こんにちは、Angler Ogiです。
2021年シーズンも存分に楽しませてもらった揖保川のアマゴ釣りですが、9月1日から禁漁となる為、8月31日が最終日。
前回釣行はよく釣れたので〆としては良かったのですが、やはり最終日に行っておきたい!という事で、朝から揖保川支流へ。
結果的にはアマゴ釣りの難しさを痛感する1日となりました・・・。
今回の仕掛け↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.6m
- ライン・・・0.25号通し、2.6m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン3号~B2個付け
- 針・・・忍ヤマメ6号・ナノヤマメ5号
- エサ・・・ドバミミズ細目(キジ)・ブドウムシ(前回の残り)
現地到着は7時半過ぎ。無数の足跡が・・・
現地には7時半過ぎに到着。
今回使用する餌ですが、前回釣行時に、地堀りのドバミミズ(以下キジ)がよく釣れたので、前日の夕方に近所の山で70匹程確保。
さらに前回のブドウムシが10匹程余っていたので、今回はこの2種で釣っていく事にした・・・のですが、この期間は雨がほぼ降らなかったため、水量はかなり少なくなっています。
キジ=雨の後がテッパンのため、少々不安はぬぐい切れませんが、とりあえず前回釣行と同じ場所から入渓してみると・・・
凄い数の足跡が。(゜∀゜;)
流石に禁漁期直前。
前の土日で多くのアングラ―がやってきたのか、おびただしい数の足跡です。
基本的にはウエーダーの足跡ですが、中にはビーチサンダルのような足跡もあったため、川遊びの方も来ていたのかもしれません。
流石に釣り荒れているだろうなぁと思いつつ、前回と同じように仕掛けを流していきますが・・・やはり反応無し。
そもそも、前回水量が多かったために好ポイントとなっていた場所の水流が軒並み弱くなっており、ハヤやカワムツが目視できる状態になっているのです。
これはヤバいなと思いつつ、前回良型が出た場所をメインに、あちこち探り歩いていきますが・・・アマゴのアタリはまさかのゼロ。
入渓場所を間違えたかと焦りつつ、チャラ瀬尻でようやくアマゴらしき反応が!
10㎝弱のマメアマゴでした。(苦笑)
この後はカワムツ、ハヤ、ウグイ(地味にこの支流で初)といった餌盗り達があちこちから顔を出し、アマゴの気配を感じられません。
しばらく経ってようやくアマゴがヒットしたと思ったら、
やっぱり10センチ程度のマメアマゴです。
おかしい、流石にこんなはずではない・・・!と思いつつひたすら釣り上がっていきますが、出るはずの場所で悉く空振りをくらう有様。
たまにヒットするのはマメアマゴばかりという状況がひたすら続きます。
移動後に少しサイズアップ。
水量が減っている関係で、前回よりは移動しやすいのはありがたいのですが(今回は高巻きが一度も無かった)、さすがにこれだけ小型ばかりだと心がおれそうです。
しかし、次にアマゴ釣りができるのは2022年の解禁日である3月1日なので、なんとかこの環境を堪能すべく、出来る限りポジティブ思考で遡行。(苦笑)
しかし結局この区画では思うようなサイズが釣れないまま、脱渓ポイントに到着。
ここよりさらに下流に降りて再度釣り上がるか、上流に移動するか考え、シーズン初期によく釣っていた上流部へ移動することにしました。
移動中、あちこちに渓流師らしき車が停車しているのが見え、川にはちらほらとアングラーの姿が見えます。
シーズン初期はエサ師の方をよく見かけましたが、この日見かけたのは3名がルアーアングラー。
エサ師は1名だけでした。
とりあえずアングラーの方々からかなり上流に離れた場所に車を停め、入渓してみたものの・・・ここにもやはりあちこちに足跡があります。
気にしても仕方ないとはいえ、厳しいのではと思いながら大場所で仕掛けを流していき・・・やはり空振り。
遡行しつつ、竿抜けになりそうな小場所をメインに探ってみると、流れ込みの脇で目印がストップ!
ようやくアマゴらしいアマゴが釣れました!・・・16㎝程ですが。(苦笑)
そしてこの流れ込みの上で、
先ほどと同サイズを追加!・・・勿論共にリリース。
やはりポイント幅が2mもないような小場所は、それほど釣り荒れていないようです。
しかし、久しぶりにやってくる上流域は水深がかなり浅く、根掛かりやアワセミストラブルが続出。
特に竿を引っ張った時に仕掛けが勢いよく持ち上がり、オモリや目印がグチャグチャに・・・短時間で3つの仕掛けがダメになりました。
それでもめげずに遡行を続け、少し水深のある場所で・・・
15㎝程のアマゴがヒット。
そういえばこの日ポイント写真を撮っていなかったなぁと思い、スマホで撮影しようとしたところ、足元の岩が動いて後ろ向きに転倒。
どうやらその瞬間にシャッターを切っていたようで、見事に斜め向きの写真が完成していました。(苦笑)
この後しばらくはチビアマゴが数匹アタってきただけで、良いサイズのアマゴは釣れないまま、この区画の最終ポイントに到着。
目立つ場所から流していきますが、やはりヒットするのはチビアマゴばかり。
しかし、ふと思い立ってオモリをB2個付けにして一気に重くし、大きめのキジを付けて流れ込みの真下へ。
そのまま底の方でアタらないか待ってみると・・・目印が一気に動きました!
アワセを入れると、ゴンッ!という鈍い感触と同時に、強く頭を振る感触!!
明らかに良型と判る反応でしたが、なんとすぐにハリス切れ!!
25㎝は超えていそうな反応だっただけに、この1投は悔やまれます・・・。
しかし、なんとなくまだ釣れそうな気がしたので、同じ釣り方で周囲を探っていくと・・・目印がまた引き込まれました!
そこそこの引き味を感じつつ浮かせたのは、ようやくのキープサイズ!!
釣れた場所がかなり上流域だったせいか、随分スマートなアマゴでした。
これでサイズは20㎝あったのが驚きです。
やはり本流や、支流の下流部で釣れる個体は体高があったようですね・・・。
この場所のやや手前側のエグレでも、
14㎝程のアマゴがヒットしたのですが・・・まるでシーズン初期のように、サビたような体色をしていました。
結局このエリアでは7~8回のアタリが出ましたが、前回のような良いサイズのアマゴは釣れず。
エサも残りわずかだったので、帰りがけに反対側からしか狙えない深みで15㎝のアマゴを追加し、この日はこれで終了することにしました。
シーズン最終日の纏め
最終的なこの日の釣果は、20㎝までのアマゴが11匹。
なんとか二桁を超えることが出来ましたが、前回釣行が実質4時間程度で17匹だったのに対し、この日は6時間やって20㎝クラスが1匹と、かなり苦戦した印象です。
また、ようやく良型らしき反応が出た時にハリス切れをおこしてしまったというのは、明らかな準備不足。
やはりどの場所・どのタイミングで良型がヒットするか判らないというのも渓流釣りの魅力の一つなので、常に万全の準備を整えて置き、有事に備えておく大切さも実感しました。
しかし昨年までは、渇水期は全くと言っていいほど釣れず、釣れてもマメアマゴばかり。
渇水となりプレッシャーが高まっていた中でも二桁を超えたのは、多少なりとも自信になりました。
さて、17回釣行した2021年の揖保川のアマゴ釣りも、これにて終了となりました。
次回の記事では2021年の揖保川での渓流釣りを総括し、来年に活かせそうなことや反省点を洗い出し、より多くの釣果を得られるよう、自分なりに纏めてみようと思います。
そして釣行の方では、このところあちこちから釣果情報が聞こえだしたタチウオや、秋が深まればカワハギを狙うため、メインフィールドが川から海へと移行。
変わらず良い釣果を求め、頑張っていこうと思います!
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