣れた他、1シーズン内で尺含む27cm以上の良型を6本仕留めるという幸運にも恵まれました。
そこで今回の記事では、
2年ぶりとなるシーズン釣行総括を行います!
これまでの経験を最大限に活かしつつ、より確実性を高めた釣りを実行できた今シーズンの総括は、一昨年までの記事よりもワンランク上の物となります。
2026年シーズンに良い釣果を得られなかった方。
2027年シーズンに渓流釣りにチャレンジしたい方。
さらに、揖保川のアマゴ釣りを愛する方々の参考になれば幸いです!

6月中に前半を執筆し、シーズン終了後に後半執筆という形式を取った大ボリューム・2万2千字越えの記事です。
お時間がある時にのんびりお楽しみください!
- 2026年の揖保川釣行回数、23回。
- 2026年はどんなシーズンだったか。
- 2026年、印象に残った釣行
- Angler Ogi、こだわりの釣り方紹介
- 現在のサイズランキング
- 第一位:32.3cm(2026年7月1日)
- 第二位:29.2cm(2024年4月25日)
- 第三位:28.8cm(2024年4月18日)
- 第四位:28.3cm(2024年6月26日)
- 第五位:27.8cm(2026年9月17日)
- 第六位:27.7cm(2026年5月13日)
- 第七位:27.7cm(同サイズ)(2024年6月26日)
- 第八位:27.5cm(2020年4月27日)
- 第九位:27.4cm(2026年9月17日)
- 第十位:27.3cm(2026年7月22日)
- 第十一位:27cm(2026年5月19日)
- 第十二位:27cm(同サイズ)(2021年6月23日)
- 第十三位:27cm(同サイズ)(2022年8月24日)
- 記録物は4月下旬、5月半ば、6月末~7月頭
- 27cmの壁が分厚い。
- 良型が多い年と少ない年がある?
- 揖保川流域のポイント
- 2026年シーズンの纏め&2027年の目標
2026年の揖保川釣行回数、23回。
2026年シーズンは、毎年解禁日に良い思いが出来る場所でまさかのボーズ。
逆に、通いなれた支流で二桁釣果を得たところから始まりました。
が、二回目・四回目の釣行で丸ボーズをくらい、五回目はチビサイズ1匹釣るのがやっとという惨状で、支流での釣りは酷い有様。
正直、本気で揖保川を諦めようかと思ったほどでした。
それでも、「いっそ支流を諦めて本流に入った方が、ボーズでも納得できる」と考えた4月8日の釣行から状況は一転。
良型連発となり、7月には念願の尺アマゴを釣るという目標を達成!!
実に素晴らしいシーズンを過ごすことができたのです。
ではまず、月ごとの釣行回数と釣果を纏めます。
(※例年通り、レギュラーサイズが18cmを超える5月以降は15cm未満をチビサイズと表記)
※日付をクリックするとその時の釣行記事に飛びます。
●3月/4回、月合計21匹
3月1日(11匹)、3月5日(〇)、3月11日(10匹)、3月18日(〇)
●4月/5回、月合計33匹
4月2日(1匹)、4月8日(3匹)、4月14日(11匹)、4月22日(14匹)、4月28日(4匹)
●5月/4回、月合計59匹(+チビ9匹)
5月7日(6匹)、5月13日(20匹)、5月19日(13匹)、5月22日(20匹、チビ9匹)
●6月/3回、月合計18匹(+チビ46匹)
6月4日(5匹、チビ10匹)、6月11日(5匹、チビ22匹)、6月18日(3匹、チビ14匹)
●7月/3回、月合計29匹(+チビ41匹)
7月1日(11匹/うち1匹は尺、チビ8匹)、7月9日(9匹/チビ9匹)、7月22日(9匹/チビ24匹)
●8月/2回、月合計21匹
●9月/2回、月合計25匹(+チビ2匹)
☆3月26日に奈良県天川村にてアマゴ34匹、ニジマス22匹、イワナ1匹の釣果。
1シーズンでのトータル匹数は206匹。
チビを含めた総数は304匹、天川での釣行も追加すると338匹でした。
ちなみに、2024年は237匹(天川釣果+チビを足すと367匹)だったので、漁期が1カ月延びた割には数が減っています。
ですが、チビアマゴや小型アマゴの数は減っており、逆に良型の数はこれまでで最多。
数えてみると、24cm以上の良型は27匹釣っていました。
ではまず、シーズン全体をざっと振り返っていきます。
2026年はどんなシーズンだったか。
解禁日は、各地の気温計が夜明け前時点で1度~5度。
例年よりも気温が高い状態での船出となりました。
数日前に雨が降った影響で水嵩は適度に増し、入渓場所の水温はまさかの7度!
これ以上ないという絶好の条件でした。
ところが、前年に行われた河川改修の影響か、期待の川でまさかの惨敗。
次の川でも無反応に終わり、悲惨な結果が頭をよぎります。
それでも、昨シーズン調子が良くなかったホームリバーにてようやくアマゴが登場し、無事に解禁。
大昔に白口フィッシングセンターでお世話になった方と偶然(25年ぶりに)再会するというミラクルもありました。
しかし、二度目の釣行前に寒の戻り&大雨があり、まさかのボーズ!
三度目の釣行は極寒の中、解禁日に釣果が得られた川で無反応。
逆に、釣れなかった川で二桁を得るという、完全あべこべ状態でした。
四度目・五度目の釣行も丸ボーズ&1匹に終わり、いよいよ揖保川での釣行も諦める時が来たか・・・と真剣に考えるほど、今年の揖保川の魚影は深刻な状態だったのです。
状況が好転したのは、やはり本流に変更した4月8日の釣行。
ここから、釣行の度に25cmクラスが釣れ、時に27cmオーバーが顔を見せてくれるなど、完全に復調!!

さらに、3年前に一度立てた「1回の釣行で20㎝オーバー10匹、総数20匹の同時達成」という目標も、5月半ばに達成することができました。
6月初めの釣行で「25cm以上が毎回釣れる」という記録は残念ながら途絶えましたが、8釣行連続で25cm以上が釣れるというのはこれまで一度も経験が無かっただけに、素晴らしいものと言えます。
6月11日にはまた26.3cmという良型が予想外の場所で釣れたものの、ここからは明らかにペースダウン。
チビアマゴが当たってくる機会が一気に増えた事もありますが、根本的に魚影が薄いようで、厳しい戦いを強いられる事になります。
ですが6月25日~6月27日にかけて、この時期には珍しい台風が発生!
しかも2つ同時に日本列島に迫ってくるという、あまり経験した事のない事態に。
この間の釣行と、楽しみにしていた巨人-阪神の二軍戦(@SGLスタジアム)は残念ながら中止となってしまいましたが、この雨で水位が一気に回復。
台風が通過した後の増水が落ち着き、水の透明度が大分戻ってきた7月1日に満を持して釣行、32.3cmの尺アマゴを捕獲する事に成功しました!

この後、梅雨が明けると一気に酷暑となり、釣行回数が激減。
7月22日には涼しい時間のみ釣行し、27.3cmの良型を仕留めたものの帰宅後に熱中症になってしまうというハプニングもありました。
また、息子の夏休み期間&本職である発表会準備に時間を取られ、8月は短時間の釣行が2回のみ。
夏場の渓魚(ヤマメ等)は一里一匹と言われるのは本当で、良型は出ずに苦戦したものの、9月の2度の釣行では無事に良型をゲット!
心おきなく納竿することが出来ました。
2026年、印象に残った釣行
それではここから、2026年釣行で印象に残った釣行をピックアップ。
良い釣果・記録を出せた釣行は勿論ですが、これまでの総括記事と同じように、
- Angler Ogi的新しい釣り方
- 想定した釣れ方・狙いを実践できた(ポイント含む)
- 想定外の事が起こった
これらに注目!
そして、(後述します)←この記述がある釣り方は、次の項目で詳しく説明していきます。
3月26日、天川釣行
いきなりブログに登場してない釣行から書くんかい!というツッコミは無しでお願いいたします。(笑)
この釣行はブログ用というより、どちらかというとTSURINEWSの取材釣行という側面が強く出ましたので、ブログにはアップせず、TSURINEWSへの寄稿のみとなりました。
TSURINEWSの記事では前後の構成や文字数の関係もあり、詳しく書けなかった部分があったので、そこをピックアップ。
この釣行では、天川村の魚影の濃さをまざまざと見せつけられ、増水と濁りという条件も重なった結果アマゴ34匹・ニジマス22匹・イワナ1匹という大爆釣。
特に重要な釣り方となったのが、同じポイントへ違う筋から流し入れるというもの。

通常であれば、こういった流れ込みで数を釣るためには、流す筋やタナを変える事で対応します。
しかし、解禁直後で水温は低め、さらに水深・濁りがあり、魚影が濃いという事を考えると、一か所(ピンポイント)に固まりやすいというのが容易に想像できます。
という事は、そのピンポイントへの流し方を工夫する事で、数多くの魚が反応するのではと考えました。(後述します①)
最終的にこちらのポイントでトータル20匹程のアマゴ・ニジマスが連発したのですが、別の場所でも10匹程が連発。
これは追加放流が無い場所で、一か所で釣れる数としては最大クラスだと思われます。
この場所で得たヒントを元に、今シーズンは「数度流しても反応が無い」場所で何度も良型を仕留めるに至りました。
2026年シーズンの中で、最も大きなヒントを得た釣行です。
4月8日、過去最速の本流開幕
これまでの渓流釣りでは、本流が開幕するのはいつも4月半ば。
しかし2026年シーズンは、とにかく支流が絶不調。
雨の後であっても食いが立つことはなく、そもそも「魚おるんか?」と思えるほど、魚影の薄さが深刻な状態でした。
正直なところ、この段階で千種川への鞍替えを本気で検討していたのですが、悩んだ結果、「本流の状況を見てから判断するか」という結論に至りました。
時期的にはまだ尚早と思いつつも、この時期でも釣れそうな条件が整った場所と時間帯をチョイスし、

見事、これまでで最も早く本流アマゴ(24.5cm)を確保!!
6度の反応があり、25cmを頭に3本仕留めることができたのは大きな収穫と言えます。
ただ当然ながら、本格解禁はまだ先だったよう。
この区画以外では一切無反応だったので、この段階で「今年は入渓場所が最重要」という事が発覚したのです。
良型連発の4月14日
釣行4~5日前に纏まった雨が降った影響で、この日の引原川は抜群の引き水状態。
しかも水温は11度と、この時期の本流としては上々!
ですが、普通の流し方では特に反応する事は無く、様々な工夫が必要でした。
この日効果を発揮した釣り方は、オモリが底にぶつかるくらいまで目印の位置を調整し、ベタ底状態で餌を流すというもの。(後述します②)

流す場所を下の方から徐々に流心に近づけていったことで、定説通り徐々にサイズアップ。
こちらの24.5cmを頭に、同じ場所で3匹を仕留めることが出来ました。
さらに、例年良型が出る実績場は少し地形が変わっており、定位しそうな場所は座布団一枚分程度と非常に狭い状態。
先の釣り方とほぼ同じ方法で、

25.5cmをキャッチ!
さらに超が着く実績場では、底流れを丹念に攻めることで、

こちらの26.7cmが登場!!
直前に一回り小さい個体をバラした後に釣れた1匹なのですが、これが後に尺アマゴを釣る布石となりました。
極太サイズが出た5月7日
通常であればGW期間中にアングラーが数多くやってくるので、好釣果が期待し辛いのがGW明け直後。
この日もご多分に漏れずあちこちにアングラーが入ったであろう形跡があり、数は出なかったものの、良型が姿を現します。

こちらの24cmは、今までと少々違う付き場にいたので、流れを読む大切さを痛感させられました。
そして、

こちらの26cmも、何度も流して反応が出なかった後、一度流れをじっくり観察。
その結果、たった一筋の流れだけが理想の場所へ流れ込んでいくところを発見したのです。
流れを読みきってオモリを選択(最終的に3B+4B)、ピンポイントでその場所へキャストする精度、流す時の竿の角度とラインテンションなど、持てる知識・技術をフル動員して得た1匹でした。
さらに、この次は「経験がものを言う」を実感します。
本来の実績場ではアタリが出なかったので、過去の経験から(少々苦労しつつも)少し下流側へと移動。
結果、

こちらの極太26cmと対面するに至りました。
この1本をきっかけに、今シーズンはこの場所へと何度も足を運ぶことになるのですが、6月に入るまでほぼ毎回25cm以上が出る事になるのです。
最高のエリアを見つけた「過去の経験とカン」に感謝した瞬間でした。(後述します③)
凄まじい釣果となった5月13日
5月半ばと言えば、渓流釣りのドピークとでも言うべき、最盛期中の最盛期。
例年素晴らしい釣果を得ている時期です。
今年も期待通り、この日の釣果はすさまじいものとなりました。

こちらは23.5cm。

このアマゴは23cm。
良型が普通に釣れてくれるだけでなく、別エリアの瀬では15分で5匹と言う連発もありました。
昨今の揖保川・引原川では1区画のみで二桁を釣るのはかなり難しいのですが、この日はそれを短時間であっさり達成したのです。
さらに、

1本バラしてしまった直後に、すぐ近くでこちらの25cmがヒットしたり。
前回極太サイズが出たエリアでは、

浅い瀬落ちで25.3cmが飛び出してきたりもしました。
これだけでも十分な成果となったのですが、この先にある前回良型が出た場所付近でも、

こちらの27.7cmが飛び出してきました!

これまでの自己記録サイズ(29.2cm)よりも引きが強く、かつ取り込みにとんでもなく苦労した1匹として、記憶にしっかりと残りました。
この日特に意識したポイントとして、名手・井上聡さんが仰っていた「反応が無い時は餌を見せる時間を出来るだけ長く取る、想定場所よりも早い段階から見せるイメージ」という言葉。
想定しているヒットポイントへ餌が到達するまでに、ゆっくり餌を見せる工夫を凝らすという事です。(後述します④)
さらには、

24.2cmも釣れてくれて、最終釣果は20匹に到達。
20cmオーバーだけで11匹、うち25cmオーバーが3匹という超抜釣果となりました。
3年程前に立てたものの、これは現実的ではないと諦めた、「1回の釣行で20cmオーバー二桁」という目標を達成することが出来たのです。
とはいえ、25~26cmクラスを含む良型4本をバラしてしまったこともあり、課題も残る釣行となったのですが、むしろこれは次回以降の布石として、喜ぶべきことだったのかもしれません。
来年の目標はバラシゼロかな・・・?
大成功の取材釣行、5月19日
この日はTSURINEWSへ寄稿するための取材釣行。
とあるインナーウェアを提供いただいたので、レビュー記事を書くために引原川本流へと向かいました。
絶対に釣らなければ説得力のある記事を書けないばかりか、これまで「渓流釣りのハウツー」を発信してきたライターとして名折れになってしまいます。(苦笑)
現地はかなりの渇水となっていましたが、結果は・・・

こちらの24cmが出てくれた時点で面目躍如となり、さらに、

今年発見したポイントで27cmの特大サイズが登場!
さらに、トータルでも20cm以上が8匹、総数13匹のなかなかの釣果。
ここまでに得た釣り方と経験がそのまま活きた形だったので、目新しい釣り方こそなかったものの、プレッシャーの中でもいい釣果を叩き出せたのは今後の自信につながります。
また、提供いただいたインナーが非常に快適であり、この釣行からは私にとってのマストアイテムとなりました。
結構高価なので、おいそれと追加購入できないのは悩みどころですね・・・!(苦笑)
念願の尺登場!7月1日
引き水で+15cm程度のささ濁り、水温17度という最高の状態になったこの日。
ポイントに到着した時点から、「尺を釣るなら今日しかない」と言えるほどの好条件でした。
場所によっては4Bのオモリでも吹っ飛んでしまうほどの水量でしたが、こういう時はアマゴの活性は大変高いもの。
流れの筋を読み、オモリを的確にチョイスすることで、バンバン釣れる・・・はずでしたが、釣れるのは小型が中心。
ですが、最も期待していた淵で流れを読み切り、良型をヒットさせたものの・・・流心で浮上してしまった結果、25cmクラスであったにもかかわらずまさかのラインブレイクをくらいました。
ですが、時折働く渓流師のカンにより「デカイのが確実にいる」と踏んで本命ポイントへと仕掛けを流し、

見事、32.3cmの尺上を仕留めることに成功しました!
執筆している10月1日現在でも、この時の流れは鮮明に記憶しており、書き始めるとキーボードを打つ手が止まらなくなるので(笑)、ご興味あります方はこの日のブログをご覧ください。(^^)
釣り方としては特筆すべきものはなく、2024年までに習得していた手法を応用したもの。
特に、名手である井上聡氏と千島克也氏が動画で仰っている事を的確に再現できれば、釣果は確実にアップします。
日々渓流釣りの動画を見漁っていた成果が実を結んだ瞬間でした。
まさかの熱中症、7月22日
この日は悪い意味で記憶に残る釣行となります。
全国的な酷暑日となったこの日、早朝の段階で宍粟市の気温は26度越え。
湿度も大変高く蒸し暑い1日でした。
エサ採りを終えた段階で既に汗だく状態で、ペットボトルのお茶を1本飲み干すレベル。
水温は(早朝にもかかわらず)渓流釣りの限界ともいえる20度で、遡行するのも中々に一苦労です。
最初のポイントでは細目に水分を摂りつつ、実績場の段々瀬で流れを読み切り、

こちらの27.3cmをゲット!
これだけで十分に満足できるサイズです。
その後、ダム上へと車を走らせて入渓したのですが・・・これが悪夢の始まりでした。
車を停めて川へと降り、そこからしばし釣り上がっていくのですが、ダム上は比較的谷が深い場所が多く、一度入渓するとしばらく地上に戻り辛い地形をしています。
それを理解していたので、塩分タブレットや水分をしっかり持参し、細目に補給していた・・・
つもりでした。
釣りに夢中になるあまり、かなりの距離を遡行していたことに気付かなかった私。
楽に退渓出来そうな場所を探したのですが見つからず、結果的に比較的距離が短そうではあるもののかなりの急斜面を登る羽目になりました。
後になって気づいたのですが、以前はまだそれなりに登りやすかった斜面が一部崩れていたせいで気付かず、ちょっとしたクライミング(ボルダリング?)みたいな状態の場所を登る選択をしていたのです。
登り始めてしばらくしてから「これは登る場所を間違えたな」と感じたものの、背の高い草むらに入るとダニやヒルの危険があるのも事実。
ルートを変えることなく、時に木にしがみつきながらも必死に登り切った後、脈拍は180近くまで跳ね上がっていました。
ここで水分を摂ればよかったのですが、一度休憩するともう動けなくなりそうな予感がしたので、そのまま車まで戻るべく、日光が照り付けるアスファルトの道をゆっくりと歩いていきました。
この時の気温は31度だったので、「それほど高くないから大丈夫かな」という油断もあったかもしれません。
しかし現実は、着用していたウェーダー内にチャポチャポと汗が溜まるレベル。
さらに不運だったのは、車まで700mくらいだろうと思っていたのですが・・・実際の距離を帰宅後に測定してみると、なんと1キロ以上あったのです。
極めつけは、斜面を登ってから車へと到着、着替えを終えるまで、水分を摂っていなかったことに気が付かなかったのです!!
車に座って休憩をしつつ、喉の渇きに任せてガブガブと水分を一度に(大量に)摂ってしまい、さらに眠気を覚ますために運転中にアイスコーヒーまで飲んでしまう始末。
結果、山崎にあるAコープで買い物する際に二度トイレに行くという、「水分が吸収されずに出ていく状態」を作ってしまいました。
帰宅直後からひどい頭痛状態だったのですが、なんとか釣具を片付けて魚を捌いた後、夕方から仕事に行く嫁さんを送り出し、息子との夕飯を作るべく台所に立ったのですが・・・そう、
台所って暑いんですよね。(゜Д゜:)
この日のメニューは息子の大好物、圧力鍋を使った特性牛すじカレー。
火力調整のためにずっと台所にいた事も拍車をかける事態となり(水分はゆっくり摂取)、かつその後息子と一緒に風呂に入り、心配してくれる息子をなんとか納得させ、寝かしつけないといけないのも本当に大変でした・・・。
息子が寝た後もゲロゲロ吐き続け、嫁さんが帰宅した際には洗面所で一人倒れている状態だったので、ビックリさせてしまったのは申し訳なかったなぁ・・・。(苦笑)
ここからしばらくは熱中症がクセになってしまったようで、少し外で動くだけで頭痛が来てしまい、7月末~8月は中々に大変でした・・・。
皆様も熱中症には気を付けましょう・・・!
シーズン最終釣行、9月17日
9月は台風ラッシュ。
直接的な被害は一切ありませんでしたが、沖合に台風や熱帯低気圧が留まった影響で、秋雨前線が活発化。
前半は大半が雨だったように感じます。
結果、引原川の水位は大幅に上昇しては引き水となる・・・といった状況を繰り返していたので、水が引いたタイミングで良型が出そうな雰囲気でした。
実際に9月10日の釣行で25cmクラスを含む17匹の数釣りを楽しみ、17日にはシーズン最終釣行へ。
この日も水位が+25cm程度とかなり高い状態だったので、攻められる場所こそ限られていましたが・・・

実績場の水流が大変強かったため、そのすぐ下にある深瀬に良型が潜んでいると読み、キジを流し込んで27.4cmをゲット!
さらに、「遡上途中の良型が休憩する場所」に狙いを定め、落ち込みからの流れ同士がぶつかってできる小さなヨレ(の前にあるウケ)をピンポイントで攻めることで、

こちらの27.8cmを仕留めることに成功!
揖保川流域では27cm以上を釣るのが大変難しいわけですが、1日でこのサイズが2本釣れた事は今まで一度も無かっただけに、大変興奮したものです。
水量が多い分取り込みも大変スリリングではあったものの、想定の範囲内だったので(←後述します⑤)、実に楽しい釣行となりました。
Angler Ogi、こだわりの釣り方紹介
ではここから、前項で挙げた「後述します」の5つの釣り方についてフォーカスしていきます。
①ピンポイントへの流し方の工夫
通常渓流釣りでは、流れを見極めたうえで仕掛けを投入し、馴染ませてからエサ先行の形を取りつつ、自然に流していくナチュラルドリフトという手法を主に使います。
それ以外にも、川の流れを利用してラインテンションをかけながら流すドラグドリフトという物もあり、この釣り方については2024年にフォーカスしました。
ただ、これはあくまで「流し方」にフォーカスしているだけであり、流すルートについては言及していないのです。
通常、ピンポイントでココだ!と思った場所に仕掛けを通すには、流れの筋を読み切った上で1本のルートを見つけ出すしかない・・・
と、昨年までは思っていました。((((((゜∀゜;)
ですがオフシーズンに井上聡氏や千島克也氏の動画を見返していると、手練手管を駆使して同じ場所(ピンポイント)を執拗に攻めていたのです。
結果は勿論、良型がヒット。
これを「釣り番組だから、名手だから当然だ」と流していては、渓流釣りは上手くならないと私は感じています。
「ここにいるはずだ」と確信を持てる材料がそろったならば、流す方法やルートを工夫する事で、口を使わせることが絶対に可能なのです。
そのために行うのは、
- オモリサイズの変更(時に2個付け)
- 流す筋と深さを変更
- エサの種類/シルエット(大小)を変更
- 目印へのドラグの掛け方を変更
- 竿の動きを変更
この5点。
まずオモリサイズを変更すると、単純に流れる速さと深さが変わります。
オモリの個数を増やした場合は表面積が変わるため、同じ重さの1個付けと比較した場合、流れる速度が僅かにゆっくりになり、やや浅い所を漂う事になります。
さらに、エサの種類を変えるとどうなるか。
例えばいくらはガン玉のようなフォルムのため、早く沈む上に流れの影響は受けにくい餌。
それに対しヒラタは名前の通り平たく、軽くて沈みにくい上に流れの影響も強く受けます。
そして目印をわざと水没させることで流れの影響を受けやすくしたり、竿の角度を上流側に倒す事でより流れの影響をラインに与えることも可能なのです。
逆に下流側へずっと動かし続けていれば、文字通りのナチュラルドリフトも可能。
オモリ×餌×流れに対するアプローチ次第で、底流れの少し上にある速い流れを利用することが出来たり、餌が底から吹き上がったように見せる事すらも可能なのです!
アマゴの前方30cm四方に餌を流し込むイメージで釣るのが渓流餌釣りですが、その場所へ到達させる手法は、実に多種多様な方法があったわけですね・・・・!
ある時は、2Bオモリ×ヒラタで目印を水没させず、奥のヨレに馴染ませて引き寄せ、ナチュラルドリフトで通す。
またある時は、3Bオモリ×ヒラタで目印を水没させ、ちょっと遠めの流心へと落とし、巻き込まれながら底流れへ到達→竿を僅かに持ち上げて吹き上がりを演出。
またまたある時は、B+G1×ヒラタを使用し、奥のヨレに馴染ませて引き寄せ、流れ始めてからラインテンションを与えてドラグドリフト。
これだけでも、同じポイントに3通りの通し方が出来るようになります。
ここに複雑な川の流れを組み合わせると、「ここは絶対にいる」と確信をしたならば、試せる手札を全て試してみるべきではないでしょうか。
どのパターンで食ってくるかはその時のアマゴの気分次第なので、一発でアタリを引き当てることもあれば、15分粘ってようやくヒット、なんて事もあるのがたまらないんですよね・・・!
②ベタ底での流し方
渓流釣りでは基本的に「底流れ」を捉えるようにして流していくのが基本動作となります。
これはナチュラルドリフトの時であっても、ドラグドリフトの時であっても同じ。
勿論、活性が高い場合は中層や表層(時に水面)で食ってくることもあるので、渓流釣り=底流れという訳ではありません。
ですが、底流れを捉えることが出来れば、釣果にぐっと近付くのは間違いない事なのです。
では、いっそベタ底で流すとどうなるのか。
そもそも、底に岩がゴロゴロしている渓流釣りにおいて、ベタ底を流す方法はあるのか。
考え抜いた結果、オモリが底を転がる感触さえわかれば、海で根魚を釣る時の感覚で対処出来るのではという回答に行きつきました。
そのために必要なのは以下の5つの要素。
- 底の状況が判るほど感度の良い穂先
- 水深を正確に把握する事
- 目印の位置の工夫
- 確実に底に着くであろう、かなりのヘビーウェイトオモリ
- 底に沈まない軽めの餌
まず最初に、この釣りをやるには竿先の感度が良いことが絶対条件。
そういう意味では、2025年に交流した渓峰 尖
がこの条件を満たしてくれました。
この記事で紹介しているのですが、渓峰 尖
はハイレスポンスソリッド/カミソリトップという技術を採用しており、小さなアタリだけではなく底の状態もかなり的確に把握できます。
その上で、もはや欠かせないアイテムとなっている偏光サングラス
と経験により、水深をきっちりと把握。
そして目印の位置は、一番下の目印が水面から+20~30cm上に来るようにし、そこから20~25cm刻みで配置。
後は確実に底に着くであろう、かなり大きめのオモリを餌の25cm~30cm程上にセットして、針にはこの状態でも流れに引っ張られるような軽い餌(主にヒラタ)をチョイス。
仕掛け投入後はしっかりと底を取りつつ、目印からオモリまでの水中糸に流れを当てるようにし、随時オモリが底を叩く感触を感じながら、流速に合わせて竿を下流側へと動かします。
こうすると、オモリは常に底にある状態で、餌はその僅か先を漂うような状態になるのです。
ここから目印を1~2つ水没させれば、目印が水圧を受けることにより仕掛けの流れが乱れて餌が吹き上がるようになるので、この方法との併用がベスト。
この釣り方は2023年に発見し、現在行っているベタ底狙いはこの釣り方の応用になります。↓
当時は完璧なベタ底を流すと根掛かりが頻発していたのですが、今年はこの釣り方で根掛かりした回数はほんの僅か。
特定のポイントで、岩と岩の絞り込みを探る時のみでした。
そもそも個体数が多くない上、低水温で活性が低いアマゴはベッタリ底に貼り付いてることが多いようで、今シーズンはこの釣り方に随分と助けられました。
③渓流師としての経験とカン
私は2021年ごろから、毎年20回程度の渓流釣行を重ねてきました。
揖保川流域へのトータルの釣行回数はそろそろ150回を超えるか超えないか、というラインになるのですが、これだけ通うと、よく行く場所の地形・流れは手に取るように判るようになってきます。
2021年の纏め記事を確認してみると、この頃からは比べるにべもないほど釣果がアップしている訳ですが、そういう意味でも、纏め記事を残しておいて良かったと感じます。
失敗した際は同じ失敗を二度繰り返さないように研究すること。
上手くいった時は、その条件を事細かに記憶・記録し、似た条件の時に同じ釣り方を試してみること。
好条件が整っているのに釣れないときは、新しい別の釣り方を試してみること。
これらを積極的に行っていった結果、初手でダメであっても、間髪入れずに行う次策が功を奏すことが増えたのです。
また、ポイントの選定も非常に重要なポイント。
釣れた場所と近い条件の場所を、別のエリアで見つけることが非常に重要となります。
良型の渓魚が居着くポイントというのがどの河川にもあるのですが、こういった場所は毎年好ポイントになりやすく、足繁く通うだけで何度も良型を仕留めることが出来たりします。
そして似た条件の場所を見つけることが出来れば、釣果は約束されたようなもの。
事実、5月~6月にかけての釣行で、同じ区画で何度も25cm~27cmクラスが釣れていたり、この後に登場する私のサイズランキング上位3匹の個体は同じ淵で釣れているのが何よりの証拠です。
ただし、川の状況というのは天候と隣り合わせ。
増水後に川に行くと大岩の位置が変わって流れが変化していたり、いつもの好ポイントが増水により釣りにならない事もままあります。
こういった時は、そのすぐ周辺に別の好ポイントが出来上がっていることが多いので、じっくり川を観察していれば、「増水時はココ、渇水時はココに着くな」というのが判るようになってきます。

それに加え、何故かはわからないのですが、川を一目見た時に
「今日、このポイントはデカイのがいるな」
「今日はココは多分だめだな」
というのが、今シーズンからハッキリと判るようになりました。
それは水位や濁りの状況ではなく、川相というか表情というか・・・なんとも言葉にはし辛いのですが、釣れる際は「あ、いる」と直感で感じるようになったのです。
こういった場合は、しばらくやって釣れなくてもネチッこく粘ってみたり、良型をバラした後であっても再チャレンジするなどしてみたところ、登場したのが自己記録の32・3cmです。

逆に、どれだけ見た目的に好条件がそろっていても、「今日ココにはいないな」という場所ではチビのみ。
この説を検証するために「いない」と感じながらもアレコレ粘ってみたりもしましたが、やはり良型は出なかったのです。
今シーズンのその確率、
なんと100%。
このカンというのは通い続けるだけでなく、ひたすら注意深く川を観察する事で磨かれていくような気がしています。
河原に降り立てば、仕掛けを作る・竿を振るよりも先に、じっくりと川を観察してイメージをしてから釣り始めることをオススメします!
④餌をゆっくり見せる為の工夫
この技術を磨くきっかけとなったのは、井上聡氏が動画内でよく仰っている、
「反応が無い時は餌を見せる時間を出来るだけ長く取る、想定場所よりも早い段階から見せるイメージ」
という言葉。
底流れに乗せて流すと表層よりはゆっくりと流るものの、それ以上にゆっくり流す方法はあるのか。
ヒットする(アマゴが定位している)と想定した場所に餌が来るよりも、早い段階から餌を見せるという事ははたして可能なのか。
私はこのように考えた結果、
- 投入する場所を変えれば、早めに見せることが出来る?
- オモリを重くしつつ、ロッド操作を加えればゆっくり流れる?
- 流す筋を変えて、流れに巻き込まれている時間が長い筋を選べばよい?
これらの仮説を立てて検証してみました。
まず投入する場所についてですが、これまでは狙いたい場所・そこへ流れ込む筋を見極め、その場所にとって最短距離にあるヨレで仕掛けを馴染ませて引き込んでいました。
これを見直し、段々瀬であれば一段上の瀬で馴染ませてから、落ち込みを通過して狙いたい場所へ流れ込むようにしてみたのです。
この釣り方でヒットさせたのが、

この27cmでした。
重要だったのは、一段上の瀬から狙いの場所まではかなりの距離があるので、落ち込みを含めたかなりの距離の流れを読み切ること。
上の瀬、下の瀬だけでなく、落ち込みへと流れ込んだ後の吹き上がりまで計算しないといけないので、昨年までの自分であればおそらく無理であっただろうと思えます。
というか、前週にこの釣り方を同じ場所で試して特大がヒットしたものの、準備不足でラインブレイクを喰らっていたので、マスターしたのはこの時が初めてかもしれません。
そして、オモリを重くしてロッドワークを加える方法と、流れに巻き込まれる時間を長くする方法。
オモリを重くすると強い流れにもある程度対抗できるようになるので、結果として強烈に巻き込むような場所でも対処がしやすくなります。
この方法で仕留めたのが、

こちらの27.7cm。
釣り方はかなり細かいので、こちらの記事に当時の様子を詳しく記載しています。↓
取り込みに大変苦労した1匹のため、事項の「取り込み方と場所の想定」を見直すきっかけにもなりました。
⑤取り込み方と場所の想定
私は以前から「取り込み動作」が課題の一つでした。
というのも基本的に、「竿抜けになりそうな場所をピンポイントで釣っていく」釣りを得意としているため、必然的に動きが取り辛い場所を狙う事が多いのです。
頭上に木があったり、立ち位置がやや不安定であったり、(明らかに)魚の方が有利な場所であったり。
こういった場所は仕掛けを通すのも一苦労なのですが、だからこそ良型が潜んでいる可能性が高いのです。
結果、掛ける所まではいいものの、その後の取り込みが非常に大変であるという大きなデメリットとの戦いになります。
様々な方法を試してきましたが、効果があったのは以下の方法。
どれも「事前準備と想定」となります。
- 仕掛けを予め竿より20cm~30cm程度短くしておく
- 3WAYズームを活用して一段階短くしておく
- ヒットする場所を予測しておき、アワセを入れる角度を決めておく
- 魚が走るであろう方向を予測しておき、竿を倒す角度と深さを決めておく
- 流れを読んで、取り込む場所とそこに至るルートを決めておく
まず①ですが、25cmを超す良型を流心で掛けると、竿が根元からひん曲がるため、足元に寄せた際に仕掛けが長いとタモが届きません。
そのため、足場が悪くズリ寄せが不可能な場所の場合は、流す前に仕掛けを短くしておくことが非常に重要だと考えます。
もしくは、②3WAYズームを一段階短くした状態で仕掛けを組み、ヒットした後に竿を伸ばすようにすれば、①と同じ条件に。
今年はこの方法で取り込めた良型が数多くいました。
これまでは「少しでも仕掛けを長くして、遠くの場所まで攻めたい」と考えていましたが、立ち位置とキャスト方法、オモリの付け方を工夫すれば、ワンランク短い竿でも案外届くんですよね・・・。
そして③の「ヒット場所の想定、アワセを入れる角度を決めておく」。
これは何度も通い続けた結果、季節による頭上の木の生い茂り方や流れの具合が判るようになったので、「この場所で掛けてこの角度でアワセれば確実にフッキングする」というのも判断できるようになりました。
魚が食ってくる条件や居着く条件というのも理解しておけば、ヒット場所を想定する事はそれほど難しい事ではありません。
少々難しいのは④で、想定する「魚が走る方向」が一方向では痛い目に遭います。
そのため、「下流側に走るならこちら、上流側なら~、対岸側なら~、手前側なら~、あの岩に向かうなら~」と、想定できる状況全てを考え、それら全てに対して答えを持っておくと強い、という考えに至りました。
今シーズン唯一、

この27.7cmだけが「瀬を登った後にこちらに向かってきて体に巻き付く」という完全に予想外の動きをした結果、取り込みにとんでもなく苦戦しましたが、それ以外はある程度対応できたと自負しています。
最後の⑤は、すぐにでも出来る実践テクニック。
掛けた後、釣り人であればすぐに取り込みたくなるものですが、ここをぐっと我慢。
アワセがバッチリ決まっていればそうそう簡単に外れることはないはずなので、アマゴが暴れている時は何もしないというのが最も重要になります。
場合によっては瀬を一段落とし、下の段で取り込んでみたり、わざと下流側へと走らせることで足場の良い場所へ誘導し、開けた場所で落ち着いて取り込むというのも一つの手。
糸フケが出たり、流れ込みに巻き込まれてラインブレイクする可能性も考慮したロッドワークが重要になりますが、常に魚に合わせて動けば問題ないのです。
後は頭上の木や障害物を予め脳内にインプットしておき、魚を掛けた後はそれらを避けながら想定した場所まで誘導してやれば、無時に取り込むことが出来ます。
難所だからこそ竿抜けとなり、大型がいるのは間違いありません。
安全に最大限気を配りながら難所にトライする事で、釣果は飛躍的に伸びると思われます。
現在のサイズランキング
ではここで、私のこれまでのアマゴの記録(長寸)を記そうと思います。
私は27cm以上を特大サイズとしており、水量/濁り具合・使用餌・時期・釣れた場所など、ここから紐解ける情報はかなり多いはず。
皆様の釣行の参考に、そして自身の記録の為に、これまでに釣った27cm以上の記録を書いていきます。
第一位:32.3cm(2026年7月1日)

- 天候:曇りでやや涼しい
- 水温:17度
- 水位と濁り:+15cmのささ濁り
- ヒットした場所:淵の底流れ
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:ヒラタ
- 特記事項:良型をバラした直後にヒット
第二位:29.2cm(2024年4月25日)

- 天候:晴れで快適
- 水温:13~14度(推定)
- 水位と濁り:+10cmの薄濁り
- ヒットした場所:淵のカケアガリ手前
- 水中糸&針:0.3号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:ヒラタ
- 特記事項:28.8cm(前週)と全く同じシチュエーションでヒット
第三位:28.8cm(2024年4月18日)

- 天候:曇りで快適
- 水温:13度(推定)
- 水位と濁り:-10cmで薄濁り
- ヒットした場所:淵のカケアガリ手前
- 水中糸&針:0.3号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:ヒラタ
- 特記事項:ウケ状になったカケアガリでヒット
第四位:28.3cm(2024年6月26日)

- 天候:曇りで蒸し暑い
- 水温:18度(推定)
- 水位と濁り:+15cmで濁りあり
- ヒットした場所:瀞のような淵のカケアガリ
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ6号
- 使用餌:クロカワムシ
- 特記事項:流心~カケアガリの底流れに乗せ大岩前でヒット
第五位:27.8cm(2026年9月17日)

- 天候:曇り後晴れで涼しい(早朝18度前後)
- 水温:18度
- 水位と濁り:+25cmで強い濁り
- ヒットした場所:落ち込みの流れがぶつかるヨレ(ウケ)
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ6号
- 使用餌:キジ
- 特記事項:普段立ち込む場所が増水で好ポイントとなっていた
第六位:27.7cm(2026年5月13日)

- 天候:晴れ(日中のため暑かった)
- 水温:16度(推定)
- 水位と濁り:-10cmで濁り無し
- ヒットした場所:大きな流れ込み内のウケ
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:ヒラタ
- 特記事項:大きめのオモリでゆっくりと流してヒット
第七位:27.7cm(同サイズ)(2024年6月26日)

- 天候:曇りで蒸し暑い
- 水温:18度(推定)
- 水位と濁り:+25cmで強めの濁り
- ヒットした場所:深瀬にある岩の絞り込み
- 使用ハリス&針サイズ:フロロ0.4号、忍ヤマメ6号
- 使用餌:ヒラタ
- 特記事項:絞り込みへと誘導し、手前側の岩裾でヒット
第八位:27.5cm(2020年4月27日)

- 天候:晴れ・早朝8度、日中肌寒い
- 水温:10度(推定)
- 水位と濁り:平水で濁り無し
- ヒットした場所:支流源流部の大きめの流れ込みにあるウケ
- 水中糸&針:0.25号、カッパ極4号
- 使用餌:キンパク(大)
- 特記事項:支流での最高サイズ、およそ4年間自己記録。3000円程度の安物竿で釣った
第九位:27.4cm(2026年9月17日)

- 天候:曇りで涼しい
- 水温:18度
- 水位と濁り:+25cmで強い濁り
- ヒットした場所:段々瀬下の流れ込み
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ6号
- 使用餌:キジ
- 特記事項:岩に囲まれた流れ込み内のヨレにあるウケ(底)でヒット
第十位:27.3cm(2026年7月22日)

- 天候:晴れ、蒸し暑い(熱中症になった日)
- 水温:20度
- 水位と濁り:-10cmで濁り無し
- ヒットした場所:段々瀬の瀬落ち手前
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:ヒラタ(中)
- 特記事項:重めのオモリで小さめシルエットをじっくり見せることでヒット
第十一位:27cm(2026年5月19日)

- 天候:晴れ、暑い
- 水温:16度(推定)
- 水位と濁り:-25cmで濁り無し
- ヒットした場所:上段に瀬がある大きめの流れ込み
- 水中糸&針:0.4号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:ヒラタ
- 特記事項:エグレの白泡の中から姿を現した
第十二位:27cm(同サイズ)(2021年6月23日)

- 天候:晴れで暑い→帰宅時に雷を伴う豪雨
- 水温:17~18度(推定)
- 水位と濁り:+25mで強い濁り(ダム放水中)
- ヒットした場所:深瀬にある大きな岩の前(ウケ)
- 水中糸&針:0.3号、忍ヤマメ6号
- 使用餌:ブドウムシ
- 特記事項:本流デビュー戦、最初に訪れた場所のウケでヒット
第十三位:27cm(同サイズ)(2022年8月24日)

- 天候:晴れのち曇りで暑い(日中釣行)
- 水温:20度(推定)
- 水位と濁り:平水で薄っすら濁り
- ヒットした場所:淵のカケアガリ手前
- 水中糸&針:0.3号、忍ヤマメ5号
- 使用餌:キジ
- 特記事項:これまで釣っていた場所から立ち位置を変えた事により、この淵が一級ポイントとなった。
当時はまだ淵全体に水深があり、深場でヒット。
記録物は4月下旬、5月半ば、6月末~7月頭
こうして振り返ってみると、良型サイズが出るのはやはり4月下旬以降、もしくは梅雨時期の合間が多いように感じます。
良型サイズが連発するのはGW明け頃で、数釣りを楽しむなら「最盛期は5月」と言えそうですが、水位や濁り方次第では6月も良型が連発するので油断はできません。
ただ、渇水であっても入渓場所にさえ気を付ければ良型は出てくれますし、結局はあちこち色んなポイントを探って回り、目ぼしい場所をひたすら打ち続けるしかないようにも感じます。
条件が整っている場所は「着き場」と呼べる状態になるので、特大が釣れた場所は何度も通い続けると、良い事があるかもしれません!
27cmの壁が分厚い。
今回の記録をご覧いただくと、27cmオーバーは13匹。
そう、2013年から揖保川流域で渓流釣りを始めたにも関わらず、27cm以上はまだ13本だけなのです。
にもかかわらず、そのうちの6本が今シーズンの釣果であることを考えると、今年は過去最高の良型のアタリ年(ちょっと異常?)だったと言わざるを得ません。
これまでの私の渓流釣りキャリアを、改めて振り返ってみると・・・。
2014年まではお遊びみたいなもので、17cmくらいまでのアマゴ・イワナを釣って大喜びしていました。
当時よく通っていたのは伊沢川と染河内川&支流の中川。
この辺りの川は、近年は見る影もないほどヒドイ状況となっています。(苦笑)
昨年まではちょくちょく訪れていましたが、記事にするのもためらわれるほどの惨状でした。
やはりこのブログを立ち上げてから本格的に渓流釣りを始めたような物なので、きっちりしたキャリアとして考えると8年、釣行無しを差し引き足掛けで10年といった所でしょうか。
単純計算で150回程度は釣行している事になりますが、それで27cm以上は13本と考えると、このサイズの壁の分厚さがお判り頂けるかと思います。
海釣りで例えるなら、キスならヒジタタキ、メバルなら同サイズ(27cm)、タチウオならF5(メーター)、チヌなら年無し、瀬戸内のアオリイカなら1.5キロクラスに相当するかもしれません。

ちなみに私のそれぞれの自己記録は、キス25.7cm(小豆島・チョイ投げ)、メバル29.2cm(船サビキ)、タチウオ112cm(船テンヤ)、チヌ35cm(ブッコミ・一度も狙ったこと無し)、アオリイカ1.85㎏(神津島でエギング)です。メバル・タチウオ・アオリイカは専門に狙っていたので納得感があります。
これが26cmクラスとなると一気に数が増えますし、25cmまで入れるならその数はさらに膨れ上がります。
ぶっちゃけ25cmクラスは、最盛期であれば工夫・入渓場所次第で普通に釣れるのです・・・!
また、2020年4月に釣った27.5cmを除くと、23cm以上がコンスタントに釣れるようになったのは2022年以降なので、この辺りから私の腕は急激に上達したのかもしれません。
その遍歴は、私の過去の釣行記事をご覧いただければお判りいただけるかと思います。
2019年や2020年の釣行記は、今見ると思わず苦笑いしたくなるレベルですしね・・・!
良型が多い年と少ない年がある?
これは揖保川に通う方ならお判りかと思いますが、近年揖保川の魚影の濃さは結構な壊滅状態にあるかと思われます。
その理由は、成魚放流・稚魚放流が全く無く発眼卵放流のみで、ほぼ天然資源に頼らざるを得ない状況から察することが出来ます。
以前こちらの記事で考察を書きましたが、正直発眼卵放流はほぼ期待できない状態で、実際卵が放流されている支流では今シーズンほぼアマゴが釣れていません。
とはいえ、アマゴは2~3年程度生きる魚(飼育下では4年も)。
繁殖能力を持つサイズに育つまで1年以上かかるので、私は2~3年に一度、ハズレ年が来ると考えています。
それが丁度2025年で、多少数は出ても良型が釣れないという事態に陥りました。
遡ると2024年は絶好調で、2023年は良型が出ていません。
2022年はそこそこ好調だったように記憶しています。
今年、2026年は数が出ないものの、27cm以上6本を含む良型多数となりました。
何が言いたいかというと、
2027年の揖保川流域はハズレ年になるのではないか
という事。
アマゴは2~3年でサイクルを繰り返す魚であり、昔から大きなサイズになるアマゴは「巨大化する遺伝子」を持っていると言われています。
自然界では2年サイクルであると仮定するなら、2020、2022、2024、2026年が巨大化遺伝子を持った個体の表年。
逆に2021、2023、2025、2027年は裏年であると言えます。
遡ると2025年はどの場所でどんな釣り方をしても特大サイズが出なかったのに対し、2024年は4月にアッサリ29cmクラスが釣れた上に、2026年の釣れっぷりは言わずもがな。
2022年はかなりいい思いをしたものの、2023年はかなり苦戦した年。
2020年の解禁日には、特大アマゴがヒットして逃げられるという悲劇にも見舞われています。
これらを考えると正直なところ、2027年シーズンを迎えるのが楽しみでもあり、怖くもある状態です・・・!
揖保川漁協さんによる放流事業はほぼ期待できない状態になっているため、今シーズン楽しませてくれたうえでリリースした個体たちが、来シーズン以降成長してくれることを祈りたいものですね・・・。
揖保川流域のポイント
ブログに詳しいポイントを書くと当然の如く荒れてしまうため、私は基本的に、ポイントについては非公表としています。
入渓場所の選定というのは、渓流釣り師にとって腕の見せ所の一つ。
私は誰にも教えてもらう事無く、全てのポイントを自身で見つけ、釣り方や地形を把握してきました。
引原川本流は釣りが出来るポイントがそれほど多くなく、私自身が入渓場所として選ぶ場所は現在合計13カ所。
うち、今シーズンよく釣れた場所は・・・なんと僅か三カ所。
うち二か所にて、超一級ポイントと呼ぶべき釣果を得られたのは僥倖でした。
次いで、それなりに釣れた場所が三カ所。
ここはたまに良型が出たり、数が釣れたりといった様相でした。
残念だったのは、可もなく不可もなくという場所が三か所に、全く釣果を得られなかった実績場が実に四カ所もあったのです。
2025年まで絶好調だった場所で釣果を得られなかったのは大変な痛手でしたが、逆に今シーズンよく釣れるようになった場所もあったので、結局はシーズン開幕後に足で稼がないとどうにもならないのです。
今年イマイチだった場所を来年見限るのか、それとも再訪してチャレンジしてみるのか・・・今からじっくり考えておこうと思います。
2026年シーズンの纏め&2027年の目標
書いているうちに「あれもこれも」となり、気が付けば2万文字を優に超える長文記事となってしまいました。(^^;)
改めて振り返ると、4月以降は本当に素晴らしいシーズンになったと言えます。
何より、竿を一度も折ることなく、かつ大けがをすることなく、道具を紛失する事も無くシーズンを終えられたのです。
思い起こせば、これまでのシーズンでは何度も竿を折っていたので、それだけでも上手くなったなぁと実感できますね・・・。(苦笑)
長年の目標としていた、揖保川で尺アマゴを釣るという大目標も達成できましたし、これほど良いシーズンが次にやってくるのは果たして何年後なのか・・・。
先ほどの「2027年シーズンは裏年になるのではないか」という予測も踏まえて、来シーズンの目標はこちらに設定したいと思います。↓
- 尺アマゴをもう1本!
- シーズン中に28cm以上を3本
- 1回の釣行でバラシ・アワセミス無し、25cmクラスの良型中心に二桁
仮に裏年であるならば大変厳しい目標設定ですが、3つ目は裏年であってもテクニックを向上させれば十分に可能だと思われます。
やはり目標というのは可能かどうか微妙なライン、どちらかといえば難しいであろうという方がやる気が出ますので、あえて難し目にしておくと気合が入りますね!!
という事で、2026年シーズンの渓流釣りに関する記事は、これにて終結としたいと思います!
今シーズンもお付き合いくださり、ありがとうございました。m(_ _)m
来シーズンもご期待ください!!(^^)



















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