垂水漁港でアオリイカゲット・・・カワハギは??

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こんにちは、Angler Ogiです。

11月5日、垂水漁港へカワハギ・アオリイカを狙いに行きました。

カワハギは数そのものが少ないのか殆どアタリは無く、中々に厳しい状況。

また、アオリイカが釣れなかった場合はタチウオも併せて狙ってみようという算段でしたが、アオリイカよりもエサのアジが釣れに大苦戦。

それでもなんとか本命のアオリイカの顔は見られたので、詳しく書いていきます。

当日の潮汐/(垂水基準)・・・満潮・13:40/19:43、干潮・16:06/翌04:37、中潮

垂水漁港には14時頃到着

垂水漁港に到着したのは13時50分頃。

すでにあちこちに釣り人の姿が見られますが、やはり近隣にアジュール舞子という超人気スポットがあるため、かなりスペースが空いています。

とりあえず過去にカワハギやアオリイカの実績があるポイントに入り、早速準備開始。
日暮れまではカワハギを狙ってみる事にしました。

カワハギ狙いのタックル↓

  • 竿・・・テトラ竿1.1m
  • リール・・・シマノ・クラブデミ
  • ライン・・・PE0.8号
  • 市販の胴突き仕掛け+ナスオモリ4号
  • 餌・・・アオイソメ・アサリ剥き身

今回は自作仕掛けを作る時間が取れず、市販仕掛けの在庫を持参したほか、近隣のまるは釣り具(明石店)で市販仕掛けを買い足しました。

が、昨今のカワハギブームとでも呼ぶべきカワハギ人気の拡大により、カワハギのチョイ投げ仕掛けがゴッソリ在庫切れになっていた他、胴付き仕掛けも本当に残り少ない状況でした。

こういった事に備え、一部カワハギ仕掛けを通販で購入 しておくと安心です。

どの餌を使用するかや、食いの状況・釣り方によって、ハゲ針の胴突き仕掛け キツネ針の胴付き仕掛け 投げ用カワハギ仕掛け を用意しておくのがオススメです!

詳しいカワハギの釣り方はコチラ↓

とりあえず状況を探る為に超ショートハリスタイプのハゲ針胴突きをチョイスし、アオイソメを付けて投入すると・・・すぐさまエサ盗りのアタリが。

カワハギのカツカツカツッ!!という連続したアタリ方と違って、時折ガツッ・・ガツガツッ!!時折ブル!!と来るこの反応は、間違いなくベラ

念のため掛けてみると、予想通りベラ。
そしてこの後、怒涛のベララッシュに突入・・・。

時折非常に小さくカジカジカジカジ・・・と断続的に続くアタリが出ますが、こちらはフグ。
アタリの出方がエサ盗りによって違うので、慣れると簡単に見分けがつきます。

そして1時間ほどエサ盗りと格闘しつつ、ここまで本命のアタリは無し。
足元にカワハギの気配が感じられません。

仕方なくほんの少し前方に投げてみたところ、グイッ!!と引き込む判りやすいアタリが。

15時頃ヒット。

正体は18㎝程のガシラでした。
美味しい魚ですが、本命では無いため今回はリリースします。

ようやく本命登場も・・・。

あまりに反応に乏しいため、エギングロッドにチョイ投げカワハギ仕掛けをセットしてサビいてみますが、こちらは赤ベラ(キュウセン)のオンパレード!!

さらには15時20分頃、強烈なアタリが来たと思ったら、ものの数秒で幹糸(2号)から仕掛けを飛ばされてしまいました!!

沈み根でスレたのかと一瞬思ったのですが、よく考えるとこの場所はとあるモンスターがよく釣れる事で有名なポイント。

替えの仕掛けも無いため、チョイ投げは仕方なく諦めます。

15時半を過ぎた事、アサリをセットして探り歩いていた竿に、ようやく本命のカワハギらしきアタリが!

しかし、時折明らかにそうではないワイルド(?)な感じのアタリが混ざります。

なんとかして本命を掛けたかったものの、ワイルドなアタリで反射的にアワセを入れてしまいました!
すると、味わった事のある、中々に強烈な引き味!

正体はこちら、コブダイ(幼魚)。

そう、垂水はコブダイの数がかなり多い釣り場なので、先ほど仕掛けを飛ばしていったのは40㎝を超えるコブダイであると思われます。

この子は22㎝程だったので即座にリリース・・・したのですが、この後まさかのコブダイ(幼魚)2連発!!

今年はコブダイの数が多いのかな・・・なんて思いつつ全てリリース。

そして15時44分、ようやく本命の小さなアタリを掛けたのですが、

誤ってフラッシュを炊いてしまった。(苦笑)

10㎝程のミニカワハギ!!流石にこちらはリリースです。

それでも本命がいる事が判ったので、めげずに探り続けていきますが、日が傾いてきてから明らかにベラのアタリが減りました。

これはチャンスと思い、付け餌を全てアサリに変えて探っていると・・・カカカッ!!という胡散臭いアタリが!

即座にアワセを入れますが、カワハギほど引きません。
上がってきたのは・・・

16時頃ヒット。

正体は22㎝のウマヅラハギでした。
今年はどこに行ってもウマヅラハギの顔をよく見る気がします。

一度バッカンに生かしておきつつ、嫁さんに「息子が煮つけを食べるかどうか」を訊いてもらったところ、本日はNO!というお返事が。

カワハギならキープですが、ウマヅラはそのままリリースすることにしました。(苦笑)

この後もしばらく狙い続けましたが、薄暗くなってくるとアタリはほぼゼロに。

キープできるカワハギはゼロのまま諦め、アオリイカの餌となるコアジ狙いに変更です。

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アジが釣れない。

16時半頃、ウキサビキ釣りを開始。
仕掛けは安心安定の蓄光スキン 、5号を使用します。

1日ダラダラとした印象の潮だったので、アジが回ってくるか不安でしたが・・・残念ながら予想的中。

ウキ下を変えたり、投点を変えたりしても、アジの反応はありません。

途中3枚ほど20㎝クラスのバリコが釣れましたが、昨年まではこの時期に(この場所で)バリコが釣れるなんて言う事はありませんでした。

以前と状況は変わっているんだなぁなんて思っていると、17時15分頃に待望のアジのアタリが!!

15㎝くらい。

なんとか1匹だけ確保したので、用意しておいたアオリイカ狙いのタックルにセットして流しておき、続けてサビキでアジを狙います。

が、なんと釣れたアジはこの1匹だけ

実はこの日18時半頃に場所移動することになるのですが、その際常夜灯の下でサビキをやってみたりもしたものの、本当にアジは釣れませんでした。

11月にもなるとコアジの確保が大変になってくるのは判っていましたが、「日没直後に回遊するだろう」と思っていた算段はもろくも崩れ去り、釣りプランは大きく変更になったのです。

1匹のコアジに1杯のアオリイカ!!

先ほど確保した1匹のコアジで釣らないとボーズという恐怖と戦いつつ(苦笑)、潮の流れ(この日は超緩やか)を見つつ流していきます。

アオリイカ狙いのタックル↓

  • 竿・・・シーバスロッド(シマノ: ディアルーナ S809LST)
  • リール・・・シマノ:ナスキー2500+PE1.2号+フロロカーボン4号5m
  • 仕掛け・・・電気ウキ3号+オモリ2号(ウキ下3ヒロ)
  • ハリス・・・フロロカーボン2号1ヒロ
  • 針・・・チヌ針3号(アジ鼻掛け)+イカ掛け針(いかつーるM)

アオリイカ狙いの詳しい仕掛け図はこちらに↓

周囲がほぼ真っ暗になってきた17時半を少し過ぎた頃から、潮が(緩やかではあるものの)沖へ出ていく方向へ流れ始めました。

アジは元気なので、時折ウキをポコポコしつつ沖の方へ流れていきます。

その様子をイスに座ってのんびり眺めていた18時前。

よく見ると、ウキが潮とは逆の方向に向かってきたのです。
しかも、時折勢いよくウキを沈ませながら

これは怪しいぞと立ち上がり、様子を見ていると・・・40m程沖を流していたはずの仕掛けは、気が付くと足元から15mほどの場所に。

明らかにアジが何かに終われている・・・そう思っていた矢先、ジワ~~~っとウキが沈み始めました!!

そしてそのまま浮いてくることなく、ある程度の深さでストップ。
間違いありません、これこそアオリイカのアタリです。

これを逃すと替えの餌は無いので、若干冷や汗をかきつつ1分近く待ってから、ゆっくり糸フケを取って竿で聞いてみると・・・ヌゥ~~~っとした重量感!!

思い切ってアワセを入れてみると、軽めながらもズシッ!!とした重量感が手もとに伝わってきました!!

引きを楽しみつつ水面まで浮かせると、正体はやはりアオリイカ・・・だったのですが、ヘッドライトで照らしてみたところ、針が触腕1本に掛かっているではありませんか!!

明らかに抜き上げが出来るサイズではありましたが、この1杯を逃すと目も当てられない為、慎重にタモで取り込みます。(苦笑)

18時10分頃ヒット。

なんとか無事に取り込みに成功したアオリイカは、胴長15㎝。
思っていたよりは少し大きかったものの、まだまだかわいいサイズです。

しかし、針を外そうと見てみると・・・既に外れていました。正に間一髪・・・。(〇Д〇;)

ありがたく頂くことにし、チョップで活け〆にしてクーラーへ。
勿論墨跡は海水をたっぷりかけて流しておきました。

Angler Ogi
Angler Ogi

イカを釣った後のイカ墨は、きちんと海水で流して綺麗にしておきましょう!!
漁業関係者の方とのトラブルを避けるためにも、大事です。

まだまだ釣れそうな雰囲気でしたが、エサのアジがいないのでどうにもなりません。

一応(先述したように)3か所でアジが釣れないか試してみたものの不発だったので、9月にタチウオがよく釣れたポイントへ行ってみる事にしました。

タチウオは一応いる・・・みたい。

移動してきた先では7~8人の方がウキ釣りと引き釣りでタチウオを狙っているようだったので、邪魔にならない位置へ陣取り、早速タチウオ釣り開始。

今回も9月の時と同じように、ウキ釣りと引き釣りで狙ってみます。

全くアタリが無いまま時間が過ぎていきますが、潮の関係で20時前~20時半頃が時合いになると踏んでいたので、気長に待ちます。

しかし!思っていたよりも早い19時20分頃、ウキがパタンと倒れた後に再び立ったため、仕掛けを回収してみると・・・

エサのイワシ(9月に釣ったやつ)が真っ二つに!!
サイズは小さそうですが、明らかにタチウオは回遊しています!!

が・・・この後は続かず、ここからさらに40分ほどアタリが無いまま経過。

そして本命の時間である20時を少し過ぎた頃、キビナゴをセットしていたウキがジワ~~~っと沈んでいきました!!

30秒ほど待ってから糸フケを取ってみると、ゴゴンッ!!ゴンッ!!というタチウオ特有のアタリが伝わってきます!!

思い切ってアワセを入れて・・・!!!

盛大に空振り。

どうも待ちすぎてしまったようで、綺麗にエサだけ盗られてしまいました・・・残念。

それでもめげずに打ち返し、ウキ釣りと引き釣りで探っていきますが、なんとこの日のアタリはこれだけ!!

21時前まで続けたものの全くアタリが無かったので(エサも無傷)、残念ながら納竿としました。

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垂水での釣行まとめ

結局この日キープ出来たのは、胴長15㎝のアオリイカ1杯のみ。

他、ウマヅラハギ・カワハギ・ガシラ1匹ずつ、コブダイ20㎝クラス3匹、ベラ多数という、なんとも不完全燃焼な形で終ってしまったのです。

昨年の同時期に比べて明らかにカワハギの数が少なく感じられ(姫路・垂水・淡路島など)、代わりにあちこちでウマヅラハギの顔を見かけるなど、今年カワハギはハズレ年の印象。

昨年がアタリ年だっただけに期待していたのですが、自然相手だとこんな感じですね・・・。

とはいえ9月に垂水で釣れていたタチウオが、ここ最近明石や二見あたりでも釣果が聞こえだしました。

この流れだと、昨年はからっきしダメだった姫路のタチウオも、今年は釣れる可能性が高い!と考えていますし、ぼちぼちヒイカもシーズンインとなるので、寒くなるこれからもまだ釣りシーズンは続きます。

防寒対策をしっかりして、秋の夜釣りに挑みましょう!!

昨年は淡路島もカワハギのアタリ年でした↓

アオリイカのウキ釣りはこちら↓

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