こんにちは、Angler Ogiです。
いよいよ2023年も年末を迎えたので、家族で嫁さんの実家がある奈良へと帰省。
親戚が集まる席で釣りたての魚を振舞うべく、アジが好調に釣れている和歌山・田ノ浦漁港へと釣行してみました。
結果、終始アジが入れ食いで、最高の釣行で2023年を締めくくることが出来ました!
詳しく書いていきます。
当日の潮汐(田ノ浦)・・・満潮・07:36/18:21、干潮・00:41/12:47、大潮、日出/7:04
早朝か夕方か。
事前の情報だと、「日没直後が良い」「晩の22時~1時ごろが良い」「真夜中がよく釣れた」「夜が明ける前が良い」といった情報が氾濫していて、判然としません。
ましてや田ノ浦に釣行するのは約4か月ぶりなので、どの時間に行くのがいいか非常に迷いました。
ただ、「夕マヅメ」や「朝マヅメ」というのはどんな時でも裏切らないですし、「日が出た後は雑賀崎の方がいい」という情報を見たので、年末という事を考慮し、交通量やアングラーの数が少ないであろう早朝に決定!
午前3時過ぎからバイパスを走り、5時過ぎに現地へと到着しました。
真っ暗でもアングラーの姿が。
駐車場(この時期は上限520円)にはまばらに車が止まっている状況だったので、出来るだけ釣り場に近い場所に駐車し、手早く身支度を整えてポイントへと向かうと・・・既に結構な数のアングラーがいます。
目的の白灯台周辺は既に内向き・外向きとも埋まっており、その少し手前の辺りが空いていたので、両隣の方に「お隣、失礼します」と声をかけてみると、「どうぞ、大丈夫です」とOKを頂きました。
気温も5度程度あり、思いのほか寒くないことに安堵しながら、手早くタックルを準備します。
- ロッド・・・ボート竿2.4m
- リール・・・ナスキー1000番+PE0.8号+フロロリーダー3号8m
- 仕掛け・・・ハヤブサ蓄光スキン5号+電気ウキ+金属カゴ
- 餌・・・アミエビ
今回はウキ下を深くとる必要があるかもしれないと考え、リーダーは長めの8m。
さらに、足元では釣れないと判断して、電気ウキをセットしておきます。
さらに、目的のタナに素早く到達するよう、アミカゴはプラカゴではなく金属タイプをセレクトしました。
使用するサビキは勿論、信頼と実績の蓄光スキン 。
これさえあれば他のサビキはいりません!(多分。)
先端付近では既にパラパラとアジが釣れているのが見えたので、焦らなくてもきっと回遊してくるはず・・・と思いながら、ウキ下は2ヒロ半に設定しておきました。
開始直後からバンバン当たる!
皆さんが釣っておられるライン(堤防からキャストする距離)はおよそ15m~20mほど。
このラインは撒き餌が効いているラインだと判断し、その辺りへと仕掛けをキャストして、竿を大きくしゃくります。
そして仕掛けが落ち着いた・・・と思ったら、なんといきなりウキが消し込むではありませんか!!
手早く仕掛けを回収すると、一番下の針に・・・
18cmほどのアジ!!いきなりボウズを逃れてホッと一安心です。
ただ、一番下の針についていた=ウキ下がまだ浅い可能性があるので、ウキ下を2ヒロ半から3ヒロへと変更しておきました。
するとここから怒涛の連発!!
周りの方がパラパラとしか釣れていないのをしり目に、一人入れ食いモードに突入します。
1投1匹ずつではありますが、開始僅か15分で二桁の10匹に到達!
真冬の夜であることを一瞬忘れてしまいます・・・。
アベレージサイズは15cm~18cmほどですが、
5:50にヒットしたこちらのアジは23cmありました!ちゃんと良型もいるようです。
しかし、良型は中々釣れず、ヒットするのは20cmに満たないサイズが殆ど。
それでも、
6時を過ぎたころからは大きな群れがやってきたのか、連で掛かる事もしばしば。
周りの方も、順調に数を伸ばしているようです。
15cm~20cmをちょっと超えるくらいのアジが混ざりながら、
開始してから約1時間後の6時17分には40匹に到達。
20匹毎にスカリへ移動するスタイルに切り替えます。
が、そこはやはり回遊魚。
6時20分を過ぎると急激に潮が緩み始めると、徐々にスローダウンし始めました。
まだ夜明け前の良い時間だというのに、早くも撤収する常連さんと思しき方々も。
どうやらこれで(私にとっての)第一のピークは終了のようです。
アタリが止まった時はこれだ!
6時30分を過ぎた頃に47匹目を釣ったら、完全にアタリがストップ。
そろそろ夜明けというタイミング、気が付くと周囲の釣り人は数えるほどになっています。
50匹を1つの目標としていた私としては、あとなんとか3匹釣りたいところ。
そこで、ウキ下を2.5ヒロへと変更し、キャストする場所を20mほどの距離から近投へ変更。
足元から5~10mほどのラインに、撒き餌を大量に撒いてみます。
するとやはり堤防の近くによって来ていたのか、アタリが復活!!
すぐに、先ほどまでよりも活発な入れ食い状態へと突入しました。
ふとここで、心の中で思いました。
いや夜が明けても普通に入れ食いやんけ。(゜Д゜;)
正直、時間帯はあまり関係ないのかも・・・?
遂に三桁到達!
目標だった50匹はアッサリ超えたので、こうなると後はいかに良型が釣れるか・・・といったところ。
残念ながら中々サイズは上がりませんが、
夜明け後の7時45分には3連で釣れたりと、食いが止む気配はありません。
時々ピタっとアタリが止まる瞬間がありましたが、そんな時はまたウキ下を3ヒロや3ヒロ半に変更することで、食いは継続。
さらに、投点をずらすのも有効だったようです。
そうこうしていると・・・
7時59分、開始から3時間を待たず、ついに釣果は100匹に到達。
さすがにこれ以上釣っても仕方ないので、サビキ釣りはストップすることにしました。
このまま続けて入れば、ずっと釣れ続いたのかもしれません・・・!
釣りながら小さなもの・痩せているものはリリースしていたのですが、既にスカリは満タン状態。
持ち帰りはMAX75匹と決めていたので、一部をノマセエサ用にバッカンに移動し、後は全て血抜きしてからクーラーへ。
時間的にもまだ余裕があったので、ここからはノマセ釣りに変更しようと、ウキ仕掛けとブッコミ仕掛けを放り込んでおきました。
お腹も空いてきたので、
一度ガスストーブ でお湯を沸かして、温かいラーメン&コーヒーを堪能。
すると食事中に、ブッコミ竿に付けていた鈴がリリリン!っと音を立てるではありませんか!!
これは!っと一瞬期待したのですが、ヒットした手応えは非常にショボイ感じ。
案の定、上がってきたのは・・・
40cmほどのエソでした。(苦笑)
この後は特にアタリも無かったので、9時半頃に納竿としました。
この日の釣行の纏め
最終釣果は、15cm~23cmのアジが100匹と、エソが1匹。
75匹を持ち帰り、25匹はご近所さんに配り、50匹は実家で刺身・アジフライに。
身内から大絶賛でした。
特にこちらの2匹は顔が小さくて背中がいかっており、最高の状態。
内臓脂肪もたっぷりです。
刺身を漬けにして漬け丼も頂いてみました。
身はプリップリで甘く、醤油を弾くほどの脂乗り!
最高の逸品になりました。
さて、これにて私の2023年釣行は終了となります。
メバルやアジ釣りから始まり、
3月~8月は渓流に通いつめ、
秋はカワハギ三昧&タチウオにキスにメバルと、実に楽しい1年となりました。
記録的な大物こそ釣れませんでしたが、どの釣りでも満遍なく釣果を得られ、ボーズなしの期間も丸4年(海では丸7年)まで伸びました。(笑)
さらに今年は2月からTSURINEWSでの執筆活動も開始し、アングラーとしての幅もより広がったように感じています。
2024年もよりアグレッシブに、様々な釣りを楽しんでいきたいと思いますので、当Angler’s Soundをよろしくお願いいたします!
皆様、良いお年をお迎えください!m(_ _)m
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